メキシコシティーで２日過ごした後、銀細工と坂と白壁の建物で有名なタスコを訪問しました。<br />街の風景良し。ホテルの雰囲気良し。夢のようと云えば少し大げさかもしれませんが、とても感動する街並みを堪能しました。

我が愛しのメキシコよ！！(タスコ篇)

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2011/11/04 - 2011/11/05

4位(同エリア40件中)

#街歩き

エリア

タスコ(メキシコ)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

交通: 5.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

一人あたり費用: 15万円 - 20万円

交通手段: 高速・路線バス

航空会社: アメリカン航空 JAL

旅行の手配内容: 個別手配

タスコへは南バスターミナルから出発です。
入口を入り右に歩いてゆくとEstella de Oro社のカウンターがあります。
カウンターのお姉さんは親切。
バスの席は指定席制。パソコンの画面を見せて好きな席を指定出来ます。
この辺は日本も見習うべきかと思います。
運賃は１５９ペソでした。
バスはボルボ社製の新鋭バス。
席の間隔、横幅共に広く、乗り心地は最高。悔しいけれど日本のバスの負け。
高速道路を飛ばします。３時間かかるとの情報でしたが２時間３０分で到着しました。
バスターミナルから急な坂を登るとサンファン広場に出ます。
タスコの宿は、広場に隣接するホテルサンタプリスカ。
外観はホテルと言うよりお屋敷のようです。
１泊５００ペソでした。
こちらが室内。ホテルと言うよりお屋敷に泊めてもらっているような感じです。
トイレとシャワーのみのシンプルな造りですが清潔に保たれ、シャワーからは熱いお湯がふんだんに出ました。
窓を開けると小さなベランダが！
ベランダからはタスコの街が一望できます。
ホテルは中庭を挟んでぐるりと客室が囲むコロニアル調の造り。
色鮮やかな花が心をなごませます。
このような感じで部屋が並んでいます。
庭の一角にはコーヒーの実が！(赤黒いのが熟した実です。)
食べるとほのかに甘いんです。種の部分は色はクリーム色ですがコーヒー豆の形をしていました。
ホテルの屋上に登るとサンタプリスカ教区教会が望めます。
教会の内部です。
二百年以上前このような山の中にこのように豪華な教会を造るとは！
ボルダ氏が資金に糸目をかけず造っただけのことはあります。
ちゃんとパイプオルガンもあります。
教会の外壁の彫刻も見事です。
正面から一枚。
青い空に屹立した二つの塔、見事です。
教会を見学後市場をウロウロしていた服務員を呼び止めたおばさん。豪快に肉を切っています。
これがおばさんが作つたタコス。
大きめのトルティージヤに大量の肉と巨大なチレ(唐辛子の酸漬)。
これでお腹は一杯です。
市場の中の果物兼青果屋です。
季節が悪かったのか珍しい果物はありませんでした
こちらはボルダの旧宅。
部屋数は多いのですが、質素な造りでした。
公共財にはお金を出したけれど、私生活は意外に地味だつたのでしょうか。
坂の上の方に見えた白壁の教会を目指して登ります。
登ること１０分で到着です。
サンタ・マリア教会です。
サンタ・マリア教会からタスコの街の中心部を望みます。
だいぶ坂を登つたことが分かります。
それにしてもいい景色です。
街中は迷路のようになつていますが、サンタ・プリスカ教区教会が目印になって迷うことはありません。
再びサンタ・プリスカ教区教会に戻ると葬列に出会いました。
最初に棺と遺族、この後に知人等参列者が続くのですが最後に賑やかな曲を演奏する楽隊がいたのには驚きました。
いかにもラテンの人らしいお別れです。

人生の最後は辛気臭いより、賑やかに送られるのもいいかなと物思いに耽った服務員でした。
民家のベランダには花が飾られてとても素敵です。
壁面を削ってマリア様を祀る小さな祠がありました。
信仰と生活が密切に繋がつているのが伺えます。
イチオシ

夕方になり青かった空が群青に染まります。
オレンジ色の街灯とのコントラストが織り成す幻想的な一時、この時間も素晴らしかった。
夜の民家の入口。
いい味です。
夜になるとライトアップされます。
これも綺麗。
夕食を食べたタコス屋のおじさんは器用に肉を削りとっています。
タスコの街の夜明け。
遠くの谷底まで続く白壁の街を見ていると、アニメ「天空の城ラピタ」のオープニングで主人公のパズーがラッパを吹くシーンを思い出しました。
確かあのアニメ、始まりは銀鉱山が舞台だったような気が！
ひよっとしてタスコをイメージしていたのでしょうか？
ああ、来て良かったとしみじみ思った一時でした。
タスコの街、堪能しました。
名残惜しいのですがメキシコシティーに戻ります。
続きはメキシコシテイー篇その２をご覧ください。