2011/11/03 - 2011/11/06
754位(同エリア1289件中)
極楽人さん
北端の町『イア』から、サントリーニ島の中心都市『フィラ』に移動しました。ここへ2泊して、できれば島の南部にも足を伸ばしたいと考えました。フィラは島内交通網の基点でもあります。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イアから路線バスで20分、フィラの町に到着です。
イアと同じく、この町も険しい斜面に張り付いた白い家並みが。 -
眼下に海を望む、高台の尾根づたいに町が形成されています。
-
崖下を覗くと小さな港(旧港)から綴れ織りの急階段が続いていて、これもイアとそっくりです。島への主要な交通網は、今でも船のようです。
-
違っているのは、島の先端にイアの町が見えることです。
イアからは、フィラがよく見えました。 -
もうひとつ、視界の正面にこの火山島が見えること。
紀元前1500年に大噴火を起こして中央部を海に沈下させ、サントリーニ島を今の形に変えてしまいました。謎の大陸アトランティスはここだ、という説もあるようです。 -
噴火時の絵葉書を買いました。
噴火は最近でも続いていて、1956年にはフィラもイアも壊滅的な被害を受けたそうです。現在の町並みは、それ以降に建てられた新しいものです。
ここには今も、人は住んでいないようです。 -
町の規模はイアの3倍くらいあるのでしょうか。
観光中心なのは変わりありませんが、役所や銀行の出先、企業の営業所なども集まっていて、島内でのこの町の役割が垣間見えます。
都会風な分だけ猥雑さもあり、イアよりは生活の匂いが強いように感じました。 -
繁華街の入り組んだ路地はホテルやお土産やさんが軒を連ね、
-
賑やかな尾根づたいの一本道が、町外れまで続きます。
-
ふと路地を曲がるとかわいい教会などがあって、
-
どこからともなく鐘の音が響き渡ります。
イアでよく見かけた青い丸ドームは、何故かここではあまり見かけません。 -
宿は、バス・ステーションに近い繁華街の中心に決めました。
人通りの多い夏場なら少し騒がしそうですが、オフ・シーズンの今なら問題はないでしょう。
ホテルの屋上からは、こんな景色が見えます。 -
朝食付きで1泊25ユーロ。
ホテル相場は、イアよりもずっと安くなっています。 -
さて、さっそく町歩きです。
宿の横の坂を登りきって左(東)に曲がると、これは大聖堂。
ギリシャ正教の寺院です。 -
内部は見られません。
入口の上部に聖書の一場面が描かれています。 -
大聖堂の正面は展望台になっていて、
夏場は、夕暮れ時にお茶しながら夕陽を見る人で一杯になるそうです。 -
この人は、一日中海を見つめています。
-
そこから見えるのはこんな町、こんな海。
-
その先には人家もなく、意外に荒涼たる岩山が続いていました。
-
少し戻って、今度は宿から上がった道を右(西)に進みます。
こちらはかわいい町並みが。 -
カラフルな通りを登ってゆくと、
-
階段には海面からの段数が・・・
-
どうやら町の一番高いところに到着したようです。
ここにもお土産屋さん。
売っている物はどこも同じで、絵葉書、絵柄のカップ、キーホルダー等々。 -
Tシャツも定番アイテムですが、
図柄では写真のものが群を抜いていました。
Greek Crisis No Job,No Money,No Problem
危機など、笑い飛ばしてほしいものです。 -
その先に、高台に建つのはカトリックの教会。
サントリーニ島で最大とは言っても、フィラは小さい町なので知った顔ともよく出くわします。
空港からタクシーをシェアしたオーストラリア女性、マレーシアのちゃっかり新婚カップル、中国の呑ん兵衛団体。
皆、照れくさそうに挨拶してそれぞれの方向に別れます。 -
これは、港と町を繋ぐケーブルカーの駅です。
-
昼過ぎ、港に大型の豪華クルーズ船がやってきました。
-
すると、寝ていたケーブルカーが動き出し・・・
-
暇そうに草を噛んでいた馬やロバが仕事を始めることになります。
-
クルーズ船が湾の中央に碇を下ろすと、すかさず上陸用の艀(はしけ)が何艘か近づいてゆきます。
乗客が流れ込むと、町は俄かに活気づきます。 -
さて、フィラのハイライトもやはり夕陽です。
-
空が褐色に染まって、斜面の建物はみな影絵になります。
-
大聖堂前の展望台。
絶景のカフェには今日は人がいませんが・・・
夏と同じように、きれいな夕陽が沈んでゆきます。 -
シーズンが終わったあとのリゾートは却ってゴージャス・・・
と言ったのはユーミンでしたか。
ここから数枚は、そのゴージャスな夕暮れの推移です。 -
「・・・・・・」
-
「・・・・・・」
-
「・・・・・・」
-
「・・・・・・」
太陽が海に没した直後、空はいっそう赤みを帯びます。 -
「・・・・・・」
『残照』と言うのでしょうか。
日が沈んでもしばらくは赤みが残り、なかなか消えません。 -
すっかり暗くなった夜は、ホテル横のレストランでワインと料理に舌鼓。
宿のオーナーに「どこかいいレストランは?」と尋ねている最中にに、ちょうどレストランのマスターがやってきて話が決まりました。
特製魚スープとエビ料理で、またまた食べ過ぎ、呑みすぎててしましました。日本なら、鎌倉を乗り越して久里浜コースです。 -
翌朝、宿の朝食は中庭でいただきました。
宿泊したホテルにはラウンジがないので、ここがホール代わりです。
真冬は、どうするんでしょう? -
この日は島の南部に行きたいと、バスターミナルで時間を確認しました。
夏場ならたくさんツアーが出ていますが、この時期は自分で動くしかないようです。 -
発車まで30分ほど時間があるので、すぐ横のカフェでお茶します。
昨日飲んだ隣の店では1.5ユーロだったのに、なんとここは3.5ユーロ。 -
そのままでは口惜しいので、店員のキュートなお嬢さんを撮らせていただきました。
損した気分が消えました。 -
バスで向かったのは、『アクロティリの遺跡』です。
-
やはり紀元前1500年の噴火で消えてしまった先史時代の都市。
近年、とてもよい状態で発掘されたという事でした。
でも目下閉鎖中で、何も見えません。
閉鎖は知っていましたが、外からでも見えるかなと出かけてきました。
周囲は、特になんということのない海辺です。 -
帰りのバスまで2時間ありました。
ただ待つよりも、と見当をつけて歩き始めました。
旅は「歩き」が基本です。
観光地ではないサントリーニの風景に出会えます。 -
1時間ほど歩いて出会えたのは、この景色。
湾曲した島の先のほうに、フィラもイアも見えます。
やっぱり、歩いてみるものですね。 -
下を覗くと、小さなビーチに人影もチラホラ。
季節外れのゴージャスを楽しんでいるのでしょう。 -
眼を上げると、切り立った岩肌にしがみつく家々。
自然の物凄さとともに、この島の暮らしの厳しさをあらためて感じます。 -
3時間ほどブラブラして、最寄のバス停からフィラに帰りました。
来たときと同じ運転手さん・車掌さんで、親しそうにウインクしてくれました。
サントリーニ島での3泊目は、実は少々持て余し気味でした。
交通ストを考慮して日程に余裕を持たせたためですが、
これなら1日をデルフィの観光に当てても良かったかな、とも思いました。
ただ、夕陽は3日目がいちばん綺麗だったので微妙なところです。 -
フィラに戻った夕刻、また新しいクルーズ船がやってきました。
今夜も、町は大勢の客で賑わうことでしょう。 -
翌日10時半、宿のオーナーの運転で空港に向かいました。
自家用車はファンカーゴで、「日本製とドイツ製は信用できる」そうです。 -
12:15発のエーゲ航空で、アテネに帰ります。
サントリーニ島が見える左窓を押さえたかったのですが、席はあいにく右窓。 -
それでも、快晴の海にはいくつものきれいな島影が浮かんでいました。
-
ひとつ後方に流れ過ぎると、またひとつ。
正味30分のエーゲ海の“海洋ショー”は飽きることがありません。 -
13:00 定刻にアテネ空港へ到着して、サントリーニ島の旅は終わりました。
アテネからは、最後の訪問地『メテオラ』に向かいます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
57