![まだイギリスで行ったことがないところと言えば…北アイルランド!<br /><br />首都ベルファストと言えばテロのイメージがあるけど、現在は観光にも力を入れて、平和を保っている様子。<br /><br />せっかく北アイルランドに行くなら、世界遺産のジャイアンツ・コーズウェイや大西洋沿岸も訪れたいので、空港で車を借りて、ドライブの旅をすることに。<br /><br /><br />沿岸を訪れた日は、この季節ではめずらしい快晴で、すばらしい絶景の数々に感動!<br /><br />ベルファスト市街は、週末だというのに不気味なぐらいとっても静か。<br /><br />北アイルランドの地に足を踏み入れて、いろんな意味でイギリスという国の歴史の深さを感じる旅となりました。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/62/18/650x_10621814.jpg?updated_at=1321882650)
2011/11/12 - 2011/11/13
10位(同エリア94件中)
旅するきのこちゃんさん
- 旅するきのこちゃんさんTOP
- 旅行記103冊
- クチコミ42件
- Q&A回答3件
- 714,248アクセス
- フォロワー40人
まだイギリスで行ったことがないところと言えば…北アイルランド!
首都ベルファストと言えばテロのイメージがあるけど、現在は観光にも力を入れて、平和を保っている様子。
せっかく北アイルランドに行くなら、世界遺産のジャイアンツ・コーズウェイや大西洋沿岸も訪れたいので、空港で車を借りて、ドライブの旅をすることに。
沿岸を訪れた日は、この季節ではめずらしい快晴で、すばらしい絶景の数々に感動!
ベルファスト市街は、週末だというのに不気味なぐらいとっても静か。
北アイルランドの地に足を踏み入れて、いろんな意味でイギリスという国の歴史の深さを感じる旅となりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通手段
- レンタカー 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
4時半に起床して家を飛び出し、車をすっ飛ばしてルートン空港へ。
ロンドンから車で1時間。
”掘っ建て小屋”という言葉がぴったりの外観。
早朝でも、手荷物検査のエリアは大混雑。 -
旅するきのこ、初めてのイージージェット搭乗!
朝7時の便で、1時間15分かけてベルファストへ。 -
北アイルランドが見えてきた!そろそろ着陸。
初めてのイージージェットの空の旅は、至って快適。
シート間隔は確かに狭いけど、機体は新しいしシートもきれいだし。
でも3時間ぐらいまでが限界かな…。 -
この旅の足となってくれるのは、この車。
予約時間の30分前にカウンターに行ったら、予約した車はまだ貸せないと。
5ポンドのアップグレードをしたら貸し出せると言うので、即アップグレード。
FordがBMWになりました 笑 しかも無駄に大きい。 -
空港から北上すること約40分。
6角形の石柱群で知られる、ジャイアンツコーズウェイのインフォメーションに到着。
青い海が、180度以上見渡せる! -
1kmほどの急な坂を下って、ジャイアンツコーズウェイへ。
帰りに気付いたけど、インフォメーションの裏からコーズウェイ行きの無料バスが出ている。
ニョキニョキと生えた岩が見えてきた! -
ウイスキー樽のイメージのゴミ箱。
-
ほぉ〜、これが6角形の石柱群。
噴き出したマグマが急速に冷え固まったため、割れ目ができて、このような奇形となった。 -
この部分は、きれいな6角形。
よーく見ると、丸くなってしまっている岩も多い。 -
段々になった石柱群。
前日の雨で滑りやすくなっていて、すってんころりーーんと見事に転びました。
岩に登るときは慎重に! -
こんな巨大な石柱群も。
もっとも高い柱は12mもあるとか。 -
帰りも、きれいな海岸を横目にキツイ坂を徒歩で引き返すことに。
バスに抜かれまいと意地張って歩いたけど、まんまと抜かれた…
思っていたより、ちょっと地味な世界遺産という印象。 -
続いて、大西洋を臨むダンルース城へ。
-
この通り、見事なまでに荒廃した城。
16〜17世紀に、スコットランドの貴族の子孫にあたるマクドネル家が建設したもの。
外壁部分は、14世紀にまでさかのぼるとか。 -
今となっては想像もつかないけど…
火薬が使われなかった時代には、『進入不可能』と言われていた難攻不落の要塞だった。 -
美しい断崖に建てられているため、海からの浸食も受けている。
-
-
こんなに青くて美しい海を、この季節に、しかもこんな北の地で見られるとは!
-
クラン・マクドネルの故郷のラスリン島やスコットランドへすぐに逃げられるよう、ボートが隠してあった洞窟。
-
少し離れると、すばらしいお城の全景が。
-
小さな町、ブッシュミルの教会。
このあたりに、世界で最古のウイスキー工場、ブッシュミルズ蒸留所がある。
土日休みのようなので、見学は断念。 -
大西洋沿岸をドライブ。
White Park Bayという海岸。 -
まぁ〜、美しい海!
-
気温が10度以下でも、サーフィンに向かう人々。
-
Carrick-A-Redeの吊り橋に向かう途中、ビューポイントにて。
-
吊り橋があることで知られるCarrick-A-Redeにやって来ました。
350年以上前に、漁師さんがサーモン漁のベストスポットに近づくために渡した吊り橋なんだとか。
もちろん修復されてますが… -
駐車場から吊り橋まで、歩く歩く…
階段を上ったり下りたり、ゆっくり歩いて30分ぐらい。
気持ちのいい景色に救われたけど、雨の日は萎えてしまいそう。。 -
やっと、吊り橋が見えてきた!
高さ30メートル。
荒々しい岩肌が、恐怖心をかき立てます… -
いよいよ、渡るぞー!
-
橋の下はスケスケ♪
渡ることに集中しないと、滑りそうでコワイ。
後ろから容赦なく人が来て、橋は揺れ〜る揺れる。 -
ふぅ〜
たかが10mぐらいなのに、どっと疲れてしまった。 -
水がとってもきれい。
大きいサーモンらしき魚を発見。
今も昔も、サーモンが集まるスポットなのだなぁ… -
吊り橋を渡った先は特になにもないので、戻らないとどうしようもない。
またもや、橋の上のスリリングなひととき。 -
遠くから、吊り橋を眺める。
みんな吊り橋を渡りたくて、はるばるやって来たんだなぁ。
『橋』に人が集まる心理とは、なんなのだろう。 -
やっとありつけた食事。
なにしろこの沿岸は、食べられる場所があんまりなくて。
吊り橋の近くにあった、ナショナルトラストのカフェにてアイリッシュシチューを食べてみた。
ジャガイモがたっぷりの煮込みすぎた新米主婦のシチュー、のような味。
シチューよりも隣のアイリッシュ・ブレッドがおいしくてハマった。
パンとパウンドケーキの中間みたいで、素朴な麦の香りとほんのりとした甘さがおいしい! -
BallymoneyにあるDark Hedges。
その名の通り、暗くて魔女が出てきそうな垣根。 -
大西洋沿岸から南下して、ベルファストの街へ。
街では、この『B』のモチーフをよく見かけた。
ピアノの形みたいでかわいい。 -
今回の旅のお宿はヒルトン・ベルファスト。
ベルファストの中でも特に大きいホテル。 -
さすが、5つ☆のラグジュアリーホテル。
ロビーが広々、最新式のタッチパネル式インフォメーションもあった。 -
ベッドもふかふか、広々。
おかげさまで、夕食までぐっすり寝てしまった。早起きだったし。 -
18時、ホテルを出て夜のベルファストの街へ。
-
ホテルから徒歩10分で、シティ・ホールに到着。
街の中心、しかも土曜日なのに、とーっても静か。
何かの前触れか!?というくらい、不気味な静けさ。 -
-
1895年に建てられたオペラ・ハウス。
-
Crown Liquor Saloonという人気のパブ。
外観・内装ともにヴィクトリア朝の雰囲気。
ここだけは大混雑なので、人にまぎれてゴージャスなパブ内の見学をしてみた。 -
この日のディナーはサーモンの地中海風。
北アイルランドはイングランドと比べて食事がおいしいとどこかで聞いたけど、そんなことはなかったような…
付け合わせに出てきたアイリッシュ・ブレッドは、やっぱり大好きな味。 -
ヒルトンホテルの近くのWaterfront Hall。
このあたりは再開発され、モダンな建物が多い。
まだ夜9時前だというのに、街はしーーんと静か。
コンビニも閉まっていて、何も買えません。
今やすっかり中心地はピースフル、それどころか少しさみしい雰囲気すらします。
やんちゃだった歴史は、見る影もありません。
わたし達も、自然と早く眠りにつきました… -
翌朝、ゆっくりと朝食を食べて12時にチェックアウト。
街歩きのスタート。
Waterfront Hall前にあった羊と羊飼い(?)のオブジェ。 -
Queen's Bridgeで輪を掲げるクイーン。
-
St George's Marketというマーケットを発見。
人々が出入りしているので、わたし達も潜入してみることに。 -
歴史がありそうな雰囲気。
-
中は広ーいマーケットホール。
ジャズバンドを楽しみながら、みなさん思い思いにくつろいでいる様子。
手作りの雑貨からカレー屋さんまで、いろんなお店が並んでいる。 -
そんな中で…あ、見つけた!
前日からわたしがハマっているアイリッシュ・ブレッド。(写真左)
『Wheaten Bread』という名前で売られていた。麦たっぷりだもんな。
ハーフサイズで1ポンドだったので、即お買い上げ〜。
家でもあの味が楽しめるなんて、しあわせ。 -
続いて、ベルファスト市民の憩いの場、ボタニック・ガーデンへ。
-
ボタニック・ガーデン内にある、アルスター博物館。
北アイルランドの古代〜現代に至る歴史の展示があるとのこと。
ちなみにアルスターとは、北アイルランドのこと。 -
階段を登らずに、建物の上部までたどり着ける表参道ヒルズみたいな構造。
しっかり隅から隅まで見学できるような仕組み。
中はとっても新しい。 -
さっそく、北アイルランドの歴史を語る上で忘れてはならない『血の日曜日』に関する展示も。
2010年に、キャメロン首相が『イギリス兵士たちが警告なしに非武装の市民に向けて発砲した』と、政府として初めて謝罪を行った。
まだまだ議論は続いている、根深い歴史的事件。 -
1588年、イングランド海軍に敗北したスペインの『無敵艦隊』の大砲。
アイルランド周辺の海岸線に無知だったスペイン艦隊は、アイルランドで続々と難波して沈没したとか。 -
展示品の種類は、とにかく幅広い。
恐竜の骨、動物のはく製、アンモナイト、ミイラ、世界の民芸品からアートギャラリーまで。
展示品が充実していて、とっても訪れる価値のある博物館。 -
博物館近くにあった教会。
-
Queen's University。
QueenとかVictriaといった名前を見つけるたび、あぁ、イギリス領なんだなと思う。 -
とっても立派な建物で、細工も美しい。
-
ベルファストの街の中心に戻ってきました。
-
Castlecourt Shopping Centerの近くにあるカキがおいしいお店、『Mourne Seafood Bar』へ。
人気店の予感がしたので、ピークタイムをずらして15時半に訪問。 -
店内は地元の人で溢れかえり、カジュアルな雰囲気。
カキは小ぶりだったけど、濃厚クリーミーでグー!
レストランの名前がついたスタウトとの相性はバッチリ。
手早く食べたいものだけ食べられる、旅人にはありがたいお店。
※[Mourne Seafood Bar HP] http://www.mourneseafood.com/page/1/welcome-to-mourne-seafood/ -
レストランの近くにあった、St Mary's Chapel。
建物の内部が洞窟みたいになってておもしろい。 -
11月中旬ともなると、夕方16時ぐらいから暗くなってきます。
Castlecourt Shopping Centerの派手なイルミネーション。 -
ショッピングセンターの中は、すっかりクリスマスムード。
-
21時のフライトまで、時間を持て余してしまったので…
高速道路沿いでライトアップされていたお城に行ってみようということに。
坂をぐんぐんと上って、お城に近づきます。
坂の上からの、ベルファスト市街の夜景。 -
このお城、ベルファスト城でした。
警備員さんに「あと10分で閉めるよー」と言われたので、外観だけ。
とっても新しく見えたけど、ベースは12世紀に建てられたとか。
1870年代に再構築されたようだけど、それにしてはすごく新しそうなのはライトアップのせい!? -
少し余裕を持って、ベルファスト国際空港へ。
ここ、手荷物検査がすっごく厳しかった〜。
やはり、『ベルファスト』だからなのだろうか。
X線でひっかかった手荷物がずらーっと並べられ、それを係員がゆっくりとした手つきで丁寧に開けてチェック…
わたしたちの手荷物もひっかかってしまい、ずいぶんと待ちました。
なにも没収されずに済んだけど、手ぬかりなく準備しなきゃなぁと痛感。。 -
21時のフライトなのに、イージージェットにしては妙に早く45分前ぐらいに搭乗開始。
さぁ搭乗という時に、わたしの航空券が強い風に飛ばされてヒラヒラ〜
機内で航空券のチェックがあるというのにっ!
奮闘の末、空港スタッフが足で捕らえてくれて、ほっと安心。
イージージェットはボーディング・ブリッジがないので、気をつけなきゃいけませんね。
ちなみに窓から見てたら、他にもチケットが飛ばされてた人を発見!
飛行機は予定時刻の20分前に離陸したけど、みんな乗れたのかなぁ… -
無事にルートン空港に到着し、北アイルランドへの旅は終わり。
写真は、ベルファストのマーケットで買ったクリスマスリース。
さっそく帰ってから飾ってみました。
あるイギリス人は、「UKの人間は、その歴史のせいであまりベルファストを訪れようとは思わない」なんて言ってたけど、歴史を理解する意味でも、観光都市としても、訪れる価値がある街でした。
ちなみに、旅するきのこは1度日本に帰国するため、イギリスの旅はしばしお休み。
ビジタービザから解放されて、次の機会にはイギリス以外のヨーロッパの旅行記を書くぞー!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
73