２０１１年スイス（１４）　「クリスタル・ウェッグ」～走破ではないんですけどね

2011/08/06 - 2011/08/06

ゲルメルバーンを降りて、そこから歩き始めます。
クリスタル・ウェッグとタイトルに書きましたが、グリムゼル・ホスピスをスタートして、ハンデック・ホテルまで歩くのが、本来のコースです。我々は、まず、ゲルメルゼーをスタートして、上ってきた分を下り、その後クリスタル・ウェッグに合流します。

ゲルメルゼーは、人口湖。グリムゼルは、ほとんどが人口湖のようです。水力発電の倉庫ですね。特にゲルメルゼーは、ケーブルカーか足で登ってこない限り見ることができないので、人も少なく静かなところです。周りの景色も素晴らしく、今回は時間の関係もあって一部でしたが、ぜひ周遊コースを歩いてみたいと思います。

また、クリスタル・ウェッグにしても、次回は、ホスピスからの走破を果たしたいと思います。歩きやすいコースで、マウンテンバイクも走っていました。

エリア マイリンゲン(スイス)

• 旅行の満足度: 4.0

ゲルメルバーンを降りて少し歩くと、湖が見えてきます。
右手前に見える山が、ショーイブホーレン(Schoibhoren、2,685m)。奥には、ゲルメル氷河が見えます。

湖に近づいてきました。
ゲルメル氷河の周りは、ヒンテル・ゲルメルホーナー(Hintere Gelmerhoner、3,083m)。真ん中あたりの、ちょっと大きめの塊が一番高いところかな。
ちなみに、見えていませんが、我々が立っている左後ろに、ゲルメルホーナーがあります。

1周、1時間半ほどのコースです。ゆっくり歩いてみたい静かなコースです。
似たような写真が続きます。

ダムのあるあたり。左奥がグリムゼル峠方面。
少し雲が多くなりました。

アルプリシュトックに向かって歩きます。目の前に見える建物は、別にカフェとかではありません。宿泊施設というわけでもなさそうでしたが、トイレはあります。発電所関係の建物かな？

左奥に見えるちょっと高めの山が、ティエラルプリシュトック(Tieralplistock、3,384m)だと思います。

右に見えるポコッとしたところが、ユックリシュトック(Juchlistock、2,590m)。

ショーイブホーレン。

奥が、ヒエンデルテルチホルン。右に、雲からステインラウイホルンが。左手前にエールレンホーレン。

右にアルプリシュトック。左端が、ユックリシュトック。間にあるポッコリが、ブリュンベルク(Brunberg、2,967m)。

柵の向こう側に、グリムゼルゼーの手前の湖、レイテリックスボーデンゼーの湖面が望めます。

こちらが、レイテリックスボーデンゼー。やはり、人口湖です。

ステインラウイホルンは、まだ雲に隠れていますが、その右にリッツリホルンが見えます。ステインラウイホルンの前は、エールレン氷河。

ちょっと自信がないんですが、真ん中に見える氷河がアルプリ氷河で、その左がティエラルプリシュトック。その左にある氷河がディエッチテル氷河と、ディエッチテルホルン(Diechterhorn、3,384m)。もしかしたら、一番左がティエラルプリシュトックで、ディエッチテルホルンは見えていないかもしれません。

ダムから下界を見下ろしています。
少しだけ、グリムゼル峠とマイリンゲンを結ぶ道路が見えています。

んんん。大分、角度が変わってきましたが、やはりディエッチテルホルンは見えていないのかなぁ。左奥の高い山が、ティエラルプリシュトックだと思います。

ダムを渡って反対岸に来ました。
ここから、下り始めます。

下り中。
結構な崖で、あまり写真を撮る余裕がありませんでした。
でも、歩きやすいように、整備はしっかりされています。

先ほどは湖面が見えていたレイテリックスボーデンゼーは、ダムしか見えなくなりました。

ステインラウイホルンは、完全に雲の中。

ほぼ、下り切りました。

道路が見えてきました。
これから、道路を横切り、クリスタル・ウェッグに入ります。

向かう先は、切り立った山々の間。

クリスタル・ウェッグも、歩きやすくなっています。
見えているのは、さっきまで大きく見えていた、ショーイブホーレンかな。

グリムゼル峠から流れ出るアーレ川です。

キノコぉ。

丁度、真ん中に見える山が、ゲルメルバーンに乗っているとき、気になっていた山。ブレンツラウイシュトックあたりかグラウシュトックか…。
手前に道路が見えていますが、これは旧道だと思います。今は、もっと広い道路がありますので、こちらはハイカーや自転車などの専用でしょう。

何度か写っていますが、手前の岩山は、シュトック(Stock、1,727m)というやつだと思います。大きな塊で、少し威圧的な切り立った岩山です。

大分、雲が厚く下がってきました。

ここは、ゲルメルゼーから下りているとき、反対斜面に見えていた、大きな一枚岩の表面です。反対側からは、この岩でコースが途中寸断されているように見え、「あそこ歩けるの？」と心配だったのですが、危ないことはなく、岩の上を歩いて渡ったという感じです。反対方向から来た親子は、我々よりもっと斜面の上を通り過ぎて行きましたし。

…という間に、ハンデック・ホテルに到着。

こちらが、ハンデック・ホテル。小休憩をしましたが、感じの良いホテルです。

ゲルメルバーンを反対側から見ると、コースが良く見えます。さて、これから吊り橋に挑戦です。

スーステン峠に行く途中に、トリフト橋という超凄い吊り橋があり、実は今年の計画にも入っていました。あいにく天気の関係もあり断念しましたが、ここで小ぶりのつり橋に挑戦です。
トリフト橋は、次回ぜひ。
向こう岸が、ゲルメルバーンの乗り場です。

小ぶりとはいえ、恐る恐る渡る温泉スイス（ちょっと高所恐怖症）…。

帰りは、朝、ゲルメルバーンに行くために歩いた道路を帰ったのは、言うまでもない…。

この辺りの地図です。

キノコぉ！

マイリンゲンに帰る車窓から。
スーステン方面？グリムゼル方面？

こちらは、インナートキルヒェン側にあるアーレシュルフトの入口です。

さて、マイリンゲンからグリンデルワルトに向かいます。
当初は、バスでグローセシャイデック経由で行こうと思ったのですが、シュワルツワルトアルプから先、グリンデルワルトまでは追加料金がかかることもあり、たまにはブリエンツ湖を見ながら行こうと、電車でインターラーケン経由にしました。
こちらは、電車から見えた滝。ギースバッハの滝かな？

ブリエンツ湖からマイリンゲン方面。

マイリンゲンは、まだまだ、楽しめるところです。