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フランクフルトからルフトハンザ航空でバルセロナ空港に到着。到着し市内に向かいたいのだが、スペイン語が読めず自販機で切符が買えない。長い行列に並び窓口で切符を購入、サンツ駅で地下鉄に乗換えホテルの最寄りMundet駅に到着したが、方角がわからなくなってしまい道行く人に聞くが意外と英語が通じない。何度かのジェスチャーゲームを繰り返しホテルの場所が判明。宿泊はホテル アリマラ。閑静な住宅街に建つ、中級ホテル。設備は新しく、部屋は広くとても綺麗で合格点。この日はもう外に出掛けるのも面倒だったので、近くで済ます事にした。1人旅も慣れてくると周りの環境でスーパーマーケットの場所が大体わかるという独自の嗅覚が身に付く。この近辺のスーパーはマンション群の地下に隠れていたが、見事嗅ぎ当てた。スーパーと言っても当然日本の物とは違って惣菜のたぐいは売っていない。ビールに合って調理せずに食べられる物と言えばパン、ハム、ソーセージ、スナック菓子と言う事になる。今日はお腹に溜まる物が食べたかったのでソーセージとカールスバーグの6瓶パックを買って帰った。部屋でそれら食材を胃に流し込みながらテレビを見ていると、調度前日にサッカーのRCDエスパニョールに移籍のためバルセロナ入りした中村俊輔のニュースが流れていた。中村俊輔という日本人が今、同じバルセロナにいるという事実が私の旅の緊張感を少し和らげてくれた。まぁ、中村俊輔が助けてくれるわけもないのだが・・・<br />翌日から早速、観光へ出掛けた。先ずはこの旅のメイン、サグラダファミリアへと直行。地下鉄の、その名もサグラダファミリア駅を出ると、もう目の前に巨大な建造物が現れた。しばらくは入館せずにゆっくりと外から外観を眺め感動に浸る。しかし見事な建物だ!!入館してみると中は修復風景と博物館になっていて特に印象に残る物はなく、ちょっとがっかり・・・。サグラダファミリア見物も午前中で終わってしまいビールが飲みたくなったので、サグラダファミリアが見えるちょっとしたカフェに入った。本当はせっかくスペインに来たのだからパエリアが食べたかったのだが、値段と量の多さで諦めた。さて、メインは見てしまったし、これからどうするか・・・ガイドブックをパラパラ。バルセロナと言えば世界屈指の名門サッカークラブFCバルセロナ。よし!カンプノウに行ってみよう。カンプノウは地下鉄の駅からはちょっと離れているらしく、駅を降りても看板が見付らずキョロキョロしていると、日雇労働者らしきオッチャンが”カンプノウか?あっちだ!あっち!”と教えてくれた。カンプノウは一大テーマパークとなっており、シーズンオフの今もサッカー選手に憧れる少年少女達で一杯だった。エト―、メッシを筆頭にプジョル、シャビ、イニエスタetc・・・とりわけ街中にはメッシのユニホームが目立つ。カンプノウでもビールを1杯飲んでスタジアムには入ることなく終了。さて、次は・・・っとガイドブックをパラパラ。正直、サグラダファミリア以外は何も決めていなかったのだ。スペインと言えばフラメンコ。今日の今日で観れるのかはわからなかったが、時間は余っているのでトライする価値はある。ガイドブックに載っているランブラス通り沿いのお店でフラメンコは観れるかと尋ねると8時のショーは空いているとの事だった。38ユーロと安くはなかったが、今日はパエリアとスタジアム見学をケチったので奮発する事にした。初めて観る生のフラメンコは予想していたより遥かに迫力があった。何より驚いたのはギターのテクニック。今まで色んなバンドのライヴを観てきて耳が肥えている私でも、上手い!!と拍手する程の腕前だった。フラメンコのステージを堪能し、バルセロナの繁華街であるランブラス通りをブラブラ。大道芸人が沢山いて、パフォーマンスの質が高くとても面白い。その中でも一際客を集めていたパントマイムなのだが、お金を入れる人が若い女性だと表情が喜び、男性だとあからさまに微妙そうな表情をする。客いじりも見事なもので見ていて飽きることが無い。時間も10時を過ぎてそろそろ帰ろうと地下鉄の駅に向かうときだった。小さな鞄をたすき掛けでぶら下げていたのだが鞄が後ろに引っ張られる感覚が!!振り向くと3人の若者が鞄のチャックを開けようとしていた。鞄を手から振り払うが、3歩も歩かないうちにまた引っ張られる。鞄の中には水とティッシュしかは入っていなかったが、あまりにも堂々とバレても逃げるでもない態度に頭にきて”何も入ってねーよ!!”と日本語で怒鳴ってやった。だけど人生で初めてスリに遭遇して、本当はかなりドキドキで怖かったのだった。<br />翌日は一転、やる事が無くなってしまった。闘牛を観ようと闘牛場に向かうもその日は開催日ではなく、そこで見掛けたパエリアも散々悩んだ挙句ケチってしまい、結局一度ホテルに戻り近くのレストランで食べようとしたがメニューにパエリアは無く、スペイン語のメニューが読める訳もなく唯一読めたスパゲティを注文・・・その後また街へと戻り、サグラダファミリアのライトアップを見たかったのだが、ヨーロッパの夏は日が暮れるのが遅く10時過ぎまで粘ってもあまり暗くならず、昨日のスリの事もあったので引き揚げた。<br />本当はもっと見るべきものはあったのかもしれないが・・・結局、パエリアは食べれないままローマへと向かうのでした。

中村俊輔とニアミス

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2009/07/13 - 2009/07/16

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kimut

kimutさん

フランクフルトからルフトハンザ航空でバルセロナ空港に到着。到着し市内に向かいたいのだが、スペイン語が読めず自販機で切符が買えない。長い行列に並び窓口で切符を購入、サンツ駅で地下鉄に乗換えホテルの最寄りMundet駅に到着したが、方角がわからなくなってしまい道行く人に聞くが意外と英語が通じない。何度かのジェスチャーゲームを繰り返しホテルの場所が判明。宿泊はホテル アリマラ。閑静な住宅街に建つ、中級ホテル。設備は新しく、部屋は広くとても綺麗で合格点。この日はもう外に出掛けるのも面倒だったので、近くで済ます事にした。1人旅も慣れてくると周りの環境でスーパーマーケットの場所が大体わかるという独自の嗅覚が身に付く。この近辺のスーパーはマンション群の地下に隠れていたが、見事嗅ぎ当てた。スーパーと言っても当然日本の物とは違って惣菜のたぐいは売っていない。ビールに合って調理せずに食べられる物と言えばパン、ハム、ソーセージ、スナック菓子と言う事になる。今日はお腹に溜まる物が食べたかったのでソーセージとカールスバーグの6瓶パックを買って帰った。部屋でそれら食材を胃に流し込みながらテレビを見ていると、調度前日にサッカーのRCDエスパニョールに移籍のためバルセロナ入りした中村俊輔のニュースが流れていた。中村俊輔という日本人が今、同じバルセロナにいるという事実が私の旅の緊張感を少し和らげてくれた。まぁ、中村俊輔が助けてくれるわけもないのだが・・・
翌日から早速、観光へ出掛けた。先ずはこの旅のメイン、サグラダファミリアへと直行。地下鉄の、その名もサグラダファミリア駅を出ると、もう目の前に巨大な建造物が現れた。しばらくは入館せずにゆっくりと外から外観を眺め感動に浸る。しかし見事な建物だ!!入館してみると中は修復風景と博物館になっていて特に印象に残る物はなく、ちょっとがっかり・・・。サグラダファミリア見物も午前中で終わってしまいビールが飲みたくなったので、サグラダファミリアが見えるちょっとしたカフェに入った。本当はせっかくスペインに来たのだからパエリアが食べたかったのだが、値段と量の多さで諦めた。さて、メインは見てしまったし、これからどうするか・・・ガイドブックをパラパラ。バルセロナと言えば世界屈指の名門サッカークラブFCバルセロナ。よし!カンプノウに行ってみよう。カンプノウは地下鉄の駅からはちょっと離れているらしく、駅を降りても看板が見付らずキョロキョロしていると、日雇労働者らしきオッチャンが”カンプノウか?あっちだ!あっち!”と教えてくれた。カンプノウは一大テーマパークとなっており、シーズンオフの今もサッカー選手に憧れる少年少女達で一杯だった。エト―、メッシを筆頭にプジョル、シャビ、イニエスタetc・・・とりわけ街中にはメッシのユニホームが目立つ。カンプノウでもビールを1杯飲んでスタジアムには入ることなく終了。さて、次は・・・っとガイドブックをパラパラ。正直、サグラダファミリア以外は何も決めていなかったのだ。スペインと言えばフラメンコ。今日の今日で観れるのかはわからなかったが、時間は余っているのでトライする価値はある。ガイドブックに載っているランブラス通り沿いのお店でフラメンコは観れるかと尋ねると8時のショーは空いているとの事だった。38ユーロと安くはなかったが、今日はパエリアとスタジアム見学をケチったので奮発する事にした。初めて観る生のフラメンコは予想していたより遥かに迫力があった。何より驚いたのはギターのテクニック。今まで色んなバンドのライヴを観てきて耳が肥えている私でも、上手い!!と拍手する程の腕前だった。フラメンコのステージを堪能し、バルセロナの繁華街であるランブラス通りをブラブラ。大道芸人が沢山いて、パフォーマンスの質が高くとても面白い。その中でも一際客を集めていたパントマイムなのだが、お金を入れる人が若い女性だと表情が喜び、男性だとあからさまに微妙そうな表情をする。客いじりも見事なもので見ていて飽きることが無い。時間も10時を過ぎてそろそろ帰ろうと地下鉄の駅に向かうときだった。小さな鞄をたすき掛けでぶら下げていたのだが鞄が後ろに引っ張られる感覚が!!振り向くと3人の若者が鞄のチャックを開けようとしていた。鞄を手から振り払うが、3歩も歩かないうちにまた引っ張られる。鞄の中には水とティッシュしかは入っていなかったが、あまりにも堂々とバレても逃げるでもない態度に頭にきて”何も入ってねーよ!!”と日本語で怒鳴ってやった。だけど人生で初めてスリに遭遇して、本当はかなりドキドキで怖かったのだった。
翌日は一転、やる事が無くなってしまった。闘牛を観ようと闘牛場に向かうもその日は開催日ではなく、そこで見掛けたパエリアも散々悩んだ挙句ケチってしまい、結局一度ホテルに戻り近くのレストランで食べようとしたがメニューにパエリアは無く、スペイン語のメニューが読める訳もなく唯一読めたスパゲティを注文・・・その後また街へと戻り、サグラダファミリアのライトアップを見たかったのだが、ヨーロッパの夏は日が暮れるのが遅く10時過ぎまで粘ってもあまり暗くならず、昨日のスリの事もあったので引き揚げた。
本当はもっと見るべきものはあったのかもしれないが・・・結局、パエリアは食べれないままローマへと向かうのでした。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
5.0
グルメ
3.0
ショッピング
3.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
鉄道 徒歩 飛行機
航空会社
ルフトハンザドイツ航空
旅行の手配内容
個別手配
  • 地下鉄出ると ジャ〜ン!! 現れます

    地下鉄出ると ジャ〜ン!! 現れます

  • 凄ぇ!凄ぇ!

    凄ぇ!凄ぇ!

  • しばらく見惚れてました

    しばらく見惚れてました

  • 正に圧巻

    正に圧巻

  • FCバルセロナのホームスタジアム カンプノウ<br /><br />メッシに会えるかな・・・?

    FCバルセロナのホームスタジアム カンプノウ

    メッシに会えるかな・・・?

  • フラメンコを鑑賞

    フラメンコを鑑賞

  • 男の踊りも背が高いからカッコ良いんだよね

    男の踊りも背が高いからカッコ良いんだよね

  • どこだったか忘れたけど<br /><br />教会の中です

    どこだったか忘れたけど

    教会の中です

  • カサミラです

    カサミラです

  • そしてサグラダファミリアに戻ってきました<br /><br />それはさっきの裏側です

    そしてサグラダファミリアに戻ってきました

    それはさっきの裏側です

  • 夜になりました<br /><br />カサミラに再び戻ってきました

    夜になりました

    カサミラに再び戻ってきました

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