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用事を済ませ、午後半日、小田原を散歩しました。<br />晴れの特異日と言われる11月3日、「晴れたらいいな」と思いながらの散歩でしたが、一日中、曇天でした。<br /><br />「海よし 山よし 天気よし」、明治の文豪が小田原をこう評したそうですが、その温暖な気候ゆえに昔から住みやすいところとされ、明治時代には政界の重鎮や文学者など多くの人々が別荘を建て、保養地として、また居住地として小田原にやってきたそうです。<br />また、小田原出身の作家も数多く、ひとつのまちに、縁故ある作家がこれほどいるのは大変珍しいといわれます。<br />そんな小田原の雰囲気を少しだけ味わうことが出来ました。

小田原散歩:お城~ういろう~文学館など

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2011/11/03 - 2011/11/03

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morino296

morino296さん

用事を済ませ、午後半日、小田原を散歩しました。
晴れの特異日と言われる11月3日、「晴れたらいいな」と思いながらの散歩でしたが、一日中、曇天でした。

「海よし 山よし 天気よし」、明治の文豪が小田原をこう評したそうですが、その温暖な気候ゆえに昔から住みやすいところとされ、明治時代には政界の重鎮や文学者など多くの人々が別荘を建て、保養地として、また居住地として小田原にやってきたそうです。
また、小田原出身の作家も数多く、ひとつのまちに、縁故ある作家がこれほどいるのは大変珍しいといわれます。
そんな小田原の雰囲気を少しだけ味わうことが出来ました。

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  • 小田原駅東口からの眺め<br /><br />手前は時計のようですが針が見当たりません。12:30頃<br />

    小田原駅東口からの眺め

    手前は時計のようですが針が見当たりません。12:30頃

  • 小田原駅西口(新幹線側)のロータリー<br /><br />小田原ゆかりの北条早雲の銅像があります。

    小田原駅西口(新幹線側)のロータリー

    小田原ゆかりの北条早雲の銅像があります。

  • 駅西口から直ぐにあるお寿司屋さん<br /><br />暖簾には、西村京太郎さんのサインが入っています。

    駅西口から直ぐにあるお寿司屋さん

    暖簾には、西村京太郎さんのサインが入っています。

  • お店お薦めの地魚鮨を頂きました。<br /><br />お薦めとあって美味しかったです。

    お店お薦めの地魚鮨を頂きました。

    お薦めとあって美味しかったです。

  • 小田原のマンホール<br /><br />「小田原城と酒匂川の渡し」だそうです。

    小田原のマンホール

    「小田原城と酒匂川の渡し」だそうです。

  • 小田原のマンホール<br /><br />こちらは「鯵」でしょうか?

    小田原のマンホール

    こちらは「鯵」でしょうか?

  • 小田原城<br /><br />15世紀中頃に大森氏が築いた山城が前進で、その後戦国大名小田原北条氏の居城となってから、関東支配の拠点として次第に拡張され、豊臣秀吉の小田原攻めに備えるために築造された、城下町を囲む延長9kmにおよぶ総構の出現により城の規模は最大に達しました。<br />江戸時代を迎えると小田原城は徳川家康の支配するところとなり、箱根を控えた関東地方防御の要衝として、また幕藩体制を支える譜代大名の居城として、幕末まで重要な役割を担ってきました。 <br />しかし、小田原城は明治3年に廃城となり、ほとんどの建物は解体され、残っていた石垣も大正12年(1923)の関東大震災によりことごとく崩れ落ちてしまったそうです。(小田原市のHPと城のパンフレットより)

    小田原城

    15世紀中頃に大森氏が築いた山城が前進で、その後戦国大名小田原北条氏の居城となってから、関東支配の拠点として次第に拡張され、豊臣秀吉の小田原攻めに備えるために築造された、城下町を囲む延長9kmにおよぶ総構の出現により城の規模は最大に達しました。
    江戸時代を迎えると小田原城は徳川家康の支配するところとなり、箱根を控えた関東地方防御の要衝として、また幕藩体制を支える譜代大名の居城として、幕末まで重要な役割を担ってきました。
    しかし、小田原城は明治3年に廃城となり、ほとんどの建物は解体され、残っていた石垣も大正12年(1923)の関東大震災によりことごとく崩れ落ちてしまったそうです。(小田原市のHPと城のパンフレットより)

  • 小田原城 本丸広場では菊花展が行われていました。(11/3〜15だそうです)<br /><br />第61回だそうですが、長く続いていますね。<br /><br />

    小田原城 本丸広場では菊花展が行われていました。(11/3〜15だそうです)

    第61回だそうですが、長く続いていますね。

  • 小田原城 菊花展<br /><br />受賞した菊だそうです。

    小田原城 菊花展

    受賞した菊だそうです。

  • 小田原城 本丸広場<br /><br />北條太鼓の演奏も行われていました。<br />

    小田原城 本丸広場

    北條太鼓の演奏も行われていました。

  • 小田原城 本丸広場<br /><br />北條太鼓の皆さん、気持ちよさそうに演奏されていました。

    小田原城 本丸広場

    北條太鼓の皆さん、気持ちよさそうに演奏されていました。

  • 小田原城 天守閣<br /><br />江戸時代に造られた雛型や引き図を基に昭和35年に復興されました。<br />鉄筋コンクリート造、3重4層、本瓦葺き、総工費8千万円。<br />現在の小田原城跡は、本丸・二の丸の大部分と総構の一部が、国の史跡に指定されています。<br />また、本丸を中心に「城址公園」として整備されていて、桜の名所としても知られます。

    小田原城 天守閣

    江戸時代に造られた雛型や引き図を基に昭和35年に復興されました。
    鉄筋コンクリート造、3重4層、本瓦葺き、総工費8千万円。
    現在の小田原城跡は、本丸・二の丸の大部分と総構の一部が、国の史跡に指定されています。
    また、本丸を中心に「城址公園」として整備されていて、桜の名所としても知られます。

  • 小田原城 天守閣へ上ってみます。<br /><br />内部には、甲冑・刀剣・絵図・古文書など、小田原の歴史を伝える資料や、武家文化にかかわる資料などが展示されています。

    小田原城 天守閣へ上ってみます。

    内部には、甲冑・刀剣・絵図・古文書など、小田原の歴史を伝える資料や、武家文化にかかわる資料などが展示されています。

  • 小田原城 天守閣の廻縁からの眺め<br /><br />石垣山一夜城の方面<br /><br />残念ながら霞んでいます。

    小田原城 天守閣の廻縁からの眺め

    石垣山一夜城の方面

    残念ながら霞んでいます。

  • 小田原城 天守閣の廻縁からの眺め<br /><br />真鶴半島・伊豆半島の方面

    小田原城 天守閣の廻縁からの眺め

    真鶴半島・伊豆半島の方面

  • 小田原城 天守閣の廻縁からの眺め<br /><br />伊豆半島がうっすらと見えるでしょうか。<br />天気が良ければもっと綺麗に見えるのでしょうが。

    小田原城 天守閣の廻縁からの眺め

    伊豆半島がうっすらと見えるでしょうか。
    天気が良ければもっと綺麗に見えるのでしょうが。

  • 小田原城 天守閣の廻縁からの眺め<br /><br />お天気が良ければ伊豆大島も見えるようです。

    小田原城 天守閣の廻縁からの眺め

    お天気が良ければ伊豆大島も見えるようです。

  • 小田原城 天守閣の廻縁からの眺め<br /><br />三浦半島の方面

    小田原城 天守閣の廻縁からの眺め

    三浦半島の方面

  • 小田原城 天守閣の廻縁からの眺め<br /><br />小田原市街地の方面

    小田原城 天守閣の廻縁からの眺め

    小田原市街地の方面

  • 小田原城 天守閣の廻縁からの眺め<br /><br />丹沢の方面

    小田原城 天守閣の廻縁からの眺め

    丹沢の方面

  • 小田原城 天守閣の廻縁からの眺め<br /><br />小田原駅はよく見えました。

    小田原城 天守閣の廻縁からの眺め

    小田原駅はよく見えました。

  • 小田原城 天守閣の廻縁からの眺め<br /><br />小田原城八幡山古郭の方面

    小田原城 天守閣の廻縁からの眺め

    小田原城八幡山古郭の方面

  • 小田原城 天守閣の廻縁からの眺め<br /><br />箱根の方面<br /><br />これで一周しましたが、お天気の良い日であればもっと綺麗に見えるのでしょうが。

    小田原城 天守閣の廻縁からの眺め

    箱根の方面

    これで一周しましたが、お天気の良い日であればもっと綺麗に見えるのでしょうが。

  • 菊の花で飾られた小田原城

    菊の花で飾られた小田原城

  • 小田原城 常盤木門<br /><br />小田原城の正門にあたり、最も大きく堅固に造られていました。<br />昭和46年復興。

    小田原城 常盤木門

    小田原城の正門にあたり、最も大きく堅固に造られていました。
    昭和46年復興。

  • 小田原城址のイヌマキ(市天然記念物)<br /><br />幹回4.5m、高さ約20mの大木です。

    小田原城址のイヌマキ(市天然記念物)

    幹回4.5m、高さ約20mの大木です。

  • 小田原城址のビャクシン(市天然記念物)<br /><br />幹回3.1m、高さ約15m。<br /><br />

    小田原城址のビャクシン(市天然記念物)

    幹回3.1m、高さ約15m。

  • 小田原城 銅門では甲冑隊と記念撮影ができます。

    小田原城 銅門では甲冑隊と記念撮影ができます。

  • 小田原城 銅門(あかがねもん)の渡櫓門<br /><br />馬屋曲輪(くるわ)から二の丸に通じる位置にあり、二の丸の正門にあたります。<br />平成9年復興

    小田原城 銅門(あかがねもん)の渡櫓門

    馬屋曲輪(くるわ)から二の丸に通じる位置にあり、二の丸の正門にあたります。
    平成9年復興

  • 小田原城 銅門(馬屋曲輪から見たところ)<br /><br />渡櫓門、内仕切門と土塀で周囲を囲む枡形門の構造になっています。

    小田原城 銅門(馬屋曲輪から見たところ)

    渡櫓門、内仕切門と土塀で周囲を囲む枡形門の構造になっています。

  • 小田原城の近くの公園で見つけた「風船葛」

    小田原城の近くの公園で見つけた「風船葛」

  • クッキーの自動販売機<br /><br />珍しいのでついつい買ってしまいました。

    クッキーの自動販売機

    珍しいのでついつい買ってしまいました。

  • 湘南くっきー(小田原ではなく平塚のお店の商品でした)<br /><br />なかなか美味しかったです。<br />通りかかりの人も珍しがっていたので、寄木クッキーを一つ差し上げたら、じゃこクッキーを買ってくれました。

    湘南くっきー(小田原ではなく平塚のお店の商品でした)

    なかなか美味しかったです。
    通りかかりの人も珍しがっていたので、寄木クッキーを一つ差し上げたら、じゃこクッキーを買ってくれました。

  • 相当歴史がありそうな本屋さんを発見

    相当歴史がありそうな本屋さんを発見

  • 本舗ういろう(代々受け継がれている八ツ棟造りの建物)<br /><br />「ういろう」は、外郎家(ういろうけ)が作る薬とお菓子のことだそうです。<br />1495年に小田原を平定した北条早雲が、京都の朝廷に仕えていた外郎家五代目・外郎宇野藤右衛門定治を招き、朝廷との外交役としました。<br />外郎家は中国で約1千年、日本で6百数十年続いている家で、初代陳延祐は元の滅亡とともに日本に帰化し、中国での役職名・礼部員外郎の外郎(がいろう)をとって、「外」の字を「うい」と読ませて外郎(ういろう)と名乗りました。<br />医術と占いに優れていたので、将軍足利義満から京都に招かれましたが、最後まで行かず、博多で生涯を閉じました。代わりに二代目・宗奇が朝廷に仕え、初代が持参した家伝の薬「霊宝丹」は朝廷に珍重され、宗奇は朝廷の命を受けて明に渡り、実家から薬の処方を持ち帰りました。これが薬の「ういろう」で、後に天皇から「透頂香(とうちんこう)」の名をもらいました。<br />また、宗奇は朝廷で外国使節の接待に供するための菓子を考案したのが菓子の「ういろう」です。

    本舗ういろう(代々受け継がれている八ツ棟造りの建物)

    「ういろう」は、外郎家(ういろうけ)が作る薬とお菓子のことだそうです。
    1495年に小田原を平定した北条早雲が、京都の朝廷に仕えていた外郎家五代目・外郎宇野藤右衛門定治を招き、朝廷との外交役としました。
    外郎家は中国で約1千年、日本で6百数十年続いている家で、初代陳延祐は元の滅亡とともに日本に帰化し、中国での役職名・礼部員外郎の外郎(がいろう)をとって、「外」の字を「うい」と読ませて外郎(ういろう)と名乗りました。
    医術と占いに優れていたので、将軍足利義満から京都に招かれましたが、最後まで行かず、博多で生涯を閉じました。代わりに二代目・宗奇が朝廷に仕え、初代が持参した家伝の薬「霊宝丹」は朝廷に珍重され、宗奇は朝廷の命を受けて明に渡り、実家から薬の処方を持ち帰りました。これが薬の「ういろう」で、後に天皇から「透頂香(とうちんこう)」の名をもらいました。
    また、宗奇は朝廷で外国使節の接待に供するための菓子を考案したのが菓子の「ういろう」です。

  • 五代目定治は小田原へ来往する際、菓子の製法は弟に残してきましたが、京の外郎家は、室町幕府と共に絶家したました。<br />豊臣秀吉が北条家を滅ぼした時、北条家一族家臣は城下に残さない方針でしたが、外郎家だけは特例で残され、薬を一般に売り出し、医薬の方に専心することになりました。<br />享保年間、歌舞伎役者・二代目市川団十郎は持病の咳と痰のため台詞が言えず、舞台に立てずに困っていましたが、薬のういろうによって全快したので、お礼の気持ちで、歌舞伎十八番「外郎売」を創作しました。(パンフレットより)

    五代目定治は小田原へ来往する際、菓子の製法は弟に残してきましたが、京の外郎家は、室町幕府と共に絶家したました。
    豊臣秀吉が北条家を滅ぼした時、北条家一族家臣は城下に残さない方針でしたが、外郎家だけは特例で残され、薬を一般に売り出し、医薬の方に専心することになりました。
    享保年間、歌舞伎役者・二代目市川団十郎は持病の咳と痰のため台詞が言えず、舞台に立てずに困っていましたが、薬のういろうによって全快したので、お礼の気持ちで、歌舞伎十八番「外郎売」を創作しました。(パンフレットより)

  • 本舗ういろうの駐車場に置かれている自販機<br /><br />『東海道中膝栗毛』では喜多さんが菓子のういろうと勘違いして薬のういろうを食べてしまうシーンがあるそうです。<br /><br />薬のういろうは、仁丹と良く似た形状・原料で、今では、口中清涼・消臭等に使用するそうですが、かつて中国においては王の被る冠にまとわりつく汗臭さを打ち消すためにこの薬が用いられたとされるそうです。<br />

    本舗ういろうの駐車場に置かれている自販機

    『東海道中膝栗毛』では喜多さんが菓子のういろうと勘違いして薬のういろうを食べてしまうシーンがあるそうです。

    薬のういろうは、仁丹と良く似た形状・原料で、今では、口中清涼・消臭等に使用するそうですが、かつて中国においては王の被る冠にまとわりつく汗臭さを打ち消すためにこの薬が用いられたとされるそうです。

  • 欄干橋ちん里う<br /><br />本舗ういろうと旧東海道を挟んで直ぐにあります。<br />ここは、小田原の街かど博物館の一つ「梅万資料館」になっています。

    欄干橋ちん里う

    本舗ういろうと旧東海道を挟んで直ぐにあります。
    ここは、小田原の街かど博物館の一つ「梅万資料館」になっています。

  • 欄干橋ちん里う 「梅万資料館」

    欄干橋ちん里う 「梅万資料館」

  • 欄干橋ちん里う 「梅万資料館」<br /><br />ショーウィンドーには梅干しの種で作られた作品が並べられています。<br />これは、昔の小田原宿のようです。

    欄干橋ちん里う 「梅万資料館」

    ショーウィンドーには梅干しの種で作られた作品が並べられています。
    これは、昔の小田原宿のようです。

  • 欄干橋ちん里う 「梅万資料館」<br /><br />こちらは、梅干し製造工場の様子を梅干しの種で作ってあります。

    欄干橋ちん里う 「梅万資料館」

    こちらは、梅干し製造工場の様子を梅干しの種で作ってあります。

  • 旧東海道から少し歩くと、小田原文学館のある桜並木の西海子(さいかち)通りへ出ます。<br />ここは、小田原有数の桜並木だそうです。

    旧東海道から少し歩くと、小田原文学館のある桜並木の西海子(さいかち)通りへ出ます。
    ここは、小田原有数の桜並木だそうです。

  • 小田原文学館の入口<br /><br />「海よし 山よし 天気よし」、明治の文豪斎藤緑雨は小田原をこう評しました。<br />その温暖な気候ゆえに、昔から大変住みやすいところとされ、明治時代には伊藤博文や山県有朋など政界の重鎮はじめ、多くの人々が別荘を建て、保養地として、また居住地として小田原にやってきました。<br />その中には文学者の姿も数多く見られ、北原白秋のように家族の療養のために訪れたもの、坂口安吾のように寒さから逃れるために来たもの、中には人の目から隠れるようにやってきた文学者もいて、その数は著名な作家だけでも十数名にのぼります。また、ここを故郷とする文学者もたくさんいます。明治のはじめに島崎藤村とともに「文学界」を創刊した北村透谷、芥川賞作家で文化勲章を受章した尾崎一雄など様々です。<br />このように小田原には出身やゆかりの作家が数多くいますが、ひとつのまちに、縁故ある作家がこれほどいるのは大変珍しいことなのです。(小田原市のHPより)

    小田原文学館の入口

    「海よし 山よし 天気よし」、明治の文豪斎藤緑雨は小田原をこう評しました。
    その温暖な気候ゆえに、昔から大変住みやすいところとされ、明治時代には伊藤博文や山県有朋など政界の重鎮はじめ、多くの人々が別荘を建て、保養地として、また居住地として小田原にやってきました。
    その中には文学者の姿も数多く見られ、北原白秋のように家族の療養のために訪れたもの、坂口安吾のように寒さから逃れるために来たもの、中には人の目から隠れるようにやってきた文学者もいて、その数は著名な作家だけでも十数名にのぼります。また、ここを故郷とする文学者もたくさんいます。明治のはじめに島崎藤村とともに「文学界」を創刊した北村透谷、芥川賞作家で文化勲章を受章した尾崎一雄など様々です。
    このように小田原には出身やゆかりの作家が数多くいますが、ひとつのまちに、縁故ある作家がこれほどいるのは大変珍しいことなのです。(小田原市のHPより)

  • 小田原文学館の案内板<br /><br />開館:9:00〜17:00<br /><br />日本近代文学の祖といわれる北村透谷、文化勲章を受章した尾崎一雄や川崎長太郎ら私小説家、民衆派の代表的詩人・福田正夫をはじめとする小田原出身の文学者のほか、谷崎潤一郎、三好達治、北條秀司、長谷川如是閑ら小田原に在住して執筆活動を行った小田原ゆかりの文学者の資料を展示しています。

    小田原文学館の案内板

    開館:9:00〜17:00

    日本近代文学の祖といわれる北村透谷、文化勲章を受章した尾崎一雄や川崎長太郎ら私小説家、民衆派の代表的詩人・福田正夫をはじめとする小田原出身の文学者のほか、谷崎潤一郎、三好達治、北條秀司、長谷川如是閑ら小田原に在住して執筆活動を行った小田原ゆかりの文学者の資料を展示しています。

  • 小田原文学館<br /><br />田中光顕伯爵が別邸として建てたものです。<br />田中光顕は、土佐藩士で土佐勤皇党に加わるが、その後、脱藩し中岡慎太郎が組織した陸援隊に参加。<br />維新後は、警視総監、貴族院議員、宮内大臣などを歴任。

    小田原文学館

    田中光顕伯爵が別邸として建てたものです。
    田中光顕は、土佐藩士で土佐勤皇党に加わるが、その後、脱藩し中岡慎太郎が組織した陸援隊に参加。
    維新後は、警視総監、貴族院議員、宮内大臣などを歴任。

  • 小田原文学館<br /><br />昭和12年建築の洋館は、当時の上流階級の間で流行した南欧風の造りで、屋根瓦はスペインから輸入したものです。<br /><br />文学館の周りは閑静な住宅街で、静かに時間が流れていました。

    小田原文学館

    昭和12年建築の洋館は、当時の上流階級の間で流行した南欧風の造りで、屋根瓦はスペインから輸入したものです。

    文学館の周りは閑静な住宅街で、静かに時間が流れていました。

  • 小田原文学館 庭にあった鈴なりの柚子<br /><br />温暖な気候で住みやすい所、納得できました。

    小田原文学館 庭にあった鈴なりの柚子

    温暖な気候で住みやすい所、納得できました。

  • 小田原文学館の裏の竹林<br /><br />

    小田原文学館の裏の竹林

  • 小田原文学館 尾崎一雄書斎<br /><br />小田原文学館の裏に平成18年に移築されたそうです。

    小田原文学館 尾崎一雄書斎

    小田原文学館の裏に平成18年に移築されたそうです。

  • 小田原文学館 白秋童謡館<br /><br />小田原文学館、尾崎一雄邸と続いて建っています。

    小田原文学館 白秋童謡館

    小田原文学館、尾崎一雄邸と続いて建っています。

  • 小田原文学館 白秋童謡館の玄関<br /><br />館内は撮影禁止です。

    小田原文学館 白秋童謡館の玄関

    館内は撮影禁止です。

  • 三好達治旧居址<br /><br />ガイドマップを頼りに行ったのですが、こんな感じでした。<br />今、ここは喫茶店となっているようです。(この時は閉まっていました。)<br /><br />

    三好達治旧居址

    ガイドマップを頼りに行ったのですが、こんな感じでした。
    今、ここは喫茶店となっているようです。(この時は閉まっていました。)

  • 済生堂薬局小西本店 「薬博物館」<br /><br />旧東海道に戻り。<br />定休日で見られませんでしたが、薬研や秤、明治・大正時代の店の写真などを展示しているそうです。<br />建物は、関東大震災で倒壊した明治時代のものを大正年間に復元したものだそうです。<br />小田原の歴史と文化を今に伝える街かど博物館は、全部で18館あるそうです。<br />これを訪ねるのも面白いかも知れませんね。

    済生堂薬局小西本店 「薬博物館」

    旧東海道に戻り。
    定休日で見られませんでしたが、薬研や秤、明治・大正時代の店の写真などを展示しているそうです。
    建物は、関東大震災で倒壊した明治時代のものを大正年間に復元したものだそうです。
    小田原の歴史と文化を今に伝える街かど博物館は、全部で18館あるそうです。
    これを訪ねるのも面白いかも知れませんね。

  • お堀端を通り、小田原駅へ向かいました。15:45頃<br /><br />途中、コーヒーを飲んで一休み、駅前のお店で揚げ蒲鉾を買って帰りました。<br /><br />もう少し青空が欲しかったですが、小田原の散歩を楽しみました。<br />また、いつか街かど博物館めぐりに来るかもね。<br /><br />(おしまい)

    お堀端を通り、小田原駅へ向かいました。15:45頃

    途中、コーヒーを飲んで一休み、駅前のお店で揚げ蒲鉾を買って帰りました。

    もう少し青空が欲しかったですが、小田原の散歩を楽しみました。
    また、いつか街かど博物館めぐりに来るかもね。

    (おしまい)

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  • 冬への扉さん 2011/11/22 00:01:24
    お寿司が旨そうです。
    morino296さん

    こんにちは。また拝見させてもらいました。
    結構、文学館周辺はいいとろですね。初めて知りました。

    私も3月下旬に行ったことがあります。ちょうど桜が満開で
    きれいな時期でした。

    お寿司がうまそうで、食べに行って見たくなりました。
    私は、日本料理のだるまに行き、確か天丼を食べてと
    思います。家の作りが立派でした。

    多分、夏さんの旅行記にアップされているかも知れません。
    まだまだ、行ったことがあっても知らないところは
    結構ありますね。

    morino296

    morino296さん からの返信 2011/11/22 00:44:41
    RE: お寿司が旨そうです。
    冬への扉さん

    こんばんは。
    訪問いただき有難うございます。

    小田原、知っているようで知らないところが多く、
    まだまだ散策するところがありそうです。

    だるまは、国登録文化財で、どっしりとした外観に老舗の風格が漂いますね。
    私は、だるまの前は何度も通っていますが、入ったことはありません。

    今回入ったお寿司屋さんは、駅の裏側なので、ちょっと穴場かも知れませんよ。(でも、皆、知ってるかも)

    機会があったら、お立ち寄りください。

    morino296
  • ガブリエラさん 2011/11/07 17:08:07
    立派なお城ですね〜(^◇^)
    morino296さん☆

    こんにちは!

    今日は、小田原の旅行記にお邪魔しました〜(^◇^)
    小田原城、立派ですね♪
    お城、大好きなので(歴女ではないのですが・・・)、お写真見ててわくわくしました(^_^)v

    甲冑隊と、無料で写真が撮れるなんて、いいですね!
    morino296さんは、撮られたのでしょうか?!

    そして、クッキーの販売機、私も絶対買ってしまいます(*^_^*)
    おいしそう!!!!!

    ガブリエラ

    morino296

    morino296さん からの返信 2011/11/07 20:59:21
    RE: 立派なお城ですね〜(^◇^)
    ガブリエラさん

    こんばんは。
    小田原散歩にお立ち寄りいただき有難うございます。

    お城がお好きでしたか、一番お好きなお城はどこですか?

    小田原城は、鉄筋コンクリートで再建されたもので、
    建設当時の天守閣が現存するお城とは一味違いますが、
    小田原のシンボルとして存在感がありますね。

    甲冑隊の皆さんも頑張っていらっしゃいましたよ。
    私は、記念撮影はしませんでしたが。

    クッキーの自販機、絶対珍しいですよね。
    しかも、100円くらいで買えるのも良かったです。

    まだよく分かっていませんが、
    今日から、お気に入りがフォロー/フォロワーに変更になったようですね。
    フォローに入れていただいたようで有難うございます。

    morino296

    ガブリエラ

    ガブリエラさん からの返信 2011/11/07 21:05:08
    RE: 一番好きなお城♪
    一番好きなお城は、外国入れたらドレスデン城です!
    日本では、姫路城です♪

    でも、一番親しみがあるといえば、やっぱり大阪城かもです(*^_^*)
    お堀の近くでお花見したり、バーベキューしたり♪

    お手数かけたくなかったので、フォローに切り替わるタイミングで、勝手に登録させていただいちゃいました!
    よろしくお願いいたします(^_^)v

    ガブリエラ

    morino296

    morino296さん からの返信 2011/11/07 21:10:46
    RE: RE: 一番好きなお城♪
    ガブリエラさん

    早速のお返事有難うございます。

    海外のお城は、行ったことがないので分かりませんが、
    姫路城も良いですね。
    確か、今は、平成の大改修が行われていますね。

    大阪城では、バーベキューも出来るのですか、凄いですね。

    フォロー、私も登録させていただきました。
    宜しくお願いします。

    morino296
  • のーとくんさん 2011/11/06 19:13:04
    おいしそー!
    morino296さん

    こんばんは。

    おいしそうな、おすしですね。

    まずは、おいしいおすしからはじまった小田原の散策、小田原城も良さそうですね。

    むかし行ったことがあると思うのですが、どんなところだったか記憶がありません。

    見させていただいて、ちょっと思い出せたかな?

     のーとくん




    morino296

    morino296さん からの返信 2011/11/06 21:26:36
    RE: おいしそー!
    のーとくんさん

    こんばんは。
    いつも有難うございます。

    小田原、いつも通過するだけで、ゆっくり散策したのは初めてでした。
    地魚のお寿司は、なかなか美味しかったですよ。
    駅の西口なので、あまり観光客は来ないようですが、
    入った時は結構混んでいました。

    お城も初めて入りましたが、360度の展望はなかなか良かったですよ。
    ただし、鉄筋コンクリート造なので、天守現存のお城にはかないませんね。

    また、機会があれば、街歩きを楽しみたいと思います。

    morino296

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