2011/07/30 - 2011/07/30
1344位(同エリア2100件中)
さおりさん
涼を求め、貴船・鞍馬1dayきっぷで出かけました。
叡山電鉄沿線はのどかで大好きです。
鞍馬でその心臓破りの険しい山道に心折れ、
貴船で和泉式部の切ない想いに心打たれ、
一乗寺〜鴨川で心癒されてきました。
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
PR
-
出町柳から叡山電鉄に乗り換えて出発。
めちゃめちゃレトロな風景が現れたり、木々を掻き分けながら森の中を進んだり、懐かしい町並みが見えたり。 -
終点の鞍馬駅を出ると、この迫力ある天狗の首に出迎えられる。。
手前のバイクがあるから、これ以上近づけなかった。
一つ前の貴船口駅で大方のお客さんは降りていきました。 -
食堂やお土産屋さん街を通り過ぎ、鞍馬寺へ。
この仁王門で愛山料200円を払って奥へ進みます。 -
由岐神社。
ケーブルに乗ったらここにはこれません。
大きな老杉がありました。 -
由岐神社にあった天狗みくじ。
頭の上にちっちゃい天狗のキーホルダー状のおみくじが乗ってます。
由岐神社を過ぎたら、余裕をこいてケーブルではなく歩いて登り始めたのをとてつもなく後悔。
結構歩くの平気だし、山登りだってそこそこ大丈夫だと思ってたけど・・・引き返したいとどれだけ思ったことか。。。
とりあえず本殿まで頑張ろうと、無心で山を登る。 -
着いたー!水分をー!
先にお参りしとこっかな、と思ったら行列が。
聞こえてきた観光ガイドの人の話によると、ひとりずつ参拝しないといけないとか。
参拝してる人をしばらく見ていましたが、卒業証書をもらいに行くみたいな感じ。
ここが鞍馬のパワースポットだとか。 -
とりあえず、参拝は後にして休憩。
この眺め!苦労して登った甲斐あった。
しばらく座敷みたいなとこに座ってたら、団体客が参拝に来てさらに行列が膨れ上がってしまった。。
なんか一人ずつ参拝していくのに、あんなにたくさんの人に見られながらって嫌だな・・とここまで来ておいてやめる。 -
本殿で休憩したら体力が回復し、もう下山しようと思ってたところを、さらに進んで貴船まで歩こうと決心。
左下に本殿が見えてます。
登り始めは余裕だと思ってました。大間違いでした。 -
牛若丸がここで水を飲んだという。
この水、飲めるのかな?? -
もうちょっとかなと思ったら、まだ3分の1・・・。
「あと○○m」という表記が全然変わらないの。
直線距離にしたら「○○m」ということやったんかな。。。
もぉ〜無理!とここで下山を決めました。 -
帰りは絶対ロープウェー使うって決めてたので、乗り場へ向かう。
この一本道の左側は絶壁の森の中です。
天狗が出そう。 -
ケーブル乗り場までも結構距離があり、また無心で歩く。
乗り場に着いた時にはグッタリ。
必死で登った距離を数十秒ほどでケーブルは運んでくれました。 -
ケーブルを降りたら多宝塔があります。
もうこれだけの階段さえ嫌になってそのまま去りました。
やっぱりこういうお寺とか神社に来るときは由緒とかをしっかり調べて来ようと思います。
鞍馬駅前で販売されてるオシャレなワゴン販売のスイーツが気になりました。
川魚を焼くいい匂いもしてました。
でも食欲はなく。。 -
貴船口からバスに乗って貴船神社へ。
バスから見える貴船川、さっそくマイナスイオン出てますね。 -
みなさん川床で流しそうめん食べるんよね?
天然クーラーだもんね、そりゃおいしさも倍増するでしょ。 -
バス停から川床料理屋を眺めながらしばらく歩いて、貴船神社に到着。
-
鳥居の横には樹齢700年の杉。
-
貴船神社は水と縁結びの神様と呼ばれ、本宮前の奥まった所には御神水が湧き出ているそう。
水に浮かべると文字が浮かんで見えてくる「水みくじ」があります。
結構文字が出るまで時間かかる。文字の出でき方もなんか神秘的な感じ!
お水のお守りとかも売ってました。 -
貴船神社本宮へはまっすぐな石段があり、その両端には紅い灯籠がずらり。
これもなんとも神秘的。
ガイドとかパンフレットでよく見る風景ですね。 -
ちょうど旧暦の七夕シーズンだったので笹がありました。
本宮へのお参りが済んだら、奥宮へ向かいます。
本宮と奥宮との間に結社があるのですが、本宮→奥宮→結社とお参りするのが習わしだそうです。 -
思い川。
ここで和泉式部が夫の愛を取り戻そうと身を清めて奥宮へお参りしたそうです。 -
奥宮へ到着。
あんまりみんなここまで来ないのかな?
本宮に比べて人が少ない。
元々はここが本宮だったけど、何回かの水害のため、移動したんだとか。 -
連理の杉。
杉と楓が合体してます。
他にも相生の杉と呼ばれる、2本の杉が合体しているもののありました。 -
最後に結社へお参り。
縁結びの神として知られる磐長姫命が祭られていて、和泉式部もここで祈願したのだとか。
これは天の磐船という自然石。神様の乗り物だとか。船は人と人を結ぶ乗り物=縁結びということらしい。 -
和泉式部の歌碑。
「ものおもへば沢の蛍もわが身よりあくがれいづる魂かとぞみる」
あれこれ思い悩んでいると、貴船川一面に蛍が飛んでいて、自分の魂が抜け出て飛んでいるようって・・・せつなーい!!
キュンキュンしてたら、「家庭を壊さない愛人がほしい」と結社前で願ってるオッサンがいました。。
サイテー! -
貴船神社って「水の神様」「縁結びの神様」である一方、呪咀神としても信仰されてて、丑の刻参りでも有名なんだってね。
椿姫が夫と愛人を呪い殺したって・・・宇治に行った時もそんな話聞いたような。
五寸釘のあとが残ってる杉もあるとか!?ヒィィィィ!
さっき「愛人がほしい」ってお願いしてたおっさん大丈夫かな。。 -
帰りは貴船口まで歩いてみることに。
途中で烏帽子岩とかも見ました。そこで蛍が見えるんだっけな。
歩いてみると、結構見るスポットありました。 -
貴船を後にしたら、行ってみたかった一乗寺に下車。
夜は別の予定があって、あんまり時間がなかったので、ちょっとウロウロしてみただけ。
こんなレトロな感じがステキな街です。
顔出すとこ小さすぎ。心霊写真みたいになるよね。 -
行ってみたかった恵文社。
ヴィレッジヴァンガードをさらにお上品で知的にした感じのお店でした。 -
映画「マザーウォーター」で加瀬亮が働いてたシーンの場所を発見!
住宅街の中にあって、近くには誰もいませんでした。 -
そういや、この辺りってマザーウォーターのロケ地がいっぱいあるんだよなーと思い出したけど、この日はもうタイムオーバー。
この川も出てたような・・・。
改めてマザーウォーターロケ地巡りしよーっと。 -
出町柳まで戻って、鴨川を。
京都は街のふっとしたところに川があるのも風情があっていいよね。 -
これは春に来た時に撮ったもの。
マザーウォーターに出てくるシーンもこんな感じの場所でした。 -
桜もきれいでした。
-
河原町付近へ戻り、川床を。やっぱり京都は夜が好き。
マザーウォーターでの作品紹介では「街の中を流れる大きな川、そしてそこにつながるいくつもの小さな川や湧き水。そんな確かな水系を持つ、日本の古都、京都」とあります。
貴船川、鞍馬川が鴨川に合流しているのを見て、なんだか映画のそのコンセプトがわかりました。
また今度はロケ地巡りしよーっと。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
35