大照院迎え火

2011/08/13 - 2011/08/13

昨年同様、萩市「大照院」の万灯会（まんとうえ）の迎え火を観てきた。
今年は２回目とあって少々余裕があり、場所取りもまあまあの所だ。

毎年、同じカメラ小僧達が集まり腕を競う。
夏場の墓に行けば蚊や蚋がわんさといるので今年は対策も十分。

黒のラグシャツで他のカメラマン達の画に写り込まぬよう配慮もしつつ・・。
しかし、多くの見物客はそんな事は微塵も考えずに画に入って来て立ち止まる。

夜景は概ね数秒シャッター開放ゆえ、通りすぎてくれれば良いが、立ち止まられると
画に写ってしまう。

せっかくのショットが台無しに成ることも多々あり、ひたすら辛抱の撮影が続く。
そんな中、どうにかお見せ出来る物を少々紹介します。

例によって画面をクリックし大きな画面で見られることをお薦めします。

エリア 萩(山口)

火入れの前の石灯籠が整然と並び、まだ沈黙を保っている

夕方７時頃まだ辺りも薄明るいなか
近所の小学校の子ども達が中心に
ボランティアの火入れが始まる

この頃には多くのカメラマンが陣地取りで混雑している

灯籠の中の光

７時１５分頃には全ての石灯籠に火が入る

日没後辺りは薄暗くなり薄暮
灯籠の火が美しく映える

見物客も徐々に増えてくる

薄暮でまだ少々木立の様子も分かり、灯籠の日も鮮やかな時間帯

同じ様な時間帯でも露出時間の違いで画の感じが随分違う

人も増えてきた
指定席での撮影を終えて場所替え

めぼしい場所を探（事前に調査済みだが）、
人の居ない瞬間をカット

次、次とめぼしい場所に移動し、手早く撮影しては移動

墓地中央は人通りも多く人を避けて撮ることはほぼ不可能になっている
人が少ないタイミングをみてカット

入り口付近は一番混んでいる
逆にいかに人物を取り込み撮影するかになる

墓地中央を下からカット

概ね墓地を一周し元に戻り指定席近辺で少しアングルを変えてカット

こうして蚊に悩まされ、人の撮影妨害（相手は妨害しているつもりはない）を我慢し
およそ２時間の撮影の戦いは終了

カメラ小僧の皆様お疲れ様でした
それぞれがそれなりに満足し去って行く