2011/10/14 - 2011/10/19
175位(同エリア508件中)
れんさん
甘粛省旅行記の第2弾、後半です。
嘉峪関ですっかり満足した後、砂漠の中をひたすら西へ西へ。
5時間かけてようやっと敦煌に到着。
敦煌ではもちろん莫高窟を見学することにしていましたが、
それ以外はこれと言って何を見れば良いのか分かりませんでした。
1日目はまず莫高窟へ出掛けて、その後市内をぶらぶら散策です。
中国の街歩きは意外とどこも同じようなものですが、
さすがに上海から西へ2500km、省都の蘭州からでも1,000Km超離れているので、市場に並ぶものも異なっていてそれなりに面白かったです。
2日目は鳴沙山へ出掛けましたが、ここがとても良かったのです。
砂漠の山を独り占めできます。
ただちょっと怖いですが。
もともと敦煌2日目の深夜に蘭州までの飛行機を予約していましたが、それがキャンセルになったので、旅程を変更して汽車で蘭州まで戻ることにしました。
ところが敦煌からの汽車がどれも満席で、結局嘉峪関まで今度はひたすら東へ東へ戻って、嘉峪関から蘭州までを中国発の軟臥に乗って移動しました。
蘭州市内を流れる黄河を見て、甘粛省博物館に立ち寄って、〆はやはり蘭州拉面。
これで今回の旅行は無事終了です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国東方航空
-
昨日は夜遅くに敦煌に着いたので、近くの清真料理の店で
いつもの青椒肉スを食べてそのまま寝ました。
で、実質敦煌1日目の今日は、メインの莫高窟訪問です。
事前に調べたら、1、2元のバスがあるようなので、
宿の人にバス乗り場を聞くと、歩いて2分のところでした。
(宿は莫高賓館@128)
ミニバスで、フロントにデカデカと莫高窟と書いてあります。 -
乗ってみると、この手のバスにしては意外に高く8元でした。
街中をぐるぐる回ってしばらくすると砂漠の中を走ります。
ちなみにこのバスは火車駅を経由します。 -
30分ほどで到着します。
入場券を買うところと入口がかなり離れています。
歩いて10分ほどかかります。
中国の博物館、記念館、史跡は結構このようなアプローチが多いように思います。
飛天がお出迎えします。 -
ここが入場券をチェックして入るところです。
私は一応留学生なので、中国人のしかも学生の半券を購入していましたが、説明は日本語を聞きたいなぁと思い、念のため外国人ようの入口へ行ってきましたが、やはり「ダメ」と言われ、素直に中国人民の入口から中国人のグループに入って参観しました。
ここは個人で行っても、必ず参観はグループに入って、専属のガイドさんと一緒に回る仕組みになっています。 -
写真は外観は摂っていいようですが、窟の内部は全面禁止です。
そんなことには躊躇しない中国人ですが、さすがにここは厳しくて同じグループでこっそり写真を摂っていた人が注意されていました。(それでも凄いのは、注意された後も隠れて摂っていました) -
これが莫高窟の中でも特に有名な第96窟で、この中に大きな大仏様が鎮座しています。
-
ここは莫高窟に隣接している博物館です。
無料です。
中では京都市立芸術大学との共同の岩絵の具の絵画展をやっていました。 -
最初石窟の中の仏像も石を彫ったものかと思ってましたが、間違いでした。このように骨を組んでその上に粘土をかぶせて造っているようです。確かに第96窟の大仏の大きな足を見たら藁のようなものがいっぱい見えました。
-
この博物館には窟の複製があって、写真はもちろんOKです。
窟の内部は確かにこんな感じですが、明かりがないのと、これは彩色してあるので、こんなできらびやかではありません。 -
石窟の中は、仏像と天井を含めた壁一面に描かれた仏画で埋められています。
-
これは莫高窟の券買所手前の駐車場から取った写真です。
一般に公開されていない石窟のようです。
岩山の崖をくり抜いていくつもの石窟を造ったのが良くわかります。莫高屈はガイドに付いて見る時間が約1時間、隣接する博物館が30分〜45分くらいなので、市内からの往復の時間を入れても3時間程度で十分ではないかと思います。 -
帰りに敦煌の駅に寄りました。
敦煌から蘭州へ行く東方航空のフライトがキャンセルになり、
その後海南航空のフライトに変更してもらったら、
それもまたキャンセル。
敦煌からのフライトは当初予定の前日か翌日しかないと言われましたが、蘭州から上海へ戻る飛行機は既に決めてあるので翌日に変更はムリ。一方前日にすると敦煌の滞在が1日になってしまい、せっかく遠路2,500Kmの果てまで来たのにトンボ帰りもイヤなので、飛行機は諦めて汽車へ変更することにしました。
既に蘭州に入った時に、火車の切符を探しましたが、敦煌から蘭州の切符は売り切れ。念のため敦煌でも聞いてみましたが、硬臥、軟臥とも売り切れでした。それにしても敦煌の駅は立派でした。 -
宿に戻るのも早いので、途中でバスを降りて沙州市場とやらへ行きました。ここはトラベラーさんの旅行記にも出ていたスポットです。
-
昼飯を食べていなかったので、市場の中の食堂をいくつか覗いて見ましたがあまり触手の動くものがありません。
と、ごぉーと言う音で豪快に煮立ててる鍋を発見。
聞くと、鶏肉、牛肉、羊肉、駱駝肉の鍋があるとのこと。 -
たぶん甘粛省や敦煌の名物ということもないでしょうが、旨そうなので鶏肉10元を注文。
鍋の中身は野菜と麺(たぶん米線)で、肉はトッピングという感じです。あっさり塩味でまぁまぁ美味しいというところでしょうか。 -
手前は干しブドウで、奥がナツメです。
干しブドウは中国の市場では結構見かけますが、このあたりは新疆に近いので本場ではありませんが、本場の近くなので、見た感じ種類も豊富で美味しそうでした。 -
ただこの時期はなんと言ってもナツメのようです。
煙台でも青島でも、黄山でも蘭州でもナツメ、ナツメです。
美味しそうに見えますが、まぁこれも好き好きでしょうね。 -
敦煌にはもう少し異教徒の雰囲気があるかなぁと思ってましたが、思っていた程ではありません。
この清真寺は敷地には入れましたが、建物の内部は信者以外不可と貼紙がしてありました。 -
敦煌はやはり田舎なのか、このようなスローガンがまだ残っていました。
-
敦煌の街中のロータリーにも飛天がありました。
敦煌に飛天の像が多いのは、莫高窟の中で描かれている飛天が有名だからのようです。 -
敦煌1日目はこれで終了。
莫高窟は事前に莫高窟の歴史や代表的な石窟の概要を調べておけばもう少し面白かったかも知れません。
それでも本物に触れたという充実感はありました。
夕食は大蒜醤油味の胡瓜の乱切り、麻婆豆腐、青椒肉スそれにビールで、47元。 -
敦煌2日目は鳴沙山へ。
本当は昨日の夜に行って、月の砂漠を〜♪の気分を味わえるかなとも思ったのですが、結局行けず仕舞い。
では早朝にと思ったものの、これもなんだかんだとバタバタして宿を出たのは8時過ぎ。
宿のチェックアウトは12時ですが、戻る時間が遅くなる可能性もあったので、フロントにチャックアウトが1時になるかも知れない告げておきました。
中国のホテルは普通12時がチャックアウトですが、まずほとんどのホテルが1、2時間チェックアウトの時間を延長しても文句は言われません。ただ事前にちゃんと断っておく必要がありますが。
鳴沙山へのバス停は、ホテルから歩いて5、6分のところでした。 -
昨日の莫高窟よりも近いところですが、なかなかバスが来なくて結局鳴沙山についたのは9時。
ここもバスを降ろされてから5,6分入場券売り場まで歩きます。
でも見えてきた光景は期待を膨らませます。 -
入場してみると、そこには大きな砂山が。
-
靴に砂が入らないように膝まですっぽり覆います。
10元ですが、これで3時間歩き回っても全く砂が入りませんでした。 -
観光用の駱駝ではありますが、それでも十分風情はあります。
-
人の大きさと比べる、砂山のでかさが分かります。
-
まずは人が歩いた後を登っていきます。
思ったよりも歩きやすいです。 -
目の前にあった砂山のてっぺんまで登りました。
その先には砂山が幾重につながっています。 -
足跡はありますが、今は誰も登っていない砂山に挑戦してみました。少々怖い気もします。
-
もう途中から先人の足跡がかき消されています。
-
自分の小ささが良くわかります。
-
この人は途中でどうしたのでしょう?
-
途中から完全に四方無人になり、人気がまったくなくなりました。砂山の尾根を登っていきますが、一歩踏み出す度に砂が大きく崩れます。
登っても登ってもただただ砂山と真っ青な空に照りつける太陽。
流石にこれ以上登るのも怖くなって引き返しました。 -
砂山の谷に申し訳程度に植物が。
-
これは風紋でしょう。
-
下のオアシスが月牙泉です。
人の気配があるところまで戻ってきて一安心です。 -
結局ここでは駱駝には乗りませんでしたが、自力で砂山を登った方が面白いかも。
-
駱駝は結構かわいいです。
それにとても大人しい。 -
鳴沙山ですっかり3時間遊んで、市内に戻ってきました。
敦煌の町は中国の他の街とちょっと違って、どことなくのんびりしてるように思います。 -
ホテルに戻ってシャワーを浴びたらちょうど1時でした。
嘉峪関行きのバスは来た時と全く同じ2:30出発なので、お土産を買いに夜光杯のお店へ。
工場直営の専売所が良いというので行ってみましたが、照明も暗く店員の態度も良くなかったので、さっさと出てきて、街中の店で買うことに。
敦煌に来るまで夜光杯なるものを知りませんでしたが、この石を薄く削った杯が光にかざすと文様が出て結構きれいです。
元々は酒泉の産らしいのですが、敦煌の方が知名度があるので敦煌にいっぱい店があります。 -
ひたすら東へ東へ2日前に来た道を戻ります。
-
今度はかなり順調で敦煌〜嘉峪関を4時間で走りました。
嘉峪関の駅です。 -
駅に入って今夜乗る夜行列車のプレートを発見
-
駅の掲示板には烏魯木斉、北京の文字が。
ここから私が向かう蘭州までは770Km、烏魯木斉までは1,200Km -
汽車は23時16分発なので時間はたっぷりあります。
駅の近くに美味しそうな食堂がなかったのでちょっと歩いて、
客がいっぱい入っている食堂へ。
きくらげと豚肉の炒めと白菜のすっぱ辛い炒めもの、それに黄河ビール。〆て35元。 -
列車は30分遅れで出発。
嘉峪関が始発でした。
中国初めての軟臥です。
軟臥の車両は1両のようです。
4人用コンパートメントで、最初誰も居ないかなぁと思ってましたが、しっかり後の3人が乗ってきました。 -
これが噂に聞いていた、切符と交換に渡される乗車中の硬券。
-
30分遅れで出発して、蘭州には1時間近く遅れて到着。
ここでは急ぐ必要がないので大して気になりません。
それにしても初の軟臥、ぐっすり眠れました。 -
これが乗ってきたT9202次
-
黄河です。
黄河がこんな甘粛省のところまで遡るとは思ってませんでした。
源流はさらに西の青海省です。 -
時刻は10時。
ご年配の人民の皆さんが、ダンスを楽しんでいます。 -
こちらのお婆さんは太極拳。
-
上流だけあって水の流れはかなり速いです。
水は黄色と言うより、茶ですね。 -
一応観光スポットと言われる白塔公園へ行き、そこから黄河を眺めてみました。橋は100年の歴史がある中山橋です。
-
甘粛省で出土する遺跡や美術工芸品が多いので、省の博物館に行ってみました。蘭州駅からだと路線バスで30、40分かかります。本当はもっと近いはずですが、渋滞で結構ノロノロ運転です。
博物館は無料です。 -
何気なくこの手の壷が置かれていますが、紀元前5000年前後のものです。
気が遠くなるような時間です。 -
これも紀元前5500年前後です。
この博物館は、このような土器類の展示のほか、古生物や恐竜の展示もされています。 -
今回の旅の〆は蘭州拉面。
駅前の食堂に突入します。 -
ここの蘭州拉面は5元でした。
味は前回同様まぁまぁ。
辛そうに見えますが、それほど辛くはありません。
これで腹ごしらえをして、空港バスに乗って中川飛行場へ。
思いの外充実した、記憶に残る旅でした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
60