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今回自分で企画した旅行では17日間の比較的長期になるので、帰りのことを考えてJALビジネスを利用することにした。<br /><br />やはり快適。しかし残念なことにいつの旅行についてもそうだが、個人旅行ではどこかで必ずと言っていいほど大小の違いはあれちょっとしたハプニグが付きまとう。<br /><br />今回はいきなり出発直前になってJALから電話が入り成田出発時間が大幅に遅れる予定になったためローマからナポリへの乗り継ぎ時間が到着予定時間から出発時間まで丁度一時間しかなくなったとの連絡であった。<br /><br /><br />当初は2時間半くらいあったので、まず問題なしであったが広いローマ空港でローカル線に乗り換えるには大変厳しい、協定で一時間以上であれば接続はOKとなっている。<br /><br />従い、改めてJALに電話してローマからナポリまでの搭乗券も成田で発行出来るとの確約を取り付けていたのであった・・・これなら急ぎローカル線乗り場まで駆けつけるだけでよい。<br /><br />ところがである、出発当日JAL成田チェックインカウンターでチェックインの際、何度調整してもアリタリア航空とパソコンがつながらず搭乗券の発行が出来ないと言う。<br /><br />とんでもない!ちゃんと電話で発行可能と確認しているではないかと言ってもらちが明かない、カウンターではどうしようもないのである。挙句の果てにはローマ空港で飛行機から出たところですぐにJAL職員いるので手助けできる。ローマでナポリ行きのチェックインをして欲しいと・・・。<br /><br />さて、いよいよローマ到着時刻が迫ってきたが到着時間はほぼ予定通り、少しでも早く到着して欲しいと願ったがやむを得ない。幸いビジネスクラスであったのでトップに並んで飛び出した。飛行機を出たところにも、しばらく進んだところにも成田で話のあったJAL職員の姿はない。<br /><br />これはあてにならないと判断し手荷物を持って小走りに走り、モノレールを乗り継いででローカル線へ移動、到着場所からアリタリア国内線のチェックインカウンターを探しながら走り続けた。息も切れそう・・・・そして通り過ぎてから気がついた。あれがアリタリアのかカウンターではないか・・・すぐ引き返し4つある窓口の内2つの窓口しか対応していないのでWと二人で別れて別々に並んだ。<br /><br />どちらも現応対者を含めて3番目である、時計を確認してみるとすでに30分を過ぎている。やっとWの方に先に順番が来たのでWがカウンターへ行こうとしたところ手を左右に振って応対の席をはずしすぐ近くのところへ移動して何と電話を掛け始めたではないか・・・Wが待たされている、何をやっているこの野郎!と言わんばかりの気持ちである。<br /><br />そのうちにこちらの番が来たので手続きをしたところ、成田からの搭乗券を見せろだの、機内に預けた荷物の証明タグを見せろと言う。それらはリュックの中にしまっていたので、それらを出す時間も惜しまれる状態であった。でも二人分かれて並んでいたのでよかった。<br /><br />やっと手続きを終えて時間を確認してみるとあと13分しか時間が残っていない! 良く見ると二つの窓口にたくさんの行列が出来ていた。ゆっくりしていたら間違いなく乗り遅れたのである。そして該当する搭乗便のゲートを確認して必死に走った。やっとギリギリ間に合ったのである。たまたまビジネスクラスであったので間に合ったがエコノミーならトップで飛び出すことはまず出来ないので、乗り遅れていたと思うと今後このような状況が発生した場合はJALにしっかりと確約させるだけでなく、それで万一乗り遅れた場合はペナルティーを支払ってもらう必要があると思われた。<br /><br />万一乗り遅れて予定通りの行動が出来ない場合、今回の旅行の場合ナポリへの移動が出来ず次の日になったりすればローマでの宿泊費用、(ナポリでの宿泊はとてもキャンセル間に合わない)、そしてナポリ空港でホテルまで予約していた迎えの専用車代などがある。<br />それ以上にスケジュールが狂って予定した観光が出来ない部分はどう保証してくれるのか?<br /><br />以前にも、無事予定通りのスケジュールをこなして最後の最後にギリシャのアテネから予約のエアフランスがストで飛ばなくなり結局一日遅れでパリに移動、パリ発のJALに(この時も前日のJALの予約はパーになって)、何とか(満席だと言われたが特別の配慮で乗せてもらった)帰国した苦い経験がある。<br /><br />機内でぐったり、何とか無事にナポリに到着したが今度はなんとナポリの空港で我々のたった1個の手荷物がなかなか出てこない、次から次へと人がいなくなって回転荷物台には何も残っていない!<br /><br />いよいよ待っているのは我々と他に一人だけになってしまった・・・17日間の旅程がこれからスタートする時にまたまた厄介な交渉手続きをしなければならないのかと覚悟した最後の最後にやっと荷物が出て来た時は本当にほっと胸をなでおろした。<br /><br />予定より50分近く遅れてしまったが、手配していた専用車はちゃんと我々の名前の看板を掲げて待っていてくれていた。<br /><br />空港を出たのが19:00過ぎ、ナポリ・卵城が目の前に見えるなかなか豪華なホテル(写真はそのホテルベランダから到着した時に見た景色で一番奥にほんのり浮かび上がっているのが卵城)に落ち着いた。<br />とても大きなジャグジー付の風呂に浸かってようやくひとごごちを得たのであった。<br /><br />

旅の始まり・ナポリ・・・ローマ空港で必死の乗り継ぎ

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2010/03/04 - 2010/03/05

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cypresscanada

cypresscanadaさん

今回自分で企画した旅行では17日間の比較的長期になるので、帰りのことを考えてJALビジネスを利用することにした。

やはり快適。しかし残念なことにいつの旅行についてもそうだが、個人旅行ではどこかで必ずと言っていいほど大小の違いはあれちょっとしたハプニグが付きまとう。

今回はいきなり出発直前になってJALから電話が入り成田出発時間が大幅に遅れる予定になったためローマからナポリへの乗り継ぎ時間が到着予定時間から出発時間まで丁度一時間しかなくなったとの連絡であった。


当初は2時間半くらいあったので、まず問題なしであったが広いローマ空港でローカル線に乗り換えるには大変厳しい、協定で一時間以上であれば接続はOKとなっている。

従い、改めてJALに電話してローマからナポリまでの搭乗券も成田で発行出来るとの確約を取り付けていたのであった・・・これなら急ぎローカル線乗り場まで駆けつけるだけでよい。

ところがである、出発当日JAL成田チェックインカウンターでチェックインの際、何度調整してもアリタリア航空とパソコンがつながらず搭乗券の発行が出来ないと言う。

とんでもない!ちゃんと電話で発行可能と確認しているではないかと言ってもらちが明かない、カウンターではどうしようもないのである。挙句の果てにはローマ空港で飛行機から出たところですぐにJAL職員いるので手助けできる。ローマでナポリ行きのチェックインをして欲しいと・・・。

さて、いよいよローマ到着時刻が迫ってきたが到着時間はほぼ予定通り、少しでも早く到着して欲しいと願ったがやむを得ない。幸いビジネスクラスであったのでトップに並んで飛び出した。飛行機を出たところにも、しばらく進んだところにも成田で話のあったJAL職員の姿はない。

これはあてにならないと判断し手荷物を持って小走りに走り、モノレールを乗り継いででローカル線へ移動、到着場所からアリタリア国内線のチェックインカウンターを探しながら走り続けた。息も切れそう・・・・そして通り過ぎてから気がついた。あれがアリタリアのかカウンターではないか・・・すぐ引き返し4つある窓口の内2つの窓口しか対応していないのでWと二人で別れて別々に並んだ。

どちらも現応対者を含めて3番目である、時計を確認してみるとすでに30分を過ぎている。やっとWの方に先に順番が来たのでWがカウンターへ行こうとしたところ手を左右に振って応対の席をはずしすぐ近くのところへ移動して何と電話を掛け始めたではないか・・・Wが待たされている、何をやっているこの野郎!と言わんばかりの気持ちである。

そのうちにこちらの番が来たので手続きをしたところ、成田からの搭乗券を見せろだの、機内に預けた荷物の証明タグを見せろと言う。それらはリュックの中にしまっていたので、それらを出す時間も惜しまれる状態であった。でも二人分かれて並んでいたのでよかった。

やっと手続きを終えて時間を確認してみるとあと13分しか時間が残っていない! 良く見ると二つの窓口にたくさんの行列が出来ていた。ゆっくりしていたら間違いなく乗り遅れたのである。そして該当する搭乗便のゲートを確認して必死に走った。やっとギリギリ間に合ったのである。たまたまビジネスクラスであったので間に合ったがエコノミーならトップで飛び出すことはまず出来ないので、乗り遅れていたと思うと今後このような状況が発生した場合はJALにしっかりと確約させるだけでなく、それで万一乗り遅れた場合はペナルティーを支払ってもらう必要があると思われた。

万一乗り遅れて予定通りの行動が出来ない場合、今回の旅行の場合ナポリへの移動が出来ず次の日になったりすればローマでの宿泊費用、(ナポリでの宿泊はとてもキャンセル間に合わない)、そしてナポリ空港でホテルまで予約していた迎えの専用車代などがある。
それ以上にスケジュールが狂って予定した観光が出来ない部分はどう保証してくれるのか?

以前にも、無事予定通りのスケジュールをこなして最後の最後にギリシャのアテネから予約のエアフランスがストで飛ばなくなり結局一日遅れでパリに移動、パリ発のJALに(この時も前日のJALの予約はパーになって)、何とか(満席だと言われたが特別の配慮で乗せてもらった)帰国した苦い経験がある。

機内でぐったり、何とか無事にナポリに到着したが今度はなんとナポリの空港で我々のたった1個の手荷物がなかなか出てこない、次から次へと人がいなくなって回転荷物台には何も残っていない!

いよいよ待っているのは我々と他に一人だけになってしまった・・・17日間の旅程がこれからスタートする時にまたまた厄介な交渉手続きをしなければならないのかと覚悟した最後の最後にやっと荷物が出て来た時は本当にほっと胸をなでおろした。

予定より50分近く遅れてしまったが、手配していた専用車はちゃんと我々の名前の看板を掲げて待っていてくれていた。

空港を出たのが19:00過ぎ、ナポリ・卵城が目の前に見えるなかなか豪華なホテル(写真はそのホテルベランダから到着した時に見た景色で一番奥にほんのり浮かび上がっているのが卵城)に落ち着いた。
とても大きなジャグジー付の風呂に浸かってようやくひとごごちを得たのであった。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
5.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
タクシー
航空会社
JAL
旅行の手配内容
個別手配

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