2011/10/15 - 2011/10/16
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旅するきのこちゃんさん
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ある日、某旅行サイトからヒルトンホテルに格安で宿泊できるというメールが来ました。
中でもスウィンドンのヒルトンホテルは1泊39ポンド、朝食付きで49ポンドとのこと。
確かに安い。よし、週末はスウィンドンを起点にコッツウォルズ地方に行こう!ということになりました。
さてさてコッツウォルズ地方でどこかいい町はないかなぁと思い、英国人女性に尋ねてみると、
『MalmesburyやTewkesburyはプリティーな町。まだ見たことないならWhite Horseもおすすめ。』とのこと。
Tewkesburyは少し離れているので今回はパスして、前から気になっていたBourton-on-the-Waterに行くことに。
MalmesburyとBourton-on-the-Waterは、いかにもコッツウォルズらしい可愛らしい町で、のんびりと休日らしい休日を過ごすことができました。
コッツウォルズの玄関・スウィンドンの町自体は特に何もありませんが、鉄道好きなら機関車博物館は要チェック!
旅の終わりは、Oxfordshireの素晴らしい大自然に囲まれて、神秘的なホワイトホースを眺めることができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
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とーっても天気のいい土曜日。
高速道路の急な坂を下って…
コッツウォルズの玄関、スウィンドンに向かいます。 -
最初の目的地、マームズベリーに向かう途中、とある看板を発見。
ここは!!
つい先日、テレビでも報道された『Royal Wootton Bassett』ではありませんか。
21世紀に入ってから、イラクやアフガニスタン等で戦死した英国隊員は、この町の近くのRAF Lyneham基地に送還されていた。
最寄りの病院に運ぶために護送車はこの町を通っていたが、2011年3月、首相がそれを廃止すると宣言。
追って、クイーンの同意のもと、この町は王室の保護を受けることに。
これまでの協力に敬意を表し、この町を'Royal'と冠することが認められたわけです。
これはおよそ100年ぶりのこと。
わたし達が訪れた次の日、ここで盛大にセレモニーが行われました。 -
ロンドンから約1時間半後、車はMalmesburyへ。
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Malmesburyの看板。
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町の入口にガーデンを発見。
もうあまり花が咲いていないし、7ポンドかかるので入らなかった。 -
ガーデンにあった彫像と、Malmesbury Abbey。
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Malmesburyのマーケットホール。
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Malmesburyの教会(?)
木でよく見えない。。 -
12世紀に建てられたMalmesbury Abbey。
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とっても雰囲気のいいThe Old Bellというイン&レストラン。
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Abbey。横から。
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Abbey。裏から。
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Abbeyの裏側は小さな広場。
とっても気持ちがよい神聖な場所。
絵になる風景ばかりで、旅の始まりから、なんだかとっても楽しい。 -
パステルカラーがきれいな、High Streetの入口。
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1番左がシティ・センター。
旅行者用のインフォメーションもあるので、町の情報をゲット。
どうやら川沿いをウォーキングできるらしい。 -
High Streetを下っていくと…
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川にたどり着きました。
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どうやらこの川は、バースで見たエイボン川。
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川沿いの道を探して、歩いてみることに。
川の近くは歩いてるけど、なかなか川沿いに出られないので、途中で引き返しました。。 -
まだまだ、きれいに咲いてる。
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またまた、High Street。
途中に、びっくりしちゃうぐらい古い家があったり。 -
High Streetの入口のカフェで、遅いランチ。
このあたりは、かわいいイギリスらしい雑貨屋さんが数軒。
いくつかお土産をゲット!
なにを買ったかは、あとでのお楽しみ… -
とても満足感のあるMalmesburyの散歩のあと、スウィンドンへ。
これは、スウィンドンのアウトレット。
ロンドンからアクセスしやすくて便利。
洋服類はあまりいい物があるとは言えませんが、アクアスキュータムやトミーヒルフィガーなども入っています。
海外のアウトレットは、サイズがなかなか合わない…
ここのアウトレットは、インテリア用品が充実しているので、これから生活を始めようという人にはお得! -
アウトレットでのお買い物の前に…
わたしはここに来たかった!!
アウトレットの隣にあるグレートウェスタン鉄道博物館です。
グレートウェスタン鉄道は、1833年に創設され、1947年にBritish Railwaysとして国有化された鉄道会社。
ロンドンから南西方面あるいはウェールズまでを結ぶ「ホリデーライン」を誇る鉄道会社だったとのこと。
その鉄道会社が所有する機関車の多くが、ここスウィンドンで作られたそう。 -
博物館のエントランス。
17時閉館なのに、着いたのは16:15。
入場料6.4ポンドを払おうとすると、入口の係員さんが、
『もうあまり時間がないから、寄付金だけでいいわよ。』とのこと。
なんだかとても申し訳ないけど、とってもラッキーでした。
コインを寄付金箱にチャリンと入れて、中に入ります。 -
機関車の絵って、とても惹かれる…
眺めているだけで、旅の気分が味わえるから… -
機関車の部品。
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工房で、おじさんがせっせと木組みをしています。
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これもまた、機関車工房の一幕。
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『Caerphilly Castle』。
ついこの間訪れた、ウェールズのお城の名前がついた機関車。
1923年8月にスウィンドンで作られた。 -
かわいいお尻には、『SWINDON』の文字。
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この機関車は、ロンドン⇔ブリストル間で約3トンの石炭を使うらしい!
スウィンドンは、1923〜50年の間にこの機関車クラスのエンジンを160個も作ったとのこと。
当時は、鉄道産業が盛んな町だったのだなぁ。 -
『North Star』のレプリカ。
もともとは、1837年にアメリカで作られた機関車。
同年、グレートウェスタン鉄道が買い取り、Paddington⇔Maidenheadを初めて直通で走った。 -
鉄子の胸を打つ言葉。
それはそれは、働きがいのある素晴らしい仕事だったのでしょう。
きっとこの心は、今も受け継がれているのだろうなぁ。 -
Lode Starと駅舎。
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古き良き時代のポスター。
ウェールズまで機関車の旅!?
飛び乗りたいなぁ… -
ピカピカに磨かれた、操縦室の器具。
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この目盛りの感じが、わたしにはたまりませーん!
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ロイヤル・サルーン。
とってもボロボロだったけど、中に入れました。 -
洒落た鉄道には、バーカウンターだってある。
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レトロでかわいい!
これが、当時『チョコレート&クリーム』と呼ばれ愛された客車かな? -
模型もおもちゃも。
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英国の貴婦人達が、タキシード姿の紳士を連れて、列車に乗り込むシーン。
映画のワンシーンのような場面が、日常だった時代。
ちょっとでいいから、のぞいてみたいなぁ。。 -
グレートウェスタン鉄道の消防車。
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この機関車は、博物館ではなくアウトレットに展示されていた。
アウトレットモールの中には、鉄道部品らしいオブジェが点々と飾られている。
それを探しながらお買い物をするのも楽しい。 -
アウトレットをぶらぶらした後、食事のためスウィンドンの中心へ。
ところが、レストランらしいものがあまり見当たらない…
町は、少し閑散としていて寂しいものがありました。
そこで見つけたのが、このオリエンタルレストラン『Swindon Rendezvous』。 -
なんと、19時までに入店すれば1人16ポンドで食べ放題。
味も、それなりにおいしかった。
隣の大きい英国人夫婦は、前菜だけで5〜6品オーダーしていた。。。
これからどれだけ食べるのやら… -
たらふく食べた後、ヒルトン@スウィンドンに到着。
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お部屋は、至ってキレイ。
これで2人で1泊朝食付き49ポンドは、やっぱりお得!
日本では、なかなか1人3000円ではヒルトンには泊まれないし。 -
翌朝、朝食をおいしくいただき、出発!
この日も、きれいな青空。 -
前日、アウトレットで見た『Sunday Farmer's Market』の看板が気になっていたので、もう一度アウトレットへ。
アウトレットのエントランスでマーケットが催されていました。
毎週日曜10時からマーケットがオープンしている様子。
ふわふわのパンをゲット。 -
さっそくこの日の目的地、コッツウォルズ地方のBourton-on-the-Waterに向かいます。
途中、ありえないこんな坂をいくつも下ったり上ったりして… -
Bourton-on-the-Waterのモデル・ビレッジに到着。
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モデル・ビレッジのエントランス。
入場料は3.6ポンド。 -
モデル・ビレッジとは…
9分の1の縮尺で作られた、Bourton-on-the-Waterの町そのもの。
ガリバー気分で、町をお散歩できちゃう。 -
木も、もちろんミニチュアで可愛らしい。
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パン屋さんのウィンドーには、ちゃんとパンが飾られています。
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このモデル・ビレッジがある場所には、もちろんミニチュア版モデル・ビレッジがありました。
ちなみにミニチュアのミニチュアもありました。(分かりにくい^^;) -
モデル・ビレッジよりも、さらにおもしろい展示がビレッジ内にあります。
それが、『Model Makers Exhibition』。
精巧に作られたミニチュアの世界をのぞくことができます。 -
こんな、ユーモアに富んだ作品も。
タイトルは、『レディ・ヒラリーの夫、予想外に早いスコットランドからの帰宅』。
あちゃぁ〜 -
中には、20ペンスコインを入れると仕掛けが動くものもあります。
わたしは、この作品が気になったのに、故障中。。
タイトル『透明人間カップルのハネムーン』。
日本語で、『コインを入れて、笑ってください!』と。
額の中には、ベッド1つのみ。
どうなるか想像できるけど…う〜ん、笑いたかったよー! -
モデル・ビレッジを出て…町を散策。
どう見てもNewには見えない、Old New Inn。 -
かわいらしい雑貨屋さんがたくさん並んで。
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Bourton-on-the-Waterは、コッツウォルズのヴェネツィア。
町の中心に川が流れて…とっても居心地がいい。 -
皆さん、水辺でのんびりと憩いの時間。
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とあるウィンドー。
おいしそうなスコーン。 -
またしても、鉄子にはたまらないスポットを発見。
『Model Railway Exhibition』! -
店内では、鉄道模型がたくさん売っていました。
店の奥は鉄道模型の展示スペースになっていて、2.75ポンドで入場できます。
中は撮影不可でしたが、本格的な大型ジオラマがすばらしかった!!
実際にボタンを押して鉄道模型を走らせることもできて、まさに大人がハマるスポット。
あまり物を欲しがらない彼がめずらしく、『なんか欲しい…』と。
店内の模型を物色することしばし…。 -
鉄道模型…欲しいけど…
置き場所がなぁ…とか、プラグがイギリス仕様だし…とか。。
いろいろ考えてドツボにはまり。。
ひとまず、アイスでも食べて頭を冷やすことに。
コッツウォルズ・アイスクリーム、おいしかった! -
のほほんとした、休日らしい休日だなぁ。
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いかにも”コッツウォルズ”らしい小さな橋。
このあと、またModel Railway Exhibitionに戻って、鉄道模型とにらめっこ。
うーーん、ここでしか買えないというわけではないし。
少しリサーチしてから考えようと、大人買いを断念。 -
もうちょっとのんびりしたかったけど…
次の目的地、White Horse Hillに向かうことに。
また、とっても急な坂道を下ったり上ったり。 -
コッツウォルズの看板を発見。
『Area of Outstanding Natural Beauty』。
まさしく。 -
White Horse Hillに到着。
White Horseとは、丘に描かれた全長110mの馬の絵。
なんのために描かれたのかは定かではないが、この絵は青銅器時代に描かれたらしい。
この写真では、分かりにくいですねぇ。。 -
HPから、写真を拝借。
正式名、Uffington White Horse。
アフィントンの白馬。
部族のシンボルなのか、はたまた馬の宣伝なのか…
古代の神秘。 -
ちょっとでもWhite Horseに近づこうと、丘を登っていると…
なんと、ホンモノのWhite Horseに遭遇。 -
ずんずんと丘を登っていくと…
すばらしい田園風景! -
この風景が、180度広がっているのです。
この風景を前にすると、写真はむなしい。 -
黒ソックスの羊さん。
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足長な2人。
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White Horseに接近!
今はナショナルトラストによって、管理されています。 -
間近で見たWhite Horse。
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ありえない地形。
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かつては、Uffington Castleがここに。
B.C.300〜A.D.43年に建てられた。 -
まんまるの夕陽。
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すばらしい自然の美しさに感謝をして…
すんごい傾斜を下って、帰路へ。 -
また天気のいい日に、ぜったいにWhite Horseに会いに行くぞー!
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《旅のおみやげ》
*アウトレットで買った約65%Offの包丁
*Malmesburyで買ったトーマスのパスタ、バタープレート、シードル
*Bourton-on-the-Waterで買ったラブリーな壁掛け時計
おみやげの購買意欲は、旅の楽しさに比例するなぁと、つくづく。。
今回訪れた町は、今までに行ったコッツウォルズの町と比べると、旅の満足感がたっぷり。
可愛らしい街並み、鉄道の誘惑、大自然に囲まれた神秘の白馬、どれをとっても5つ☆。
ホリデイが似合う町での、とても満たされた週末でした。
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