新旧砕氷艦「しらせ」と「ＳＨＩＲＡＳＥ」のご対面？二日目

2011/09/30 - 2011/10/02

新旧砕氷艦「しらせ」と「ＳＨＩＲＡＳＥ」の姉妹？ご対面二日目

エリア 船橋・習志野(千葉)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: タクシー JRローカル 徒歩

今日は地元船橋から露天出店もあり千葉九十九里浜で捕れた「いわし」の焼き魚が大人気でした。炭火で焼いているため時間が掛かり、求めるお客さんで長蛇の列が・・・、２匹１００円は安いとの評判でしたが魚を購入しない私には？？？でした。

私の同期生も二人の孫連れて両艦の見学に来てくれた。

イベント「SHIRASE WITH しらせ」

初代「しらせ」現「ＳＨＩＲＡＳＥ」

７月８日から１週間福島県いわき市小名浜港で東日本震災の復旧・復興を支援を実施した時訪れた被災者の子供らが思い思いに「ＳＨＩＲＡＳＥ」を形取った紙に書き残したものが室内に所狭しと飾られている。
中には「南極行きます！！」と心強い？文も書かれているけれど大半が震災に関する言葉が書かれています。

艦内では「地球環境を考える」と題して極地研の本吉洋一第５１次南極地域観測隊長の講演があり非常に分かり易い講演で好評でした。

国立極地研究所
http://www.nipr.ac.jp/index.html

講演の中の一つで富士山より少し高い場所に建設されている日本のドームふじ観測基地で3,000ｍ超えの氷柱を掘削作業により掘り出し分析したところ30万年前頃までの気候変動が明らかになったそうで数万年毎に氷期及び間氷期があり間氷期では気温も二酸化炭素も上昇している様子がこのようなグラフで説明された。
最近「温暖化」と言う言葉がどこかへ消えてしまったようですが・・。
また映画「南極料理人」でこのドームふじ基地での生活が題材にもなっています。

数億年前南半球にあるアフリカ、南アメリカ、オーストラリア、インド、南極は、ゴンドワナ大陸としで陸続きだったそうです。
だから各種宝石の原石が・・・。私も昔昭和基地付近で小さなガーネットの原石を見つけたことを思い出した。

本吉隊長が持ち込まれた南極の石

同じくサファイヤ及びルビーの原石。研磨すれば高価な宝石に？

火星隕石中に見つかった生命の化石？
よく見るとミミズのような化石が・・・。

いろいろ南極大陸には楽しみがたくさんあるんだなあと。

艦内には明治の南極探検隊を率いた白瀬矗関連のタペストリーが展示されていた。

広々とした後部ヘリコプター甲板

左前方に瓦礫の山が見えますが他県からの？と心配される質問もあるようですが殆ど報道されていませんがこの岸壁もかなりの被害があったようです。

第二波の津波で3m63cmを記録したそうです。

3月11日の東日本大震災時地震による岸壁のひび割れや液状化状態
(知人より写真の提供を受ける)

データによると
3月11日17:20　津波第1波　2m19cm
　　　 18:20　津波第2波　3m63cm
　　 　19:20　津波第3波　2m32cm