道東釣りの旅-2011-/秋の道東遠征１日目・・・この川は別もの

2011/09/23 - 2011/09/25

予定していた大会が台風１２号による大雨で中止。連休は・・・何処へ行っ
ても増水、濁流で釣りにならない・・・でも行きたい。考えていた時、残
間さんが釣り仲間と道東へ行くとの話を聞き、我々(アラカンタカさんと私)
も道東行きを検討。釧路には強い味方の釣り仲間がいる。川の状況を実釣
つきで教えて頂ける。連休までに濁りがとれるか？・・・かなり厳しい状
況であると出発前日に報告があった。もう一名(山の字さん)が参加したい
と手を上げてきた。アラカンタカさんは一日遅れて出発、残り二人は予定
通り。道東の川は増水、濁流さてこの状況で何処の川へ、あそこの川しか
ないと行先を決め道東へ向かい走る。十勝川、音更川、利別川どこの川も
今までに見たことのない泥んこ川・・・もしかしたら、悪い状況が浮かぶ
がそれを振り払い目的地へ向かいした走る。弟子屈に入り右折、中標津方
面へハンドルを切る。養老牛へ向かう最初の橋、この下を流れる川が目的
の川。欄干から川を見る、西別川の清流がたんたんと流れていた。
何時もより少し水量が多いが初心者でも安心して立ち込んでロッドを振る
ことができる。俄かガイドとしてはひと安心。誰も入っていない広場に車
を止め、逸る気持ちを抑えコーヒータイムと洒落込む。時間が早かったの
でライズはないがドライをチョイス。ここは自分が釣るのではなく山の字
さんに釣ってもらいたい。橋の手前から川に入る。木が立ち込んでいる場
所でのキャスティングは初めて。なかなかフライを流れに撃ち込めない。
30〜40分程経過すると前後左右の状況感覚も掴みフライを流すことが出
来る様になった。
魚がいることを確認すべく隠れ石の脇で山女魚を一匹掛け見せる。立ち位
置、フライを流す場所を指示し場所を変わる。数投目でパシャリと出たが
合わせが出来ない。同じ場所で数回出てくれたが乗せられない。これだけ
は自分で掛けるしかな。上流に場所を移動しここはと思う所でバシャリと
魚はでるが空振り。お昼も過ぎたので午前の部は終了。虹別キャンプ場に
キャンプ場所を確保し昼食後仮眠、午後は14:00から再開する事にした。
同じ場所へ行くが先行者がいた。上流に上がっているようなので午前中に
魚が出た少し下流から入った。狙うポイントは決まっている。最初のポイ
ントは一度反応があったが続かなかった。次のポイントへ移動、ボサの張
りだしている場所を数回流した時、草陰から飛び出しフライを咥えてくれ
た。ロッドが曲がり乗ったことが確認できた。静かに寄せ、今回の釣行で
用意したランディングネットに無事ランディング。記念写真を撮りリリー
ス。フライフィッシングを始めて２ヶ月程で釣果が出た。本人が一番嬉し
い事だろうし一生忘れられない川、西別川となった。
キャンプ場で初釣果に、そしてロッド、リール、ランディングネットに入
魂出来た。乾杯〜、おめでとう！そして西別川ありがとう！！

エリア 摩周・弟子屈(北海道)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車

西別川の流れ・・・水量は何時もより少し多いが
濁りもなく清流が淡々と流れていた

魚がいることを確認するためにも１匹、
何んとか頑張り山女魚を先に掛けることが
出来ました

山の字さん、おめでとう！！
山の字さんが掛けた生まれて初めての魚・・・「イワナ」
釣れた時はイワナと思っていましたがここの川に詳しいい
人から「ブルック」では？
今回入った所では山女魚、イワナ、ニジ、ブルックが釣れ
るとの情報もるようです。それにしても道東の川は素晴ら
しいベテランも初心者も優しく受け入れてくれる

撮影、山の字さん・・・１匹釣れ心に余裕ができ
私が釣ったイワナをパチリと１枚撮ってくれました。