2011/09/20 - 2011/09/21
272位(同エリア486件中)
がおちんさん
九州ドライブ4&5日目です。
台風の影響で思わぬ一日延長となった共同温泉めぐり。小浜温泉で朝風呂に入り、24年ぶりの雲仙では硫黄泉に浸かって大満足。
午前中は島原半島をドライブし、午後は天候とフェリーの運行情報を気にしながら長崎、佐世保へと移動しました。
結局、五島に帰れたのは翌日の午後になりましたが、オマケの一日もしっかり楽しみました。
4&5日目のルート:小浜→雲仙→島原→長崎→佐世保→新上五島
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
-
2011年9月20日(火)
5時半に目が覚めた。一瞬、「ここはどこだ?」と思ったほどの爆睡。
深夜に大村から長崎自動車道に乗って、木場PAで寝たのだった。おそらく車の外までイビキが轟いていたことだろう。
4時間しか寝ていないが、頭はスッキリ。諫早で下りて国道57号を小浜方面へ走る。 -
愛野展望台から見た橘湾の眺め。
風が強く、今日も好天は期待できなさそうだ。 -
6時20分、小浜温泉に到着。
海沿いにある共同温泉、浜の湯へ。 -
番台に150円払って浴場に入る。
早朝から男女とも結構な混み具合で活気がある。こういうの大好きだ。
温泉は熱めとぬるめに分かれており、熱めの方は相当の気合が要求される温度である。
濃いめの塩湯で、体の芯からポッカポカ。湯冷めの心配はなし。 -
浴槽には小さめの柄杓が置かれており、飲泉もOK。
さっそく飲もうとすると、地元の人から「あよお、焼けどすっけんよ」と注意された。正に熱湯で、舌に少々ダメージを受ける。
後で知ったが、小浜の源泉は105度もあり、世界一熱い温泉なのだそうだ。
何の注意書きが無いところも地元仕様で気に入った。 -
湯上り後、小浜温泉の近くにある、「金濱眼鏡橋」に行ってみた。
橋は平成5年に修復されたものであるという。 -
小浜から急勾配を登って雲仙へ。
実は24年前に入った硫黄泉の共同浴場が忘れられず、今回はぜひとも再訪したいのだ。 -
8時、湯煙が立ち込める、雲仙地獄に到着。
-
駐車場の目の前は清七地獄。
キリシタンだった清七が拷問・処刑されたという、洒落にならない場所。 -
雲仙地獄から少し離れた「小地獄温泉館」へ。
9時から営業のため、50分以上待たなくてはならない。
しかし、そこまでしても入りたい理由があった。 -
時間つぶしに仁田峠へ向うも、循環道路は悪天候のため通行禁止だった。
再び、小地獄温泉まで戻る。 -
★写真は1987年の小地獄温泉
24年前の昭和62年、モトラという原付バイクで日本一周をした際、たまたまこの温泉に寄った。
100円を料金箱に入れ、中に入ってみると・・・ -
★写真は1987年の小地獄温泉
台風で屋根が飛ばされ、露天風呂のようになっていた。青白い色の硫黄泉は絶品で、すっかり気に入ってしまった。
浴槽の後方には「打たせ湯」もあり、これがツーリングで疲労した体にたまらなく気持ちが良かったのだ。服に染み付いた硫黄臭さがいつまでも取れないのも印象深かった。
※小地獄共同浴場は大正8年に開業したそうで、小地獄温泉館のサイトにある昭和初期の白黒写真を見ると、この時と同じ建物で驚いた。 -
わくわくしながら、24年ぶりの温泉に入る。
料金は400円と高くなっていたが、浴場もずいぶんと立派になっていた。 -
なんと、あの「打たせ湯」も健在だった。
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源泉から直接温泉を引いており、一日の湯量440トンは雲仙で最大だという。
にごり湯につかると、正に「あの温泉」だった。
変わらぬ硫黄臭と濃い色の温泉に感激。フェリー欠航によるショックも癒された。 -
24年も経つと世の中もずいぶん変わる。小地獄温泉は立派な建物になり、青年だった私もおっさんになった。
昭和62年といえば、国鉄民営化や大韓航空機爆破事件などがあった年。安田火災が58億円で「ひまわり」を落札し、日本中がバブル景気に踊らされていた時代だ。
それでも、日本は治安が良くて安全な国だった。旅に出れば素朴な田舎が沢山あって、人は親切だった。
懐かしの温泉に浸かりながら、そんな昭和の旅を思い出した。 -
雲仙から国道57号を島原へ下る途中、島原湾と熊本県側にある湯島が見えた。
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道の駅みずなし本陣ふかえに寄る。ここには「土石流被災家屋保存公園」が併設されていて、1991年に起きた雲仙普賢岳の噴火で被害を受けた家屋が、そのままの状態で保存・展示されているのだ。
屋根近くまで埋まってしまった家を見ると、当時の被害がいかに甚大であったかがわかる。 -
霧にかすむ平成新山。
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島原港に行ってみると、有明海のフェリーは荒天のため欠航だった。
やはり昨夜は熊本から陸路を走ってきて正解だったのだ。 -
港にある「島原温泉・足湯」に行くも、掃除中のため湯が抜かれていた。
残念。 -
国道251号で長崎方面へ向う。
島原では、今回の旅で初めての渋滞にあった。
島原城の前で小休止。 -
「もう一風呂」と思って島鉄湯江駅前にある有玉温泉へ寄るが、「月曜は定休日」という看板が立てられ、営業していなかった。
でも、今日は火曜日なのに・・・
※後で調べたら2010年4月で閉鎖したそうです。 -
駅に車を停めたついでに、島鉄を見ていくか。
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ほどなくやって来た、キハ2500系車両。
田んぼの緑に、黄色い車体が映える。 -
車体には「おどみゃ島原の〜」で有名な子守唄のイラストが描かれている。
10時56分、下りる人が2名、乗る人は無し。哀愁の漂うローカル線だ。
もし国鉄色のキハ20形だったら感涙ものだったろう。 -
再び有明海ぞいに国道251号を走る。
海は時化ており、ときおり吹く突風に車体がふられる。 -
海沿いの道を避け、広域農道を走った。
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今度は左手に橘湾を見ながら長崎を目指す。
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12時30分、長崎に到着。
路面電車の走る魅力的な街だ。 -
昭和25年に製造された車両が、今も現役で走っているというのは素晴らしいことだ。
ワーンというモータ音を唸らせながら走り去っていった。 -
まずは腹を満たすために中華街へ。
昨夜は熊本ラーメンを食べそこなったので、今日はちゃんぽんでリベンジだ。 -
永盛楼にて特製ちゃんぽん(1000円)を注文する。
わー、美味い!
さすが本場の味だ。 -
天気は晴れて、汗をかくほど暑くなった。
腹ごなしに街をさるく。
中華街と浜屋で買い物をすませ、出島のオランダ商館跡へ。 -
長崎は猫の似合う街。
尾曲がりが「長崎ねこ」の特徴というが、なるほど尻尾が曲がってる。 -
にゃーっと鳴きながら寄って来た。
やばい、あんまり可愛いので去りがたくなってしまう。 -
猫の誘惑をふりきって長崎港へ。
明日のフェリー情報を確かめておきたいのだ。 -
ところが、窓口は閉まっていた。
本日の便は全て欠航だから、チケット売り場は閑散としている。 -
どちらにせよ、明朝にならなければ船が出るかどうかわからない。
ならば、料金の安い佐世保からのフェリーに賭けることにして、長崎を発った。 -
国道202号で海沿いに西海方面へ。
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山越えをしようと思ったが、道を間違えて林道に迷い込む。
しばらく走ると行き止まりになってしまった。
風が強烈でこわい。 -
どうにか県道12号を見つけて山を下る。
天気は悪化するも、大村湾の眺めが良かった。 -
17時40分、早岐のあたりで虹が出た。
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このまま佐世保港に行くのも惜しくなり、ドライブ初日に入った武雄温泉に再び向うべく、国道35号を北上する。
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19時、武雄温泉に到着。
共同浴場の上にある岩がライトアップされていた。 -
3日前と同じく、元湯へ直行。
思う存分、長湯をした。 -
21時、佐世保に着く。
腹が減った。 -
せっかくの佐世保なので、名物の「佐世保バーガー」を食べることに。
象さんマークのビッグマンという店に入る。 -
トリプルバーガーを注文。焼きあがるまでしばし待つ。
これがメチャメチャ美味かった。手作り感があり、ファーストフードではなく「料理」のレベルだ。長崎県は美味いものが多いなー。
それに比べたら島は・・・。ワンダーバーガーも、もっと頑張らんば。(五島ネタです) -
22時、佐世保港にて就寝。
未明から風雨が強まり、エブリイの車体が揺れるほどだった。 -
2011年9月21日(水)
なんと、今朝のフェリーも欠航になってしまった。
売店のおばさんによると、3日間も船が出ないのは珍しいという。
「商売あがったりたい」と嘆いていた。
こっちも参ったよ。 -
港にじっとしていても仕方ないので、昼便の予約だけしてから朝のドライブに出る。
佐世保基地の前を過ぎ、九十九島へ。 -
すばらしい眺めの九十九島。
しかし、昼の船が出るのか気になってしまい、風景を楽しむことができなかった。 -
早めに港に帰ると、出航が確定されると聞いて一安心。
ああホッとした。 -
猫さん、こんにちは。
ようやく五島に帰れるよ。
「よかったにゃーん」。 -
12時40分、美咲フェリーで佐世保を出航する。
船は大きく揺れ、悲鳴を上げる女性もいた。
私は船に弱いが、何とか酔わずに済んだ。 -
15時50分、有川港に到着。
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五島に帰ってくると空気の良さに気がつくが、すぐに慣れてしまう。
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16時15分、無事に帰宅。
妻から「硫黄の臭いがする」と言われた。さすが雲仙の温泉パワー。
大分で師匠から頂いた酒を、さっそく味わい、旅のシメとした。 -
今回走った、九州ドライブのルート。走行距離は1153キロ。
台風に翻弄されて予定が延びてしまったけど、いろいろな温泉にも入れて楽しい4泊5日の旅となりました。
2011年秋 エブリイで九州ドライブ〜共同温泉をめぐる旅 終わり。
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