1999/10/03 - 1999/10/03
155位(同エリア560件中)
哈桑湖さん
大学生活も後半に入った頃です。「また再試かあ。授業も出てるし、勉強もしているのに、どうしてこんなについていないんだろう。」そう思いながら歩いていると、キリスト教会が目に入ってきたのです。ここへ来てお参りすれば、次の試験で合格出来ると思ったのです。
日曜日に教会にきました。初参の私に対して、上品な奥様方が、聖書や賛美歌の本を渡してくれ、それは溢れんばかりの親切でした。かえってその善意が、心の負担になり、針のムシロみたいに感じられました。信者さんたちは、上等そうな服を着ていて、育ちもよさそうで、私のような無作法者には、敷居が高い場所だと感じたのです。
事実、日本で活躍され、立派な人とされている人には、クリスチャンは多いのです。また、いわゆる「お嬢様学校」は、大半がキリスト教の学校です。キリスト教会とは、生まれも育ちもよい人の行くところで、私のような人間の行くところではないと、長い間信じていたのです。
あるときクリスチャンという人に出会いました。ごく普通の人でした。この方は長崎出身の方でした。その方がおっしゃるには、まわりみんなが信者さんで、教会に行くのが当たり前という環境で育ったと。こちらの教会とは、雰囲気が違うかもね、とおっしゃていました。
私は教会でお参りしたのに、再再試になったことを言うと、「貴方みたいに信仰を頭で受け止めようとしちゃダメよ。心で受け止めなくては。全ては神様のお導きよ」とのことでした。
結婚式で長崎に行くことになったので、レンガ造りで美しいとされた佐世保の黒島天主堂へ、ついでに寄ることにします。教会の中へ、恐る恐る足を踏み入れると、日曜日なので、信者さんが沢山いて神父様のお話を聞いているのです。信者さんを観察すると、ごく普通の人のようです。
ここ佐世保の黒島は、8割が敬虔なクリスチャンとされています。ミレーの晩秋という絵にあるように、仕事が終わるとキリスト様に感謝の祈りでも捧げている、そんな姿さえ目に浮かぶのです。
ここの島の人たちは、「おはようございます」と言って,行きずりの私に声をかけてくれ、心温まる思いにさせられるのです。そしてこの島は、信仰は心で受け止めるものとさえ、悟らせてくれる気がするのです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
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佐世保港です。
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佐世保の高島です。軍艦島そばの高島ではないです。
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高島です
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高島入港
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佐世保黒島入港
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黒島天主堂です。
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学校です。
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キリシタン墓地です。
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女子修道院です。
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男性修道院です。
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男性修道院
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佐世保駅すぐの教会です。
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マリア様です。
やさしそうですね。
マリア様の像があるのが、カトリックです。
プロテスタントは、偶像崇拝を禁止しているので、ないんです。
アフリカでは、カトリックがプロテスタントより、はるかに優勢です。
目に見えない神を心に描けというのは、文盲だったアフリカの人には、無理だったからです。
綺麗なマリア様の像がある、カトリックの方が、受け入れられたのです。 -
長崎に寄りました。
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原爆を落としたのは、キリスト教徒です。
どうして、キリスト信者の多い長崎に、原爆を落としたのか。
「召されて妻は、天国に(長崎の鐘)」という歌がありました。
トルーマンが原爆を落としたから死んだのではなく、天に召されたなんて、
また蒋介石は、日本の原爆投下は、戦争終結のための、キリストの恵みだと。
そんなこと、ありえないですよ。
そうそう、信仰は頭で受け入れるのではなく、心で受け入れるものだと、黒島で悟ったばかりでしたね。
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