566　秘湯「二岐温泉」福島県岩瀬郡天栄村大字湯本字下二俣５

2011/08/20 - 2011/08/21

「日本秘湯を守る会」は平成18年現在185軒あるらしい？その内の一軒、二岐温泉「大丸あすなろ荘」を紹介します。福島県岩瀬郡天栄村
山また山の中、車利用でないと不便です。開湯は平安中期というから古すぎ。ホームページには「平安時代の安和二年の政変で皇位継承にやぶれた宮人が薬湯を求めて河底に湧く現在の元湯自噴泉甌穴風呂を発見し今日に至ると伝えられる…」とある。

エリア 羽鳥湖(福島)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: その他

国道118号湯野上温泉から約10Km地点の道路標識

国道118号線から山道を約5Km看板発見

駐車場より坂道を下ります。

雨上がり暖簾をくぐり

暖簾から玄関

玄関脇

ロビー

受付

館内の女湯

館内の男湯

外に出る時の注意書き。アブ・メジロに注意メジロは「アブより一回り小さく、アブと同じに人を刺し１週間くらい痛みがある。水のきれいな場所に生息」と説明があった。湯船で２匹あの世へ送った。

湯船は内湯、露天風呂を入れて全部で５箇所、温泉分析表が４枚という事は…４箇所から温泉が湧き出ているという事だ！

その１　「渓流露天風呂」

渓流露天風呂の湯船２個あります。

渓流露天風呂の脇は川です。「二俣川」と言います。二岐温泉ですが“二俣川”です。HPによりますと、ここの温泉は時代により「二俣」→「二股」→「二岐」と移り代わっています。

川の上の山栗、今頃実っているでしょう。

二俣川

その２　露天風呂「子宝湯」脱衣所です。湯船は女性が入っているため写真はＮＧです。女性だけではありません。年の離れた男性が一緒でした。不倫か！いやいや、年の離れた夫婦かも。神××ナンバーの車から出てくる二人と同じように入浴しました。湯船は次回訪れて写真を撮りましょう。しんちゃんはと言えば、残念ながら、こわ〜い神さんと一緒でした。

その３　「自噴泉岩風呂」

「自噴泉岩風呂」正式名称「自噴泉甌穴風呂」甌穴とは…Wikipediaでは【甌穴（おうけつ、かめあな）とは河底や河岸の岩石面上にできる円形の穴。ポットホール[1]（pot hole）、またはかめ穴ともいう。】元々は河川の一部だったようです。

湯船の中の甌穴（おうけつ、かめあな）。急に深くなり、奈落の底に引き込まれる様で気持ちが悪かった。

温泉分析表

温泉分析表

その４　「男湯」内風呂

「男湯」内風呂の露天風呂

その５「女湯」内風呂と露天風呂＿以上５箇所の湯船の紹介でした。

場所googleの地図です。東北自動車道からは白河インターを下りて、国道289甲子道路より甲子トンネルを抜けて南会津郡下郷町へ出ます。北上して湯野上温泉を東へ概算61Kmです。現在東日本大震災の影響により、県道３７号線（白河羽鳥線）が通行止めのため迂回しました。ホームページはhttp://www.daimaruasunarosou.com/

「道の駅しもごう」へ寄りました。　

たどたどしい日本語のお店の方の声が聞こえてきました。

美人少女でした。「どこの国の方？」「日本人です」「？？？」お父さんが日本人、お母さんがウクライナでした。福島県西白河郡西郷村にてパンを焼いてここで販売家のお手伝いをしています。パンを購入しました。ウクライナはロシア語でした。最後に「ダスビダーニャ」って言ったら「さようならですね」って言われました。

国道289号線甲子（かし）道路「甲子橋」

甲子トンネルより「甲子温泉」へ下りました。

甲子温泉「大黒屋」甲子道路が出来るまでは秘境の秘境でした。

貴重な記念碑を発見。ここは阿武隈川の源流でした。

もう一箇所見学場所発見「剣桂神社」「剣カツラ」

説明版

カムイモシリ　アイヌウタリ　エピリカヤン（アイヌ語）翻訳すると「神が住むところ、人間が平和でありますように」とかなんとかだそうです。

このカツラの幹に剣が刺さっているので探しました。

ここかな？

この中かな？

木を三周しましたが見つかりませんでした。雨も降っていますし、次回探しましょう。

遅いお昼にしました。白河ラーメン「いまの屋」福島県西白河郡西郷村小田倉上上野原７０−７

メニューはシンプル

店内

待ち時間３０分。味噌ラーメン　650円

ラーメン　650円　15年以上前から来ていますが変わらない味です。しんちゃんを最後に閉店です。帰りには暖簾が店内にしまわれていました。

田畑の中のラーメン店。駐車場から北東方向。初めて来る方は「こんなに田舎なの？」とびっくりします。旨いです。