秋雨前線停滞する中を笠ヶ岳へ

2011/08/20 - 2011/08/22

今年で9回目となる恒例のメンバーと2泊3日で笠ヶ岳に登りました。
堺を早朝出発して新穂高温泉に9時過ぎ到着し、無料駐車場にマイカーを置いて、初日の宿泊所鏡平山荘に向いました。ワサビ平小屋で昼食を摂り小雨ぱらつく中小池新道を通り鏡平山荘に16時過ぎ到着しチェックイン。
翌朝昼食を摂って霧雨降る中を弓折乗越へ。そこから双六方面への道に別れを告げ笠ヶ岳に向いました。
ガスと霧雨で眺望が全く駄目な中、弓折岳・大ノマ岳・抜戸岳・抜戸岩を経て12時過ぎ笠ヶ岳山荘に到着。荷物を置いて笠ヶ岳山頂へピストンしてチェックイン。ガスと雨で景観を楽しむ事が出来なかったので夕食まで談話室でビールを飲みながら歓談。
3日目朝ご来光を楽しみに4時過ぎ起床しましたが雨とガスで全く駄目で、早めに朝食を済まして下山に向いました。
下山は笠新道を通り登山口に11時前降り立ち新穂高温泉へ。深山荘で入浴して平湯温泉で美味しい蕎麦を食べて帰堺の途に就きました。
今回は眺望は楽しむことは出来ませんでしたが高山植物の花と多くの雷鳥が歓迎してくれ心を和ましてくれました。
鏡平山荘、笠ヶ岳山荘とも改装され寝心地も良く、食事も美味しく、トイレが奇麗になっていたので女性群も満足していました。残念なのは雨天で眺望が楽しめなかった事だけです。

エリア 新穂高温泉(岐阜)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回のメンバー5人です。
新穂高温泉バスターミナルよりワサビ平へ向う途中。

弓折乗越で我々以外は双六方面へ向って行きました。
ここより笠ヶ岳山頂まで単独女性1人会っただけです。

大ノマ岳100メートル手前より山頂まで案内してくれた雷鳥。
これから笠ヶ岳山荘まで度々雷鳥に出会いました。
雨の日は雷鳥が良く観察できると聞いていましたが本当ですね。

この岩が抜戸岩です。ここからは山頂までなだらかな登りです。

笠ヶ岳頂上にある祠です。
この山を本格的に開山したのが幡隆上人です。
幡隆上人はここより槍ヶ岳を見て槍ヶ岳の開山を思い立ったと云われています。頂上三角点は少し離れた所です。

笠ヶ岳山頂（標高2897.5ｍ）三角点です。

岩陰に咲くチングルマです。
この時期は殆ど綿毛のチングルマです。

ここが笠新道との分岐点です。ここからは一路取り付きまで下るだけです。

ここが笠新道の取付です。美味しい水場があります。

清流の蒲田川です。