2011/08/13 - 2011/08/16
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lykkeさん
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大学4回生の時に初めて一人旅をしたのが、函館〜仙台。
その後同じく4回生の時に猪苗代湖〜松島海岸も一人旅しました。
それから時が経ち、久し振りに東北行きたいなぁ思い、3月9日にとりあえず情報収集をと旅行代理店でパンフレットを取ってきたのですが・・・
直後の3月11日に東日本大震災発生。東北の太平洋沿岸部は町が壊滅状態になるほどの大きな被害を受けました。
現実のものとは思えない津波、そして日常や大切な存在を失った方々がたくさんおられることが、離れた所に住んでいる私もショックでした。
少しずつインフラや観光地が再開し始め、7月頃に再度調べてみたら、自分でも行けそうな様子。
自分が旅行することが貢献になるかはわからないけど、お盆の連休、行くなら東北でしょ!!と東北一人旅を決めました。
今回は全部バラバラで取るよりANAのダイナミックパッケージを使う方が安かったので、フライトと1泊目のホテルをダイナミックパッケージ、2泊目、3泊目のホテルを楽天トラベル、仙台→盛岡のはやてをJR東日本のえきねっとで予約して行きました。
↓☆がついている日の旅行記です
1日目大阪→仙台・松島
☆2日目仙台→盛岡→龍泉洞→浄土ヶ浜→盛岡
3日目盛岡→小岩井農場まきば園→角館→秋田
4日目秋田→羽田乗り継ぎ→伊丹
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 私鉄
- 利用旅行会社
- ANAセールス
-
メトロポリタン仙台の朝食は、和定食か和洋ビュッフェのいずれかを選びます。私はビュッフェの方に行きました。玉子のココットが美味しかったです。
お腹いっぱいになったところで、支度を済ませて出発です。
ちょうど乗りたかった新幹線がえきねっとで10%オフで買えたのでラッキーでした。
券売機で発券した切符で改札を通ります。
早めにホームに着いてボーっとしていたら、東京行きのはやぶさが。
なんだかテンション上がって、ホームの端からはやぶさが仙台駅を出たところを撮影しました。 -
はやてが到着したので乗り込みます。
-
盛岡駅に着いて券売機でバスの乗車券を買い、ホテルに行って荷物を預けてから駅前のバスターミナルに戻ると、長ーい行列が。さすがお盆です。
バスの中は補助席をフルに使い、立つ人も出るほど満員です。
途中でアシナガバチも乗車してきました。
スズメバチほどではないとは言え、やっぱり恐いよー。
道の駅で途中休憩です。
アシナガバチが下車してくれないかなと期待しましたが、下車せず落ち着かない時間が続きます。。。
とは言え、何が何だかわからないまま遠くまで運ばれてしまっている孤独なアシナガバチを思うとちょっと可哀想な気持ちにもなってきました。 -
予定時刻より30分ほど遅れて龍泉洞に到着しました。
昔から行ってみたかったので、ワクワクします。 -
龍泉洞だけに、橋が龍になっています。
この橋を渡ったところに券売所と入口があります。
入場料は1,000円で、向かいにある龍泉新洞科学館にも入ることができます。 -
養命の淵
澄んだ水がゴーっと流れていました。 -
洞窟の中を歩いていると、探検隊になった気分です。
-
中の気温は11.4℃。
湿度が高いので気温ほど寒く感じないとネットでみましたが、半袖だとやっぱり寒いです。。。 -
地蔵岩
お地蔵さんの形をしています。 -
地底湖入口
いよいよドラゴンブルーとご対面です。 -
暗くてあまり良く撮れません。。。
カメラの設定も色々試す余裕が無く・・・
腕も無く・・・ -
「地底湖のどこかに洞窟の外から通じる穴があり、その穴から差し込む光で青く光っている」と勝手に想像していたので、ライトが湖に入れられているのをみてちょっと拍子抜けしました。
でもさすがの透明感です。 -
イチオシ
時間があまりなかったので、早足で見学終了しました。
憧れの地、もう少しじっくり観賞できたら良かったのですが。
外に出ると、懐かしいような穏やかな光景が広がっています。
緑と川、遊ぶ子供達、見ているだけで身体に良さそうです。
お昼や買物をする時間も微妙になさそうだったので諦めましたが、龍泉洞入口にある水のみ場で龍泉洞の水はいただきました。
ひとくち飲むと、冷たくって美味しい!!ちゃっかりペットボトルにも入れました。 -
龍泉洞から出ている町民バスで小本駅へ。
マイクロバスの乗客は5人ぐらいでした。渋滞にあたることもなく、バスは快適に進みます。
小本駅前で降りると、、、
目の前にあるのは観光センター。周りを見渡しても駅舎らしきものが見当たりません。
とりあえず観光センター1階の売店に入りました。
小さい商店みたいなその売店で飲み物を購入し、レジで精算するときに切符をどこで買えば良いのか聞いてみました。
すると、
「ここで売ってますけど」
えっ、ここ?
乗車料金を支払うと、硬券を渡してくれます。
このまま2階に上がると、ホームにつながっていると教えてくれました。 -
観光センター2階は臨時の町役場になっていました。
お盆で休業中ですが、被災者の方向けの手続きの案内などが掲示されていました。
列車が来るまで時間があるので、階段近くのベンチに座ってお昼代わりのカロリーメイトを食べることにし、ついでに切符を撮ってみました。
ここを走っている三陸鉄道は、近隣住民の方が少しでも早く日常を取り戻せるよう、安全が確認された北リアス線の宮古〜小本と陸中野田〜久慈に臨時ダイヤで復興支援列車を走らせていますが、間の区間と南リアス線は被害が甚大なため現在運休中、完全な運行再開までは3年かかるそうです。
住民の方の生活を考え、再開後しばらくは無料、現在も割引運賃で運行しています。
私が買った切符も小本-宮古720円が600円になっています。
単なる旅行客だけに、なんだか申し訳ないです。 -
列車が到着しました。
復興支援列車と書かれた紙が貼ってあります。 -
鉄道むすめ・久慈ありすと釜石まなのイラストも貼られていました。
最近萌えキャラ多いですねー。
車内にも全国から寄せられた復興を応援する鉄道むすめイラストが貼られていました。 -
宮古駅到着です。
この日は夜花火大会があるそうで、日中も駅前でイベントが開催されていました。
ピカチュウが来ていたらしく、皆ピカチュウの紙製帽子を被っていました。
駅からタクシーで浄土ヶ浜に向かいます。
駅を少し離れると、解体を待つ建物や、更地に供えられた花束、柱が倒れかかったガソリンスタンドなど、津波の傷痕が視界に入り、言葉を失ったままただただ眺め続けました。
現地の方々の生活や命がそこにあったことを思うと、やりきれない気持ちになります。
それだけに、写真を撮ることはできませんでした。 -
浄土ヶ浜に到着しました。
ここに来た目的は、7月から再開された、青の洞窟に行くさっぱ船!!
さっぱ船は小さな漁船です。
ボートの貸切と違い、予約不要(というかさっぱ船は予約受け付けていないみたいです)なので、ふらっと行ってマリンハウスのおじさんに乗船希望を伝えたら乗れました。
乗船料は1,400円。
「汚くてごめんよー。津波にのまれたのを一生懸命拾い集めて乾かしたから、シワシワになっちゃったんだ。ごめんよー」と、おじさんがかっぱえびせんと一緒にチケットをくれました。
有難すぎて、今も大切にしまっています。
時によっては船が出ていて待つ必要があるみたいですが、タイミング良くすぐに乗ることができました。
荷物を預け、ライフジャケットとヘルメットをつけてもらって乗船します。
小さな船着場から出航です。 -
餌のかっぱえびせんをあげながらなので、ウミネコがすぐ近くに。
1羽が足にとまったので、写真を撮ろうとしたのですが、、、
もう1羽やってきてしまい、足の上から前辺りで2羽がバタバタバタバタ。
カオス。。。 -
入れ代わり立ち代わり船に乗ってきます。
茶色い鴨みたいな色は子供のウミネコだそうです。
成鳥より黒目がちで、餌をキャッチするのがちょっと下手。
奥の方には鮭が飛び跳ねているのが見えました。 -
ウミネコ船長
-
青の洞窟前に着きました。
もう一艘の船が中に入っているので、少し待ちます。 -
洞窟に入る前から既に綺麗です。
-
洞窟に入ります。
またも気分は探検隊。 -
少し暗い洞窟に小さな船で入る、これだけでも楽しいですが、、、
-
船が少しずつ向きを変えると、、、
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おぉーっ!!!!
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凄く綺麗なのに、写真で再現しきれない・・・
私に写真撮影の腕があれば・・・ -
イチオシ
今まで見たことがない、美しいブルーです。
-
本当に「なにこの青」と思うくらい、綺麗に輝いています。
光が奥まで差し込む午前中に来るのがベストらしいですが、午後でもかなり感動できました。
次は午前中に来たいなー。 -
大満足でマリンハウスに戻り、ヘルメットとライフジャケットを返却して荷物を受け取りました。
展望台がすぐ近くなので行ってみました。
上から名勝・浄土ヶ浜を眺めることができます。 -
-
マリンハウス前の船着場も見えました。
-
遊覧船の出航
船の後ろにはやっぱりウミネコの群れ。 -
タクシーで宮古駅前に戻ります。
道が渋滞していましたが、運転手さんが選んでくれた道が良かったのか、割とスムーズに戻れました。
帰りも宮古市の光景を眺め続けます。
自分に何ができるだろう、そんなことを考えました。
駅前から県北バスの106急行で盛岡に戻ります。
乗り場の近くにある建物の券売機で乗車券を購入できました。
1時間に1本出ているバスですが、浄土ヶ浜に行く前に見た時も帰り乗車するときも乗り場に行列ができていました。 -
駅前の照明?
帰るときになってやっと海鳥の形になっていると気付きました。。。 -
渋滞で宮古市を抜けるのに時間がかかりました。
ぼーっと外を眺めていたら、大阪府警のパトカーが駐車場に停まっていました。
中には少し疲れた様子の警察官の方が2人。
前に新聞か何かで大阪府警が今もパトロールや捜索活動をしている記事は読んでいましたが、地元の名前を実際に現地で見て、頑張ってはるんだなぁと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
渋滞を抜けて進み、途中休憩の後、山の中の道を走ります。
外はすっかり真っ暗に。
2時間の予定が3時間かかり、20時過ぎに盛岡駅に到着しました。 -
宿泊したのはメトロポリタン盛岡NEW WING。
駅に直結しているのは本館でしたが、荷物を広げたかったので、お部屋が広いNEW WINGを選びました。
レディスプランを予約していたので、可愛いボトルに入ったシャンプーなどのオリジナルアメニティがもらえる上に、お部屋にイオンスチーマーが置かれていました。
お部屋が選べず喫煙ルームだったのは残念でしたが、イオンスチーマーで肌がしっとり保湿され毛穴の引き締めにもなったので、旅行中日にちょうど良かったです。 -
盛岡に着いたのが予定より遅くなり、また動き回って疲れていたので、晩ごはんは駅弁にしました。
夜の半額セールで900円→450円になっていた鮭といくらの親子めしと、どうしても食べたくなった手まり寿司。
手まり寿司は一つ一つが食べごたえがありました。
鮭といくらの親子めしは刻み大葉が入っていてすごく美味しかったです。
普段ではありえない程の量を食べたので、はち切れそうな胃を落ち着かせてからおやすみなさい。
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