９ヶ月乳児連れ黒部渓谷鉄道トロッコ電車と黒部ダムの旅～３日目～

2011/09/07 - 2011/09/09

夏休み家族旅行３日目です。


１日目　　　旅行記http://4travel.jp/traveler/ek/album/10600488/
６：３０　　高山の自宅発
　　　　　　（国道４１号を北上、富山ＩＣから黒部ＩＣまでは北陸道）
９：００　　宇奈月温泉郷に到着

９：４２　　トロッコ電車に乗る
　　　　　　宇奈月駅から欅平駅へ（約１時間２０分）

　　　　　　昼食、周辺散策（滞在２時間）

１３：１０　欅平駅から宇奈月駅へ（約１時間２０分）

１６：００　宇奈月ホテルニューオータニ着

２日目　　　旅行記http://4travel.jp/traveler/ek/album/10600514/
１０：００　ホテルチェックアウト

　　　　　　大町市へ（黒部ＩＣから糸魚川ＩＣまでは北陸道）
　　　　　　鷹狩山展望台,塩の道博物館


１６：００　立山プリンスホテル着

３日目
１０：００　ホテルチェックアウト

　　　　　　車で扇沢停留所へ
　　　　　　トロリーバスで黒部ダムへ

エリア 大町(長野)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車

ついに最終日。ホテルのレストランで朝食です。

とっても快適な朝食会場。ゆっくり頂けてメニューも申し分ないです。

お米がおいしく我が子はおかゆをバクバク食べていました。
おかげでみんなに愛想振りまきご機嫌でなにより。

名残惜しい立山プリンスホテルを後にして、ホテルから車で15分ほどにある立山黒部アルペンルートの長野県側玄関口、扇沢駅へ。

駐車場はほぼ満車です。
関東関西の他府県ナンバーも多く停まってました。

扇沢駅

トレッキングの服装、装備をした人もたくさんいました。

扇沢駅から黒部ダム行きのトロリーバスチケット、往復2500円です。

改札口。外国人観光客のツアーもいました。

トロリーバスとは電気を使って走る環境にやさしい無公害バスです。
かつては日本全国にありましたが、現在は立山トンネルトロリーバス（室堂駅〜大観峰駅）関電トンネルトロリーバス（黒部ダム駅〜扇沢駅）の二か所しかありません。

4台ほどが一度に出発します。

15分ほど乗車すれば着いてしまうなんて驚きでした。

バスの乗車中、工事の難航の様子がアナウンスで流れていました。
1日目、宇奈月駅前にあった黒部川電気記念館で見た映像や旅行前に見たプロジェクト?の黒部ダム編を思い出しました。

乗車中、頭の中では中島みゆきの『地上の星』が何度もリピートしていました（笑）

関西電力のありがたさを拝んでいると到着。

左
黒部ダムへ5分。階段下り60段。
右
展望台へ7分。階段上り220段。

目の前の係員さんは「私のお勧めは右、展望台です！」とみんなに言っている…

長い階段を上ります。
7.5kgの我が子を背負い、筋トレだと思って上りました。

・・・息が切れました。

関電トンネルの破砕帯から湧き出た、黒部の湧水

展望台までの中間地点に飲用湧き水があり助かりました。

必死の思いで上り、展望台に到着！

ダム湖が綺麗に見えます。

展望台からの黒部ダムの眺めは絶景です。
（若干足がすくみますよ）

今まで他のダムもいくつか見たことがありますが、黒部ダムは他とは比べものにならないほどの迫力がありました。

黒部ダムは、富山県東部を流れる黒部川上流にあるコンクリート式のアーチ型ダムです。
昭和36年完成。
急激に伸びる電力需要をまかなうために、急ピッチで計画・施工されました。
黒部ダムがないと1週間で大阪が停電してしまうほど電力が足りなくなっていたそうです。

ただ…高所恐怖症なのに、降りる階段が鉄製の野外階段だけなんてっっ

ゆっくりゆっくり降りてきた階段です。

黒部ダムレストハウス

レストハウス3階はくろよん記念館。
模型や資料の展示のほか「くろよん物語」も上映しています。

黒部ダムレストハウスにて。
ここの名物、ダムカレー

唐揚げカレー丼

きいちごソフトクリーム

黒部ダムの標高は1454ﾒｰﾄﾙ

ダム建設の殉職者171名を弔う殉職者慰霊碑
先人たちの苦労がしのばれます。

黒部川をせき止めてできた黒部湖。

ダム付近の断崖絶壁！
ここでも黒部峡谷の険しさを実感することができました。

黒部川は傾斜が激しく雪解けによる水量が豊富なため、ダムが多く造られました。
黒部ダムもこの地に建設した理由が見てとれます。

風にあおられ舞い上がるダムの放水

近くにくると水しぶきがかかります。

虹がかかってます！

真上から見た放水

今回は黒部立山アルペンルートの通り抜けはしないで、黒部ダムだけ観光して帰ります。
トロリーバス乗り場へ向かうトンネル内は涼しい、というより寒かったです。

帰り道、車中から撮った北アルプスと安曇野の風景。
黒部ダムの階段の多さに疲れ果て、帰りの車は爆睡してしまい
気付いたら高山の自宅に到着していました！運転手に感謝！

今回の旅行は日本らしい渓谷や景色を楽しめた旅行となりました♪

この旅行記へのコメント （2）

• むんさん 2011/10/02 14:12:30

  黒部ダム！

  えりっこさん、こんにちは！
  
  黒部渓谷＆黒部ダムの旅！
  素晴らしい景色に加え、トロッコ電車やトロリーバスなど
  色んな乗り物体験できて、とても楽しい旅行になられましたね！
  
  この黒部ダム〜ホント迫力ありますね。
  放水の水量のすごいこと、すごいこと！
  迫力ある音がこちらまで届いてきそうです。
  それに、この階段の迫力もすごいです。（笑）
  ２重の迫力でしたね〜！

  えりっこさん からの返信 2011/10/02 19:21:14

  こんにちは！

  むんさん、こんにちは！
  
  出産後、里帰り以外は遠出をしていなかったので
  より新鮮な初めての子連れ家族旅行となりました♪
  
  
  黒部渓谷では自然の雄大さに感動し 、
  黒部ダムでは迫力に圧倒され見どころ満載でした。
  
  
  本当に、黒部ダムの階段の多さには驚きでした！
  ３〜４歳の子供は上りきれず、父親が抱っこして
  汗だくの人もいました…
  
  これからは家族旅行がますます楽しみです♪