2011/08/28 - 2011/08/28
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春風ねこ丸さん
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ブレッド湖のバスターミナルでバスを待っていると、客待ちをしていたミニバンの乗り合いタクシーのおっちゃんが声を掛けてきた。ひとり7ユーロでリュブリャナまで行くがどうだ、という。30分後に来るバスに乗れば6ユーロ。わずか1ユーロの差であればタクシーの方がお得そうだ。
ほかに乗る人がいれば、というと、おっちゃんはあっという間に6人ほどの客を集めてしまった。近くの停留所でももう一人の客を乗せ、高速を飛ばして45分ほどでリュブリャナに到着。
バスだったら30分待って、さらに1時間15分くらいかかったわけだし、けっこう時間を有効に使えて満足。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
リュブリャナ旧市街の玄関口といえるのがプレシェーレノフ広場。
リュブリャナは長らくハプスブルク家に支配されていた都市で、そのためオーストリア風の建物が多いのだとか。
ちなみにリュブリャナのドイツ名はライバッハ。そういう名前のバンドもありましたね。 -
リュブリャナのシンボルである龍の橋にやってきた。
なかなかスマートで見栄えのいい龍だ。
この龍のミニチュアを作って売ればいいお土産になるのに、と思うのだけれど、スロベニア人はそういうアイディアは思いつかなかったのか、どこの土産物屋を探しても見つからなかった(多くの店が日曜で閉店していたせいかもしれないけど)。 -
龍のお尻側に回る。街灯の台座についてるのはグリフォンかな。
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龍の橋の近くにあるケーブルカーで、丘の上まで登る。
右側の古いドイツ風の家並みと近代的なケーブルカーのコントラストがぐっとくる。 -
丘の上にそびえるのがリュブリャナ城。中庭が広場になっていて、市民の憩いの場になってます。
城の写真がないのは、新しく作り直された部分が多くて、あんまり見た目がよくなかったから。
そこで、そのかわりに城から見下ろしたリュブリャナの街。
オレンジ色の瓦屋根が並んでいて、なかなかきれいな街じゃないですか。
世界遺産に指定されてないから、来る前にはちょっとなめていてごめんよ。 -
これが唯一撮ったリュブリャナ城の写真。なぜか裏手。
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帰りは歩いて街まで降りる。
民家の脇の坂をてくてくと下り -
なかなか味のある細い石段を下りていくと
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路上にカフェやレストランの並ぶ賑やかな通りに出た。
この街では、基本的にレストランもカフェも客席は路上です。 -
近くの広場が、これがまたいい雰囲気。
中世風のコスチュームに身を包んだ店主たちが、露店をいくつも出してます。 -
布地を売ってるみたい。
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小さなナイトたち。
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さて、街の中心部を流れるリュブリニツァ川沿いに戻ってきた。
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ここでは川を往復する遊覧船に乗れる。
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川の上からみた龍の橋。
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特に何ということもないのだけれど、遊覧船から眺める風景がまたのどかでいいのですね。一国の首都とは思えないくらいにのんびりとした空気で。
川沿いで街の人たちがくつろいでいる光景は、それだけでなんだかほっとするものがあります。
東京にはこんな川ないし。 -
旧市街はどこも街並みが美しいうえに自然も豊かで、私はこの街がすっかり気に入ってしまいました。
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華やかな賑わいを見せる広場。
後ろに見える建物はリュブリャナ大学。
現代哲学の寵児スラヴォイ・ジジェクがこの大学で教鞭を執っております(ここにあるのは本館なので、ジジェクがここにいるかどうかはわからないけど)。 -
唯一見つけた日本食の店、その名も「寿司ママ」。
すごい建物に入ってます。
この日は日曜日で定休日だったのが残念。 -
このあたりの街並みもドイツ風。
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市庁舎の中庭の壁には、ハプスブルク家の双頭の鷲の紋様が描かれており、この街がハプスブルク家の支配下にあったことを教えてくれる。
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橋の上で見た謎のポーズをとる彫像。ちょっと不気味。
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胴に穴があいた何か。こいつも不気味。
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橋の欄干には愛を誓うカップルがかけた鍵がいっぱい。
こういう鍵、ラトヴィアでも見たし、もちろん日本にもあるし、万国共通の風習だったのか。
しかし君たち、こんな不気味な彫像が並んでいる橋に、よく愛の鍵をかけようと思ったもんだね。 -
馬車、というかロバ車に乗ったおじさん。
よくみると後ろに小さなロバを2匹連れている。
通りを往復してたけど、別にお金をもらってる様子もないし、なにをやっていたのかはよくわからない。 -
博物館でみた旧ユーゴスラビア車ザスタヴァ。フィアットのライセンス車だそうで、そういえばフィアットそっくり。
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夜はガイドブックに載っていたソコルという店でスロベニア料理を食べたのだけれど、味は残念ながら今ひとつ。
あと、スロベニアではどこのレストランもオープンエアなので、やたらと蜂や蝿がやってくるのですね(蜂はたぶん養蜂が盛んなせい)。
でも名物のキノコスープはなかなか美味しかった。
そしてリュブリャナの夜は更ける。 -
夜のプレシェーレン広場もなかなか美しい。
リュブリャナはこぢんまりとしているけれど、エレガントで美しい街でした。
ただ、滞在したのが日曜日なので、レストランやカフェ以外のほとんどの店が閉っていたのが残念。
買い物をしたいのなら、リュブリャナ滞在日は日曜を外すほうがいいかもしれません(ただし、日曜には川沿いの広場で市が開かれるのでまた別の楽しみがありますが)。
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