2010/12/03 - 2010/12/07
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keropigさん
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面白い博物館がたくさんあることで有名なドイツですが、
こちらの豚博物館はいかがでしょうか?
ブタが大好きな一家で訪問しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ドイツの旅の最大の目的地「豚博物館」のお話をしましょう。
ドイツの豚博物館の所有物は、すべて、オーナー女性のヴィルルヘルム氏が、個人で集めたものです。オーナーは、レストラン経営で成功し、ブタグッズのコレクションに、人生をささげています。
コレクションは10万点以上あり、その中から、約3万点をバート・ヴィンフェンという小さな町の博物館で展示していましたが、とうとう展示スペースがなくなり、2010年5月に、シュトゥッツガルト(中央駅より車で15分)の広い建物に引越し、4万点を展示できるようになりました。
その新しい場所が、なんと、旧と殺場! 住所も「と殺場通り」です。このと殺場は、1909年に作られ、1988年に、食肉加工場として民営化したもののその後破綻。2009年に、旧管理棟だったおしゃれな建物を、ヴィルヘルム氏が買い取りました。現在は、オーナーの経営する豚肉料理のおいしいレストランとビアガーデン、そして豚博物館になっています。 -
私たちは、じっくり見るために、通訳を付けて、予約の上訪問しました。日本で一番のブタグッズショップのオーナーだと、ちょっと大げさに言って予約したので、本来の開館時間を30分早め、イケメンの館長さんがお出迎え。そして、何とお昼にはオーナーさんまでが駆けつけてくれました。
オーナーさんは、話し出したら止まらない、情熱あふれるご婦人でした。
日本からのお土産を渡します。 -
展示室は28あり、テーマごとに展示されています。
コレクションは、まだイノシシとして狩猟の対象だった時代のものから、ブタモチーフが登場し始める中世の貴重なグッズ、雑貨やおもちゃとして定着した1900年代初頭のもの、現代の大量生産品まで盛りだくさん。
コレクションの対象も、古い養豚グッズや、骨格標本、豚品評会の景品目ろく、芸術家の絵画、世界各国のグッズまで多岐にわたっています。 -
こちらは、陶器の貯金箱の展示室。展示室のドアは、銀行の金庫部屋風になっているなど、展示方法にも、こだわりが感じられます。
棚にびっしり並んだ貯金箱は圧巻! 日本の花豚貯金箱もありました。 -
こちらはミニチュアの展示室。細かく仕切られた木枠の中に、ひとつひとつミニチュアが!! 5月に引越してきて、まだ全部収納しきれていないということで、ところどころあいている場所もあります。
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古いおもちゃのコレクションの部屋には、藁を束ねて作った年代不詳のブタのお人形から、1880年創業のシュタイフ社(テディーベアを初めて作った会社)の初期の時代のブタのぬいぐるみ、1900年代前半のゼンマイのおもちゃなど、貴重なコレクションが展示されています。
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キッチンをイメージした展示室には、ブタモチーフの食器や、調理器具がいっぱい!冷蔵庫の中や、天井にも展示品がありました。
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こちらは、少し大きめの貴重なブタグッズを集めた展示室です。
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その中でも、私の興味をそそったのが、リアルにつくられたブタのマスクと、お腹です。本物っぽい毛も貼られています。お祭りの時にでも付けたのでしょうか?
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バスグッズの展示
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廊下は美術館のようです。
もちろん全部ブタの絵 -
ブタに関する神話や伝説を紹介する展示室や、養豚の歴史を展示する部屋もあります。
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ブタに関する文献も多数
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圧巻のぬいぐるみタワー
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基本的に、ぬいぐるみたちは展示しきれずに、収納ケースに押し込められています。
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国別のお勧め豚グッズを紹介
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エッチな豚グッズも。
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北欧では、ブタにのった小人がクリスマスのプレゼントを運んでくるといわれていました。
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おもちゃ、ガラス、日用品、
まだまだ、ご紹介したい展示品はたくさんありますが、 -
とりあえずここでは、この辺で終わりにしましょう。
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展示を見た後は、ヴェルヘルムさんの本業、レストランでのランチタイムです。
豚博物館に併設(そしてもと食肉加工場)ということで、豚肉のメニューが並びます。ドイツ語のメニューは読めないので、お勧めをチョイスしてもらいました。 -
出てきたのがこちら。定番のソーセージ、豚ひき肉とトウモロコシ粉の巨大ミートボール、豚肉のソテーとフライ、薄切り肉をバームクーヘンのように巻いて焼いたお料理。これらが、鉄板の上でジュージューいっています。
ビールに合いそうということで、早速、ビールもオーダー。うーん、美味しい!!さすがは人気のレストラン。 -
ドイツに行ったら、ぜひ、こんな面白い博物館を訪れてみてください。
※近くには、ベンツ博物館もあります。
豚博物館HP
http://www.schweinemuseum.de/html/startseite.html
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