ソウル釜山を62時間で駆けぬける旅　前半釜山編　

2011/08/11 - 2011/08/14

3泊4日というと十分な時間がありそうだけど、実質は62時間だけの滞在。
（2泊3日が主流だからそんな短いわけでもないか。）

そんな中でも、往復900キロあるソウル釜山の韓国が誇る2大都市を満喫しました。
今回はコリアレールパスを使ってKTXで移動です。

晴れと雨。港町と首都。異なる顔を持つ2つの街ですが、パワフルな韓国魂はどこいっても健在でした。

これは前半韓国入国から釜山観光までの旅行記です。

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

1日目、22：00インチョン国際空港。
この日は成田での落雷停電の影響で30分遅れて到着です。
こんな日に限って。。

滞在はLOTTE CITY HOTEL MAPO。

高評価な口コミどおり、便利でキレイで安くて満足度の高いホテルでした。
ホテルのwebサイトで直接予約。
3泊税込朝食なしで462,000W(約34,000円)/室。

ツインで予約しましたが、ファミリーツインにしてくれたみたいです。
低層階のため、景色は大したことないです。

水が2本毎日無料でもらえます。もちろんLOTTEの水。

バスルーム。

歯ブラシがすごく丈夫で重宝しました。さすがLOTTE。
シャワーも上から天井から落ちてくるタイプで斬新。

既に深夜12時を回ったものの、このまま寝るのももったいないので、外に出てみます。
フロントでこの時間に開いている焼肉レストランはあるか尋ねたら「孔徳市場に行ってみては？」と言われました。

行ってみました。12時過ぎに初めて訪れるにはディープすぎます。
開いてるのか閉店したのかも分からない。完全にビビってます。

唯一、24時間営業風の明るい店内に意を決して入ってみました。
酔っ払い多数、店員のおばさんは隣でスイカを食べています。

取りあえず、韓国まで来て天ぷら盛り合わせを頼んでみました。
衣に身を隠したヤミ鍋状態です。

結局、半分はごめんなさいしました。。
初日にしてはインパクトのある食事でした。

2日目。
今日は、釜山へ行きます。

今日は金曜日。
明日から韓国は3連休に入るので、釜山行きのチケットが取れなくなるのです。
ソウル到着10時間にして、もうソウルを離れます。

ソウル駅のKTX乗り場は、ヨーロッパのターミナル駅みたいですね。

KTXはフランスのTGV技術を採用しています。
最高時速300キロ。
出発を前に期待が膨らみます。

いよいよ8：50ソウル駅出発。

今回はコリアレールパスを利用しました。
これがあれば、KTXをはじめ、地下鉄を除くほぼ全ての鉄道に乗り放題☆
ただし、空席が無い場合は立席扱いになります。

日本で決済したバウチャーをソウル駅のトラベルセンターに持っていくと、このパスに換えてくれます。電車予約も一緒にしてください。

1日50,000Wくらいなので、釜山往復だと、通常よりすっごくお得です。

平日とはいえ、夏休みの金曜ということもあって、指定席は第一希望の電車にはありませんでした。

でも、どうせだったらファーストクラスにしちゃいましょう！
割と空席もあるし、値段も釜山まで片道10,000Wプラスするだけ。

1.2時間半かかること
2．座席が大きく、ゆったりしていること
3．ペットボトルの水が好きなだけもらえること
4．新聞の他、おしぼり、お菓子(多分)サービスがあること
5．wifiが使えること

これだけメリットがあれば、すげー安いと思います。是非！

というわけで、2時間半をかけて11：15釜山駅到着。
車窓は半分以上はトンネルでした。がっかり。

晴れてます、釜山。夏です。
ソウルはずーっと天気が悪いようなので、嬉しい天気です。

まずは、釜山駅構内にある観光案内所で地図をもらいましょう。
この時点で、何の情報もありません。

どうにか日本語の地図をゲットしました。

早速昼ごはんをと、地下鉄でチャガルチ市場にやってきました。
ちなみに地下鉄1日パスが3,500Wです。安すぎます。

ここは釜山で1番名の知れた冷麺らしいです。
ウオンサンメンオク。

昨日のヤミ鍋改め、天ぷら盛り合わせの苦い思い出を払拭すべく、まともに食べれる韓国料理初登場です。
味は飛びぬけて美味いとまでは行きませんが、違和感なく完食できますね。

たしか7,000Wか8,000W。席に着いたら前払いです。

さすが、地元の人々で繁盛していました。

チャガルチ市場です。
想像以上にキレイなビルです。

眺めよし！

チャガルチ市場内。
意外と閑散としてます。

ここからロッテタウンに向かっていくと、貝の販売店が密集するエリアと、乾物屋が密集するエリアを通過します。
どんどんディープな世界になっていくので、不安になるでしょう。

汗だくになったところで、ロッテタウンでひと休み。

歩いて釜山タワーのある竜頭山公園へやってきました。

ふもとから、このエスカレーターを乗り継いでいきます。
優しいことに無料です。

タワー下の売店前にチェ・ジウ(人形)がお出迎え。
お触りし放題です。

それでは、いざ上ります。
入場料4,000W。

晴れてて良かった！

国際フェリーターミナルも見えます。

あそこから、下関に行くわけですね。

竜頭山公園は、おじさん達が囲碁やったり、新聞読んだり、カラオケしたり、思い思いの時間を過ごす憩いの場になっています。

また、ふもとに降りてきました。
光復路ショッピング通り、という場所のようです。
日本でいう原宿なんでしょうか。

スポーツブランドが多いですね。

これから、海雲台ビーチを目指します。

地下鉄駅で本を売っている自動販売機を発見！

便利なんでしょうか。

海雲台ビーチ到着。

すごい、これぞ海水浴だ！日本には無い賑わい。
野外フェスを開催しているかのようなお祭り騒ぎです。

パラソルの数がハンパじゃない！
しかも意外にも海がキレイではないか。

これだったら、海嫌いな自分でも楽しめちゃうかもしれません。

これは、みんな全国から集まりますよね。

リゾート都市、釜山の顔です。

飛行船まで出ている。
日本では最近見ないね。

このビーチは、イチオシスポットです。
こんなビーチが釜山にはいくつもあるらしい。

このあと、1時間迷い歩いて、ローカルすぎる路線バスに乗りました。
結果無賃乗車になったけど、何とか海雲台の駅まで帰ってこれました。焦った。
その後のビールはすげーウマかったなぁ。

海雲台をあとに、西門へ移動してサムギョプサルの夕食。

帰りの電車まで時間があるので、夜景を見ることに。
再び釜山タワーにやってきました。
また4,000Wを払います。

昼間あれだけ公園にいたおじさん達は1人も姿を見つけることはできませんでした。

期待したとおり、夜景はキレイ！

昼間とは違った風景です。

ちょっと提案。
夜の釜山タワーは、展望室がものすごく明るいです。
光が反射して写真が撮れません。
ムードも出ると思うので、暗くしませんか。

釜山駅。ノープランだったけど、いい街でした。

これで釜山ともお別れです。
出発時刻は20：50。

ソウル駅着は23時過ぎでした。
帰りは爆睡ですから、ソウル到着時かなり疲労は回復していました。

明日は、ソウル観光です。つづく。