ハノイでローカルベト飯を喰らう（２人飯編②）

2011/08/06 - 2011/08/13

ハノイ名物、雷魚炒め鍋(チャーカー）を有名店チャーカーラボンじゃない（ここ重要）とこで食いました！
こりゃあうまかったあ～～また食べたい！
さあ、ローカルベト飯の旅もラストスパートです。

食べた物：チャーカー、バインミー、牛フォー、焼き茄子、つる炒め、鶏の唐揚げ、土鍋ご飯、蟹ホウレン草スープ、蟹炒め、巻貝ココナッツスープ煮、孵化卵、ホウレン草炒め、海鮮炒飯

総評：ハノイ飯を満喫するには8日では全然足りない。。また行かなくちゃ。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

ハロン湾ツアーから帰るともう21時近く。。
うちらの宿ライジングドラゴンパレスホテルから歩いていけるグルメ本お勧めの店へ。
『Thang Long』住所：21　Durong　Thanh
ハノイ名物、雷魚炒め鍋チャーカーの店。
チャーカーが食べたかったんだ♪

二階のクーラーのきいた部屋に通された。
メニューはなし。
チャーカー二人前とビールを注文。
ビールは小瓶で30000ドン（120円）と結構高い・・・
ネギ、香草、ブン、ピーナッツ、タレ、唐辛子がセッティングされました。

「Cha Ca」雷魚香草炒め鍋　二人前200000ドン（800円）
お鍋が来ましたよ〜〜♪
中には魚のフライが10切れくらい。少なっ。
そしてエシャロット系細ネギとディルは大量にドンッ！

店員が鍋にネギとディル入れてシャシャシャッと炒めてくれます。
おいしそう〜♪

出来上がり〜〜♪
おいしそうでしょ。ネギとディルの香りがとってもさわやか。
ネギはまだいっぱいある。
鍋のネギ食べちゃってから頼むとまた炒めてくれます。
普通は自分たちで炒めるんでしょうなあ。すんません外人で。

出来上がって食べ方を聞いた。
取り皿にブンを入れ→魚ネギ炒め乗っけて→香草、ピーナッツ、唐辛子を乗っけて→タレをかけて→よくかき混ぜて→頂きます♪とのこと。

うおっ、これめっちゃウマッ！！
全然臭みも油っこさもなくて、絶妙に完成された味のバランス！
甘酸っぱいタレにネギディル魚炒めがとってもあう！！
ハノイ飯すごい、感激。

チャーカーの店『タンロン』は22時に看板仕舞ってました。間に合ってよかった〜。
ハロン湾一日ツアーに行く方は帰りが遅いので飯処考えといたほうがいいですよ。ハノイは店じまいが早い。

さて二次会はいつものビアホイ街で未訪の3軒目の店に行ってみよ〜！
ここは店員も客もかな〜〜りゆる〜い雰囲気。。
住所：11 Duong Thanh

ビアホイ一杯8000ドン（32円）
注文ごとにおばちゃんがタンクからホースで注いでくれます。
サーバーでもないのにちゃんと泡立ってるし、まだ冷えてた。
巨大タンクが空になると早くても店じまいらしい。

「茹でピーナッツ」10000ドン（40円）
テーブルに最初から置いてありますが有料です。
手をつけなけりゃ請求されない。
でも茹でたのって案外おいしいよね♪

しかしこの店はトイレが強烈に汚かった〜
今回の旅No.1のトイレキタナシュランに決定！
まったり地元感は一番だけど。
ノラ2杯、連れ1杯ビアホイ飲んでご帰還〜。

8日目最終日です。ハノイ飯いよいよラストスパートです！
ハンザ市場対面の路地はちょっとした生鮮食料品通りだった。
こんな活きのいい鶏肉をしめてすぐ料理すりゃあ、そりゃうまいに決まってる！
日本でもまだ鶏を生きたまま買って帰るってあるのかな？

その路地入口にあるバインミー屋台で「Banh My Thit」を購入。
肉あるもの全部＋卵焼き入りで25000ドン（100円）

今回まだアジノモト味の残念なバインミーしか食ってないんで、リベンジ！

カフェに持ち込んで頂きます♪
各種お肉と卵、キュウリ。
パクリ。よかった、アジノモト味はしません（笑）
おいしいけど、やっぱりパクチーもナマスも入らないからちょっと寂しい。。
ハノイ式バインミーは噂どおり超シンプル。大体バインミー屋があまりない。
ノラ的にはいろんな具材のハーモニーが味わえるサイゴン式のが好きだなあ。

Bat Su通りのフォー屋とカフェ。
左の店でフォーを注文して右のカフェでバインミー食べつつ出前を待つ。
いいねー、この持込＆出前方式素晴らしい！日本でも出来たらいいのに。
バインミーもフォーもゆったり味わえる♪

フォーの店頭で指差し注文。
赤い生牛肉と茹で牛肉と蒸鶏の3種の具。
周りの客見るとフォーボー食べてる人がほとんど。
じゃ、フォーボータイ2つくださーい。隣のカフェにいるからねー♪とご注文。

3分で出前が来ました〜。
「Pho Bo Tai」牛生肉フォー 35000ドン（140円）
結構濁った牛スープ。タマネギ多め。
ライムとチリソースも別に運ばれてきました。

ここのは麺が多い！
スープはおいしいけどエクセレントではないかなあ。
かなり野性味溢れる味は、アッサリ好きの日本人には好みが分かれるところ。。
お？！途中でチリソース入れたらさわやかになっておいしくなった！この手のどっしり牛スープはチリソースが合うみたい。

ホットコーヒー　20000ドン（80円）
1杯のコーヒー注文だけでバインミーもフォーもゆったり堪能。
何気に居心地よくてこのカフェ2回目です。
ハノイってサイゴンではポピュラーなこのアルミドリップもあまり見かけないんだよね(驚）
この店は珍しい。

ホアンキエム湖から出る電気カーに乗ってみたかったんだけど、「乗り合いはない、ドンスアンまで貸切で150000ドン（600円）だ」だって！
誰が乗るかそんなの！タクシー初乗り12000ドン（48円）なのにボッタクリすぎる！結局タクでドンスアン市場まで35000ドン（140円）。
電気カーの1/4の値段で着きました。
ドンスアンは衣料品や生地、日用雑貨メインであまり観光客には用はないかな。
すぐ退散。

チェックアウト時間の12時間近。冷蔵庫の買い置きビールをグビグビ飲み干しながら荷物まとめます。
いや〜〜このテラスほんと開放感たっぷりでよかった〜♪

ランチは『Quan Com Pho』へ。住所：29 Le Van Huu
グルメ本で絶賛されていた店。
この通り、グルメ本に書いてあるほど飲食店街ではない。パラパラある感じ。
ローカルな通りに一軒だけオサレな店構えのここです。

嫌味すぎないかわいい店内。
うちらは二階席へ〜。

メニューには日本語のローマ字表記も。
英語表記とどっち読んでいいのか目移りしちゃって、かえって解読に時間がかかった。

「Su Su Xao」つる炒め　　35000ドン（140円）
これがシャキシャキしててとってもおいしいお野菜でした♪
空芯菜に飽きてきてたのでよかった。

「Deep Fried Chicken with Sticky Roll」　鶏の唐揚げ＆餅揚げ　65000ドン（260円）
メニューにお勧めマークつきだった一品。
鶏がおいしい！！ベトナムの鶏はやっぱ朝絞めだから？肉が締まっててジューシーでほんとうまい！
シンプル塩味です。
餅はスティッキ〜って感じで歯にくっつく。腹に溜まっちゃう付け合せは鶏とはどうなのかなあ？

「焼き茄子」　35000ドン（140円）？
焼き茄子に挽肉あんがタップリ♪
味が濃すぎず、茄子とろりんで具沢山。とってもおいしい！

「沢蟹とホウレン草のスープ」　30000ドン（120円）
すりつぶした蟹が泡状になって浮いてます。
泥臭さはまったくないけど、蟹の旨味も薄い。
とりあえずの汁物的にはいいけど、なくてもいいかも。

「土鍋ご飯」　15000ドン（60円）
ちゃんと土鍋で炊いてるようでホッカホカ♪
どこのテーブルにも乗ってました。

ご飯はうるち米にしては結構粘度が高い。竹のへらでかき混ぜます。
ちょこっとオコゲも♪
このお店は全体的にすべてごく薄味。ご飯が進みません（笑）

ビール1本22000ドン（88円）X6本（！）飲んで、〆て312000ドン（1240円）

帰り際の二階席の様子〜。
14時でいったん閉店するので要注意。

大教会右側のAu Trieu通りにある『〜？ブリュッセル』という店で休憩ビール。白いテーブルクロスが映えるオサレなお店。
連れが店の対面のトップスポットという店でネイルしてる間待機です。

ハノイビール35000ドン（140円）
窓辺で行きかう人見ながらちょっと高級店でのおやつビールなら充分安い♪

一応今日も正しい観光客のふりしとくか（汗）
ハノイ定番観光スポット、水上人形劇にやってきました〜。パチパチ。
チケットは数日前に買っておいた。60000ドン（240円）
外人だと何も聞かずに100000ドンのチケット売ってきます。
ノラのようなとりあえず行っとく〜？な正しくない観光客は窓口で「安い方！」って言わないとダメ。

劇が始まって間もなく、連れはウトウトぐっすり。。
民俗芸能と思って尊重して見てたけど、はっきり言ってかなり退屈。。。
2回目来る人はまず皆無でしょうね・・・
1時間で終了。

退屈な劇場で身体を冷やした後は飲みのラストスパートいきましょ〜！
ホアンキエム湖北のGia Ngu通りのローカル海鮮料理屋へ〜。
いつもベト人で混んでて気になってたのだ。

「蟹のガーリック炒め」　100000ドン（400円）
蟹殻割り器でパキッとやって頂きます♪
蟹うまい。
でも味付けはカルビーのポテトチップコンソメ味そっくりです（笑）化調タップリ？

「巻貝のココナッツスープ煮」　70000ドン（280円）？
ちっこいフォークで身を引きずり出そうとしてもうまくいかない。。。
店員さんがチューッと吸うんだよと教えてくれた。
吸うとチュルッと出てきた♪
泥臭さはまったくなくておいしい〜。ココナッツ風味がタイのグリーンカレーを彷彿とさせる味。

持ち込みの「ホッビッロン」蒸し孵化卵　8000ドン（32円）だったか？
これオイラ大好きなんよ♪
鶏の旨味と食感が堪らん！日本でも発売してくれ！

この卵はちょっと黄身が多めのまだ前期のでした〜。残念。
見た目じゃわかんないからねー。
孵化2日前くらいの鶏の骨と頭がはっきりした卵が好きだ。
あのジャリジャリ感がいいんだよな〜♪

海鮮の店ではビール15000ドン（60円）3、4本？飲んでしめて210000ドン（840円）

今日は今から飛行機です。空港へは21時にホテルから向かう予定。
まだ時間あるので二次会はもちろんいつものビアホイ街へ〜〜
つまみに「ホウレン草炒め」20000ドン（80円）
アンパイ料理。

「海鮮炒飯」70000ドン(280円）
最初海鮮焼きそばが来ちゃって「これじゃない！炒飯や！」って付き返したためか、非常にしょぼい炒飯でした（涙）
焼そばで炒めちゃった具材だけ引き上げてご飯と炒め直した？？
とにかく具が少なく、ご飯も硬くてまずい。閉口。この値段はありえない〜

ライジングドラゴンパレスホテルで頼んだ＄15の車に乗ってノイバイ空港へ。社会主義国感満点のショーケースに入って埃かぶってそうな物を売るしょぼい売店たち。。
食堂もまったくそそらない日本食サンプルが並ぶ。

機内泊。
ハノイ→成田　JAL　機内食　朝食バージョン
「ハッシュドポテトとベーコン、焼トマト添え」
朝飯としちゃまあまあか？
ただ機内食のハッシュドポテトはジャガイモ粉を溶いたやつだからもちろんうまいってことはない。

バッチャン陶器市場で買ったもの〜。
普段使いにはよさそうです。一枚100円〜200円で購入。
自力で行ったので、多分ツアーで連れてかれる店よりは相当安いはず。

ネコ柄生地でオーダーメイドしたワンピ。
ハノイは仕立て屋さんがサイゴンほど見当たらず、適当に飛び込んだHang Gai通りの洋服店でお願いしました。
20年以上前のカタログから着られそうな型を選ぶのが大変だった（汗）
仕立て代は一着400000ドン（1600円）

もう一着ネコ柄ワンピ。
これはお店のオネイサンにデザイン任した。
襟ぐりが狭いしジャストウエストで、やっぱり古臭い形になっちゃった（涙）
ウエストのゴムシャーリングを切れば着られるか？

ハノイ8日間もいたけど全然飽きなかった♪
サイゴンとの食事比較：①食材構成がシンプル②香草が少ない②ネギ多用③トマト多用④ビアホイ屋多い⑤バインミー屋少ない⑥フォー屋多い⑦アルミ製コーヒードリップでコーヒーを出すカフェをほぼ見かけない。などなど。
予想以上に食文化が違った！
今回ハノイ名物ブンチャーを食べられなかったのが心残り。次回の宿題にします！