北欧４カ国周遊２０１１④（デンマーク編）

2011/08/04 - 2011/08/05

８月４日。ヘルシンキを離れいよいよ最終国デンマークへ。ヘルシンキ１２：５０のスカンジナビア航空コペンハーゲン行きで、午後はコペンハーゲンの街を訪れます。ここで１泊し、翌日は、郊外のお城を見た後、日本へ帰国です。

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船 徒歩 飛行機
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

ヘルシンキからコペンハーゲンにやってきました。
いきなりランチの画像です。荷物のトラブル等でかなり遅いランチになりました。このレストランはサンクト・ゲアトルーズ・クロスター。写真ではわかりませんが、キャンドルの灯がともり荘厳な雰囲気です。料理はスモーブローというデンマーク名物のオープンサンドです。具でパンが見えないので、フォークとナイフで食べます。かなりおいしいです。北欧はどこにいってもパンがおいしいので、お米が恋しくなりません。

レストランのある建物の外観です。

デンマークは自転車大国で、国が自転車専用道を整備し、大がかりに奨励しています。歩行者にとってはかなり要注意で、車ばかりに気をとられていると、猛スピードで飛ばしてくる自転車にはねられかねません。
とはいえ、運転者も観光客にはかなり気を遣ってくれますが。

世界３大がっかりなどといわれることもある人魚姫の像です。
常に人が集まっているので、なかなか単独での写真が撮れません。

この人魚姫は、腕を切られたり、いろいろひどい目にあっているそうです。

おじさんが入ってしまった・・・

周囲は昔の要塞だった名残りで、濠になっています。

アメリエンボー宮殿。元々、民間の住宅だったものを王宮が買い上げたそうです。言われてみればあまり王宮っぽくありません。

この旗が出ているので、皇太子殿下と弟君が在宮中だとガイドが話していました。

衛兵が二人。

なんとなく近づき難いので、思い切り望遠にして撮影。
半径１メートル以内に寄ると、追い払われるそうです。
実際に観光客が間近で写真を撮ろうと接近したら、あっちへ行けとやられていました。

ゲフィオンの泉

カステレット要塞。
なかなかいい雰囲気です。

カモの親子です。

ニューハウンにやってきました。
コペンハーゲンの象徴的な風景で、だれでも写真等で一度は見たことがあるのではないでしょうか。

運河クルーズの船がひっきりなしにやってきます。
あれに乗ってみたかったな。

天気もいいので、運河に面したテラスは、相当賑わっています。
明日からは、しばらく雨が続く予報なので、今日は「最後の夏」を満喫するチャンスなのだそうです。北欧では８月も中旬になると一気に秋めいてくるそうです。

アンデルセンの住んでいた部屋だそうです。

この建物の３階にあります。

かっこいい外車。日本から見れば外車ですが、デンマークからみるとどうなんでしょう？

ニューハウン。
実にカラフルです。

イケメンのストリートミュージシャンです。
絵になる。

本日最後の観光は、クリスチャンボー城。

何度も破壊され、現在の建物は１９２８年完成と比較的新しい。
現在は、国会議事堂等に利用されているらしい。
ガイドが、「大きい声を出さないでください。議員が起きてしまうので」と冗談を言っていた。

今宵のレストランは、宿すぐそばのプラネタリウムに併設されている。サンクト・ヨエンス湖に面していていい雰囲気だ。北欧最後の晩餐。

今日のメインはフレスケスタイと呼ばれているポーク料理。肉厚だが柔らかくて、おいしい。つけあわせのジャガイモも相変わらずうまい。食感がねっとりして里芋に似ている。毎回ジャガイモがつくのに何故か飽きなかった。

まだ明るいので、湖畔を散策。

最後の夜だと思うとしんみりする。

今夜の宿、スカンディック・コペンハーゲン。
部屋からは湖を見下ろせ、眺めは申し分なし。

日が暮れてきたが、最後の夜なので、街の中に出てみる。

地元で人気のハードロックカフェ。オリジナルのＴシャツがかっこよかったので、２０５ＤＫＫ（デンマーククローネ、約４千円弱）と高かったが、奮発。

イルミネーションが灯り始めた。

チボリ公園の夜景。ここは２３時まで営業していて、入ってみようかとも思ったが、すでに２１時をまわって、相当疲れていたのでやめた。

帰りたくないなあ。

翌朝。８月５日。ついに最終日です。
予報では雨といっていたが、幸い降っていなかったので、湖畔を一周してみました。

建物は古いがカラフル。水に映るとなかなかきれいです。
今日は、郊外のフレデリクスボー城と世界遺産のクロンボー城を訪れます。

フレデリクスボー城が見えてきました。湖に囲まれていて、とても美しい城です。

建物内部には入りませんが、城の内側まで歩きます。

なかなか華麗です。

けれど、このように遠くから見た方が優雅ですね。

バスでクロンボー城へ移動です。
湖に映るフレデリクスボー城。

クロンボー城に着きました。
周囲は海に囲まれていて、１９世紀半ばまで、通行する船から税金を徴収していました。
かなり堅牢な城です。
シェイクスピアのハムレットの舞台として知られています。

白鳥とお城。
ここの白鳥は気が強くて、結構人を威嚇したりします。

なるほど子連れだったんですね。
子を守ろうとしているのか、それとも子育てのストレスのせいなのか。
案外両方かもしれません。
ただし、えさを持っている場合は、例外だそうです。

城を望む屋外のカフェ。
ここでランチしたいけど、時間がありません。

城の内部を見学します。
入場する際に、荷物検査があり、３０センチを超すような大きなバッグは持ち込めないそうです。型枠に荷物を入れて、ちゃんと通れば合格です。
１０時半に開いたばかりなので人が少なくゆっくり見ることができます。
これは大広間です。

タペストリーです。相当古そうです。

ここにも砲台が構えています。
これで観光はすべて終了。
コペンハーゲン１５：４５発成田空港行きで帰国の途につきます。
今日の空港はかなり混み合うようなので、まだ１１時過ぎですが、早々に引き揚げて空港に向かわなくてはいけません。

空港で、チェックインを済ませて、カフェで昼食。サンドイッチとカフェラテ×２人前で約１８０クローネ。日本円換算で３千円程度。やっぱり物価は高いです。

最後の機内食はミートボールでした。
ストックホルムでおいしかったので、もう一回食べてもいいなと思っていました。やっぱりうまい。イケアデパートで食べたときはそんなにおいしいと思わなかったけど。

初めての北欧の印象。空は青いし、自然は雄大で、建物もおしゃれで、自然に溶け込んでいて、食べ物もおいしく、人も親切、街は清潔、カタコトの英語でもそれなりに通じるので、訪れやすいといったところです。
是非参考にしてください。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。