2011/05/22 - 2011/05/27
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yukibxさん
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コルドバに訪れた目的は、メスキータだったが、5日間滞在したので、かなりのゆとりをもってコルドバの街を散策できた。
人は親切で優しかった。観光局、ホテルの従業員、駅員さん、皆、テキパキとしていてサービス精神いっぱいだったのは、観光地としては最高だ。(フランスとは大違い!といいたい)
きっとコルドバって、生活しやすい街だからだろう。時間がゆったり流れているから、私達のような外国人観光客にも余裕をもって接してくれる。
(写真は、泊まったホテル近くの家に住む14才位の女の子。綺麗なフラメンコ衣装をまとい、とびきりの笑顔で、ポーズをとってくれた。)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
-
コルドバはメスキータだけではない。コルドバの街中、コルドバの郊外にも感動をよぶ名所旧跡が何カ所かある。
そのひとつが、旧ユダヤ人街、シナゴーグのすぐ近くにある「アンダルシアの家」(CASA Andalusi)だ。写真はイラスト入りの標識。 -
スペインのモスレムの人達の住居の雰囲気が充分保存されている。12世紀に建てられたが、その後、改築された。
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パテイオに入った途端、スパニッシュ・モスレム(つまりアンダルシア)の世界が魅了する。
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パテイオには小さな噴水がある。
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見所は、やっぱりインテリア用備品の数々。
例えば、この赤と緑のガラスのランプ。 -
隅に何気なく置かれたベンチ。木製のレース、といっていいか。レザーのない時代だから、ひとつひとつの穴を丁寧に彫ったのだ。
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そしてこの花差し。
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アラビア風シャンデリア。アーチ型の仕切り壁。
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花風呂。
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貫禄があるので、オーナーかと思ったが、ここでマネージャーをしている模様。数カ国語を流ちょうに話していた。
写真を撮って彼女に見せたら、「貴女が気に入ったなら、それでいいのよ」といわれた。 -
エキゾチックな雰囲気を醸し出すパテイオの植物。
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「アンダルシアの家」には香りが漂う。
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「アンダルシアの家」のすぐ近くにユダヤ教の教会、シナゴーグがある。地味なところだけれど、なぜか私はこの場所がとても気に入った。
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シナゴーグの門。
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シナゴーグの建物はシンプルだ。
14世紀に建てられる。コルドバで唯一残っている中世のシナゴーグである。
宗教弾圧やナチなど、数々のユダヤ人迫害にも関わらず生き延びてきたユダヤ教会。 -
この場所には、気持を落ち着かせ、ほっとできる空気があった。
京都のお寺にいる時の、あんな空気が。 -
装飾物は皆無。唯一、7枝の燭台が置かれている。
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様々な国の観光客が、ガイドに連れられて来る。派手なフラメンコ衣装を着ているガイドさんをちょっとカメラに納めようとしたら、それに気がついて、彼女は突如、説明をやめて、ポーズを撮った!みんなも大笑い。
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テイーサロン。「カーサ・アンダルーシ」の女性がぜひ行っていらっしゃい、というので、近くにあるこのテイーサロンでお茶を飲むことにする。
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こんな感じのパテイオだ。
定番のミントテイーと御菓子をとる。御菓子はとびきりおいしかった!
ガイドブックには、やや高すぎる、と書いてあったが、なるほど、やや高すぎた。 -
横にカップルが記念撮影を店員に頼んでいた。
ちょっと断って、私も撮らせてもらう。幸せそうなカップルは撮影しがいがある。 -
ヴィアナ宮殿。(Palacio de Viana)
宮殿というより館といった方が良いと思う。何人もの貴族のオーナーが住んだ。
12を数えるパテイオで有名。
パテイオ見学が目的だったが、2回にある数々の部屋のインテリア家具がすばらしい、
と後日きいた。残念。 -
館の入り口を入るとすぐのパテイオ。
12のパテイオの内、半分は手入れがほどほどだった。12のパテイオに大きな館。
維持費だってばかにならない。 -
訪れたのは5月末だったから、花を観賞するにはベスト・シーズンだったかもしれない。写真の中庭は一番きれいだった。
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これはむらさきジャスミンという名前のよう。淡い色のむらさきがなんとも
優雅。 -
むらさきジャスミンの話がでたが、アルカザールにも見事な花があった。
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むらさきの花といえば、こんな花もあった。むらさき色の桜草みたいかんじ。
(撮影者の影が邪魔ですね。)
では、コルドバのグアダルキビール河に沿って建てられているアルカザールを
見学する。 -
アルカザールの要塞の建物そのものは、あんまり面白くなかった。
逆に庭は広大で、花が咲き乱れていた。 -
オレンジの木々の植えられている中庭。
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庭の中央に3体の彫刻がある。まっさおな空に映えていた。魔法にかけられて石と化した3人は、永遠にこの姿でいるんだろうか。
これは、コロンブスが、カトリック王家のイザベル・カトリック女王およびフェルナンド2世夫妻と、初めて謁見しているシーンなのだ。コロンブスにとっては大事なイベントだ。王家の人々が後にアメリカ発見にいたる大航海のスポンサーになるのだから。 -
アルカザールの見張り場からコルドバの街、とくにメスキータの全景が見える。
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順序が逆になったが、ここが入り口。
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そろそろ昼食にしないと、疲れがどっと出てくる。で、アルカザールから坂をのぼってテンデイーラス広場に向かう途中のレストランに飛び込む。
観光旅行とはいえ、観光客めあてのレストランはいきたくない。値段高し、料理そこそこ、雰囲気もあんまり面白くないから。 -
土地の人達と観光客で活気がある。丁度、夕立があって、みんな急いで駆け込んだのだ。中皿のパエラを食べたけれど、他になにを食べたか覚えていない。
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老年のご夫婦が、とびきりの衣装を着て入ってきた。明るい!
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奥さんより、ご主人が決まっていた!胸の花がおしゃれ。楽しんで居るなあ、リタイヤー生活!
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レストランの話になったので、もう一軒。
ここはサン・ミゲル教会広場に近くにあるレストランで、大きな看板もなければ、店そのものが路地に面しているので、知る人ぞ知るの食事処だ。
( 名前を紛失してしまって、残念。) -
中は広く、こんな感じだ。お客さんはほとんど男性。それも皆、中高年の人達。ひとりで来ている。奥さんは家でひとりで食べているんだろうか。
メニューに英語なんてないから、適当にこれとこれとこれ、というように幾つかの小皿を取る。
給仕さんもお年を召していたが、ながねん、この仕事をやってきたのだろう、動きはゆっくりだが、ベテランの貫禄がある。
居心地がいい。 -
狩猟をテーマにしている内装。洋服掛けにいのししの脚を使っている!
注文した最後の料理がいつまでたっても来ないので、「きっと忘れちゃっているのよ」「じゃあ、出てしまおうか」というわけで、席をたった。
のんびりしているようで、きちんとお客さんのことを観察している給仕さんが、あわててやってきた。
「お客さん、山羊肉の煮付け(チーボといっていた)を忘れてしまってますよ!」。
周囲のお客さんも笑っていた。
山羊肉はスープの中で柔らかく煮詰めてあって美味しかった。「これ、ご飯にあうわね!」などといいながら、きれいに食べ尽くした。 -
最後に語りたいのは、幻の都市、メデイナ アルザッラの遺跡だ。(Madinat Al-Zahra)コルドバの西8キロのところにある。
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メデイナ・アザハラ (MADINAT Al-ZAHRA)については、出発前にコルドバ観光局のサイトで偶然知って、切符をリザーブした。
5月24日午後5時、ACホテルの前の小さなスクエアにバスがとまるから、そこで集合。
(コルドバには2軒のACホテルがあるので注意。 JARDINOS de la Victoris公園の先のところにあるACホテル。コルドバ駅前のACホテルではない。) -
私達は、早く着きすぎてしまった。夕方の5時といっても日差しは最高に強い。日陰を全くないので、隣のACホテルのロビーに入って涼む。
丁度、ローランガロスのテニスのトーナメントが実況されていた。 -
バスに乗る。コルドバの街からでて、30分もすると着く。砂漠のようなところにある遺跡に3時間も放り出されるかもしれない、と思うとちょっと来たことを後悔した。
だが、何もない、乾ききった広大な土地になにやら現代建築風の白い建物がみえる。
英国のスター的建築家、ノーマン・フォスターの設計のミュージアムだった。 -
この涼し気なミュージアムでメデイナ・アザハラがどんな都市だったかを説明してくれるドキュメンタリーを見る。その後、ミュージアムを見学。ある程度の知識を得たところで、やっと小型の連絡バスで4キロ位先にある実際の遺跡を訪問する仕組みだ。
この連絡バスは30分おきにでている。費用は遺跡見学の予約の際に、すでに一括払いしてある。 -
ミュージアムには、遺跡で発掘された数々のオブジェ、あるいは繊細なレリーフ模様などが展示されている。
メデイナ・アザハラは、940年にカリフ(首長)アブド・アッラフマーン3世が、この場所に実質的な首都というべく、小都市を築いた。最盛期には人口2万人に達した。
しかし、コルドバとは主に2つのルートで密接につながっていた。
メデイナ・アザハラについては、カリフが妻のために建てたレジデンスということもいわれているが、実際には、政治的実権をここに移し、政治的な目的をもっていた、と配布された資料には記述されていた。 -
シエラ・モレナ山脈に登り始めの高台に、この都市は建てられた。バスを降りたところから遺跡を見下ろせる。
メデイナ・アザハラは、山の斜面と麓の平地とで構成されている。 -
アンダルシアの田舎風景を見渡す。
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遺跡に下りる。まず、高級官僚が仕事をしていた宮殿跡。
ドイツ人の若いカップルが思い出の写真を撮っているので、しばらく中に入れない。 -
彼らは自分たちの世界に、夢中だ!
数人の人が待っているも、ものとせず、に! -
940年に都市つくりが着工されたが、この都市は75年しか続かなかった。
この背景には、権力争いがあった。1010年頃から、このメデイナは見放されはじめ、盗難、破壊行為が絶えなかった。
その後、忘却のかなたに消えるという運命にしたがう。 -
イチオシ
このメデイナは、東西に1500米、南北に759米の広さで、周囲は石の壁で囲まれていた。
数世紀以前、活気に満ち、栄え、カトリックの王族さえもカリフに謁見するためにここまで長旅をしたという。
でも今はだれもいない。
遺跡という空間は、静けさが返って、心を揺さぶる。 -
これは、当時の首相ヤファールの住居跡。
-
水道橋あと。ローマ帝国の時に建設されたものを手を入れて再利用した。
メデイナ・アザハラなんて耳にしたこともなかったから、期待していなかった。
しかし実際にはすばらしいところだった。
20世紀の初期以来、コツコツと発掘が続けられている。
コルドバへの帰路、すばらしいものをみれたね!と感激した。 -
コルドバに戻ると9時近かったから、夕食へとレストランを探す。
9時にもなると例のフラメンコ衣装を着た女性が、ちらほら出現する。 -
中心街に、ちょっと入ってみようかなという気にならせるレストランがあった。
旅をしているとどうしても野菜不足になる。そこで、サラダがあるかどうか、きいた。メニュー表にはなかったから。すると客のひとりの老婦人が
サラダをつくってもらいなさいよ、という。なにが欲しいの?「レタスとトマトなど、兎に角生野菜が食べたくて!」老婦人はスペイン語でウエイターに伝えてくれた。 -
中に入って、待つこと7〜8分。
山のように盛り込まれたサラダの大皿が二つ、テーブルに置かれる! -
写真を撮るのもわすれて、兎のように、あるいは、牛のように食べる。ふと気がついたら、お皿にはなにも残されていなかった。
おいしかった!体が欲していたものを食べるというのは最高。価格を聞かなかったが支払う時にいわれた価格は一人、10ユーロ以下だった。
このレストランは、テンデイーラス広場から遠くない、Diaz del Morale通りにあったと記憶している。名前は「MORERIA」ぜひ、どうぞ。.
(帰仏してから知ったのだが、この頃、ドイツで腸管出血性大腸菌感染がひろがり死者もだしていて、これはスペインの南地方原産ーつまりアンダルシア?ーのキュウリが原因とされた。数日後にこれが間違いだと判明、スペインの野菜生産者は大打撃を受け、ドイツ政府に賠償を要求した。) -
そして、10時を過ぎていたが、コルドバの街はまだうっすらと明るかった。暑い日だったから、夜風が気持いい。すこし街を散策してから、ホテルに帰る。
LA BoutiqueというOsario通りにある新しいホテルだが、立地もいいし、スタッフも親切で効率的、清潔度120%のなかなかいいホテルだった。
明日は汽車でセビリアに日帰りで行く。かの有名なアルカザールを見学する予定だ。
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この旅行記へのコメント (6)
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- Huumaさん 2013/03/23 07:21:49
- 人の表情を上手くキャッチ!素晴らしい!
- yukibxさん
素晴らしいお写真を眺めています。パリも拝見しましたが、人々の何気ないしぐさ、表情を美しく、ナイスキャッチされています!私はダメですね。
そして、スペインの情熱的な女性たち、紺碧の空をバックに浮き出るような遺跡の数々、何年か前に訪れた日を思い出させて頂きました。
過日は、身に余るお言葉を頂き光栄に思っています。励みにさせて頂き腕を磨いていきたいと存じます。ありがとうございました。 Huuma
-
- フルリーナさん 2011/11/03 00:53:47
- こんばんは
- すてきなご夫婦ですね♪
ちょっと前に、日本の女優さんがフラメンコを習いにいく旅行番組をやっていて、何気なく見ていたのですが、彼女も彼女を教える先生も、ほんとに一生懸命で、すごい感激していていました。
前にバルセロナのスペイン村でフラメンコレストランに行ったけど、
フラメンコはやっぱりアンダルシアで見ないと、と皆さんが書かれていたのを思い出します。
その風土と歴史と人々の中から生まれてきたものなのでしょうね・・。
メデイナ・アザハラ…初めて知りましたが、すごいところですね。
スペインはほんとに最北部をちまっと覗き見た程度なので、
いつかこちらのほうもゆっくり行ってみたいです。
すてきな旅行記をありがとうございました♪
- yukibxさん からの返信 2011/11/11 07:02:11
- RE: こんばんは
- フルリーナさん、
いつも丁寧に拙旅行記を読んでくださって、恐縮しています。
そして、ありがとう!
メデイナ・アザハラは、行くまでは全く知らなかったのですが、
見学して本当に幸運でした。一般受けはしないところ(おみやげやさん
もないし、レストランもない、パッとみる限り、単に乾ききった土地、だだっぴろい荒れ果てた場所)ですが、にわか知識を頭にいれて、想像力を
働かせるとすごい!ところになりかわるのです。フルリーナさんには、
きっと気に入られるという気がします。
スペインを詳しくしっているわけではないのですが、ちょっとかじった
だけで、ぐんぐん、惹かれますね!
だから早くスペインが経済的にも立ち直ってほしいです。
トスカーナ地方を語って私達を魅了してくださった方ですから、ぜひ、
フルリーナさんの視線で、スペインを描いていただきたいです。
(ま、写真と共に、湯滝の語りはすごいものがありましたが。。)
では、近づく冬を楽しんでください。風邪にお気をつけて。
yukibx
-
- honeyさん 2011/08/03 11:11:50
- 貫禄があって品がある
- yukibx様
はじめまして
ゴルドバ・メスキータ感銘を受けた街でしたので
また想いにふけったり
新たなゴルドバを愉しませて頂きました。
お姉さんがスペインにいらしゃるのでしょうか?
スペインいいですよね。
貫禄があって品があるマネージャーさんの
お写真が目にとまりました。
ほんと皇族のような
品格のある顔立ちですね
お写真撮って載せて頂きありがとうございます。
少し品ある人になりたい私でした。
honey
- yukibxさん からの返信 2011/08/06 05:55:37
- RE: 貫禄があって品がある
- honeyさま
メッセージをありがとうございました。
コルドバはとてもいい街でしたね。私もhoneyさんと同じく
いまだに思い出しては、懐かしい気持にかられたりしています。
姉はローマに住んでいるのですが、年に一回、
一緒に旅行をしています。
honeyさんは、本当によく勉強していらっしゃるので
旅行記は、とても参考になります。ありがとうございます。
今後とも宜しくお願いいたします。
楽しい旅行を数多くなさいますように!
yukibx
- honeyさん からの返信 2011/08/07 22:11:17
- RE: RE: 貫禄があって品がある
- yukibx様
お姉さまはローマ住まいですけ
いいですね。
年に一回、> 一緒に旅行いいですね〜
yukibxさんもコルドバの街
気に入られましたか
ほんと素敵でした。
今度はメスキータに居たいだけ居たいと思っています。
勉強なんて・・・行って来た後
ガイドさんの言葉書き取ったものや
今更・・ガイドブックやらとにらめっこ
で忘れないうちに想い出に残しております。
今後共よろしくお願い致します。
honey
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