2011/05/22 - 2011/05/27
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yukibxさん
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5月末にアンダルシア地方のコルドバで5日を過ごす。目的はメスキータ見学。学生の頃に写真をみて、あまりに不思議な建築でしかも優雅、そのイメージは記憶にしっかりと刻まれた。いつか見に行きたいと夢見ていた。
昨年のグラナダでの5日間はいまでも忘れられないのに、コルドバは、さらに強いインパクトをもっていた。まるで時の中を旅しているかのような濃い空気が漂っているのだ。
かといえば、涼しい夕方になるとフラメンコ服を装う超かっこいいお姉さんが様々な路地を早足で駆け抜ける。彼女たちはどこにいくんだろう、あの服で何をするんだろう、と出会う度に頭をかしげた。中世から国際色豊かなコルドバの街は、いろいろな顔を見せてくれる。
街の人々は笑顔で道を教えてくれたり、皆とても感じがよく、気持いい旅ができた。
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- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
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夕方になると色鮮やかなフラメンコ衣装を装ったおねえさんが、急ぎ足で街中を駆け抜けてゆく。不思議な光景だった。
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順を追って、語ると。。
ボルドーからマラガまで直行の飛行機がある。マラガ空港でローマから来る姉と落ち合うことになっていた。
ボルドーからは飛行時間約1時間半。AIR FRANCE REGIONALといって、地方を結ぶエールフランスのラインで、ちゃちと言いたいくらい小型の飛行機。
マラガに着いたのは、午後1時頃。 -
幸い、ほぼ同時に着いた姉と合流。
マラガ空港からコルドバへは、汽車で行く。まず空港からマラガ中央駅(Malaga-Maria Zambrano駅)へ。空港内にある地下鉄駅から4つめの駅。マラガ中央駅(Malaga-Maria Zambrano駅)はショッピングセンターの中にあり、コルドバへゆく汽車の駅はすぐわかる。といっても昔から優等生だった姉がすべて調べておいてくれたからだ。
( 持つべきものは有能な姉かな?) -
マラガからコルドバへと向かう。1時間余りかかる。汽車の車窓からながめたアンダルシア地方は、オリーブ畑がおおくて、土が乾ききっていた。
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コルドバへは、あっという間に着いた。ホテルまでタクシーに乗る。7ユーロほど。
この街を知りたくて、観光局で地図をもらうことを後回しにして、早速、めくらめっぽうに街に飛び込む。
狭い狭い路地が多かった。夏はとびきり暑いので、家が軒並みなので、一日中影をつくってくれてずずしい。
家の壁はみな真っ白で、バルコニーや窓辺に色鮮やかな花々が飾られていて
とっても可愛いかったし、路地に入るのが楽しみとなった。 -
素朴だけれど、この薄紫の花々が繊細で可憐だった。
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家の外壁は、すべてまっしろなので、花々のカラーを引き立たせてくれている。
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これはこれはゴージャスなブーケ。
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絵のような花でおおわれた窓。
花の溢れる路地のおかげで、コルドバに即魅せられた。 -
路地・・コルドバの街は路地が迷路のように通っている。幅が狭いので、一日中、日陰をつくっていて、夏の激しい暑さの中でも歩くことができる。
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多くの路地はきれいに清掃され、家々もバルコニーや花々でおしゃれに飾られている。家の中はどうなっているのだろう。。
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狭い路地を観光客が通る。写真はどこにゆくのか、団体のフランス人の観光客だった。定年退職者の団体旅行は、フランスでも活発な観光事業。
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路地を通るのが楽しいのは、植物やタイルで飾られたパテイオが見られること。パテイオは数多くあって、みなそれぞれ趣向が凝らされている。
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写真はユダヤ人街でみたパテイオ。
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黄色と渋いグリーンのタイルの壁。調和したカラーコーデイネーション。夏の夜風に涼みながら、夜遅くまでおしゃべりしたり、飲んだりするのだろう。
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5月の4日から15日まで、パテイオ祭りがあった。
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煉瓦色のタイルのパテイオで、女の子が遊んでいた。
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アルカサール近くのBasilio通りのパテイオは例外的に有料だった。
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地図ももたずに、パテイオなどをのぞき見がてら路地を通ってゆくと、写真のような大きな階段があらわれた。後で調べたら、どうやらバイリオの坂という有名なところらしい。
それにしても、このブーゲンブリア!なんとゴージャスなことか! -
階段を上りきったところにあるカプチン修道派の教会。華やかなブーゲンブリアと聖母マリア。
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すぐ横にあるカプチノ広場にあるかの有名な「灯火のキリスト像」観光客を乗せた馬車が5分ほど停まっていた。夕方、カンテラに火がいれられると、幻想的な雰囲気になるという。
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カプチーノ広場の標識。
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石畳の狭い通りの向こうに突然、広場があった。ラス。テンデイラス広場だ。ここに観光局がある。
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ラス・テンデイーラス広場はこの銅像があるからすぐわかる。グラン・キャプテン像。スペインの歴史的人物でとても人気が高いとガイドブックに書いてあった。
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レストランやカフェが並んでいたので、ここで休んで遅めのランチをとることにする。
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観光局オフィス。ここでコルドバのイラスト地図をもらう。分かりやすい地図。
コルドバが小さいので、この地図さえあれば、どこへでも行ける。 -
観光局を正面にして右側に商店街がある。この道はJesus e Maria通りというのだがここを降りきったところにメスキータがある。メスキータ見学は翌日の予定になっていた。
この商店街をのんびり歩きながら、ウインドー・ショッピングをする。 -
フラメンコ衣装店もコルドバのいろいろなところにあった。
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フラメンコショップの話になったので、ちょっと横道にそれるが、SAN PABLO通りにあるフラメンコ衣装店がお手頃でおもしろい。ご興味のある方は一見を。気軽に入れる。
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あっもう、フラメンコ衣装の女性が街を闊歩する時間になってしまった。
なんか「以前」の銀座で、夕方になるとバーのマダムたちがご出勤する、
あのイメージが頭に浮かぶ。 -
あらゆる香辛料を売っている「スパイシーショックSPICY CHOC」という店。スパイスの種類では圧巻。
おみやげにおすすめ。 -
商店街通りと書いたが、教会の数もおびただしい。
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店が軒をならべる商店街を通ると、狭い路地が迷路のようにあるエリアとなる。道幅が狭いのにお店の数はさらに増す。
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この地域はユダヤ人街、ジュリアード(Juriade)だ。コルドバの目玉のひとつだから観光客でいっぱい。修学旅行なのだろうか、学校の生徒も沢山いる。
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こんな可愛らしい路地もあった。
この路地は有名らしく、写真がよくガイドブックに掲載されている。 -
ユダヤ人街だからか、宝飾店の数が多い。
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コルドバには、手作りの皮革製品、宝飾品、陶器、などですてきなものがあった。
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フラメンコ人形店。たかさ26センチほどのなかなか魅力的な人形だった。
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メスキータ(MEZQUITA)という名前のオリーブオイル専門店がメスキータの目の前にある。入り口も小さくてめだたないけれど、質の高いオリーブ油がずらっとならんでいる。特産も御菓子などもあり、なかなかおいしかった。おすすめの店。
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ずらっとならぶ黄金のオイル、オリーブ油。
スペインのオリーブ油はフランスのよりコクがある。 -
メスキータ・カテドラルと書いてある標識が目に入る。
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そして、路地のつきあたりにメスキータが顔を出す!
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翌朝、10時位に私たちはメスキータへ向かう。コルドバの街は小さいから、どこにでも歩いてゆけるのでいい。
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入って右側のチケット売り場で、チケットと説明ガイドイヤフォーンを借りる。
オレンジのパテイオの向こうにメスキータの建物が見える。オレンジは、スペイン建国、あるいは宗教弾圧で有名なカトリック女王イザベルが苦いオレンジのマーマレードを好んだ為に、植えられたと耳にした!以前は棕櫚の木々が植えられていた。(因みに9割ほどがカトリックといわれるスペインではイザベル女王の悪口をいうのは、とんでもないことだという) -
コルドバの夏は夕方6時位まではとても暑い、この日もオレンジの木陰で昼寝をしたい位だった。といったらイスラム信者の方から睨まれてしまうだろう。というのも
この中庭にある噴水で信者は祈祷室に入る前に体を清めたのだから。ここはそういう目的の庭だったのだ。 -
平面図。これはメスキータ入り口においてあるパンフレット掲載の平面図です。
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メスキータの中に入る。
円柱の森。入ってすぐの部分は、785年、一年かけて建設した最も古い部分。円柱の上のアーチの部分は、ローマ時代の水道橋から触発されたという。 -
円柱の数は853本。もともと1114本あったのが、カソリックの聖堂建立の際に、円柱を250本ほど壊したということか。。
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このように大理石の円柱が、黒、赤と交互に使われている。
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近くに行って、大理石の柱を見てみよう。
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1236年よりイスラム教の教会、メスキータはキリスト教のものになっていった。
だから、現在、正式な名前は、メスキータ・カテドラルという。
しかし、メスキータには、イスラム教とおもわれるアラビア人の女性達も熱心に見学していた。彼女たちにしてみれば、メスキータはあくまでイスラム教の教会なんだろう。 -
メスキータの中はうす暗い。モスク(イスラム教会)だったころは、出入り口が数カ所あったので、中庭から簡単に入れた。カトリックの手に渡ってから、入り口が一つになってしまったから中が薄暗くなった。
しかし、美的には薄暗いほうが、光と影のコントラストがはっきりしていい。 -
メッカのカアバ神殿の方角に向けてつくられる聖壁キブラに設置されるミヒラブは、この奥にある。実際には、コルドバのメスキータのミヒラブは、ずれたところにある、ときいたが、その理由はいまだに理解していない。(おわかりになる方がありましたら教えてください。)
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この聖域のエリアは、ビザンチンのキリスト教の職人の手で、9世紀につくられた。メスキータでも最も洗練された空間。宝石、金が組み込まれているが、細工が細やかだし、調和した色彩が印象的。
聖壁キブラにつくられているミヒラブが見える。 -
円柱の森の周囲には、鉄柵で囲われたカトリックの絵画、聖人の彫刻などがある。ちょうど掃除の時間なんだろう、掃除婦の方が鉄柵をあけて清掃していた。
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メスキータの入り口の左翼の部分は、967年に拡張された部分。かなり広い面積であるが、この頃は予算もあまりなく、写真でみるように煉瓦を使うのではなく、煉瓦で
あるようにペンキでみせかけたつくりになっている。 -
結果としては、のっぺりした感じになってしまって、味が失われている。
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メスキータのチャペル。もともとメスキータの建設された場所は、カソリック教会(聖ビセンテ教会)があった。それをイスラム支配となって、教会が破壊されメスキータ(モスク)となった。
写真はカトリックがメスキータを奪回した13世紀につくられたチャペル。既存のイスラム建築を壊すことなく、むしろ調和させようとした。実際に、このチャペルにはいるとイスラムとキリスト教がう問題なく共存している。象徴的だ。 -
征服王、カルロス5世に貢ぎ物を捧げるイスラムの君主。絵はミヒラブに向かって左にある「枢機卿のチャペル」の中にある。
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そして、私たちは、メスキータの中央にあるカソリックの聖堂に入る。天国に近づこうとしているかのように、天井が高いクポールの白がまぶしい。
13世紀には、チャペルなどがつくられたが、メスキータの破壊工事はなかった。しかし、16世紀になると、司教達が、きちんとした聖域をつくるべきだ、と主張し、カソリックのカセドラルの本格的起工。工事は18世紀まで続く。 -
荘厳な雰囲気がある。私は、権威主義のようなものを感じてしまう。
メスキータの中央を壊してできたカトリックの聖堂。16世紀、カルロス5世はそれをみて、「どこにでもある建物のために、世界にひとつしかない建物を壊してしまった」と嘆いた。それ以来、メスキータを壊すことは二度となかった。 -
3世紀をかけてつくられているから、後期ゴチック様式をはじめ、さまざまな建築様式が重なっている。
偶像崇拝をタブーとするイスラムとは対照的に、ここでは聖マリアをはじめ、聖人達の姿が描かれている絵画でおおわれている。 -
イスラムとカソリック・アートの組木細工のよう。
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カトリック教会は、装飾がすごい。権威を示すためとか、いろいろ理由があるだとうけれど。
例えば、通路を比較してみると。。。写真は、カトリック側の通路。 -
カトリック教の通路と対照的なイスラム様式の通路。
天井は白くペイントされているだけ。シンプルな美しさ。過度の装飾が
ちょっと息苦しいカトリックエリアの通路と対照的。 -
9世紀に建立のメスキータ。今の状態に保存するには、やはり頻繁なる修復工事が必要なのだろう。
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大勢の観光客が、称賛し驚嘆しているカセドラルの中心から離れる。するとメスキータのはずれに鉄製の門があった。
閉ざされた鉄のドアの前のベンチですわる。すると、そこから賛美歌とおもわれる男性の合唱がきこえてくるではないか!鉄のドアの裏で僧侶達がミサをおこなっているのだ!平面図によれば、サグラリオ小教区教会らしい。
メスキータが単なる観光名所ではなく、現在も教会として生き続けている。そういう風な目でこの空間を見直すと、胸が熱くなる。
8世紀、いえその前から、メスキータを巡る歴史は今に至るまで流れ続けている。これからもずっと。
ここが、イスラムとキリスト教が共存している場所であることを、ミサの音楽のおかげで、突然と肌で感じ取る。メスキータのスケールの大きさを。時間軸、そして空間軸のスケール。 -
もうひとつ、時間があればぜひおすすめなのは、メスキータのナイトビジットだ。
チケットは観光局でも購入できるが、旅に出発する前にコルドバの観光局のサイトを通してリザーブした。一人18ユーロ。シニアは9ユーロ。
日本語のイヤホーンによる説明があり、これはきちんとした日本語でわかりやすく、有り難かった。
夜9時から始まるナイトビジットは訪問者の人数がせいぜい60人位なので、メスキータを独り占めしているような感覚で見学できる。夜は内部もライテイングされて、幽玄な雰囲気がただよう。写真撮影は、フラッシュなしでも禁止なのがなんとも残念だった。 -
ナイトビジットの集合ポイントで皆が集まると、細長い映写室に案内され、そこでメスキータの短いドキュメンタリーを観る。画像もきれいで面白かったし、なによりイヤフォーンで日本語説明が聴けるのがありがたい。
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数世紀も旅をしたようなメスキータ見学からでると、フラメンコ衣装の人達が急ぎ足で前を通った。一瞬、まだ歴史の中にいるような錯覚を感じ、めまいがした。
すべてがあまりに非日常的なので。
旅の原点といっていいか。。 -
(おまけ 1)
メスキータの入り口にある無料のパンフレット、日本語版。
しかしながら。。わかりにくい日本語訳だ。残念。
でも中に掲載されている写真や平面図などが役に立つのでぜひ
保存してください。 -
(おまけ 2)
これはメスキータのトイレの写真。メスキータの入り口からはいって
右側をまっすぐゆくと突き当たります。平面図では3のあたり。
清潔。WC,必要な時はとても必要です!
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この旅行記へのコメント (15)
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- yambonさん 2012/08/04 21:08:24
- 引用させていただきました。
- yukibixさん
こんばんは。
コルドバの旅行記文章写真ともども楽しませていただきました。
ここは歩いたぞと納得しながらの旅行記拝見でしたが、まだまだ行き足りていないようで、再度挑戦と行きたいところですがさて?
メスキータの部分チャペル含めて良く分りました。平面図も助かります。
お陰で、ばらばらな写真もある程度整理できました。
そこで、皆さんにもPRと思って、mas96765さん共々、私の旅行記で紹介と引用をさせていただきましたので、ご了承願います。
ありがとうございました。
- yukibxさん からの返信 2012/08/05 21:07:56
- RE: 引用させていただきました。
yambonさん、こんにちわ。
メッセージを有難うございました。
PRまでして頂き恐縮です。
yambonさんの旅行記は、データがしっかりしていて内容も
役立つものが多く、質がたかいなぁとおもいました。
それに旅慣れていらっしゃるし。
アンダルシア地方には、また行きたいと思っています。ま、実現できるかどうか。。
楽しい旅行を !そしてまた旅行記を楽しみにしています。yukibx
> yukibixさん
> こんばんは。
> コルドバの旅行記文章写真ともども楽しませていただきました。
> ここは歩いたぞと納得しながらの旅行記拝見でしたが、まだまだ行き足りていないようで、再度挑戦と行きたいところですがさて?
> メスキータの部分チャペル含めて良く分りました。平面図も助かります。
> お陰で、ばらばらな写真もある程度整理できました。
> そこで、皆さんにもPRと思って、mas96765さん共々、私の旅行記で紹介と引用をさせていただきましたので、ご了承願います。
> ありがとうございました。
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- アルデバランさん 2011/08/03 23:07:12
- メスキータ考
- アルデバランです
コルドバ物語の街めぐり大変懐かしく拝見しました。
我輩も2年前の7月に大学4年の娘とまわりました。
いいですねえ、バイリオ坂のブーゲンビリアの豊かな表現
おなじバイリオ坂なのに我輩の画はなんと貧弱でしょう。
写真の腕の違いがまさに出ました…
さて、メスキータのミフラブですが我輩の旅行記でもチラっと言及しましたが、
メスキータそのものもキブラの位置からだいぶずれているそうです。
アブド・アッラフマーン1世は西ゴートの教会を買ってその基礎をそのまま使用したからと言われてます。
この現実的な面は後ウマイヤ朝の創始者である彼の過去に関係していると思います。
アッバース朝に滅ぼされたウマイヤ朝の忘れ形見で全国指名手配され地の果てまで逃げて、逃げて、やっとコルドバを安住の地にしたわけですが、
こうした事情から、イスラム原理主義の後継者ながら現実的な面を受け入れるという、生きるうえでの知恵を学んだと我輩は思います。
この現実面、悪く言えば妥協策は後々まで受け継がれ、後ウマイヤ朝の特徴となったのではないでしょうか。
世界でも最も栄えた文化、学術、建築がこの地で花開いたのもイスラム原理主義だけでなく、現実面に目を向けた為に違いありません。(勝手に断定…)
その結晶がメディナ・アサーラですよね、いまでは遺跡の上に立ち往時を偲ぶだけですが。
人口が増え、メスキータのスペースが不足すると増築せざるを得ないですが、
2回の増築でグアダルキビル川に届いてしまい、あとは横に増築するだけです。
南側は当時アルカサルがあり余地がないので北側に増築しました。
横に増築なのでミフラブはそのままにして結果的にずれる事になったのでしょう。
これがまさに後ウマイヤ朝の現実的な面(ある種の妥協)ということでなはいでしょうか。
yukibxさんの写真で平面図がありますが大変分かりやすいと思います。
長々とすいません。
それにしても、メスキータのトイレのタイル、立派でした…
- yukibxさん からの返信 2011/08/06 19:26:35
- RE: メスキータ考
アルデバランさん、
完璧な説明をありがとうございます。
なるほど、そうだったのか、と100%納得ですし、
なにより感激いたしました。
アルデバランさんは、歴史を専門になさっていらっしゃる
のかしら、と「密かに」推測しております。
様々な旅行記の説明もとてもクリアな記述の仕方ですし、
4travelにとって貴重です。
歴史文化の豊かなところにゆくには、やっぱり下調べをして
ゆくと旅が10倍面白くなりますね。という私メは、いい加減な
下調べで出発してしまいますが。
それでは今後の旅行記を楽しみに期待しております!
yukibx
-
- mogu miyauchi さん 2011/07/12 08:19:57
- いい街ですね
- yukibxさん おはようございます。
日本は電力不足で・・「さあ・・どうする・どうする?」
と言われて、そのまま茹だるような暑さの夏に突入してしまいましたが、
この街みたいに、
日陰も多くて街中がアート(白と青とブラウンが綺麗)で、
しかも 落ち着ける路地があれば
騒動しなくても
普通に自然に生きていけるような気がします。
・・・いつか 行ってみたいな・・・
- yukibxさん からの返信 2011/07/14 06:08:14
- RE: いい街ですね
mogu miyauchiさん
掲示板へのメッセージをありがとうございます。
本当に本格的な暑い夏に日本は突入したようで、心配です。
大地震被災地の小学校にはクーラーもなくて、子供達だって大変な
思いをしている、ともききます。
確かにアンダルシアの夏は過酷だそうですが、その為に家の構造、
街の都市計画がそのような暑さに対応しているので、驚きました。
昔の悠長な日本だったら風通しがよく、夏も比較的楽にくらせた
のですが。それに原発だってなかったですもの。。
moguさん、それでもなんとか、いい夏をおおくりください。
yukibx
-
- badia35さん 2011/07/06 16:20:40
- ありがとうございました
- yukibxさん、こんにちは。
先日、ラ・リューヌ山アクセスについてご教示いただきました、badia35です。
その節は、本当にありがとうございました。
(前回掲示板に2度同じ文面を投稿してしまって申し訳ありませんでした。)
色々ありましたが、(旅先のハプニングは、いい思い出で楽しいですよね)
おかげさまで、無事に行って帰ってくることができました。
ひどく暑い日で、寒かろうと用意していった服たちは全く必要なし、
いいお天気の山頂で、用意していったパンと生ハムとチーズで即席サンドイッチを作って食べ、
景色を眺め・・・ぼんやりと癒されてきました。
本当にありがとうございました。
さて、コルドバ物語、詩情がある文章がとても素敵です。
メスキータ内の写真もお上手ですね!
私は、薄暗い中の微妙なコントラストが難しくて、諦めてしまいました。
ナイトビジットがあるとは知りませんでした。また行かなくっちゃ。
メスキータもそうですが、
「異教徒」の建てた素晴らしい建物って、沢山ありますよね。
宗教が違っても、素晴らしいものは素晴らしいと認める心、
建物内に同居する別の信仰・・・自分を持ちつつ、他人も尊重しつつ。
かくありたい、と願うbadia35でした。
- yukibxさん からの返信 2011/07/07 07:13:47
- RE: ありがとうございました
- badia35さん、メッセージをありがとうございます。
ラリューヌの上られたとのこと。上られた日はとても暑い、という
ことですが、多分、週末2日間ボルドーでは40度以上も上った週末だと
思います。家の外にもでられないほどでしたから。
ラリューヌはフレンチ・バスク地方でもっとも観光客が多いところだそう
です。遠くからみるととても素敵な山ですし、山道もなかなか変化があって
素敵でしたが、頂上に行くと、これまた鎌倉・江ノ島の賑やかさで、ちょっと落ち着けない雰囲気ではなかったでしょうか?
レストランもバカ高くて美味しくなかったし。。自前のサンドイッチは正解
ですよ!!頂上からみる景色は最高ですもの。
badia35さんはこれからどんな旅行計画をお持ちでしょうか?楽しみにしています。
それにご投票もいただいて、恐縮の至りです。
yukibx
-
- 多良さん 2011/07/03 08:15:28
- 日本には絶対ない風景〜♪
- 履歴からお邪魔しました〜♪
多良と申します。
たいしたお話でもございませんが、映画『アンダルシア 女神の報復』を観て来ました〜♪
渓谷の上にあるスペインの素敵な町が映画館で映し出されと館内にどよめきが〜〜〜♪
素敵な旅行記を拝見させていただきました。
ありがとうございました。
- yukibxさん からの返信 2011/07/03 18:09:52
- RE: 日本には絶対ない風景〜♪
- 多良さん、こんにちわ。
『アンダルシア 女神の報復』の予告編をオフィシャル・サイトでみました。
なるほど、画像がとても素敵ですね。渓谷の上のあの街はなんという
ところなのでしょうか。
ところで、たらさんの箱根での同窓会なんですけれど。。
(御旅行記掲示板につづく)
yukibx
- 多良さん からの返信 2011/07/03 23:14:28
- RE: RE: 日本には絶対ない風景〜♪
- 渓谷の上のあの街はなんというところなのでしょうか。
ネットで調べて分かりました〜♪\(^o^)/
スペイン、アンダルシア州、マラガ県の都市=ロンダ (Ronda)
だそうです〜♪
- yukibxさん からの返信 2011/07/04 03:20:33
- RE: RE: RE: 日本には絶対ない風景〜♪
- ウッソー! アッ失礼しました。多良さん。
実は一ヶ月ほどまえにマラガに行き、そこからロンダにゆく
手段を検討したのでした。。。実際には行けませんでした。
時間的にタイトで。
ロンダは友人達にもいくことをすすめられていたのに。。
調べていただいて、ありがとうございます。ちょっと悔しいです。
あんなに素敵な所と知っていたら。。と。
yukibx
- 多良さん からの返信 2011/07/04 09:45:12
- RE: RE: RE: RE: 日本には絶対ない風景〜♪
- ・・・私も・・・そう思いま〜〜〜〜〜す!!!(核爆)
-
- ぴょん太さん 2011/06/21 23:12:30
- 同じPatio行かれたようですね。
- コルドバ旅行記拝見しました。Basillio通りのPatio、私も行きました。通り名は、不明でしたが、自分の写真のGPSデータでGoogle Mapに貼り付けて、わかりました。
花の小道には、正直ガッカリしていたので、ここが見れてよかったです。
有料になってますが、見ていたところ、我々以外、お金入れてませんでした。
ぴょん太
- yukibxさん からの返信 2011/06/21 23:20:43
- RE: 同じPatio行かれたようですね。
- ぴょん太さん、はじめまして。
さっそくメッセージをありがとうございました。
ひまわりのぴょん太さんですね!実はローマ橋を渡っていないのです。
うっかりしていたのと、あの辺、工事中でゴタゴタしていて歩くのも
大変だったから。。というのは言い訳ですが。。
今日、ちょっとアップしましたが、まだまだ写真があるのでこれから
整理をつづけます。写真を沢山とるのもいいですが、あとの整理が大変で、
溜息状態です。
GPS MAPでそういうことが可能なのですか、、ちょっとためしてみます。
教えてくださってありがとうございます。
BASILIO通りも後で地図をみて、ああ、あそこだったとわかった次第です。
ではこれからもよい旅を!
yukibx
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