新婚旅行記・３　「東洋のガラパゴス」

2010/12/24 - 2010/12/28

せっかくの新婚旅行だから、普段行けないところへ…
で、与那国島を選択したことから始まった八重山の旅。
南国のビーチには無い何かを見つけに、日本の最西端を目指します。
３日目は、時化の中西表島へ渡りました。

エリア 沖縄

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

雨は小雨ながら、風が止む気配なし。
それどころか、昨日にまして強風。

風光明媚な、東崎という岬に来ましたが、怖くて車から出られません。
車も、強風で揺れます。

東崎 自然・景勝地

そんななか、与那国馬が歩いています。

この東崎は、牛や馬の放牧もしています。

東崎 自然・景勝地

立神岩

自然が作る風景というのは、凄いですね。

ところが、これがこの近くにある海底遺跡の一部だという説もあるそうで…

立神岩展望台 名所・史跡

この与那国島には、アヤミハビルという世界最大級の蛾が生息しています。

天候が悪いこともあり、その展示施設を訪れました。

アヤミハビル館 美術館・博物館

こんな天候で飛行機が飛ぶのか心配でしたが、無事与那国を去ります。

保安員が「○○さんに、よろしく。」と搭乗客と話をしています。

人口１６７１人
島では誰もが知り合いみたいな小さな島で、貴重な時間を過ごしました。

与那国空港 空港

つかの間の石垣島で昼食です。

沖縄を代表するファーストフード店A&Wも、この石垣島では１店舗しか有りません。

ルートビアは、やっぱりうまい！

A＆W 石垣店 グルメ・レストラン

次に向かうは西表島。

石垣からは２つの航路があるのですが、そのうち１つは時化で欠航。
残された１つの航路も、ジェットコースターのようでした。

波をかぶり、波にぶつかり、波にのりあげ進んでいきます。

島に着くと天候が回復。

レンタカーに乗り少し走ると、早速マングローブの林に遭遇。

西表島マングローブ 自然・景勝地

レンタカーを借りる際に、島ではゆっくり走るように注意されましたが、イリオモテヤマネコがいるからというのも、理由の一つだそうです。

動物注意の標識も、イリオモテヤマネコ。

というわけで、最初に向かったのが、西表野生生物保護センター

イリオモテヤマネコをはじめ、西表に住む野生生物の剥製が展示されています。

イリオモテヤマネコの交通事故被害は、近年増加しているそうで、その警告もされていました。

西表野生生物保護センター 美術館・博物館

牛車が海を渡る風景で有名な由布島を訪れました。

明電舎のCMで、島へ渡る電信柱の風景が紹介され、観光客が増えたそうです。

亜熱帯植物楽園由布島 自然・景勝地

かつては小学校まであったそうですが、現在は人口１５人だそうです。

台風の被害を避けるため、島民が移住していったそうですが、残った住民がヤシなどの植物を一生懸命育て、今では島全体が植物園になっています。

亜熱帯植物楽園由布島 自然・景勝地

オオゴマダラという蝶の飼育施設もありました。
その姿も綺麗なのですが…

亜熱帯植物楽園由布島 自然・景勝地

サナギは、こんな金色をしています。

なんでも、毒を持っているので、こんな色になるそうです。

亜熱帯植物楽園由布島 自然・景勝地

帰りの牛車では、三線を弾き「安里屋ユンタ」を歌ってくれます。
とっても風情があります♪

但し、とんでもない強風が続いています。でも、これは八重山地方の季節風だそうで、「こんなのしょっちゅうですよ。」と教えてくれました。

その割には、牛がビビッて蛇行していましたが…

亜熱帯植物楽園由布島 自然・景勝地

今日は、西表島に宿泊です。
１日４組限定、色々な雑誌でも取りあがられている

琉球民家風の宿「琉夏」

琉夏 宿・ホテル

広々とした部屋には、テレビはなく、ほんとうにのんびりと過ごさせてくれます。

夜には、綺麗な星空も見ることができました。

慌ただしい日常を忘れさせてくれる、とても素敵な宿でした。

琉夏 宿・ホテル

なにより素敵だったのは食事です。

ミミガーやカジキなど、沖縄の食材を使った前菜から始まるディナーは、出てきたもの全ておいしく…

琉夏 宿・ホテル

メインの石垣牛のハンバーグは、めちゃくちゃおいしかったです。
さらに、お米までもがおいしかった。

量もたっぷりで、まさに至福のひとときでした。

琉夏 宿・ホテル