新婚旅行記・２　「日本の果てへ」

2010/12/24 - 2010/12/28

せっかくの新婚旅行だから、普段行けないところへ…
で、与那国島を選択したことから始まった八重山の旅。
南国のビーチには無い何かを見つけに、日本の最西端を目指します。
２日目は、いよいよ与那国島へ飛び立ちます。

エリア 与那国島(沖縄)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

２日目の朝。
朝食はコンビニで調達。

さんぴん茶と、ポーク玉子のおむすび。
これも、沖縄ならでわです。

再び飛行機に乗り、西の果てに向かいます。

空港には、沖縄で大ヒット中の戦隊物マブヤーのジェット機！！

石垣空港 空港

与那国空港に到着。

ターンテーブルには島の模型がありますが、クリスマスの飾り付けがされています。そう、忘れてしまいそうですが、今日はクリスマスです。

空港職員も、整備と保安の方意外、全員サンタの衣装でした。

与那国空港 空港

与那国はレンタカーで行動。

驚くことに、書類を書き終えると鍵を渡され、
「駐車場に、青いマーチがあるのでどうぞ。」で手続き終了。

あとから左のウィンカーが点灯しないことが発覚！

与那国空港 空港

まあ、この島を数分走れば、ウィンカーが無くてもどうにかなることに気付くわけですが…

このような雰囲気だけで、何かワクワクさせるものがあります。

やってきました、日本の最西端！！

この海の向こうは台湾です。

日本最西端の碑 自然・景勝地

しかし、海は大時化。

崖の上まで波が押し寄せているのが見えます。

この原風景では、こうした自然の怖さも感じます。

日本最西端の碑 自然・景勝地

まあ、こんな天候は、こちらでは珍しくなく、そのため与那国は「渡難（どなん）」と呼ばれていたそうです。

そんな島の厳しい自然は少し忘れ、かわいいカフェで昼食です。

ユキさんち グルメ・レストラン

日本で一番西のカレー屋さん

「ユキさんち」

ここのカレーは、おいしかったです。
そして、チャイもおいしかた♪

ユキさんち グルメ・レストラン

さて、再び厳しい自然の中へ。
海がこれだけ怖いと感じたのは初めてです。

さて、この岩の裂け目は、薩摩藩からの人頭税に悩まされたこの島で、妊婦を跳ばせて人減らしをしたという伝説が残る、久部良バリというところです。無地着地しても、お腹の赤ちゃんは助からなかったそうな…

そんな、悲しい歴史がある島でもあるのです。

久部良バリ 名所・史跡

その久部良バリの近くには、日本最後の夕日が見える丘がありました。

当然、今日は夕日は見られそうもないので、次の目的地に移動します。

崎元酒造の工場見学をしました。
泡盛「与那国」の製造元です。

この与那国島では、日本で唯一６０度のお酒を製造することが許可されています。花酒といって、主に冠婚葬祭に用いられるそうです。

崎元酒造 専門店

人が亡くなったとき、この花酒と一緒に土葬し、７年後にその遺骨を掘り出して花酒で清めるという、独特な葬送の風習も教えて貰いました。

もちろん、こんな強いお酒は普段は飲まず、もっぱら３０度の泡盛を飲むそうです。

工場なので、格安で泡盛を買うことができました。
しかも、右の小ビンはおまけです！

この建物に、見覚えはありませんか？？？

Ｄｒ．コトー診療所 名所・史跡

ドクターコトーのロケは与那国島で行われ、そのセットが保存・公開されています。

ところで、現実に与那国島も病院はなく、診療所が１つあるだけだそうです。

Ｄｒ．コトー診療所 名所・史跡

与那国でのメインのもう一つが、この与那国馬。
数少ない、日本の在来種の馬で、保存活動を行うNPOが、乗馬体験も行っています。

運良く、この乗馬の時間だけ雨が止み、風も弱まったので、のんびり乗馬体験ができました。

本当に、貴重な体験づくしの一日でした。

NPOヨナグニウマふれあい広場 動物園・水族館