2011/07/16 - 2011/07/17
1858位(同エリア3229件中)
かとぽんさん
期待に胸をはずませてはるばる愛知県から
軽自動車で10時間かけてやってきた東北六魂祭。
しかし初日の来場者数は予想の5万人を
はるかに越える13万人・・・・(;^_^A アセアセ・・・
会場内は人であふれて警備や誘導もおっつかず、大混乱。
メインイベントのパレードも40分遅れで始まり、
後半は車道にまで観客があふれて収拾つかず、ついに中止の事態に・・・
疲労困ぱいで古川の宿に戻った親子2人。
翌日は別の予定を立てていたのだが、
このまま六魂祭の醍醐味を見ずして仙台を去るのでは
祭り女の名がすたる!ということで、
仙台にUターンし六魂祭リベンジに燃えるw
- 交通手段
- 自家用車
-
昨夜は疲労困ぱいでホテルに着くなり爆睡、
長男が新聞を読みにロビーへ降りていき、
部屋がオートロックなのでノックしたら開けてねと頼まれていたのに熟睡してしまい、
部屋に入れない長男は仕方なくフロントで合鍵を借りて入るという事態にw
ゆるせ、長男w
一夜明けた日曜日、窓からの眺めは雲ひとつない晴天でした。 -
朝食を食べに1階へ。
宿は大崎市古川台町のホテルセントラルパーク古川です。
http://breezbay-group.com/centralpark/
かなりつくりの古いビジネスホテルでしたが
宿泊したツインの部屋は浴室が独立しており
しかもタイル貼りでビジネスホテルとは思えないほど広く、
洗面所もトイレも独立式なのでひじょーに快適。
車もホテルの敷地内に無料で停めさせてくれ
じゃらんのポイント割引を使って
朝食付きで2人で10,400円。
最初は仙台市内で宿がとれず、
車中泊まで考えていたくらいなんで、
なんの不満もありませんw
朝食をとりながら長男と今日の予定を相談。
当初は長男の希望をとりいれ、二日目は
石巻まで出て気仙沼まで沿岸部を北上しようという予定だったが
昨日の六魂祭の惨憺たる結末に
祭り女の私は完全に消化不良を起こし不満いっぱい。
そこで今日は別行動で、それぞれ行きたいところへ行き、
思いを遂げようということに。 -
早速あたふたと出発準備をし、
再び東北道に乗り仙台をめざします。
車窓からの風景は一見のどかな田園風景だが
よくよく見ると街道に大きな段差ができており
片側通行になっていたり、
道路脇の土手には大きな地割れのようなものが・・・。 -
仙台市内にやってきました。
昨日とは反対の定禅寺通りの西の端
西公園の辺りで降ろしてもらいました。
長男はこのあと車で青葉城など散策するそうです。 -
定禅寺通りの西の端から今日の12時から予定されている
パレード会場へ向かいます。
まだ10時半頃なので人ごみはさほどではなさそう。
ケヤキ並木が見事です。 -
定禅寺通りを東に向かって進むと急に人だかりが。
ここからパレードのコースになるようです。 -
道路脇には警官がいっぱい。
明らかに昨日より多いw
初日終了後、相当対策を練ったようですね。 -
救急車も万全の体制でスタンバイOK!
-
さて、パレード見物の場所はどこにしよう?
東側はおそらく勾当台公園や市民広場からの観客が流れてきて
溢れ返るのが目に見えてるので
今日は西の方で観戦することに。
しかし近くの警官に話をきくと、
どーやら昨日の教訓から
今日は南側の片側車線を完全につぶして観客席にするとのこと。
そーなると南側からの見物だと中央のグリーンベルトが障害になって見えづらい。 -
と、ゆーことで今日は北側に陣地を確保することに。
しかしすでに北側歩道のポールで囲まれた観客席は
陣取りの客で埋め尽くされており
柵の外は通路用ということで立ち止まってはいけないことになってた・・・。
ムム、手強いですw -
なんとか観客席の中ほどの隙間を見つけて
持参の折りたたみイスでカクホ。
前列の方ではないけど
折りたたみイスがわりと高さがあり
レジャーシートのお客より目線が高いのが救いです。
横を見るとすでにものすごい人垣が・・・
もう中央の方には行けそうもありません。
(;^_^A アセアセ・・・ -
こちらは西側の眺め。
もう見渡す限り人・人・人。
でも昨日の混乱に比べればまだ今日は落ち着いてます。 -
あと40分でパレードが開始です。
南側車線ももう観客で埋め尽くされました。
中央のグリーンベルトを鹿踊りの踊り手が歩いていきます。
昨年の東北旅行のときに
北上みちのく芸能まつりで見たあの鹿踊りの軍勢です。
どっかで鹿踊りの演舞があるんだろーか??
見たいけどもうここから動くことは出来ません・・・ -
上空にはまたまた昨日の飛行船が。
夜はどうしてたんだろう。
どっかに着陸してるのかな??
やっぱどう見てもドラえもんの配色だよw -
開始20分前になるとパレードの演者たちが駆け足で定禅寺通りに入場〜
オープニングを飾る仙台すずめ踊りの選抜10チーム中、
この六郷すずめっこは震災の津波被害のひどかった仙台若林地区の皆さん。
津波で踊り衣装を流されてしまったが
周りの協力でなんとか衣装を揃え出場することができ
みな、誇らしげな顔です。
客席からも熱い声援が送られます。 -
いよいよオープニングが開始です。
まずはご当地仙台のすずめ踊り。
すずめ踊りは、慶長8年(1603)、
仙台城移徒式(新築移転の儀式)の宴席で、
泉州・堺(現在の大阪府堺市)から釆ていた石工たちが、
即興で披露した踊りにはじまり、
その後400年にわたって受け継がれてきた伝統芸能です。
仙台に春を告げる青葉まつり(5/14,15)で
盛大に披露されるはずでしたが
今年は大震災のため苦渋の決断で中止と決定。
今日はその悔しさの分もはねかえす勢いで踊ってくれました。
http://www.youtube.com/watch?v=mJmBUUpa4I4
ちょっとお囃子のメロディーが徳島の阿波踊りに似てる?? -
その後、セレモニーで
東日本大震災の犠牲者に黙祷をささげたあとは
巨大な書の巻物のようなものが出てきて
するすると広げ始めると
天の川を模したような色とりどりの紙テープが長く伸びて
定禅寺通が埋め尽くされました。
ソプラノ歌手による「七夕さま」の歌や雅楽の笙の音がおごそかに流れる中
仙台七夕まつりの紹介が。 -
いよいよ六魂祭パレードの始まりです!
・・・と、いいたいところですが
トップバッターの秋田竿燈はさすがに
この街路樹の中には入ってこれず、
定禅寺通り中央を南北に走る国分町通のみでの演舞となりました。
街路樹の隙間から垣間見える竿燈w -
竿燈が見えないゾーンの我々がちょっとだれてると
お向かいの中央のグリーンベルトのステージで鬼剣舞の演舞が始まった。
北上みちのく芸能まつりのノボリが見えます。
秋田竿燈がやってる間、見えない観客が退屈しないための策なんだろうか?
ちょっと遠すぎてあまり見えない。 -
しかし、鬼剣舞の演舞中にも関わらず
大音響でどっかの演歌歌手のカラオケみたいなのが流れてきて
盆踊り風の踊りの行列が乱入してきて雰囲気はぶち壊し。
もうちょっと進行とか音響とか考えてくんないかなぁ〜
(´・ω・`)
北上みちのく芸能まつりは
2年ほどまえ私も北上を訪れ見物しましたが
全国的にはマイナーかもしれないが
これはある意味岩手の郷土芸能の鬼剣舞や鹿踊りや神楽など
一挙に見ることが出来る貴重なまつりです。
http://www.kitakami.org/maturi/
東北を訪れたら是非たずねてみてください。 -
続いてやってきたのは福島わらじまつりの大わらじです。
【動画】福島わらじまつり
http://www.youtube.com/watch?v=OXITGot2f9s
わらじまつりWebサイトより
http://www.fmcnet.co.jp/waraji/index.html
古くより歌枕で知られる信夫山は福島市の中央に位置し
月山、湯殿山、羽黒山 の三山がよく知られています。
その信夫 三山にある足尾神社の大わらじは、
日本 一と称され古来より健脚を願って奉納さ れており、
他の地方には見られない特色 のあるものです。
福島わらじまつりは、日本一の大わら じの伝統を守り、
郷土意識の高揚と東北 の短い夏を楽しみ、
市民の憩いの場を提供する市民のお祭りとして
毎年実施いたしております。 -
ミス・ピーチのお2人。
昨日の市民広場のステージでは桃のカゴを下げてましたw -
わらじまつりのテーマソング?
ダンシングそーだナイト
若者たちが嬉々として踊ってます。 -
ときおり熱中症で倒れた急病人が運ばれていきます。
昨日の忌まわしい記憶がよみがえる・・・ -
続いて山形花笠がやってきました。
先頭の歩き太鼓のおにいさん、かっこいいよ〜w
【動画】山形花笠まつり
http://www.youtube.com/watch?v=c-yhpM0nJG8&NR=1 -
東北芸術工科大学の学生さんによる男踊り
あでやかな女踊りもいいが
やっぱ花笠は男踊りの方が元気があってかっこいいですね。
でもやはり昨年の山形大学の「四面楚歌」のキレにはかなわないかもw
【動画】山形大学「四面楚歌」2010.8.5
http://www.youtube.com/watch?v=wrwWspEC9ig
山形花笠まつりは8/5〜7です。
本場の花笠を是非かぶりつきでお楽しみくださいっ -
ミス花笠も美しい。
-
続いてやってきたのはお待ちかねの盛岡さんさ踊り。
先頭はもちろんミスさんさ
これは統一さんさの福呼おどり。
今から4年前のNHK連続テレビ小説「どんど晴れ」でドラマの最終回だったか、
ヒロインたちが踊っていたのもこの福呼踊りでしたw
盛岡さんさ踊りのミスさんさたちは
選考で選ばれた後
踊りの特訓を受けてきびしい練習を積みます。
その成果もあってか
動きの激しいさんさ踊りを非常に美しい所作で
優雅に踊ってみせるところがすごいです。 -
今年は震災の影響で軒並み祭りが自粛するなか、
いちはやく本祭りの開催を決めたのが盛岡さんさ踊り。
東北の中でも大きな被災地をかかえる中での勇気ある決断でした。
【動画】盛岡さんさ踊り
http://www.youtube.com/watch?v=LZ1UTEbZLzQ -
さんさ踊りのいいところは
踊りからお囃子、笛、太鼓、鉦など、
すべて生身の人間によるもの。
地元では幼い頃からさんさ踊りに親しみ、
スポ少もあるほどです。
また各地の伝統さんさは郷土の芸能に誇りをもち
稽古に励み、8月の祭りを心待ちにしています。
故郷をはなれて都会に働きに出た人たちも
都会から転勤で盛岡にやってきた人たちも
みな、さんさ踊りを愛し、楽しんでいます。
盛岡さんさ踊りは8/1〜4です。
わたし的には東北のまつりの中でもイチ押しです!
ぜひぜひお出かけください〜! -
最後のトリをかざる青森ねぶたまつりです。
先頭は祝青森乗り入れ東北新幹線はやぶさの着ぐるみ?の方々。
頭のかぶりものが重そうw -
ハネトたちも元気いっぱい。
【動画】青森ねぶたまつり
http://www.youtube.com/watch?v=jWdvqrh5m3Q&NR=1 -
ねぶたがやってきました〜
太鼓の音も腹にひびきます。 -
やはり間近でみると迫力あります。
本場青森のねぶたの製作に携わる人はのべ300人にも及びます。
材料は針金と和紙で、新聞紙片面の大きさの和紙を実に2500枚使用。
幅9m、奥行き7m、高さ5m、
重さは台車を含めて4tにもなるそう。 -
ねぶたが回転したり前かがみになったりする度、
観客を楽しませてくれますが
縁の下の力持ちの台車を操る方々は汗だくの重労働。
ごくろうさまです。 -
6大まつり全パレードが終了し、
フィナーレとなります。
【動画】パレードフィナーレ
http://www.youtube.com/watch?v=CehEQY5Ogxo
津波で我が家を、小学校を、かけがえのない故郷を失った
6年生の女の子が
全国からの励ましや支援への感謝と、
復興に向けた強い決意のメッセージを読み上げると
会場で聞き入る人たちも首をうなだれ、
目頭を押さえる場面も。
その後、
仙台出身の脳性まひの障がいをもつ詩人、大越桂さん作詩の「朝の月」をロンドンデリー・エアのメロディーにのせてソプラノ歌手の方が歌い上げます。
つづいて福島民謡「相馬流れ山」を二人の歌い手が朗々と歌い上げます。
その昔相馬重胤が都から地方へ下向した折、住み慣れた故郷流れ山を偲び、恋し懐かしと口説き、口ずさんだものがいつしか節となって歌われたものだそうです。
原発事故という理不尽な事由で住み慣れた故郷を離れざるを得なかった悲しみ、苦しみ
愛する故郷へいつの日か帰ることを胸に今を耐え忍ぶ福島の人たちの心情がこの切ない旋律にのっていたいほど心にしみいってきました。 -
パレードも無事終わり、人々は思い思いの場所へと散っていきました。
長男との待ち合わせの時間まで私もお土産の品定めに三越までむかいます。 -
昨日修羅場となった三越定禅寺通側出口。
今日はもう閉鎖されてました。当然ですね・・・ -
警官の数も昨日の倍くらいいるんじゃないかな。
-
おうちでお留守番のだんなさんに
仙台限定の冷酒を購入し、長男と合流し、仙台を離れます。
後日の報道で二日間の来場者数は実に36万人とのこと!
もうオドロキの一言です・・・
さて、このあと帰路につく前に
長男の要望で東松島市までむかいます。
仙台港北ICからのり、
三陸道を一路東松島に向け走行。 -
高速は相変わらずIC手前になると渋滞・・・
1車線しかないのでどうしようもありません。
1時間ほどかかりよーやくICを下り、東松島市へ。 -
市内に入ると景色は一変、
無残な爪痕があちこちに放置されたままになっている。
ここも地盤沈下しているのか、ずいぶん水面が高い。 -
行く手になにかタンクのようなものが転がってました。
鯨の大和煮の絵が描いてあります。
手前の車と比べるとその大きさははんぱじゃない。 -
路肩には流れ込んだ泥流がひからびてひび割れ
不気味な模様に。
写真は載せませんが見渡す限りの家や店舗や工場は壊滅状態。
車外はハエが飛び交い、窓を開けた途端数匹車内に飛び込んできて
異様な腐臭がたちこめていました。
こんな状況では暮らせるはずもなく
人の気配はない・・・ -
漁船の係留してある岸壁に出てきました。
ここも地盤沈下の影響か水がひかずに残ったまま。
海面と陸地の高さが同じくらいに見えます。 -
ゴーストタウンと化した町。
信号も消えたまま。
まだ被災直後からなんの手も入ってないような住宅地。
この町が元のようによみがえることができるのだろうか。 -
日も暮れてきたので急いで帰路につきました。
重い空気がただよう中での帰路でした。
復興をめざすと口ではいっても
現実はそんな生易しいものではないことを思い知らされる衝撃の光景でした。
これから気の遠くなるような時間と労力、そしてお金がかかります。
被災地から遠く離れた私たちの住む地域では
いずれ風化していってしまうかもしれません。
この厳しい現実を私たちはずっと心にとめおかなくては・・・ -
19時過ぎに三陸道にのり、帰りは郡山JCTから
磐越道に乗り換え、長男と運転を交代しながら
中央道からゆっくり休憩を入れつつ帰りました。
自宅に到着したのは翌日の朝9時半でした。
ふぅ〜、疲れました。(;^_^A
走行距離1793.8km -
私たちの帰りを待っていたかのように
ほどなく塩釜の市場で買ったおみやげが届きました。
東北の海の幸に舌鼓をうちました。
みなさん、東北の夏祭りにぜひお出かけを!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- crossさん 2011/09/17 00:29:29
- もの凄い人...そして、もの凄い旅行記〜♪
- かとぽんさん、「東北六魂祭」にお邪魔しました〜♪
「祭り女」の名に恥じぬ、素晴らしい旅行記です!
いきなり東北までマイカーで...凄いバイタリティです〜。感動しました♪
この「東北六魂祭」は、仙台在住のトラベラーさんから聞いてて知ってました。
この方も見に行かれたんですが、もの凄い人で原付バイクが立ち往生して断念したって言ってました。
You Tubeにアップされた動画もあって面白い旅行記でしたね。
特に「山岸さんさ踊り」は笛や太鼓で楽しい踊りだと思いました。
名前だけは聞いたことあったんですが、見たのは初めてです。
ねぶた祭は、昔、長島温泉で何度か見たことはあります。
被災地にも行かれ、惨劇も目の当たりにされ...
日本中が早期の復興を願っています。
では、また...
cross
- かとぽんさん からの返信 2011/09/17 10:20:59
- RE: もの凄い人...そして、もの凄い旅行記〜♪
- > crossさん
またまたご訪問くださりありがとうございます〜
無類の祭り好きの私は毎年夏の東北の祭りにでかけて楽しんでます。
自分が太鼓サークルでさんさ踊りをやってたこともあり
例年8/1〜4の盛岡さんさ踊り見物に出かけるんですが
今年は都合で行くことが出来なかったため
東北六魂祭にチャレンジしました。
3.11の未曾有の大震災で計り知れないほどの被害を受けましたが
そんな中でも東北は絶望の淵から立ち上がって
前を向いて歩み始めようとしています。
私も自分にできる形で東北を応援していこうと思ってます♪
東北は素朴で人情もあつく自然豊かでおいしいものがいっぱですよ〜
crossさんも機会があればぜひお出かけくださいっ
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