2011/07/09 - 2011/07/11
2699位(同エリア4770件中)
悠々さん
第二子出産前に、5歳の息子と最後の母子旅行を決断。
1泊目は、ポルトガル領時代の古い建物を利用した「ポウサダ・デ・モンハ」に宿泊。
2泊目は、マカオのリゾートホテルで一番有名な「ザ・ヴェネチアン」に宿泊。
それぞれ、特色あるホテルステイを楽しんだだけでなく、
香港の友人たちに案内され、日本のガイドブックには載っていないようなローカルなグルメに挑戦し、街歩きを楽しんできました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
香港国際空港から乗り継ぎで(香港では入国審査をせず)、シーターボジェット・エクスプレスでマカオ港へ。
日本でネット予約をして、香港空港内のフェリー チェックイン・カウンターでカード決済して乗船しました。
乗り継ぎに必要な時間は約60分。一時間に一本程度で運航していました。
香港空港〜マカオ港までは約45分で到着します。 -
タクシー乗り場からみたマカオ港。
土曜日の午後の入国審査だったので、割と混み合っており30分程は並んだと思います。欧米なんかと違って、妊婦や子連れ優先のレーンは特に設けられていません。ただし、70歳以上のお年寄り優先レーンは設けられており、がら空きでした。
タクシー乗り場も長い列でしたが、こちらは、次々と空タクシーがやってくるので、それほど待ちませんでした。 -
市内は一方通行の道路も多く、地図で確認していた最短ルートとは違う道でホテルまでたどり着きました。
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ポウサダ・デ・モンハ(望夏賓館)Pousada de Mong-Ha
客室数:20室
住所:Colina de Mong-Ha, Macau
http://www.ift.edu.mo/pousada
マカオ半島の「七つの丘」の一つであるモンハの丘の中腹にあります。
このホテルは、マカオが中国に返還される直前まではポルトガル将兵の宿舎であった古い建物を改築したもので、建物内は古いながら、客室へ向かう廊下の途中に噴水のあるパティオ(中庭)があるなど、雰囲気がとても素敵でした。
また、スタッフはすべてマカオ政庁傘下の「旅遊学院」の生徒たちで、研修を兼ねて運営されているため、サービスもぎこちないながら初々しく丁寧でとても良かったです。
お値段も良心的でした。
土日は、マカオのホテルは中国本土からの観光客が増加するため、どこも宿泊料金が高騰するのですが、ここのホテルは比較的抑えられていて、一泊1100ドル(朝食付き、キングベッド)でした。 -
ホテルの表庭
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室内は、入り口入ってすぐの書斎を兼ねた前室と、奥にベッドルーム、バルコニー、バスルームの構成です。
サテン張りのせいろに入ったウェルカムクッキーがとても美味しかった。
また、うれしいことに各客室にPCが設置されており、フリーWi-Fiが利用できました! -
清潔な室内。湿度の高いせいかちょっとかび臭く感じましたが、エアコンが効いてくるとそれほど気になりませんでした。
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バスルームはシャワーのみですが、この蒸し暑い国では一日何度もシャワーを浴びたくなるので、洋式のバスルームより独立したシャワーブースが設置されている方がよっぽと使いやすいと感じました。
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洗面台。アメニティーはリストがあって必要なものを、電話でリクエストする方式でした。
エコで合理的な方法だなと思いました。
実際、私は気に入ったバスグッズを持参するので、ホテルのアメニティをフルで利用することは少ないので、不便は感じませんでした。
めん棒とコットンだけリクエストしました。 -
客室入り口ドア。
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ロビーから客室に向かう廊下にはコーナーごとに中庭が配置されています。
なんとも気持ちのよい空間でした。 -
廊下はこんな感じで半屋外になっています。
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廊下の壁には「アズレージョ」と呼ばれるポルトガル式タイルが飾りこまれており、どの絵も美しく見入ってしまいました。
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客室のベランダから見た眺め。
今回は暑かったので特にベランダで過ごすことはありませんでしたが、小さいテーブルと2脚の籐椅子が設置されており、夜はライトもつくので、居心地がよさそうでした。 -
ロビーでは、ウェルカムドリンクが提供されます。
一度チェックインして小休憩を取ったあと、観光に出かけるのにタクシーを呼んで待っている間、利用してみました。 -
マカオ港〜ホテル間の無料シャトルバスも出てきました。
午前に2本とか、それ位の頻度なので、行きに利用することはできませんでしたが、翌日コタイ地区の「ザ・ヴェネチアン」ホテルに移動する際は、このシャトルバスでマカオ港へ行き、そこでヴェネチアンの無料シャトルバスに乗り換え、スムーズに移動することができました。 -
ホテルのお庭に咲いていた美しい蓮の花。
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ホテルの表庭
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初日の夕食は、香港の友人のガイドブックで「庶民的なマカニーズ(ポルトガル人と中国人の混血の子孫のことをそう呼んでいるそう)料理が楽しめるお店」と紹介されていた、「神記贄室」にて。
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おすすめは、ケールとじゃがいものスープ。
ケールは健康に良い野菜だし、じゃがいものトロミもあってとても優しいスープでした。
他には、コロッケや、中華料理にかなり近い豚のグリル料理なんかもありました。 -
セナド広場近くの路地を入ったところにある、スイーツの美味しいカフェ「九如坊」。
テラス席は、本当に蒸し暑いのに欧米人の観光客がたくさん座っていました。 -
一番のおすすめは、「セラドゥーラ」アイスクリームにも近いひんやりとしたクリーミーなデザートで、卵白のメレンゲが使われておりふわさくっとした食感がとても美味しかったです。
プリンは素朴だけど卵の濃厚な味がしました。マンゴームースも初めて食べるやはり濃厚でふわっとした食感ですごく美味しかったです。 -
ライトアップされた聖ポール天主堂跡(世界遺産)。
夜21時過ぎに訪れましたが、まだ観光客が大勢いました。
週末の日中はすごい人、人だそうなので、夜間の方が雰囲気が良くお勧めだそうです。
目の前のイエズス会記念広場を下っていくと、マカオで一番観光客が行きかう繁華街「大三巴街」につながっており、お土産屋さんが軒を連ねていて、ここでマカオ名物の「アーモンドクッキー」や「エッグロール」などの試食ができちゃいました。 -
聖ドミニコ広場から聖ドミニコ教会(世界遺産)を撮影。
このあたりは、日本でもメジャーなカジュアルブランドショップがたくさん並んでいて、夜もとてもにぎわっています。 -
マカオを代表する観光スポット「セナド広場」。
右側の建物は世界遺産「仁慈堂」アジア最古の慈善福祉団体の事務局。
波打つ敷石のデザインが本当に美しく、楽しい街歩きでした。 -
翌朝の朝食はロビー隣接のレストランにて。
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美味しかった手作りデニッシュ。マカオは、カスタードが美味しい。
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フルーツは、このほかにバナナとオレンジが丸ごと。
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オムレツは、目の前でシェフが焼いてくれるスタイルで、
ハム、オニオン、マッシュルーム、チーズがお好みで入れられます。 -
紅茶は、トワイニングのティーパックが種類豊富。
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レストランの壁には1月〜12月までの女神の描かれた美しいアズレージョ。
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骨董品のような可愛いベビーチェアもありました。
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モンハの丘中腹にある公園。
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市民の憩いの場となっており、木陰では多数の中年男女が朝の体操を行っていました。
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モンハの丘の急坂を上っていくと、だんだん景色が開けてきます。
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マカオ半島北部の有名なドッグレース場が一望できました。
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マカオタワー方面を一望。
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コタイ地区へ移動中のバス車窓から。
マカオの建物は、本当に金ぴかが多い。 -
金のライオン
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先月オープンしたばかりの新しいホテル「ギャラクシー」も金ぴか
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こちらが、ヴェネチアンホテルのメインエントランス。
実は、無料シャトルバスが到着するのはウエストエントランスで、こちらで手荷物を預けたり、チェックインを行ったので、こちらは観光として訪れました。本当に広いホテルです。 -
ホテルメインロビー
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とにかく、天井がゴージャス!
ただし、高温多湿の気候のせいか、ドア入り口付近の真鍮などは若干錆びが目立ちました。 -
ヴェネチアンホテル内のショッピングセンター「グランド・カナルショッパーズ」。
私は「NaRaYa」や「TUMI」で買い物を楽しみました。
ちょうど、夏のセール期間中だったので、一流ブランドショップでも季節物などだいぶ安くなっていました。ただ、定番商品はセール対象外でしたが。 -
カジノは1Fエリアの広大な面積を占めています。20歳未満はいかなる理由があっても立ち入り禁止のため、エントランスの各所にガードマンが立っており、近づいただけで「No!」と言われてしまいました。
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ヴェネチアンホテルからタクシーで10分ほどのタイパ・ヴィレッジを観光。
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香港のガイドブックでお勧めのローカルレストランで昼食を。
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アイスミルクティーと、トマトソースマカロニと鶏肉のグリル載せ。
お会計は約350円でした。
見た目は、そんなに美味しく見えなかったのですが、食べてみたらすごく美味しくてびっくり。日本の昔ながらの喫茶店で食べるナポリタンみたいな感じでしょうか。 -
店内の様子。地元のお年寄りとブランドショップの紙袋を抱えた現代的なカップルが相席している様子がおかしかったです。
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こちらは、人気のフルーツゼリーのお店。
私は、美容に良いという「ツバメの巣入りゼリー」を食べました。
人気は、ココナッツゼリーだそう。 -
路地をのぞくと、なんとなく素敵な雰囲気だったりしました。
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ストリートの名前は、中国語とポルトガル語で表記されています。
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ノスタルジックな雰囲気のストリート
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瀟洒なカルモ教会
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タイパ・ハウス・ミュージアム。
1920年代のポルトガル人政府要人の住宅だった建物を内部公開している。日曜日で、観覧料が無料でした。ラッキー! -
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フラッシュは禁止ですが、写真撮影可能です。
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ミュージアムの目の前は広大な蓮の池。左に見える大きな建物が、このたび宿泊した「ザ・ヴェネチアン」ホテル。
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ヴェネチアンホテルの客室内。
全3000室の客室はすべて70?を超えるスイートルームというだけあって、とても広くゴージャスでした。
でも、各室が広いため、エレベーターホールから廊下が非常に長く遠かった・・・。 -
客室内廊下。
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ベッドとリビングルームの間には段差が。
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トイレも無駄に?広い。
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バスルームの化粧台。これは、使いやすくて良かった。
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バスタブとシャワーブースは独立してついていました。
湯量もたっぷりで、お風呂タイムはゴージャスな気分にひたることができましたよ。
ただし、バスタブが深く材質が硬いので、滑っての怪我に要注意! -
ベッドには天蓋がついていました。
寝心地も良かったです。 -
ホテルのプールにて。
プールは全部で3つあって、一番奥は大人専用の静かな環境が保たれています。
ここは、一番手前の子供が遊べるファミリープールで、浅いところと深い(1.2M)ところがつながっています。 -
プールサイドから客室棟を見上げると、このような感じです。
客室からプールまでは、とにかくホテルが広いので、徒歩10分はかかりました。
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