絵金祭りと怪しい神社

2011/07/16 - 2011/07/17

赤岡の絵金祭りへ行ってきた。ついでに徳島の怪しい神社も！
物部村は時間が足りず、次回に持ち越し…

エリア 南国・土佐山田・香南(高知)

７月１６日
高知龍馬空港まで、ひとっ飛び。レンタカーで、徳島県美馬市まで直行。脇町のうだつの町並みを観光。日差しが痛い…
店先に吊された風鈴の音だけが響き、時が止まったような景色。

町中の橋を渡った先に、オデオン座というレトロな芝居小屋？がある。すぐ近くの蕎麦屋さんで昼食。何故か出石の皿そば。

徳島へ足を延ばしたのは、美馬市の山の中にある磐境神明神社へ行くため。剣山へ向かう国道沿いにある白人神社という、これまた怪しげな神社の横に鳥居があり、かなり急な階段を登る！

不思議な石組みの中に、小さなお社が５社。古代ユダヤとの関連も噂される遺構で、イスラエル大使も２度訪れたというパワースポット。風というか、「気」の通り道のようで、非常に心地よい。

剣山周辺には、他にも栗枝渡（くりしと）神社とか、１２弟子峠とか、犬神憑きを祓う神社とか、私の琴線に触れる場所がいろいろあるのだが、今回のメインは絵金まつりなので、今回は神明神社のみで高知へ戻る。

高知のホテルに入った後、くろしお鉄道（アンパンマン車両だ〜）で赤岡へ向かう。
江戸末期の絵師・金蔵の芝居絵（主に残酷絵）の屏風をロウソクの明かりで鑑賞するという怪しげな祭りなのだが…

陽が落ちて、各店先に屏風が立てられ、ロウソクの火がともされる…　と、カメラ老人の群れが一斉にカシャカシャ…　絵金には興味なさげなギャルや中坊たちは浴衣で大騒ぎ。地元の親父達はすでにほろ酔いかげん…　ふつーの地方都市の夏祭りと化していた。

ま、絵金グッズは手に入れたし（収益金は屏風の保存･修理に使われるとのこと）、振る舞い酒も戴いたので、良しとしよう！

７月１７日
昼過ぎには空港へ戻らねばならないので、あまり遠出はできず、渋いところで、土佐日記の史跡探訪。平安時代、こーんな所に国府があったとは想像できないような田園風景。

安芸市の野良時計。

野良時計近くの武家屋敷跡。
安芸市と言えば岩崎弥太郎だけど（中岡慎太郎の記念館も近い？）、坂本龍馬も含めて、今回そっち系は全くの素通り…
土産の食べ物も馬路村のゆず商品と銘菓「土佐日記」だったし…