2011/07/04 - 2011/07/04
23569位(同エリア45978件中)
みやさこさん
不安定な梅雨の時期、週間天気は前日まで雨マーク。
しかし!当日は晴れマークに変わり、都内は35度の猛暑!
東京とは思えない、濃く深い緑が生い茂る山々。
山があって、私たちがいる。
特別なものは何もない。
すごく、シンプル。
たから、からだに感じるすべてが心地よい。
どんな山に登るか選ぶのは大事。
でも、それ以上に 誰と登り、どんな気持ちで山を感じるか
これが一番大事なんじゃないか。
目に見るものだけが景色なんじゃなく
空気・音・香り・そのときそのものが全て
景色なんだ。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
新宿からJR高尾駅へ。駅を降りると、そこは別世界。
まるで長野県にでもいるような、田舎のホーム。駅の外は緑。流れる空気が、数十分前までいた新宿と全く違います。
改札を抜けると天狗がお出迎え。山の駅らしい【道中安全】の文字も飾られています。 -
イチオシ
高尾駅の中に『Ichigendo』(営業時間・7:30〜20:30)という軽食店があります。
おにぎりやパン、雑貨などが売っていて、テイクアウト・イートイン共に可能。
私たちは朝食セット(パンとドリンクのセット)を購入☆雰囲気のいいカフェでいただきまーす!
写真のドリンクは、野草茶の「こぉか茶」。香ばしくてちょっと変わった味です。 -
天狗のイラストが書かれたパン。パンの中に、じゃりっとした食感のきなこクリームが入っていて、舌も歯ざわりもGOOD!。
お昼には玄米を使ったランチメニューもあるようです。
このお店に来るためだけに高尾まで足を運びたい!そう思える程居心地の良いお店ですよ。 -
カフェで朝食を済ませ、いざ、バス停へ!
っとその前に、トイレに行っておきましょう。
トイレの看板、手書き風でとってもキュート☆ -
イチオシ
バスで高尾駅から小仏駅へ。
バスを降りるとそこはまたまた別世界。本当にここ、東京なのかな?
道の左右が緑で覆われています。
駅を降りたら早速登りの道が始まります。
はじめはコンクリートの道。 -
少し歩くと看板を見つけました。
どうやらここが、登山道への入り口のようです。
でも、なんだか入り口がめちゃめちゃ狭い!
本当にここでいいのかな!?
とっても不安になります。 -
ん〜、多分ここでいい、はず!
友達が購入したての方位磁石、早速大活躍です。
山に地図と方位磁石は欠かせませんね! -
細い登山道入り口に入ると、そこは本格的な「山」。
土から力強く生える木々も、圧倒的でドキドキします。 -
どこを見ても緑。
こういう場所にいると、体全体にきれいな酸素が行きわたって
気持ちも晴れやかになりますね。 -
都内35゜の猛暑日。いくら標高が上がったとはいえ、暑いことに変わりはありません。
そしてこのコースは、登山口〜第一ポイントの景信山までがハード。
暑さと疲れで体力が消耗しやすいのです。
汗も止まらない!
このコースを歩くコツは、序盤は飛ばさずゆっくり登ること。
そして水分補給をしっかりと! -
夏の日差しでできた葉っぱの影
木々が強い日差しから守ってくれます。 -
登山口から1時間程で、第一ポイント景信山に到着。
山頂についてまず視界に飛び込んでくるのが、茶屋の席
所狭しとたくさんの席があって、どこに座ろうか迷います。
「茶屋のお客優先」の看板も立っているので
休日は賑わいそう。
でも、平日は茶屋が閉まっているので
座りたい放題! -
木々に覆われた茶屋。
名物は、なめこ汁。 -
ずっと見ていたくなる景色。
神奈川県の山々が見渡せます。
写真には写っていないけど、相模湖も見えますよ。
天気がよければ富士山も臨めるそうです。
※この日は青空だったけど、この時期特有の白っぽい霧のようなものが出ていて
ここから富士山は見えませんでした。 -
茶屋の脇に面白い看板を発見!
ゴミも恋人も捨てないでね笑。
そうそう、山岳映画『岳』でも
こんなフレーズがあります。
『山に捨てちゃいけないものは、ゴミと命』
そして
『山に捨てていいものは、ゴミと命以外、ぜーんぶ!』
雑念、心のもやもや、全部山に置いていこう! -
景信山から陣馬山へ!
濃い緑の道を下ります。
小仏〜景信山は、少々きつい山道。
でも、ここからはなだらかな道が続きます。
夏は蜂がいるので注意! -
どんどん歩いていくと、途中で道が分かれます。
「まき道」は、なだらかな道。
もうひとつの道は、堂所山を越えるルート。
体力と相談してどちらの道に行くか決めるとよさそう。
私たちは、しばらく山を越えるルートに行き
3つ目の岐路でまき道を選びました。 -
木が斜めになっていました。
何があったんだろう。
自然の力って、脅威的ですね。 -
井戸のような、まん丸な木の根っこを発見!
自然とこういう形になったんですよね。
不思議。 -
景信山と陣馬山の間に明王峠があります。
地図を見ながら
「この辺が明王峠かな?」
と話していたら、
「あれ!?白い馬が!!」
突然現れた頂上に拍子抜け笑。
ということで
頂上についたーーー!! -
陣馬山名物・なめこ汁のある茶屋。
今日はおじさんが1人、お店番。
「おばさんがいる時じゃないと食べ物は出せないんだー。
お湯も沸かしてないよ!
今日買えるのは、飲み物だけ」
とおじさん。
なので、なめこ汁は食べられませんでしたが
おじさんが、家で漬けた漬物を振舞ってくれました!
ちなみに、おばさんが今日いない理由は
「息子の彼女とデート」だそう笑。
傾聴力があって、人間味に溢れたすばらしいおじさんでした。 -
山頂にて記念撮影。
後ろの山々が美しいですね。 -
山頂から一番近いお手洗いは、山頂を少しだけ下りた所にあります。
原っぱになっていてい、とても気持ちの良い場所です。
※夏は蜂に注意! -
イチオシ
この時期は白いもやがかかっていて、遠くの山はおろか、近くの町も見えないそう。
でも、茶屋のおじさんいわく
「今日は珍しいね。町も富士山も見えるよ」
雲の間から見える頂上は
見ている人たちの心を洗うような美しさでした。
「今、向こうで富士山に登ってる人たちがいるんだね」
なんとも不思議な感覚を、友達と語り合いました。
数ヵ月後、今見ている富士山に、今度は登っているのかな。
そんなことを考えたら、わくわくしてきました。 -
陣馬ちゃん(勝手に命名)にタッチ!
この日は雲が多かったけど、ちらりと見えた青空×白い陣馬ちゃん、
ベストマッチでした。
頂上で陣馬ちゃんが待っていてくれる…
そう思うと、登山も一層頑張れます。
それも陣馬山のいいところではないでしょうか。 -
下山道は、茶屋のおじさんの勧めで「一ノ尾根」をチョイス。
おじさんいわく、
「この時期はお花がぱーっと咲いていて綺麗な道だよ」
緑が高く生い茂る道。
木漏れ日が印象的です。 -
倒れている木。
迫力があります。
それにしても、お花ないなー。 -
かなり荒々しい道を下山。
本当にここ、登山道なんだろうか?
と思い必死に下っていると、竹に囲まれた道に来ました。
光を受ける緑が綺麗。
色々なルートがある陣馬山の中で
一ノ尾根が一番長いルートだそうです。
どのルートで下りるかは、体力と相談するのが良さそうですね。 -
一ノ尾根を下ったすぐ下に、お花畑がありました。
おじさんはそのことを言っていたのか!
そして更に進むと、大きな岩が。
なにやらパワーを感じます。
ということで、岩からパワーをもらう図。 -
一ノ尾根を下って少し歩くと、JR藤野駅のバス停があります。
バス停から藤野駅までは、徒歩30分位。
私たちはちょうどバス停に着いた位にバスが来たけど
まだ15時半すぎ。歩いて駅を目指します。
途中、道沿いに川が流れていました。
その川で遊ぶ子どもたちを発見。
家の近くで川遊び。
街の子じゃできないですよね。
こういう遊びができる環境って幸せですね☆ -
ところどころに紫陽花が咲いていました。
もう7月なのに、見事な咲きっぷり。
やはり山だけあって、街よりも涼しいんですね。 -
大きなトンネルを抜け、藤野駅前に到着。
と、正面の山を見上げると
山に巨大なラブレターが掲げられているではないか!!
ここ藤野は、芸術の町 として名高い場所だそう。
ラブレターの他にも、巨大な目や不思議な物体など
約30点の芸術作品が作者の選んだ場所に置かれ、歩きながら自然と調和したアートシーンを楽しむことができるのだそう。
この町に、芸術作品巡りに行くのも楽しそうですね。 -
登山のシメは、藤野駅から無料バスが出ている「ふじの温泉病院」の温泉。
通常の料金は、4時間以内の利用で¥850。
ですが
平日の17時〜は、入浴代が割引になり、¥400でのんびりできます。
お風呂の後は、施設内で食事をいただきました。
地元の特産品を生かしたメニューや、体が喜ぶメニューが豊富!
窓の外に見える大きな山々を見ながら食事をいただく、
至福のひと時でした。
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