福島～みんなで復興支援ツアーに行こう！五色沼を見て末広酒造で買ってSAで食べて日本を盛り上げよう

2011/07/02 - 2011/07/03

送った義援金はどうして全部配られないんだろう、もっと直接被災地にできることはないのかなぁ。

なんてぼんやり思ってる方にぴったりのツアー、JTBさんにありました。

4travel友達のれいれいさんに
「明日申し込みのしめきりなんだけど…」と誘われ、即決。
去年から福島行きたいと言ってたのに完全に行く機会を失ってしまってた。
それがまさかの人生初バスツアーで実現。

まず代金がすごい。
新宿（その他いろいろ出発地あり）からバス
→裏磐梯(五色沼)と酒造所を観光
→リステル猪苗代に一泊

→会津若松(鶴ヶ城)と喜多方を観光
→新宿で解散

この福島初心者にありがたすぎるツアーが、￥１３８００。
ウェストサイドの有名スポットを網羅している上に、
移動＋宿泊＋夕食と朝食込み。含む３％義援金。
添乗員さんとバスガイドさんが一緒です。
ちょっとしたグッズ、現地の地図などももらえます。
このおトク感から、現地でたくさんお金を使ってしまう仕組み。

がれきの撤去には行けないけれど、
一泊二日の旅行で復興の一助になるなら参加したい！

楽しく好きなことをして福島のみなさんと盛り上がれる、
旅行好きにうまくできすぎてる企画です。

エリア 福島

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

４時起き。。。

７時に新宿発のバスツアー。
忙しくて荷造りもちゃんと終わってなかったので、
無事に参加できるようにと朝の４時起き。
ふだんよりよっぽど早かった。

一週間の疲れとあいまって添乗員さんの説明を聞くのもそこそこに意識を失い…

起きたらサービスエリア。

あれはたぶん・・・

スターバックスというコーヒー屋さんでは…

眠くて何も考えられない。
でもお腹すいた。

ミニ佐世保バーガーを朝からたいらげる。
　↑写真はもちろん忘れました。

うん、がんばろう東北！

何年も前から福島県に行くのを楽しみにしてたんだよ。

起きるとサービスエリア

間の記憶がまったくありません。

那須高原SA。高原といえばソフトクリーム。
もちろん寝起きだったので写真を撮るような心配りはすっかりない。

苺味、食べました。
うちには車がないのでSAグルメに夢中です。
SA楽しい〜!!

五色沼に到着

いよいよ最初の観光地、五色沼です。
集合写真を同じバスの皆さんと撮られ、1200円で購入申し込み。

そんな高いの、いつもなら買わないところだけど、
今回のバスツアーに参加したら買っちゃうんですよねぇ。

少しでも欲しいと思ったら買う、ぐらいの気持ちで参加してます。

しばし散策

五色沼というのはいくつかの沼や湖の総称で、
それらを見ながら一時間あまり歩くコースに皆さん行ってしまった。

暑がりの寝起きで、とてもじゃないけど無理と判断した私達は
「ゴール地点までバスで移動します」の方を潔く選択して岸をぶらぶら。

なんとも言えず美しい緑色

ボートもちらほら

緑に映えます。

吸い込まれそう

どの場所から見ても…

あちこちからゆっくり眺めることができました。
とにかく空いています。

裏磐梯は人気エリアですよね！

混んでる所は苦手という方。
今かなりオススメです。

日差しを遮ってくれる葉も美しい

岸辺に下りてみる

自然の中をのんびり歩いて、自由に写真を撮れるのは人が少ないから。

今まで福島県を訪れることができなかったのは、
今回のバスツアーに参加する運命だったから。という気さえしてきます。

思わず物思いに耽ってしまう魔法の鏡のような水面。

空、山、沼

人混みにまぎれないでこんな場所を観光できて、
誘ってくれたれいれいさんに本当に感謝。

ハートの模様の鯉を見付けて!!!

見にくいですが、手前側の横腹に紅くハート形が。
この鯉を見ると恋が実るってジンクスがあるそうです。

駐車場へ戻ります

景色に夢中で集合時間のことすっかり忘れてました。
毎回れいれいさんに「そろそろだよ」と言ってもらうまで気付かない。

同じツアーのバス

人のいない道を戻ると、他出発地のバスが。
他には数台の車のみ。

高尾山もこのぐらい人のいない時に登ってみたいものです。

乗客たったの４人で移動

歩いてこちらに集合する皆さんを待ちます。

桧原湖

さっきの沼より大きくて、ひらけた場所。

閑散とした湖を眺める恐竜

哀愁が漂います。

目にうっすらと涙…

今来れば、のびのび遊んでもらえるのになぁ。

そんな願いが通じて

晴れてきました。

少しずつ観光客の姿が

乗用車も駐車場に停まり、人影が増え始めました。
ここのソフトクリーム、すごく美味しかった。もっかい食べたい…。

またもや寝てる間に末広酒造到着

入り口付近の灯り

純和風の歴史ある建物にしっくりと合ってますね。

お祝いごとの時にカナヅチで割って開けるやつだ！

見学スタート〜

ポイントごとに移動しては説明してくれる

ヴィンテージ物がいっぱいの部屋

お土産屋さんコーナー

←入り口にあったのと同じ!

行程的に食べに行けそうになくてあきらめてた桐屋のおそばを発見。
味噌漬けも美味しそう…。
ずいぶん重たい物ばかり買ってしまいました。

試飲もできるし、5000円以上買うと無料配送してくれるサービスがあるので、
ツアー客のみなさんドサドサ買ってました。これぞ復興支援？？

やわらかい水

自由に飲めます。

カフェもありました

ありがとうございました。

交差点三つ向こうの七日町を散策しに行ってきます。

暑いなぁ

さっそく涼みに…

屋外の観光は暑すぎてすぐに挫け、ほどなくこちらのお店に。

揚げた今川焼みたいのが有名っぽかったのでクリームチーズ入りと、
少々変わったシュークリームを買って店内で食べました。

カレー入りも美味しそうだった。
今日は食べてるか寝てる気がする。

ごちそうさまでした

明日は鶴ヶ城

お腹いっぱいになったし、末広酒造に戻ります。

蔵を建てるのが男の甲斐性

会津の男性は…↑みたいなことを添乗員の佐藤さんが仰ってたような。
うろ覚えですみません。

へぇ・・・

初恋って、洗礼なの？
ある意味そうかもしれません。。。

今日の観光はおしまい

そろそろお風呂とか入りたい頃ですね。

リステル猪苗代ウィングタワー

一人で福島に行く計画を立ててた際、
唯一候補に挙げてHPをチェックしたりしてたのがこのホテル。

ツアーの詳細をれいれいさんに聞いて驚きが止まらなかった。
泊まれてうれしい♪

品のよいエントランス

皇太子ご夫妻がご宿泊されただけあり、落ち着いた高級感が。

被災者のみなさんと同じホテルに滞在

宿泊客1000名のうち、700名は避難してる方々。
添乗員の佐藤さんから説明がありました。

何ヶ所か転々とし、やっとこちらに落ち着くことができた方も
いらっしゃるとのこと。

地震や津波の起きた場所が東北だっただけで
観光客と避難民。全く違う立場。
いくら考えても当事者になれるわけではないから、
自分にできることをしようと思います。

このツアーを楽しみ尽くします!!!

心秘かに決意を固めてチェックイン。

29階の部屋!?

９階です

部屋番号を見てまさかとは思ったんですけどね。。。
東京なら普通にありえる数字ですし。。。

さっそくお部屋拝見

ホテルの部屋に入る瞬間のワクワクがたまりません。

広い

和洋室って温泉地にあるスキーリゾートホテルって感じですごくいい。
夏だけどね。

ユニットバスか…

でも大浴場あるし、小ぎれいだから◎。

猪苗代湖は若干遠いですが、いい眺め！

ホテル名の入ったアメニティ♪

お茶は作って飲めます

大浴場の混雑状況をTVのホテル専用チャンネルでチェックできます。
30％超えたら混雑してると思って下さい、と添乗員さんに言われました。

50％でした。
とにかく食後の入浴決定。

B1階の天鏡へ

宴会場をバイキング会場にしているんですね。
リステル猪苗代ウィングタワーのHPより↓
http://www.listel-inawashiro.jp/hotel/wing/index.html

ネックストラップを提げた被災者の皆さんと一緒の会場です。
混むので、乗ってたバス毎に食事時間ずらして厳守。

まず一周

全ての料理を把握してから盛る。鉄則ですね。
けっこう種類豊富で迷っちゃうなぁ。。。

キビキビ動くスタッフ。
なくなる前に交換される料理のトレー。

この戦場では、被災者も観光客も関係ありません。
みんなライバル、みんな平等!!
お味噌汁はおいしそうなだけに大行列だ。

和洋中、節操のない夕食

いったい何が食べたいんでしょう…

ということができるバイキングって素晴らしい！
発明してくれた人ありがとう♪

お味噌汁、一杯目

二杯目

18階に行ってみない？

最上階ってどんなか見たくなりますよね。
れいれいさんを誘ってB１→18階へ。

バーがあるので覗き込んでいると…。

どうぞ、と促してくれる親切なホテルスタッフの皆さん

席に座らせてくれた上に、夜景バックの写真まで撮ってくれた。
一杯も飲まず、ただ写真撮らせて下さいと言ったら、
きっと東京の最上階のバーはいやな顔するよね。。。

旅先で優しくされると、じぃんとします。
福島県に乾杯!!

いざ、大浴場へ

混み具合をれいれいさんがチェックしてくれた。
30％。
でも眠いから早よ行きます。
湖眺の湯。よかったらHPご参照下さい。
http://www.listel-inawashiro.jp/hotel/wing/index.html
露天風呂まで階段を上っていくスタイルが新しかった。

９時半頃、髪びしょびしょのまま就寝。
明日はボサボサだ…。
今日はよく食べてよく寝ました。満足zzz…