*kotor* 入江の城塞都市コトル

2011/06/24 - 2011/06/25

今回の旅の最終目的地です。
本当の最終目的地はドゥブロブニクだったのだけど、おまけです。
でも、ドゥブロブニクが観光客で一杯だったことを考えると、コトルで良かった。
とても小じんまりした街です。見ごたえは少ないかもしれないけれど、裏山は登るべき。
暑くない時間にね。

エリア その他の都市(モンテネグロ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ドゥブロブニクのバスターミナルを10：30発のバスに乗る。
一人113.30kn。
バス代はカードで払えるだろうと思っていたら、カード不可。
観光地のくせに。
なので余計に現金を下ろすことに。
ドゥブロブニクのバスのチケット売場は愛想から全て良くありません。
さて、10〜15分遅れで着いたバスはオンボロ。
荷物を預けるのに1ユーロ。ユーロを持ってなければ15kn。
チケットに座席番号が書いてあるけど、席はみんな適当ですから。
バスの乗客全員分のクロアチア出国とモンテネグロ入国の検査があるので、国境で時間がかかったけれど、2時間半で到着。
近いものです。
山は白いがモンテネグロ。

城壁の周囲の川はヘドロだらけ。
掃除していたけれど、ちょっと辛い。
気温は38度。海が綺麗なら入りたかったけど、ちょっと遠慮します。

セント・トリフォン教会（St Triphon's Cathedrale）。9世紀の建物らしい。２階に宝物展示があって２ユーロかかります。

バシリカ式のロマネスク。全体的に綺麗に修復されているので、どこまでが新設なのかよくわからない。

でも、アーチ部にフレスコ画が残っていたり。
謎の多い教会。
薄ピンク色のスタッコは新しそうだし。

上手く撮れなかったけど、半円ドームに青い空と星たち。

もう一つの教会。
赤と白の石のツートン積み。
コトル旧市街の舗石にもところどころ赤い石が混じっているのが興味深い。

でも住宅にはあまり赤い石が使われていないんだよね。不思議。
ところどころの窓が装飾窓になっているのも不思議。

古めかしいアーチがあったり、街の標識になっています。

もうひとつ教会。

インフォメーションと中央にある、海の門（西門）。

僕たちは裏から入ってきたので後になりましたが、海の門（西門）から入ってすぐの広場の時計台。
合っているのかな？なんとなく合っていそう。

モンテネグロの国旗とコトル市の旗。

セント・ニコラス教会。17世紀から18世紀とあるけど、一番新しい教会。この狭いコトルに修道院を含めて14も教会があるようです。

さて、裏山の登り口。
一人３ユーロ。値段が変わっていました。
25分で教会。45分でトップと言われたが、さて着くでしょうか。

こんな階段を延々登る。
途中で白人の子供は泣き出しているし。
結構キツイ。

中腹の教会の塔が近づいてきました。

モリモリ歩いて、15分で教会！！
ここで冷たい飲み物を売ってました。
そりゃ売れそうだ。

教会でも充分良い景色。
夕方登ったため、逆光なのが残念。

ゴールは近い。
要塞に上がるところに鋼製の跳ね橋があるのだけど、
真ん中の鉄骨の骨の上を歩いた方が良いです。
他はペラペラの鉄板ですから。
落ちはしないと思うけど。

そして登頂です。
なんだかんだ35分くらいかかったかな。

要塞の裏側は谷になっていて、打ち捨てられた教会と、ヤギがいました。
さらに山を越えて行くルートがあったけど、誰がつかっているのでしょうか。

コトル全景

コトル湾

船も係留しています。
結構大きな船も係留してありました。

屋根の色もまちまち。
戦争の影響でしょうか。

中庭に階段があるのって羨ましい。

戻ってきました、登り口付近のセント･メリー教会です。

日が沈み始めると暗くなるのが早くて、といってももう夜の10時頃でしたが。

すぐ真っ暗です。
ワインを飲んで、コトルの一日が終わりました。