2010/03/02 - 2010/03/02
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shiqueさん
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バリ滞在中、ジャワ島ジョグジャカルタ周辺の
遺産を回るツアーをブッキング。
US$195の日帰り弾丸ツアーが始まります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
-
朝4時にピックアップ。
朝食はウブドから空港に向かう途中で
コンビニに寄ってもらいパンで済ます。
ワクワクよりも、眠いと言うのが本音。
今から20時間、イベントが目白押し。
これがツアーの醍醐味ですね。
あまりツアーには参加しないので
今回はしっかり楽しもうと思います。
バリからのフライトは約1時間。
ジョグジャに近づいた頃には辺りは明るくなり
朝もやの中に山々がくっきりその雄姿を現す。
中でもムラピ山(写真左)はカッコいい。 -
ジョグジャの空港。
インドネシアの国内線と言えば、かつて15年ほど前には
ガムテープが機体に張ってある双発機もあったのに
ライオンエアーは結構快適でした。
飛行機降りてからは、当然ターミナルまでは徒歩。 -
空港出口で、今回のツアーガイドさんの出迎えを受けて
一路ボロブドゥールへ。
朝の通勤ラッシュの時間帯らしく
道は結構混んでいました。
幹線道路の信号待ちで車窓を眺めると
交差点の中央分離帯で
少年が玩具を街売りしていました。
朝っぱらから誰が買うのか?
しかも自分で遊んで売る気無し。
この日は晴れているのですが雲が多く
ムンティランに向かう街道沿いから
霊峰ムラピ山を望む事は出来ず残念でした。 -
Candi Pawon
パオン寺院。
ツアー1発目の遺跡です。
お決まりですが、記念写真をパチリ。 -
ボロブドゥール。
ツアーのガイドさんは史跡内のガイドは出来ないそうで
公園史跡内は専門のガイドさんが案内してくれる。
そのガイドさんの話によると、
外国人には、この村出身のガイドが必ず案内するそうです。
至れり尽くせりのガイドさんで
写真を撮るポイントまで指示してくれる。
鬱陶しい気がしないでも無いが
「郷に入っては郷に従え」の教えよろしく
そんな状況も楽しむ事にしました。
ガイドさんによれば、
ここからのショットが一番だそうです。 -
初めてボロブドゥールに来たのは15年前。
公園はこんなに奇麗に整備されていませんでした。
個人旅行で、ガイドを付けて
効率良く観光する外国人は
ほとんど居ませんでした。
貧乏旅行者はガイドを付けるはずも無く
木陰に腰かけ余りの暑さをやり過ごしながら
のんびり時間をかけて見て回る。
時々やってくる日本人団体ツアーの
専属ガイドの遺跡説明をちゃっかり聞いては
日陰で昼寝・・・・・。
現在、どの外国人にもガイドが付いて
次から次へと案内してもらえる。
この状況はどうなのでしょうか?
以前はこの階段の前に鉄格子の大きな門があって
威圧感が有りましたが、今は開放的です。
しかし、今もこの階段を上る毎にその全貌を現す
ボロブドゥールの存在感は健在しています。 -
回廊の途中のレリーフ。
折角モデルが居るので
小林紀晴氏のアジアンジャパニーズ風に
撮ったつもりでしたが・・・。 -
御存知、最上階のストーパです。
-
ガイドさん一押し、
触ると幸せになれるそうです。
私の手、微かに触っています。 -
この日は結局最上階からムラピ山を
望む事は出来ませんでした。
周りを取り囲む濃い緑が大量の水蒸気を巻き上げ
山々は厚い雲に覆われていました。
上空にも雲が流れてきて
過ごし易いと言えばそうなんですが。
四方に雲一つ無い快晴の天候で
ボロブドゥールの最上階から
360度の下界を一度は見てみたいものです。 -
紋章の様な文様の様なレリーフ。
デザイン的に面白いものがたくさんあります。
あまりにこんなものばかり撮っているので
ガイドさんにも呆れられました。 -
回廊を全て回った訳ではありませんが
赤道直下の気候は体力を確実に奪います。
モデルはかなりバテテいます。
水分はしっかり取らないと、確実に熱中症ですね。 -
Candi Mendaut
ムンドゥッ寺院。
小規模な遺跡、お土産売りのイブも数人しか居ない。
整備された緑のグランドでは
地元の子供たちがサッカーをやっている姿が
とても似合いそうな、公園の様な遺跡。 -
どの遺跡も同じですが
まだ修復途中、手付かずの石材が転がっています。
これから途方も無い時間を掛けて
これを組み立てて行くのでしょう。
そんな風景が遺跡の本来の姿に思えて仕方ありません。
自分の人生を何度繰り返しても辿り着けない程の
長い長い時間、世界を静かに見続けて来た黒い塊。
カッコ良く背番号などを付けられていたりしますが
しっかりとした意志を持ってこの場所に
存在している様に思うのは私だけでしょうか?
違う時間軸を持った存在が偶然にも同じ瞬間を共有する。
物理の世界とは違った、別の四次元の世界が
心地よい風と共に感じられた時、
その遺跡が私達に語り出す様な気がします。
「久しぶりだな」と。 -
この遺跡規模は小さいけれど、気に入っています。
雰囲気だけではなく、
メインの塔のレリーフが素晴らしい。
ガイドブックの評価は分かりませんが
三面に施されたレリーフはどれも素晴らしい。
機会があれば是非見て下さい。 -
ツアーで昼食に寄ったレストラン。
ランチバイキングです。
思ったよりもたくさんの種類の料理があって
しかもまあまあの味でした。
写真は<思いっきり乗せましたチャンプル>です。
このレストランには日本人以外の人や
同じ飛行機で見かけた別ツアーの人も居たので
多くのツアー会社が提携している
お決まりのレストランなのでしょう。 -
昼食後はジョグジャ市内観光。
最初は王宮見学。
王宮に到着した時にはガムランの演奏が行われていました。
ジャワのガムランはバリとは少し違って
宮廷音楽として発展した影響からか
ゆったりとしたリズムの物が多くあります。
時間が止まりそうになる程ゆったりと
何度も繰り返される心地よいゴングのリズム。
ジャワの昼下がりを、
風が抜ける日陰で過ごすには
余りにもぴったりな音楽です。 -
ガスン市場。
別名鳥市場と呼ばれています。
鳥をはじめ様々な動物が売られています。
実は、ツアーの予定には入っていなかったのですが
行きたい場所があったので
急遽アレンジしてもらいました。
写真はお馴染みトッケイ。 -
放し飼い売り状態です。
店員が傍に居ないのですが、逃げません。
食用では無いらしいです。 -
ガスン市場からタマンサリに抜ける道の途中に
古い時代の城壁跡があります。
少し小高くなっていて、
崩れた城壁の天辺からは
マリオボロ方面が一望できます。
とても良い風が吹いています。
ここを私は<風の丘>と呼んでいます。
ジョグジャで一番好きな場所です。
かつて、この丘でジョグジャの街を眺めていた時
流れる風に、時間の流れと
その場に居る自分の存在や生を
感じたことがありました。
「何故自分はこんなところに居るのだろうか?」
「何処に自分は行こうとしているのだろうか?」
そんな取り留めも無い問い掛けに対する答えが
≪風≫と言う形でそこに存在したのです。
残念ながら今回は天辺への通路が閉鎖されていて
あの大好きな風を感じる事は出来ませんでした。
写真は展望台手前の通路から
ジョグジャの街、西方を撮ったものです。 -
タマンサリから延びる地下水路の一部。
逃亡、避難用の通路とも言われています。
こんな施設が存在するとは、
地上からは想像もつきません。
地下道のように整備された水路はかなりの距離があり
歩いてみると坑内の湿気と壁の色合いが
恐怖感に似た焦燥感を醸し出しています。
当時の王様の覇権を思いながら記念写真。 -
地下水路の交差点、角度を変えて。
写真の影を見ても解るように、太陽は真上です。
このコントラスト、写真にはきびしいですね。 -
やっと辿り着いた、タマンサリ。
塔の上から撮った写真は良くあるので
当たり前の記念ショットを。
兎に角コントラストが強くて
デジカメの弱いストロボなど全く効きません。
日差しは昔と変わりませんが
タマンサリの様子は相当変わりました。
かつては、ガキ共が遊んでいる
単なるアオミドロ色のため池だったのですが
今ではかくも美しい観光地に変身。 -
タマンサリ見学の後はお決まりコースです。
バティック工房、銀細工屋ですが、
店では水とジュースを頂くだけで購入無し。
ガイドさん、ごめんなさい。
続いては、プランバナン寺院史跡公園。
写真は有名なロロ・ジョングラン寺院。
時間は夕方に近く、逆光の中の撮影となりました。 -
たとえば、カンボジアのタプローム遺跡であったり
タイのアユタヤのワット・プラマハタートであったり
過去の文化が、時間と言う自然の力を借りて
形を変えて現在に存在するものが
本来の遺跡のあるべき姿だと思っています。
何度も天災が繰り返しその度
人間の手によって積み返し続けられた遺跡。
その脇でその塔と同じ勢いで木々が生い茂る。
プランバナンは
木々と塔が競い合いながら調和している
そういうものとして存在し続けてほしい。 -
鬼面ラーガ。
プランバナン寺院史跡公園には
有名なロロ・ジョングラン寺院以外にも
幾つかの寺院遺跡があります。
公園内の遺跡寺院を全て回ると、
かなりの距離があります。
人通りはどんどん減りますが
こんな笑顔に巡り合える事もあります。 -
太陽もかなり西に傾き始めた頃
夕焼けのロロ・ジョングラン寺院の
写真が撮りたいと、わがままを言うと
5時頃まではOKとのことで、
遺跡周りの石に腰かけのんびり。
結局、夕焼けは訪れずその場を退散。
プランバナンが逆光の写真ばかりになった事は反省。
撮影は午前中が良いと思います。
その後夕食をとり、フライト。
宿のウブドに到着したのは12時過ぎ。
長い長い1日が終了しました。
3日〜4日分を1日で回った感じです。
とにかく疲れました、明日はゆっくりです。
明日からはまた、マッタリした生活です。
Part3では、シデメンに行ったりします。
そして、Part1のメイン写真の謎が
解き明かされ、驚愕の事実が・・・。
そんな、バリ・ジョグジャ Part3 もよろしく。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- hot chocolateさん 2013/09/24 16:00:16
- ジョグジャ♪
- shiqueさま、こんにちは。
アンコールワットの旅行記にご訪問、ありがとうございました。
明日から、ジョグジャに出かけます。
このジョグジャの旅行記にお邪魔しましたら、何と去年の8月にこの旅行記を拝見していたのですね。
しかもコメントまで書いていました。(笑)
前回、ジョグジャを訪れたのは20年前、バリ島から日帰り弾丸ツアーでした。
今回は、ジョグジャに4泊してのんびりしたいと思っています。
帰って来ましたら、またゆっくりとお邪魔したいと思います。
hot choco
- shiqueさん からの返信 2013/09/25 00:46:00
- RE: ジョグジャ♪
- こんばんは、hotchocolateさん。
旅行記をご覧頂いてありがとうございます。
明日からジョグジャとはまた突然ですが
楽しくのんびりした旅行である事をお祈りしております。
4日間あればソロや周辺の街にも足延ばせますね。
ソロの王宮でのんびりガムラン聞き
周りの店でバティックを捜すのも楽しそうだな、
と勝手に想像してしまいました(汗)。
次回のhotchocolateさんのジャワ島旅行記を
楽しみに待っております。
それではお気を付けて、take care!
shique
-
- hot chocolateさん 2012/08/12 07:52:13
- ボロブドゥール♪
- shiqueさま、初めまして。
ピピ島の旅行記に、ご訪問&ご投票、ありがとうございました。
ジョグジャのボロブドゥールの旅行記にお邪魔しております。
初めて、私がバリ島に行ったのは、今から20年ほど前、その時にボロブドゥールや
バリのお寺など、観光地を巡りました。
最近は、バリでは、まったりすることが多いのですが、shiqueさまの旅行記を拝見して、
久しぶりに各地の観光やボロブドゥールにも、行きたくなりました。
この次は、ジョグジャの町で、ボロブドゥールを真近に見ながらの滞在がしたいです。
これからほかの旅行記も、ゆっくりと拝見させていただきますね。
では。
hot chocolate
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