2010年3月　バリ・ジョグジャ　Part1

2010/02/27 - 2010/03/08

春もまだまだ先の寒い日本を離れ、
南国の島に降り立った瞬間のあの感覚・・・。
空気も匂いも皮膚にまとい付き、
絡み過ぎた神経細胞の束をゆっくりと解してくれる、あの感覚。
その誘惑に負け、今年もバリへと10日間のホリデイ。

予定はほとんど何も決めずに、行き当たりばったりのマッタリ旅行。
旅先で出会う人が、思ってもいなかったような思い出をプレゼントしてくれる。
そんな旅行ばかりですが、今回は初めてジョグジャ1日弾丸ツアーを予約。

さて、どうなる事やら・・・。

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー バイク 飛行機
• 航空会社: ガルーダインドネシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

飛行機が高度を下げ始めると、
突然現れる緑の景色。

この景色が目に入った瞬間、
７時間フライトの辛さが吹き飛ぶのですよね。

２日目

滅多に行かないウブドのパサール。

日本では果物を食べる事は無いのですが
バリでは必ずおやつに果物を買います。

ランブータンとマンゴスチンは常備ですね。
サラックは酸っぱくて、口の中が痛くなるのが苦手です。

お土産屋さんです。

久しぶりのパサールは
入口付近と食料品コーナーは
あまり変わっていませんが
お土産コーナーはどんどん拡張されていました。

人ごみの少ない２階に上がり
覗き込むと、かつての煩雑さは健在。
一安心というところですね。

お供え物から米、乾物、野菜まで、
あらゆるものが売られている。
パサールはやはり、見て楽しい。

パサール入口にある小さな社の風景。

バリ島のあらゆる所で目にする敬虔な祈り。

自分自身の中にもかつてはあったような気がするのに
今ではどこかにすっかり置き忘れてしまったような感覚。

時間の軸が螺旋を描き
過去と未来を引き寄せているような
錯覚を瞳の奥に感じさせる。

昼ご飯はウブドの中心部にある
ガイドブックでも有名なレストラン風ワルン。

ナシチャンプル、ソトアヤムなど頂きましたが
残念ながら、味も雰囲気も
私の感覚には合いませんでした。

う〜ん、こればかりは仕方ないですね。
多分もう二度と行くことは無い店の一つです。

さて、ウブドにやって来たら
まずはバイクでツーリング。

今日はウブド王宮を北上して
ティガラランに抜けるコースを選択。

途中、色々な景色が目を楽しませてくれる。

写真はマンディーと言うよりも、川遊びに興じる少年たち。

途中、小さなお寺で休憩。

雨季の青い空に向かって咲く花。

バイクを止めてみると
そこには必ず心を揺さぶる景色がある。

夕食は早めに、Ｇｒｅｅｅｎのバビグリン。

濃厚スープ付きでＲｐ15000也。
イブオカよりもさっぱりとした豚肉。
カリカリの皮と豚肉がもう少し欲しいかな。

今宵はスワラ・サクティのジェゴグ鑑賞。

Ｒｐ80000。

ウブドから少し離れている事もあって
客席は満員ではありません。

客はジェゴグ好きの日本人ばかりと思いきや
結構西洋人がたくさん居ました。

ジェゴグと言っても
スアルアグンのものとはかなり違います。

何故違うのかよく解りませんが
ヌガラで聞くような低音の振動や
グルーブ感はあまりありません。
純粋に音楽としてジェゴグを楽しむなら
やはりヌガラまで行くべきでしょう。

踊りのバックの金属製ガムラン演奏を
ジェゴグでやっている感じですね。

ジェゴの楽しみ方の一つとして
楽器の下に潜り込んで振動を感じる
と言うのがあります。

最後の演目で、
「ステージにどうぞ・・・」のアナウンスの瞬間
誰よりも早くステージによじ登り
一番低音のジェゴグの真下に陣取り
振動を堪能しました。

この聞き方が、最高です！

スワラ・サクティの皆さん。

ジェゴグ演奏終了後、ラヤウブド通りにある
サテカンビン屋でつまみをブンクス。
スープ付きでＲｐ18000。

帰り道の細い路地では、
番犬たちにクンクンされて大変でした。

宿に着いて飲み始めると停電発生。
ランタンの明かりで更けて行く、バリ２日目でした。

３日目

今日はのんびりの日。

午前中、相棒は宿の近くのサンチカでエステ三昧。
午後は宿の女将にクバヤを借りて
ファッションショーを楽しんでいました。

私はぶらぶらと近所を散策。
写真は近所の小道。

昼食は、プンゴセカンのパッセダン。

味付けは少し甘めです。
いっぱい乗っかっている野菜、美味いです。
チキンも柔らかで美味いです。
とっても食べ易いナシチャンプル、
エスジュルック込で、Ｒｐ13000。

プリアタンの通りを走っていると
ついつい入ってしまいます、バッソ・ソロ。

いつも地元の人で盛況です。

右がミーアヤム、左がバッソ。
ともにＲｐ5000.

本日は野菜が大盛り、かなり嬉しい。

地元の人は好みに合わせて
卓上の調味料を色々大量に入れて食べますが
日本人としては、スープに薄味が付いているので
そのままでも十分食べられます。

私は辛いのが好きなので、サンバルを結構入れますが。

夕食はハヌマンのパダンでブンクスにしました。

サユール（野菜）、チリ（唐辛子）
ウダン（エビ）、コロケ（コロッケ？）
汁だくにしてもらってＲｐ16000。

明日はいよいよ今回最大のイベント、
１日ジョグジャ弾丸ツアー。
お決まりですが、ボロブドゥールやプランバナンに行きます。
ウブドピックアップなんと午前4時です。
毎晩の飲んだくれが大丈夫なのでしょうか？
淡い期待を抱いて、早めに就寝。

と言う事で、明日のツアーはPart２へと続きます。

Part２も見て下さい。