2010/12/24 - 2011/01/08
2107位(同エリア2333件中)
ちゃおさん
チャム彫刻博物館は、研究者でない限り1時間もあれば、ぐるっと館内を見回ることができる。今から1500年以上も前の昔、日本ではまだ古墳時代の地方豪族が争っていた時代に、この地では既に高度な文化、文明が花開いていた。それは地続きである中国の影響よりか、海上を渡ってきた西の国からの影響だった。
紀元前1世紀、アレキサンダーが東征の道、アフガニスタンまで来た時、既にこの辺りのカンボジア(クメール)、マレーなどは、彼等幕僚には知られていた。アレクサンダーがかの地で病没しなければ、必ずや、このインドシナ半島まで、やってきたに違いない。
数多くの骨董品、彫刻、石仏などを眺め、長いアジアと西洋との交流史を思い、そんな流れの中で、この大越国の貴重な香木、沈香が東大寺に請来され、その後の勘定貿易、ご朱印船、僅か3年半だけだったが日本軍の占領と軍政。ベトナムは、中国、タイ、インドネシアと比べると、日本にとってやや埋没している感もあるが、底流にはなかなか侮りがたい往来もあったのだ。
博物館前に待たせて置いたサムロを呼んで、ホテルまで戻るが、先刻の花屋のいっぱい並んだマーケットが気になり、そこで一時停止してもらう。野菜、果物の生鮮食品に混じって、魚屋もある。良く見ると、カツオが置いてあるではないか! 東南アジアを旅行していて、魚市場にカツオを見るのは初めてだった。・・そうか、ベトナムは黒潮の始まりの海域。この海にカツオが泳いでいても不思議はない。こんな大きなカツオが回り回って、回遊し、日本近海に来ているの・・・。この大きなカツオを見て、何かベトナムに対する親しみが急に深まった。
- 旅行の満足度
- 4.0
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