ドナウの真珠　＜中欧・三都物語　ブダペスト編＞

2010/02/20 - 2010/02/22

電車で国境を越え隊、中欧へ現る！

プラハ、ウィーン、ブダペスト。
中欧の三都物語。

といきたいところだが、
欲張って、ブラチスラヴァ（スロヴァキア）も行っちゃった。

今回は、ブダペスト編。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エアトリ

【ブダペスト東駅】に到着。
おっ、お金がない！

すんません。
ハンガリー通貨がないってこと。

到着して早々、駅付近で両替屋探し。

で、最初の目的値は【オペラ座】

ウィーンで味をしめたので、
バレエは観たので、今度はオペラ！

ということで、チケットを購入。

更に地下鉄で移動。
次は・・・

【英雄広場】でごじゃる。
ハンガリー建国１０００年の際に作られた。

棒の先っちょにいるのが、大天使ガブリエルさん。
天使なので、高いとこもヘッチャラどぇす。

で、本当に行きたかった場所は、
英雄広場でも、広場にある美術館でもなく、
ブダペスト随一の高級レストラン【グンデル】
の経営するカジュアルな方の店。

ひとり旅で、高級レストランは、ちょっと。。

まずは、ハンガリーといえばこの料理。
【グヤーシュ】
数種類の野菜たちと、パプリカの利いたスープ。
日本ではあまり馴染みがないけど、
うまいんですけどっ

そしてそしてそして、
【フォアグラ】もハンガリーでは有名。

ん？
想像してたのと違うような？？

おいしいよ。
おいしいんだけど、
フランス料理のフォアグラとは違う。

うん、違います。

フォアグラの変が起きたけど、
とにかくうまくて、大満足した。

腹ごしらえしたら、次はどこでしょう？

正解は、ホテルです。

今回は観光の利便性を考え、
地下鉄とドナウ川に近いとこにした。

疲れたので、ちょっと仮眠。

目が覚めると、雨が降ってた。
そういえば、雲がどんよりしてたな。

仮眠したのにはワケありで、
ここは【オペラ座】

ちょうどオペラをやってたので、
さっきチケットを買ったのです。

まずは、クラークで
コートと荷物をお預けになって。

で、今回はボックス席。

２〜３時間を居るんだから、
やっぱりいい席がいいね。

上をむ〜いて♪
華やかな天井は、さすがオペラ座。

そして、席からの眺め。
ウィーンでの席とは大違い。
だって、舞台全体が見えるんだもん。

でも、更にいい席はまだある。
アリーナ席の方々は、服装も一流だ。

さて、オペラの感想は・・・というと、
「よくわからなかった」と答えます。
演出が抽象的すぎるんです。
やっぱ、芸術ってもんはわからんよ。

外へ出ると、まだ雨。

雨はやだなーと思ってたけど、
夜の街が輝きを増すので、嫌いになれない。

調子に乗って散歩はつづく。

対岸に渡って、振り返ると、
【国会議事堂】が夜の闇に浮かび上がる。

えーっと、
これは・・・何だっけ？

まぁ、そんなこともある。

地図的には、聖アンナ教会っぽい。

【ブダ王宮】もひょっこり覗かせた頭を
ピッカリ輝かせてた。

そして、立派な【くさり橋】
入口にはライオンが待ち構えてる。

でも、噛まないので安心。

くさり橋を渡り、
これだけは見逃せないのが【ブダ王宮】

今度は全部さらけ出してる。

こんな感じで夜景散歩を楽しんでいたら、
マリオットホテル前で女性に声を掛けられた。
「今夜はどう？」

どう？って・・・そういうこと？
そんな縁もあり、熱い夜を過ごしたってのはウソ。
その商売にトヤカク言うつもりはないけどさ、
高級ホテルの前ではやめようよ。
ね？

次の日は、晴れたっ！
【国会議事堂】から始まる・・・ある日。

まずはチケット購入。
と行きたいとこだが、長い行列。
それは、チケット購入待ち。

くさりで入場制限されており、
１人戻ってくれば、１人を通す。
しかも、なかなか人が戻ってこない。

ハンガリーに限ったことではないが、
発券する人の手際が悪すぎ。
券売機にしようぜ。

見学は団体行動。

そうしないと、
国会に参加する人もいるのだろう（推測）

柱には、偉そうなオッサン。

天井は、大輪の花のよう。

ガラスケースに【王冠】が飾られてた。

この王冠はハンガリー初代国王イシュトヴァーンから
最後の国王カーロイ４世まで受け継がれた至宝。
頭の上の十字架が傾いてるのが、気になる。

でも、もっと気になるのが、
写真のブレ。
手ブレ防止も効かないぐらい、ブレたのか？
まだ若いつもりでいたが。

すっかりココがどこだか忘れてたけど、
国会議事堂なんですね。
ちゃんと会議場もあったッス。

王冠とか飾ってあるから、
やっぱり忘れちゃうよね。

ところ変わって【工芸美術館】
建物が美しいというだけで、わざわざ見に来た。

通称“ジプシー王の宮殿”だそうな。
あっ、これ、完成当時の話。

工芸に時間を掛けられないので、次へ急ぐ。

で、これは、あっ、そうそう。
【シナゴーグ】です。
ユダヤ教の教会。

中に入りたかったけど、
タイミングが悪く、あきらめる。

中途半端な写真だが、
これ【聖イシュトヴァーン大聖堂】

イシュトヴァーン・・・？

あっ、
初代ハンガリー国王じゃん。

ブダペスト最大の聖堂というだけあって、
ん？　聖堂？　教会？
違いがわからん。

とにかく、華やかだ。

で、忘れてはいけないのが、右手。
聖遺物となった【イシュトヴァーン国王の右手】

目を細めてみたけど、中は見えない。

そんなことしてたら、
社会見学の小学生たちに囲まれてた。
見えないので、退きます。

隅でひっそり佇むマリア様。

本日の観光はテンコ盛り。

【王宮の丘】へやってきた。
ブダ王宮などがある場所。

王宮の丘の川沿いには、
【漁夫の砦】がある。

この場所を漁師組合が守ってたことが
この名前の由来らしい。

漁夫の砦のセールスポイントは、
建物自体はもちろんだけど、
砦から見る景色でしょう。

絶景を眺めながら、恋人とふたり・・・
ホントはひとり・・・

「ヤッホー！」って叫びたい。

【マーチャーシュ教会】は修復中。
ホントにいい天気だ。

祈る親子。
何を祈ってるんだろう？

試しに自分も祈ってみたのだが、
そもそも日本語は伝わるのか、
信仰心が乏しいのに、とか
雑念だけが頭をよぎってしまう。

雑念の少ないオトナになりたい。

歴代のハンガリー王たちは、
この教会で戴冠式を行ったそうな。

でも、正式名称は
「聖処女マリアの教会」ということで、
マリア様の浮き彫りなどが飾られてる。

光に包まれているのが【三位一体の像】
中世ヨーロッパで流行したペストの終焉の記念。

ブダペストの“ペスト”とは関係ない。
似てるけど“ベスト”の流行も関係ない。
こんな話じゃ、笑えない。

王宮の壁に、こんなのがいた。

犬もいた。

当然、王宮もある。

なんか、ぐちゃぐちゃ〜ってなってる。

いつの間にか、勝手に色づいてる。
だいぶ陽が傾いてきた。

王宮の丘を下り、
麓あたりで店を探す。

キーワードは、魚。

この旅、魚を食ってない。

とりあえず、グヤーシュ。

待望の魚ですよ！
コイとナマズ。
そもそも、食べれる魚？！

でも、食べてビックリ。
コイもナマズもなかなかイケル！！
臭みもないし。

だったら、コイとシゴトの両立もいけるはず。

で、こっちは、魚のフライ。
こっちは普通。

にゃあ

ホテルに一旦戻り、
【セーチェニ温泉】へ。

到着したのだが、
お金が足りず、ホテルに戻った。

あせりすぎた。

チケットを購入し、
ロッカーの電子キーを受け取り、
脱衣所へ行く。
ん？
何番のロッカーを使えばいいんだ？

試しに、テキトーなロッカーに
電子キーを近づけてみたけど、
ロッカーは開くそぶりを見せない。

チケットを見ても、よくわからない。

脱衣所係のおっさんに聞いたら、
チケットに書いてあるって。
もうちょっとわかりやすく書いてくれ。

水着に着替えて、温泉へ。

ガイドブックにあるように、
温泉につかってチェスをしてる人々。

でも気になるのが、カップル。
ひとり旅の人の前でいちゃつくカップル。
くっつきそうな程ちゅーちゅーしてるカップル。
恥を知りなさい！

温泉ってよりかは、
温水プールのイメージかな？
ちょっとぬるい感じだし。

いいお湯だったけど、
今度はいとしい人と来たいな。

夜が明けたら、空港。
日本へ帰る。

実はこの「中欧・三都物語」
イスラエル旅行の翌日からの旅行記。
オトナの事情により、
イスラエルから直接行けず、
一旦日本へ戻ってるんだよね。

翌日から仕事なんで、シンドイ。
まぁ、こんなヤツと一緒に働いてる同僚の方が
正直シンドイと思うけど。

それでは、
皆様もステキな旅を♪