初夏の木曽路（１）　滝メグラーが行く１２０　滝コミュオフ会　日本の滝百選・田立の滝

2011/06/04 - 2011/06/04

滝コミュニティのオフ会で、治山工事のため2008年から閉鎖になっていた登山道が開通したばかりの日本の滝百選・田立の滝へ行きました。メンバーはいつもの通り、JOECOOLさんご夫妻とkuropisoさんです。今年は入梅が早く天候が心配でしたが、祈りが通じたのか見事に晴れ。素晴らしいオフ会となりました。オフ会翌日、GOTOCHAN夫婦は初夏の木曽路の観光を楽しみました。

行程は以下の通りです。
６月３日（金）　移動日。ホテルルートイン中津川インター泊。
６月４日（土）　オフ会（田立の滝、柿其渓谷）。ホテル富貴の森泊。
６月５日（日）　妻籠宿、寝覚の床、旧中山道の滝（男滝、女滝）、馬籠宿。

最初がこの旅のメインディッシュ、田立の滝です。田立の滝は大滝川の渓谷に懸かる滝群の総称で、主瀑は駐車場から1時間強歩いたところにある天河滝で、そこが我々の目的地です。

田立の滝で百選滝７３滝目制覇となりました。

螺旋滝滝見難易度：４、洗心滝滝見難易度：４、霧ヶ滝滝見難易度：４、天河滝滝見難易度：５、うるう滝滝見難易度：０
参考　滝見難易度０：道路から見える、１：片道徒歩５分以内、２：片道徒歩１５分以内、３：片道徒歩３０分以内、４：片道徒歩１時間以内、５：片道徒歩２時間以内、６：片道徒歩２時間以上もしくは２時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意　滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

エリア 木曽・塩尻(長野)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

JR中津川駅でkuropisoさんと合流し、オフ会の目的地である田立の滝へ。11時過ぎに田立の滝登山口の粒栗駐車場に到着しましたが、駐車場はほぼ満車でした。粒栗駐車場へ向かいながら、対向車が全くないのでほとんど人はいないだろうな、などと話していたので意外でした。百選滝にありがちな記念碑がありました。

駐車場の田立の滝の案内図。

粒栗駐車場の登山口では環境整備費として一人当たり200円支払うことになります。JOECOOL隊長を先頭に駐車場を出発！

八ヶ瀬。川が八ツの瀬に形を変えて落下するところから来ている、と案内板にありました。

「レレ岩」と読んだ人もいました。もちろん「しし岩」。

新緑の原生林を行くJOECOOL隊長率いる滝コミュ隊。

「もみたろう」。もみです。この登山道には他に、けやきち君（＝けやき）、さわら大師（＝さわら）、ひのきイチロー（＝木曽ひのき）、まきチャン（＝こうやまき）、つがえもん（＝つが）などがありました。

不動岩。

治山工事が終了したばかりで全体的によく整備された登山道ですが、時折このようなちょっと不安になるような橋も残されています。

最初の滝である螺旋滝への分岐。ここから急な下りです。

逆『く』の字の形で落下する螺旋滝。落差は25ｍです。

まわりの雰囲気も最高。水の美しさも最高です。

道中最長の吊橋。結構しっかりしています。

落差6ｍの洗心滝。この滝は登山道から見下ろすだけで、滝前に立つことはできません。

霧ヶ滝が見えてきました。その上には田立の滝の主瀑・天河滝がちらっと見えました。

霧ヶ滝。落差30mです。

霧ヶ滝。

霧ヶ滝。

霧ヶ滝上部。

霧ヶ滝から天河滝への巻き道。

その巻き道ではイワカガミを多く見かけました。

真っ白なイワカガミ。

天河滝に到着！

天河滝。

天河滝。

滝壺。とにかく綺麗な水です。

間近で見ると流石の迫力です。落差は40m。

水飛沫を浴びながらの撮影でした。

私が撮影に勤しんでいると、隊長たちはいつの間にか昼食モードに入っていました。私も合流します。途中の道の駅に隣接するスーパーで買った朴の葉寿司がGOTOCHAN夫婦の昼食です。

お昼ごはんを食べながら、さらに上流へ行くか否かを話し、結局行かないことにしました。私は、帰宅後この決断を激しく後悔することになりました。せめて不動滝へは行くべきだった…

午後3時前に下山、駐車場に戻りました。駐車場のそばにある木に大きな白っぽい花が咲いていました。ホウノキの花です。

その後、うるう滝へ行きました。このように林道から見えるお手軽滝です。田立の滝の粒栗駐車場から来た道を戻りしばらく走ると左へ林道が分岐しているところがあり、そこを左折。数百メートルでうるう滝があります。

水量が予想以上に多く、落差も60mで見ごたえのある滝でした。

滝に近づくJOECOOL隊長。滝のスケールの大きさがわかると思います。

この後、作戦会議のため、近くの道の駅を目指しました。

つづく…