中東縦断弾丸旅行（シリア、レバノン）

2010/05/24 - 2010/05/28

ドバイ経由でエジプトに入り、そこからヨルダン、シリア、レバノンを廻り、トルコにぬける中東縦断王道コース、
最初は中東は旅行者にとって厳しいのではないかという懸念もあったが、実際に廻ってみると人々はじつにやさしい。
またこちらの人は酒は飲まず、ドラッグは死刑であるため町は夜中でも治安が良く、安心して町を歩く事が出来る。
夜１０時位に初めての町についても心配無く現地で宿を探す事も出来た。
まわってみて中東の危険なイメージはアメリカがメディアを使って作りだしているだけだと感じた。

但しどこの国も共通であるがタクシーだけはボルし、道がわかる、と言いつつ実はわからずにさまよう事もあり実に
テキトーである。

ヨルダンと同じでシリアでもあちこちでお茶によばれる。
普通海外では見知らぬ人の茶なぞ危なくて飲めないが中東では毎日あちこちで御馳走になった。
こちらの人と話をしているとなんとなく「ここは安全だ」という雰囲気が伝わってくる。
行ってみて初めてわかる中東のやさしさが感じられる所である。

エリア ダマスカス(シリア)

イスラム教４番目の聖地、ウスマイヤモスク、思ったよりも人が少ない。広い中庭？でのんびりくつろぐ、ここは坐った時にヒザが出ない長さのズボンを着る必要があります。

モスクの内部、男性の女性ではエリアが仕切られています。

モスクの尖塔、月をバックになかなか幻想的です。

ここは特別に祈りを捧げる所らしい、ここは男女混合でした。
囲いの向こうに何かあるのですがさすがにここでは写真はとれず

名物アイスクリーム、オヤジも子供もみんな食べてます。
一番繁盛している所で食べてみましたが・・
味は個人の好き好きですね。

ダマスカスからいったんレバノンに向かう。ダマスカス郊外からバスでレバノンに入国しベイルートまで、国境では入国に必要な現地通貨の両替屋がバスに乗り込んできて料がしてくれる。

ベイルートはかなり大きい都会である。ところどころに爆撃され、壊れかかったビルものこっているが全体としてはキレイな街である。
食事は日本と同じ位の価格であり、他の中東と比べ高めである。

海岸はサンタモニカのようにあかぬけた、おしゃれな店が続いており、普通の町と全く変わらない光景である。

こちらにも大きなモスクがある。しかしアザーンの時間でない事もあるが訪れる人は少なく、閑散としている

ベイルートをでてバールベックへ、ここはあまり期待していなかったのだがものすごい規模の神殿後である。

現存するバッコス神殿もアテネのオリンポス神殿以上であり、修復中のもっと大きなジェピター神殿は８００ｔもの大きな石で土台が作られている。はたしてどうやって組んだのか謎である。

バールベックをでて、シリアのホムス行きのバスを探すが見つからない。近くのドライバーは幹線道路へでて国際バスをつかまえろという。国際バスがはしっている道路にでるためローカルバスにのるがドライバーに話が通じない。結局往路で乗り換えた中間地点の町までもどってしまったがここでシリアのホムス行きの国際（笑）乗り合いタクシーをすぐ捕まえる事が出来た。
ここからホムス郊外のパルミラ行きのバスがでているバスターミナルまで行って、そこからバスに乗り換える。
途中視界の３６０度が砂漠になる。なんとなく地球の広さが感じられる。
パルミラ着２０時、もう薄暗いが町をブラつきホテルを探す。
シタデルホテルにチェックインし、外で夕飯とビールを一本のんで長い一日が終わった。
翌日からパルミラめぐりである。

あまり天気がぱっとしない。遺跡でも晴天のほうがキレイにみえるのに残念である。
パルミラは神殿だけではなく、街も兼ね備えているためかなり広い。修復が終わればここも大きな遺跡になるだろう。

現地の土産もの売りの子供たち。どうやら乞食に近い子たちのようで、売り子だけキレイな服を着て家族はボロをきている。
見苦しいためか、遺跡のはずれで人はあまり来ない地域にいる。このあたりでしか認められないのだろう。
このあたりの子供はペンを欲しがるので安いペンを多く持っていくと喜ばれる。

パルミラの次はアレッポへ
ここではスプリングフラワーホテルに泊る、そこそこキレイは所である。
アレッポはスークが面白い、長い通路の両脇に衣料、香辛料、肉屋、ハマムまである。ここではナッツを買い、その後しばらくのつまみにした。

モスクで見かけた女の子
おしゃまでかわいく、写真を写しててもらいたがる子が多い。

アレッポの城塞、ライトアップしていた。

この城は結構狭く、中は入り組んでいる。

この旅行記へのコメント （2）

• Gruss Gott さん 2011/06/19 23:20:27

  おかえり〜

  カツさん、お久しぶりです。
  
  シリア等の大旅行でしたね。スゴイ。
  相変わらず、自分の足で回っているのがさらに尊敬です。
  
  レバノンにも行かれましたか
  僕はまだレバノンには行っていません。
  すごく感じのよい風景が続いていて、ああいきたいなと思いました。
  
  僕はしばらくイスラームには行っていないので、何か物足りないです。
  あの雰囲気って、一人旅にはぴったりですよね。
  
  夏・冬はちょっと無理かな、
  来年の春ごろにはウズベクあたりに行きたいなぁ。

  ﾀｰｻﾝさん からの返信 2011/06/20 22:17:38

  RE: おかえり〜

  アサチンさん
  いや、これは昨年の旅行記なので、今年は物騒な事になっているので中東はしばらくいけそうもありませんね。
  
  いま、夏のチケットを取ろうとしていますがなかなか良いものが無く悩んでいます。
  
  ウズベク、いいですよ、ぜひ出かけてください。