ツワリ中だって食べる香港・マカオ６日間 　②沾仔記のエビワンタンメン・許留山・香辣魚蛋

2010/01/21 - 2010/01/26

香港では、食べ切れなかったものをお持たせにしてくれる!ということは、私たちにとって大発見でした。
二人だから絶対に残してしまうという心配が、一気に吹き飛んだ感じです。
まぁ残せばいいじゃん！とも思うけど、中華って意外と持ち帰り出来る料理が多いのよね。

あと妊婦さんにプーアール茶は飲ませないということ。
こちらはどこへ行ってもプーアール茶が出されるんだけど、このお茶は発酵の過程がちょっと違うから妊婦さんにはよくないそうで・・。
ちなみに娘の予定月は９月でした。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.5

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

１月２３日
香港の名所「ヴィクトリアピーク」に行きます。
そりゃできれば快晴の日に行きたいものだけど、ここに来てから毎日が曇り空。
この時期っていつもこんな天気なんでしょうか？　

でもまぁ来たからにはやっぱりヴィクトリアピークです。
ＭＴＲで中環まで行き、ピークトラム駅まで歩いて・・。　　

思いのほかすいていて、ここはオクトパスカードで。
おっ・・トラムが見えてきましたよ。　

ピークトラムは香港で最初の公共交通機関で、終点まで１.４ｋｍを８分で走ります。

トラムは右側シートが楽しい・・なんてクチコミがあったから右側を陣取って。
最初からすごい上り坂だってことがわかりますでしょうか？
標高差は３００ｍ、でも体感（？）ではそれ以上って感じ。

トラムを降りるとピークタワーのスカイテラスへ。

ここからエスカレーターを何回も乗り継いでスカイテラスへ。

スカイテラスへはもちろん有料で、「今日は曇りだけど　曇りでも有料だよ！それでも行くかい？」
てな事を聞かれ、ここもオクトパスカードで。　

でも考えてみれば、売り物の視界がまるっきりゼロなんだから、それでも有料って・・。　

さぁスカイテラスです。　

もちろん視界ゼロは承知だけど・・でもほんと笑っちゃうくらい　何にも見えませんのよ。　

でっ何も見えないのに、下を覗き込むとやっぱりザワザワするのよね。
視界良好だったらこんなふうに見えるはずだったのに、と思えば　ちょっと残念だけど。
でも私たちのほかにも、見えないことを承知で上がってくる観光客もいて、まぁまわり真っ白状態を楽しんじゃおう！みたいな。　

お茶して初めて香港のパンを食べる。
って・・普通においしい〜！　　６７ＨＫ＄

そして帰りもやはり右側で。
座席は変わらないのでバック状態で進みます。

傾斜が４〜２７度という急勾配を、バックで進む感覚っていうのも楽しい！
地元の人も使うので、途中駅に止まったりもします。

到着！　降りてみればたくさんの人たち。
早めにきてよかった。　

そういえば香港に来てからたくさんのトラムを見ているけれど、まだ乗ってない。
ということで坂道を降りたところの駅からトラムに乗ってみる。
まぁ中環の中心地方向へ行くんだから、適当なところで降りれば大丈夫でしょう。

トラムは短い間隔で次々と来て、そりゃ乗ったら２階よね。
思いのほか高い視界に驚きながらも、お気楽に観光できる楽しさで、終点まで行ってみたーい！
まぁ時間に余裕があれば、行って折り返してきてもいいんだけどね。

昨日歩いたあたりで降りてみる。
そぅ、だから歩くって必要だわ、地理関係がみえてくるからね。

昨日買ったパンがおいしいかったので、もう一度そこへ。
土曜日で会社関係がお休みのせいか、あんなに混んでいたお店は閑散としていて・・。
おかげで　ゆっくりパンが買えました。　

パンというよりもパイ生地みたいな皮に包まれていて、卵とひき肉とグリーンピースが入っていて・・。
香港のパン最高！　

沾仔記(ティム・チャイ・キー)です。
実はここ、昨日行った麥奀雲呑麺世家の前にもお店があって、その気になったら２軒続けて食べてもよかったんだけど・・娘がねぇ。　

ここもミシュランのビブグルマン部門に掲載されました

店内は麥奀雲呑麺世家より広くてきれいです　

わんたん麺と牛肉麺、各１６ＨＫ＄　　野菜が９ＨＫ＄
牛肉がとってもやわらかいんです。　

午後になるとちょっとお安くなるみたいですね。
でっここのエビワンタンが大きい！
びっしりエビが包まれたワンタンが４個も入っていて、細いのに弾力があるこの麺といい、二日続けて食べてもあきませんのよ。　

こちらの店の方が量もちょっと多めです。

この後屋台でぽち袋購入　１０ＨＫ＄

こちらでも旧正月にお年玉なんてあげるのかしら？
にぎやかでおめでたさ具合も倍増？

MTRで尖沙咀へ移動、だって食事の後はデザートですもの。　

だけどその前に九龍公園でちょっと一休み

高いビルに囲まれたここは１５ヘクタールもあり、中に入ればあのネイザンロードの人込みがうそのよう。　　　　　

なによりも大きなこのたくさんの木々に癒される。
いわゆる都会のヒーリングスポット？
これも中国何千年かの風水からきてるんでしょうか？

糖朝で行列ができてるとは思わなかったわ。
２年前、上海での糖朝とは全然雰囲気が違って、こちらかなりおしゃれな雰囲気です。

マンゴープリンとこれはカシューナッツのお汁粉だったかな。
トロリとした感じで、優しい甘さと少しばかりナッツの香ばしさが感じられるというか・・。

帰り道異常に大人気のお店発見。
みんななに食べてるの？
このお店はあちこちで見かけていて、どこもたくさんの人が集まっていて気になったのよね。

でっなんか丸いボールを串にさしたのが人気らしく、追加でまた　その串を買うってことは、おいしいってこと？

でもおばちゃんは大忙しで、その名前もわからない。
えっ？よく見りゃ看板に書いてあるじゃありませんの。
「香　辣　魚　蛋」　って。　

お得意のメモ帳に「１」と書いて差し出します。
プリップリの弾力あるだんごと、スパイシーなカレー風味がおいしくて、そりゃ皆さんが買うのもわかりますわ。
ってことで・・もう１本！　

そして食べて疲れた後はやっぱりマッサージへ

昨日と同じ足藝舎です。
今日は足だけ６０分だったかな　１８８ＨＫ＄
ＪＣＢのパスポートで５〜２０％ＯＦＦになります。　

なんか微妙に食べてばっかりが続くのですが・・夜はＭＴＲで隣の旺角の倫敦大酒樓へ。
けっこう満席ですねぇ、っていうか区切って披露宴をやってます。

席に着くとまずなんのお茶にするか聞かれるので、「私はポーレイ！娘はジャスミン！」
ポーレイはプーアールのこと、こちらではポーレイって言うみたいで、一度使ってみたかったのよね。

でっなぜかジャスミン茶がないと言われ、「娘のお腹にベイビーがいるから・・」と話すと
「アァ　ソウイウコトネ」と心得顔のおばちゃんがお湯を持ってきてくれました。

さて本格的な飲茶です。どれ見てもおいしそうなんだけど・・。

でっこの紙に書いて頼むようです。
字だけじゃわからないけど、写真もあれば安心。　

頼んだのは、チャーシュウ饅・エビの蒸し餃子・あんかけ焼きそば・腸粉のＸＯ醤炒め。
これらをテーブルに持ってきてくれたおばちゃんが、腸粉のＸＯ醤炒めを指して
「コレヲ　ツワリチュウニタベルト　グアイガワルクナルカラヤメナサイ！」とジェスチャーを交えて教えてくれます。
言葉は通じなくても、その親切な気持ちに感謝して・・。　

でもね、腸粉のＸＯ醤炒めはとってもおいしゅうございましたのよ。
ちなみに、楽しみにしていた洗杯はありませんでした。ちょっとやってみたかったなぁ。

たかだかこれだけの量が食べ切れなくて・・。
そしたら親切なアノおばちゃんが「ツツンデアゲマショウ！」

ここでも鹿鳴春でも、こちらからお願いしなくても、持ち帰りができるって考えもしなかったけど、これって普通のことなのかな？
もちろん翌日の朝食においしくいただきました。　

帰り道は女人街を冷やかしながら。
ネイザンロードの１本東側に、女性物の衣類や雑貨を売っているたくさんのお店や屋台が並んでいて、どこも同じようなものを売っているのにたくさんの人で・・。

ちょっと気になったバッグハンガー、手に取れば店員が寄ってきて「１ツ　１００！」
１００ＨＫ＄って　約１３００円？
「それじゃ日本と同じじゃない。３つで１００！！だめなら違うところでみるわ・・」

コンプレックスビズ風（？）の髪飾りも　２つで１５０ＨＫ＄で購入。こんなふうに交渉しての買い物が楽しいのよね。

気になっていた許留山で最後のスィーツ

どれもおいしそうで迷うんだけど、糖朝より魅力的かも　

ホテル近くのお店でお安いクッションカバーめっけ。
どの柄がいいか迷っていたら、他のおばちゃんたちも寄ってきて・・。

２０ＨＫ＄

1月２４日
香港からマカオへの移動日です。
オクトパスカードはもう使わないので、払い戻しをしてもらいます。

３ヶ月未満のため７ＨＫ＄の手数料は取られるけど、その便利さは格別で、途中５０ＨＫ＄チャージしてたから、思いのほか戻ってきました。
待たされることなく仕事もすばやい。

ＭＴＲを利用するときに、いつも気になっていたのがこのポスター。
えっ？まさかコレって・・岡村さん？みたいな。　

いったい何のポスターなんでしょうか？
「エスカレーターに乗る時は、手すりにつかまると安全です・・」ってまさかね。

以前上海に行った時の中国元が１万円分ほど残っていて、香港でも最近は普通にこの中国元が使用できる・・ということはネットにのっていたんだけど、ＪＣＢプラザで聞いたところ　やはり使えるところと使えないところがあるみたい。

つまり観光客の多い大きな店では使えるみたいで・・。
じゃもう香港を去る私たちには、使う機会がないかも・・。

でもね大丈夫！ホテル近くのこの両替屋さん「人民幣」ってことは中国元ってことでしょう。
ということでここで中国元を香港ドルに変えてもらう。
マカオでは香港ドルも使えるからね。

１万円は８４２ＨＫ＄　　
これはチョンキンマンションより１０ＨＫ＄くらい安いけど仕方ない。
でも空港では１０１００円で８０５ＨＫ＄だったから、ずいぶん違うわ。

持っていた８５１中国元はレートが１.１とおもいのほかよくて、　９３６ＨＫ＄となりまして、ちょっとうれしいかも。　

ホテル近くで見つけたパン屋さん。
夜通るときは店が閉まっていたから、全然気づかなかったのよね。

このパンとかクッキーとか売ってる店　みんな餅屋の表記です。

お店の中から焼きたてパンのいい匂いが流れてきて、しかもお安い！

マカオまではフェリーで、どうやらそのフェリーがけっこう揺れるみたい。

だから今朝は少なめの食事なのよね、途中お腹が空いたら食べよ。　

荷物もあるからタクシーで尖沙咀の中港城フェリーターミナルまで。

チケット売り場で「マカオ」行きチケット購入　１人１４０ＨＫ＄
ついでに荷物も預ける　８０ＨＫ＄

持ち込みもできるけど、なんせ妊婦とおばちゃんだからなるべく手軽にしたい。

日曜日ということでちょっと混んでます。
まぁマカオへは香港からの日帰りツアーなんかもありますしねぇ。

ファーストフェリーの高速双胴船に乗っていきます。
エコノミーだけど座席はいい感じかも。

それにしても今日もこの天気です。　

乗る前に酔い止めの薬を飲んだ私は楽チンだったけど、娘はちょっとつらかったみたい、梅入りの飴チャンが効いたみたいです。