2011年ブダペスト旅行記・その１

2011/04/28 - 2011/05/01

リスト・フェレンツ生誕200周年。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

2011年4月28日。
ルフトハンザドイツ航空、フランクフルト行き。

A380、初搭乗です！

昼食は、鳥胸肉のローマ風を選びました。
食後は映画を観たり、寝たり…。

着陸前の夕食はマカロニチーズ。
グリオットチェリーケーキが美味しかったです。

入国審査後はフランクフルト・アム・マイン国際空港で乗り換えです。

夕方にはブダペスト・リスト・フェレンツ国際空港に到着。
自動券売機で72時間券を購入し、市バス200E番に乗ります。

終点のクーバーニャ・キシュペシュト駅で地下鉄M3に乗り換え。

地下鉄の3路線が唯一交差しているデアーク広場駅で地下鉄M2に乗り換えて、予約したホテルの最寄駅、東駅を目指します。

東駅から徒歩約7分のホテルにチェックイン。

◆Star City Hotel
István utca 14, 07. Erzsébetváros, 1078 Budapest

ベッドルームは2部屋。

静かで、ぐっすり眠ることが出来ました。

2011年4月29日。
朝食の部屋はシンプルだけれども可愛らしくまとまっています。

種類も豊富。
サラミが美味しかったです。

ノープランなので、とりあえずブダ地区にある王宮に行ってみました。
ハンガリーの首都ブダペストは、ドナウ川が町の中央を南北に走り、西岸がブダ地区、東岸がペスト地区と分けられています。
地下鉄M2の車内は結構暗くてムーディ…ドアの閉まるスピードが速いので挟まったら怪我を負うと思います。

地下鉄M2でモスクワ広場駅まで。

市バス16番に乗り、王宮の丘を目指します。

ウィーン門で下車。

マーリア・マグドルナ塔。
元々は13世紀に建てられた教会でしたが、第2次世界大戦で破壊され、この鐘楼だけが残っているということです。

古本屋。

三位一体広場。
この三位一体の像は中世ヨーロッパで猛威をふるったペストの終焉を記念して建てられました。

マーチャーシュ教会。

屋根は高級磁器で有名なジョルナイ製なんですって、色使いが可愛いですねぇ。

ハンガリー建国の父といわれる初代ハンガリー国王、聖イシュトヴァーンの騎馬像。

漁夫の砦。

国会議事堂があるペスト地区が望めます。

金の鷲薬局博物館。
ハンガリーで初めて薬局が作られた場所です。
ハンガリーには薬局博物館が多く存在するそうです。

国立美術館。

ライオンの中庭。

帰りは徒歩で階段を下って行きました。

くさり橋が見えます。

くさり橋。

くさり橋から見える王宮の丘。

リスト広場。

お昼ご飯。
ハンガリー料理のGulyás(グヤーシュ)です。

ティラミス、パンがついて990フォリント、安っ！

ナジ・イムレ像。

自由広場。

聖イシュトヴァーン大聖堂。

聖イシュトヴァーンの右手のミイラが、聖なる右手の礼拝堂に安置されています。
100フォリントでライトアップされるそうですが…。

リスト・フェレンツ記念博物館。
リストがかつて住んでいた住居です。

「火・木・土曜の3から4時に帰宅」。

1879年にリストはここで音楽学校を開校しました。

リストが不在時、訪問客はこの中に名刺を入れるルールだったそうです。

オーディオガイド（日本語あり）で、展示されているピアノの演奏を聴くことが出来ます。

リストの生家（現在のオーストリア、ライディング）。

作曲の時に便利ですね。

敬虔なキリスト教徒だったそうです。

羨ましいくらい手が大きいですね。

英雄広場
ハンガリー建国1000年を記念して造られました。
中央は大天使ガブリエル。

歴代の国王や将軍、芸術家などの像が並んでいます。

さて、一度ホテルに戻ってワンピースに着替え、国立オペラ劇場へ！

地下鉄M1のオペラ駅。

国立オペラ劇場。

演目はバレエ『ジゼル』です。
チケットは事前にインターネットで予約しました。

座席はボックス席。

<第1幕>
身分違いの貴族だと知らずに、アルブレヒトと恋仲になってしまった村の娘ジゼルは、意地悪な森番ヒラリオンに、アルブレヒトの正体を知らされ（彼にはバチルダという婚約者がいました）、絶望のあまりに死んでしまいます。

幕間はトカイワインで。
間違ってドライを頼んでしまったので、辛いのなんのって…。

<第2幕>
死後、ウィリーになったジゼルは、ウィリーの女王ミルタに迎えられます。
ウィリーとは、婚礼を前にして死んだ乙女の精霊たちなのです。
悲しみに沈むアルブレヒトが、ジゼルの墓へやってくると、ミルタはウィリーたちに、彼が死ぬまで踊り続けさせることを命じます。
しかし、ジゼルは恋人を救おうと守り通し、明け方の4時の鐘の音とともに朝の光の中へ、消えていくのでした。

初めは、くそう、アルブレヒトめ、とムカムカしながら観ていたのですが、第2幕の幻想的な舞台は本当に妖精の世界にいるようで感動的でした。

ここでは、エルジェーベト（エリーザベト）皇妃もよくお忍びで観劇したそうですよ。