2011/03/24 - 2011/03/26
1598位(同エリア3040件中)
ぶたぴよさん
今回の世界一周の旅で一番訪れたかった場所がここブダペスト。初めての旧東欧圏の訪問であると同時に、エリザベートがウィーンよりも好んだと言われるブダペストの魅力を知りたくてやってきました。庶民的な街で皆優しいし物価安いしご飯美味しいしワインも美味しくて、気に入りましたよ〜この街♪
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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やってきました〜ブダペスト♪ この写真で分かりますかね、第一印象は古い街並みだな〜と。ウィーンからオーストリア航空で1時間ほどで到着。がらっと雰囲気が変わりました。
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この建物もかなり年季が入っています。ここはドナウ川左岸のペスト地区です。ホテルはペスト地区のエリザベート広場にあるケンピンスキー・コルヴィナス&メリディアンだったので、チェックイン後プラプラと歩いてみました。
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お昼を食べていなかったので、通りがかりのお店に入りました。ランチセットで確か400円ほど。これはグラーシュというハンガリー名物のパプリカスープです。美味しかったな〜。
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メインのお皿は大した事なくて(笑)、デザートがこの「パラチンタ」というクレープのようなもの。ってかクレープですこれ。美味しい♪
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ブダペスト観光の始まりは、まずこの「国会議事堂」!ということで内覧ツアーに参加しようとやってきたら、甘い甘い!本日分はもう終了。朝一で来ないと定員50人の英語のツアー参加は難しいなと痛感。明日か明後日、早起きして再びきま〜す。
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逆光ですみませ〜ん、自由広場のハンガリー解放記念碑です。名前とは異なり、共産主義時代にソ連がナチスからハンガリーを解放させたことを記念して建てた記念碑なので、市民からは共産主義時代の苦しみを引きずるものとして疎まれているとか。心なしか人も少ない?
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続いて歩いてやってきたのが、旧郵便貯金銀行。ブダペストに残る数少ない世紀末建築の建物です。
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陶器で飾られた屋根のところ見えますでしょうか?これがジョルナイという窯元のタイルを使ったマジャール様式の世紀末建築です。当時は不評だったようですがドハデでとっても素敵。建築家のレヒネル・エデンは、ガウディと並び評されるハンガリーのアールヌーボー・世紀末建築の巨匠だそうです。
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続いて訪れたのが、ペスト地区のシンボル「聖イシュトバーン大聖堂」です。街の中心に位置する巨大な大聖堂です。でかっ。建国1000年を記念して建てられた初代国王イシュトバーンを祭った大聖堂です。
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新古典主義様式だそうで大理石をふんだんに使った豪華な内部。でも、お目当てはこの祭壇の裏手に位置する聖イシュトバーンの右手のミイラ♪ たのしみたのしみ。
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やってきました。聖なる右手です!聖遺物というんですね。この棺、脇の箱に2ユーロ入れないと明かりが点かないようになっていて、何とそこにいる観光客はみな誰かが入れないかと様子見の状態。。えーえー良いですよ、私が払いますよということで、2ユーロを投入し無事にライトアップ。その瞬間皆フラッシュ焚いていました。とほほ。
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わかりますか〜黒い物体が右手のミイラです。しっかり分かる形状です、ちょっとぞくっ。でも大満足。初代国王イシュトバーンは、略奪を繰り返す遊牧民族だったマジャール人を、定住化させ、人を殺さない、物を盗まないと諭したキリスト教に改宗することでハンガリーを建国した、偉大なる聖人なのですよ♪
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大聖堂は、お金を払うとエレベーターでドームに上ることが出来、ブダペストの街を360度見回すことが出来ます。向こうの山の方がオーブダ地区ですね。
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遠くに世紀末建築のマジャール式セラミックタイルの屋根も見えますね。
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こちらは低平地ペスト地区の街並みです。高い所が好きな人は是非訪れてください気持ち良いです〜。高所恐怖症の友人は隅で固まっていましたが(^^ゞ
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聖イシュトバーン教会を出て、もう一つのお目当て、オペラ座にやって来ました。
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世界三大オペラハウスの一つに数えられることもある(ウィーンのオペラ座は戦争で焼失し戦後再建されたものなので、ブダペストのオペラ座の方を3大にカウントする人がいるみたいです)荘厳かつ華麗な建物です。
このロビーで内覧ツアーのスタートを待ちます。英語ツアーに参加♪ -
確かにウィーンのオペラ座より内装は素晴らしいです。豪華でかつ重厚感もあり歴史が感じられます♪
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こちらが舞台です、夜の公演の準備真っ最中です。ウィーンのオペラ座でも思いましたが、舞台が客席に近いです。とても身近にオペラを体験できると思うので、お時間ある人はチケット取ってオペラを見ることをお勧めします。
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ちょっと突き出たこのバルコニーの所が貴賓席だそうです。首相や国賓の方々はこちらから見るわけですね。
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そしてこの席が、あのエリザベートの専用席、「シシィの間」ですって〜。
ハンガリーが、ブダペストが、大好きだったシシィが、好んで独りでよく訪れた場所です♪
シシィは敢えてこの舞台のすぐ脇の席を気に入ったそうです、観客の表情がよく見えるからと。 -
建物内には写真のような素敵なホールもあって、演目が始まる前にはここでシャンパンを片手に優雅に演目や歌手について語り合うのですね。
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この大理石の柱も素敵ですね〜
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2階のバルコニーから道を挟んだ向かいを見ると、旧歌劇場付属バレエ学校の建物があります。歴史的建造物の建物は、ホテルとして生まれ変わるとか・・・
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眼下に見えるのは、世界遺産にも登録されている「アンドラーシ通り」です。パリのシャンゼリゼを模して作られたとか。高級ブランドショップが並ぶ通りです♪
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小ホール的な部屋もいくつかあって、天井や壁の見事なフレスコ画に加え、歴代の有名オペラ歌手の肖像画も飾られています。
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オペラ座を満喫した後はホテルに近くに戻ってきました。こちらはエリザベートが愛したカフェ、「カフェ・ジェルボー」です。
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折角だからシシィやマリアテレジアが食べていたというケーキを頂こうかと思いましたが、何と東京・青山に唯一の支店があるとの事!おそろしや〜日本人の商魂は。ならばここで無理しておなか一杯にせずとも帰国してから思い出と共に堪能しましょうという事になり、通過♪
http://www.gerbeaud.jp/gerbeaud/index.html -
エリザベート広場から、ジェルボーを通って更に西に進むと、ドナウ川に出ます。鎖橋はもうすぐそこです。行かなきゃ〜
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川の対岸には王宮も見えます。
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早速、ブダペスト=ドナウ川の象徴でもある鎖橋を歩いて渡ってみましょう!手前に写っているのが、舌がないという逸話があるライオン像です。実際には舌はあるそうですが、やっぱり見えない。。
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トワイライトに差し掛かる空とドナウ川の境界線にエリザベート橋が浮かんで見えますね素敵。
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この鎖橋は1849年に開通し、その当時は世界最長だったとか。セーチェーニ鎖橋というのが正式な名前です。
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鎖橋を歩いて渡り対岸のブタ地区にやって参りました。王宮まで行くにはバスを使う方法もありますが、私たちは敢えてロープーウェーに乗ることにしました。
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どんどん景色が遠ざかっていきます、結構ロープーウェイ楽しい。おすすめです。
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トワイライトの水面に国会議事堂が浮かんでいて綺麗です。
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ロープーウェイを上がっている間の本の一瞬で空の色がこんなにも変わってしまいました。
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すっかり日も暮れてきました。これが母なる河ドナウにに掛かる鎖橋の全景です。まさに絶景ですね。ブダペストを表す一枚ではないでしょうか。
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エリザベート橋側もこんなに雄大な景色となっています。
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夜空に浮かび上がるマーチャーシュ教会です。中にはもう入れないので、明日朝もう一度ここに来ることにします。でもこのライトアップも素敵です。時間ある人は夜のマーチャーシュ教会と後程出てくる漁夫の砦から見るドナウ川の夜景を見るだけでもここに来る価値ありです。
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マーチャーシュ教会はマジャール様式のタイル装飾の屋根がある世紀末建築です。ここは、1867年オーストリア・ハンガリー二重帝国が誕生し、ハプスブルグ家のフランツ・ヨーゼフ1世とエリザベートがハンガリー王の戴冠式を行った教会でもあり、中は必ず明日見たいと思います。
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さて、夜も更け、今晩のディナーです。
ここ「Tigris」はミシュランにも載り、2011年のEU総会のオフィシャルレストランにもなった、おしゃれなレストラン&ワインバーです。
http://www.tigrisrestaurant.hu/english
なかなか店内の写真は撮りづらくこんな写真ですみません。
でも気取らず、アットホームな雰囲気のカジュアルレストランなので、着飾らずとも美味しい料理とハンガリーワインが楽しめるナイスなお店でした。 -
これが、私一押しの「フォアグラのクレーム・ブリュレ」です!激ウマなのに700円くらいです。絶対おすすめです〜
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更に私はメインもフォアグラを!ハンガリーに来たのだから絶対フォアグラと決めていたもので。。シンプルなフォアグラのグリルとパンプキンブリュレ。いやあ美味しかったけど、しばらくフォアグラはいいねという友人に同感。でもこのお店のフォアグラスペシャルというこれらのメニューは是非お試しあれ。
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2日目の朝です。ちょっと体調を崩した友人を部屋に寝かせ、午前中だけ一人観光となり、さっそくこのバスで再びマーチャーシュ教会へ。これはマーチャーシュ教会の前に立つ三位一体像です。18世紀に流行したペストの終焉を神に感謝して建てられたもので、ウィーン編で紹介したグラーベン通りのペスト記念柱にとても似ています。
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はい、改めて明るい光の中のマーチャーシュ教会です。ここは正式には聖母マリア教会といいます。13世紀半ばにゴシック様式の教会として建てられましたが、15世紀にマーチャーシュ1世によって塔が増築され、マーチャーシュ教会と広く呼ばれるようになったそうです。
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屋根はハンガリーを代表する窯元「ジョルナイ」のダイヤモンド柄の瓦です。
歴代のハンガリー王の戴冠式やマーチャーシュ1世の結婚式などが行われたこの教会は、1541年にオスマントルコがブダを占領し、以降1686年にハプスブルグ家がオスマントルコを駆逐するまで、モスクに変えられてしまったそうです。 -
中に入ってみましょう。1686年のキリスト教連合軍によるブダ奪回でキリスト教会に戻った時、内装はバロック様式になったそうです。そして19世紀になって建築家シュレックによって元々のゴシック様式に復元されたということで、まさにブダの複雑な歴史が刻まれた教会ともいえます。
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このような幾何学模様の柱はイスラム教のモスク時代の名残だそうです。
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壁にも幾何学模様が残っています。不思議だけど個性的な内装です。
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暗いかな〜雰囲気が伝わるとよいのですが。
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奥にあるのが主祭壇です。
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北側にある聖イムレを祀った祭壇です。聖イシュトバーンの子が聖イムレで中央にいます。脇にいるのが初代国王イシュトバーンと教育係だった宣教師ゲッレールトです。3人の頭上にいるのが聖母マリアで、聖イムレはわずか24歳の若さで亡くなってしまい、聖イシュトバーンの跡継ぎは誰になるのだと聖母マリアが嘆き悲しんだことを表現しているといわれています。
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これがハンガリー王の王冠です(これはレプリカで、本物は後程出てくる国会議事堂の中にあります)。
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1458年マーチャーシュが国王となり、ハンガリーは黄金時代を迎えます。これがマーチャーシュ王の紋章です。
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本当にため息が出るくらい素敵なデザインの柱や壁、写真ではうまく伝わらないのが残念。
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マーチャーシュ教会を出るとそこにはもう一つの観光名所、漁夫の砦があります。名前の由来は昔ここに魚市場があったからとか。ドナウの漁師がこの辺り一帯を守っていたからとか。世界文化遺産でもあるここは、石造りの回廊になっていてとにかくドナウの眺望が絶景です。広場の中央に建っている銅像は聖イシュトバーンです。この辺りにずっといると何だか自分がタイムスリップしてしまいいそう。
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ゆっくり散歩することをおすすめしま〜す。
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ドナウの景色は昼も夜も表情を変えながら本当に美しい。地元のカップルも観光客に交じって愛を語らっていました。
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国会議事堂も朝の陽ざしに輝いています。
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漁夫の砦の階段を下まで降りてみましょう。
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こんな光景を見ながらドナウまで降りて行かれます。
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振り返るとこんな風に漁夫の砦が見えます。
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ドナウまでの途中は、こんなブダ地区の町並みも垣間見られて楽しいですよ。
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気持ちが良いので鎖橋を歩いてペスト地区まで戻ることにします。朝のドナウです気持ちイイ〜〜♪
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しばし連写のドナウをお楽しみください(笑)。
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で、ペスト地区のショッピング通りに戻ってきました。
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友人と合流する前にどうしても行きたかった「シナゴーグ」に来ました!泊まっていたル・メリディアンからは歩ける距離でした。
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ここドハーニ街のシナゴーグは、ヨーロッパで最も大きく、また世界ではエルサレムとニューヨークに次いで3番目に大きいシナゴーグだそうです。ビザンティン・ムーア様式らしいです。
教会の中に入るには、外のブースでチケット購入が必要。午前中でしたがチケット売り場は行列でした。教会内部と敷地内にあるユダヤ博物館とセメタリーのある中庭へのアクセスが可能となります。 -
非常に厳しい入館チェック(金属探知機)をクリアして中に入ると、英語のツアーがちょうど始まっていて飛び入り参加しちゃいました。ラッキー。
1859年に完成したこのシナゴーグ周辺は、中世期から多くのユダヤ人が住み着き平穏に暮らしていたそうです。しかし1920年代に反ユダヤ法が制定されて徐々に締め付けが厳しくなり1944年にハンガリーがナチスの占領下に入ると悲劇が始めるのです。 -
1944年にナチスに占領されると、直ちに各地にゲットーが設置され、たった2ヶ月で43万人ものユダヤ人がアウシュヴィッツやビルケナウに送り込まれたそうです。本当に悲しい歴史です。。。以降ハンガリー国内でも大勢のユダヤ人の殺戮が行われたとか。鳥肌が立ちました。
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教会内部はユダヤ教改革派の教会らしく、男女の席の区別もなく、オルガンや合唱隊を備えています。
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ニューヨークのシナゴーグもそうみたいですが、改革派の教会はキリスト教会の要素をかなり取り入れているそうです、こういう豪華な内装も改革派の教会だからこそでしょうか。
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教会の裏手の中庭にはお墓があります。
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そしてこれが「ホロコースト記念碑」です。ホロコーストで亡くなられた方々の名前が、それぞれの「葉」に刻まれています。息を呑むほど見事なオブジェで、その素晴らしさに感動しつつ、歴史に翻弄された人々への弔いの想いに静かにその場で目を閉じました。
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シナゴーグから歩いてホテルに戻りました。ここがメリディアンのあるデアーク広場になります。
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ホテルで友人と合流し、今度はトラムに乗って楽しみにしていた市場めぐりへGO!
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市場に行くにはドナウ沿いに南下するトラムに乗ります。エリザベート橋が見えますね。
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着きました♪こちらがブダペスト観光のもう一つの目玉、中央市場です。
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中は広々としていて、たくさんの店舗が整然と並んでいます。
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ハンガリーといえばフォアグラ♪ 市場の各店舗にもフォアグラの缶詰が並んでいます。
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そしてもう一つの名産、パプリカです。パプリカはハンガリー料理には欠かせないスパイスで、甘いもの辛いもの様々なパプリカが並んでいます。
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地元の人たちは新鮮な野菜や肉、魚介類を買いにやってきます。
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階段を上がって2階に来ると、手工芸品のお土産屋さんが立ち並ぶ一角に飲食店も並んでいます。朝から歩き続けてお腹がペコペコなので早速ここでハンガリー料理を頂くことにしましょう。
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お店はこんな感じ。グーヤーシュスープはもちろん肉のパプリカ煮込みやチーズ料理などのハンガリー料理を手軽にお安く頂くことが出来ます。もちろんハンガリービールと共に!
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お腹空いていて綺麗な状態で写真撮るのも忘れてしまいましたが、これがハンガリー風ロールキャベツです。よく見ると分かりますが、中身はひき肉とともにお米がぎっしり詰まっています。ソースはもちろんパプリカソースです。美味しい♪
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お腹も一杯になったので、市場から歩いて、世紀末建築の建物である工芸美術館に行くことにしました。
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こちらが工芸美術館です。ジョルナイタイルの緑の屋根が素敵です。
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入り口の天井も素敵なタイル張りです。館内ではハンガリーの窯元ジョルナイやヘレンドの国宝級の作品や、各国の美術工芸品が集められていて、建物も綺麗なので、散歩の途中に立ち寄ることをおすすめします♪
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工芸美術館からトラムに乗って、どうしても行きたかった、伝説のカフェに向かいました。ハンガリーの貴族や小説家、詩人たちが集った社交場「ニューヨークカフェ」です。ホテルニューヨークパレスに併設されています。これがホテル「ボスコロ ニューヨーク パレス」です。ホテルも素敵な建物です。
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100年以上前に開業し、一時閉店をしている時期もあったが見事に現在も営業しています。
営業当初は世界で一番豪華なカフェと呼ばれていたらしく、現在もその面影が残っていて本当に素敵なカフェです。 -
大理石やブロンズ、豪華シャンデリアや絨毯がふんだんに使われ、天井絵画も目を見張る素晴らしさで、圧倒されます。
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ただし、コーヒーが1杯900円ほどです!でも行く価値あり!優雅にコーヒーとプチケーキを頂くとブダペストの古き良き時代を感じることが出来るはず!是非お試しあれ〜
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こちらがブダペストの地下鉄エスカレーター。ブダペストは地下鉄が発達していてどこに行くにもこの地下鉄でスイスイです。私たちはこの地下鉄で英雄広場に向かいました。
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はい、こちらが有名な英雄広場です。1896年にハンガリー建国1000年を記念して作られたブダペスト最大の広場です。
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広場には扇状に7人ずつ、14人のハンガリーの歴代の英雄たちの像が建っています。もちろん聖イシュトバーンはマーチャーシュ王もいますよ。
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広場の中央の塔の上には大天使ガブリエルが!塔のふもとには7人の部族長の騎馬像が並びます。
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大天使ガブリエルのアップ!
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この英雄広場のすぐ近くにブダペストの最高級レストランといわれる「グンデル」があります。ハンガリーで一番とも言われるお店です。時間とお金に余裕のある方は是非行かれてみては?http://www.gundel.hu/site/index.php?page=en
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で、その隣に、そのグンデルの姉妹店でハンガリー家庭料理を出す「バゴリバル」というレストランがあります。私たちは今夜はここでディナーを頂くことにします。
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店内はこんな感じ。従業員は全員女性でアットホームな雰囲気のお店です。
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こちらがご存知「グーラーシュスープ」です。テーブルに最初に出てくるときは大きな壷に入って出てきて、テーブルで各皿にサーブしてくれます。写真より実物の方がずっと美味しそうなんですよ〜
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そしてこちらが「パンガシウス」という魚(ナマズの仲間の熱帯魚だそうです)のコーングリッツフライです。白身のお魚で美味しい♪
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メインはこちら。ハンガリー伝統料理の「鶏肉のパプリカ煮込み」です。チキンはとっても柔らかく、付け合わせのスイトンのようなパスタ?も美味しかったです〜。女2人なのでスープ、お魚、お肉を2人でシェアで十分でした。
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明日は夕方便とはいえ、今夜が今回の世界一周旅行中欧編のラストナイト。ホテルまで戻ってから、歩いて鎖橋まで行き最後の夜景を目に焼き付けることにしました。
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写真ではうまく伝えられませんが、本当に綺麗な夜景です。もう絶景!このドナウ川の夜景は一生忘れないと思いました。満足満足♪
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最終日の朝です!トラムに乗って国会議事堂に向かいます。朝10時の回の英語のツアーのチケットを8時半に買いに行きました。そのぐらいの余裕は必要です。人数が限られているので英語のツアーはすぐ埋まってしまうとの事でした。
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チケットは国会議事堂の脇のブースで販売しています。が、警備員のお兄さんの指示に従ってブースに入りましょ〜。お兄さんはツアー客の整理整頓に命掛けてる風で、指示に従わないで勝手に入ろうとすると、ちょっとちょっとと止められますよ〜。チケットは結構高くて3200フォリント。毎回50人限定(確か英語のツアーは1日3回)の50分ほどのツアーとなります。空いた時間で地下鉄M2に乗って一駅の対岸ブダ地区まで行ってみることに。
駅を降りました、何気ない建物が素敵。 -
ドナウの向こうには国会議事堂が浮かんで見えますね♪
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おっとジョルナイタイルの屋根を持つマジャール様式の教会が!何とも可愛らしい教会です。名前を失念…すみません。。
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さ、いよいよ国会議事堂ツアーのスタートですよ〜。まずは正面の写真をパチリ。
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中に入ると柱も天井も豪華!いやあ本当に美しい。
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この階段を上る時点で、世界一美しい議事堂といわれるのが分かります。
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天井のフレスコ画もすごい!
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一つ一つ細部にわたって品があります。ネオゴシックを基本にルネサンスやバロックを取り入れた折衷様式だとか。でもハンガリー独自の建築様式も取り入れていますね。
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円形ドームの中の部屋です。柱には16人の歴代国王の彫像が並んでいます。イシュトバーンも、よく見るとマリアテレジアもいるとか。オーストリア・ハンガリー二重帝国だったからですね。
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ドームの天井のデザインも素敵♪西洋的でない何だか東洋というか独特なデザインですよね。
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そしてこちらが正真正銘本物の「ハンガリー王の王冠」です。聖イシュトバーンの戴冠から1946年にハンガリー第二共和国が誕生しハンガリー王国が消滅するまで、王から王へ受け継がれてきた王冠です。第二次大戦時のゴタゴタで国外に持ち出され最終的にはアメリカに保管されていたが1978年にアメリカのカーター大統領の下でアメリカ政府の命令でハンガリーに返還されたそうです。
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説明を聞いている中、王冠を守る衛兵の交代の儀式が始まりました。毎日行われるそうです。なかなかのイベントですよ。
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王冠はてっぺんの十字架が曲がっています。何故曲がったのかは諸説あるようですが、王冠のいやハンガリーの紆余曲折の歴史を現しているとそのままになっているとか。。。
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議会場の外にはこのような談話室があって、当時二院制だった頃上院(貴族院)の議員アリストクラッツたちが葉巻を吸いながらここで議論を交わし、その時に常に庶民の気持ちを忘れないようにと柱に庶民の銅像が並べられているそうです。なるほど〜深い!
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さ、こちら議会場です。机椅子共に木製で、当時の面影をそのまま残しています。ここ空調設備も昔のままで、電気ではなく、冷水や温水を机や床にめぐらされている管に流して室温調節しているとか。すごい!
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議事堂を作るとき、時の首相サティは倹約は無用と叫んだとか。ようやく得た内政権を誇りを持って行使するという強い思いを感じる豪華で壮麗な内部です。
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議長席の後ろには中央にハンガリー国章、両脇には896年のハンガリー統一の際に統合された6つの部族の紋章が飾られています。
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その脇にはマリアテレジアの絵が飾られています。
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本会議場からこの廊下に出るとツアーは終わりです。建物の細部にわたってその謂れや歴史を教えてくれるので、このツアーはかなり充実の50分でした。
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その後トラムに乗ってエリザベート橋まで行き、歩いて橋を渡りました。目的はゲッレールトの丘に登るため!
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見慣れた景色となりましたが、これで最後のドナウ川横断となります。
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エリザベート橋を渡るとまずこのエリザベートの銅像がある小さな広場があります。とても美しいエリザベート像です!
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そしてここから、かなり辛い山登りが始まります。正味40分ほどでしょうかかなり急な斜面をひたすら登って頂上を目指します。休み休み行きましょう。疲れると振り返ってこういう素敵な眺めを見ながら進みます。
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振り返った景色がこのぐらいになってくるともうかなり近づいています!いやあ絶景ですよこれ。でも登っている間は辛くて感動する気持ちの余裕がありませんでした。。。
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もう一息!鎖橋が遠くに見えます。
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ゲッレールトの丘に到着しました〜♪ 大変だけど達成感あります!丘の上に建つ女神像です。ハンガリー版自由の女神ですね。
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シュロの葉を掲げる女神です。ナチスドイツからの解放を記念して旧ソ連軍が建てたそうです。正確にいうと、ハンガリー解放に尽くしたロシア兵士の慰霊碑だそうです。
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丘からドナウを見下ろすと白いエリザベート橋がくっきり見えます素敵〜。この写真かなりナイスショットです自画自賛ですいません(^_^;)
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最後にブダペストのこの光景を目に焼き付けました!
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ホテルに戻る途中、聖イシュトバーン教会近くのレストランに飛び込み。シュプローニという地元のビールをクピーッと!いやあうまいうまい。
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山登りした後の生ビールはたまりませんな♪成田への長い帰路のことは考えずにいきましょう。
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ブダペスト最後のランチもロールキャベツ♪私このハンガリー風ロールキャベツかなり気に入りました。お米が入っているのでネットリ感があって美味しい。パプリカソースも美味しいです。いやいや駆け足のブダペスト2泊3日でしたが、大満足。また来たいな〜〜〜。
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