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屋台の骨組みの向こうに現れたスクリーン。<br />祭りを直前に、街は活気に溢れている。<br /><br />これから何が起こるのだろうか・・・。<br />全てのことはいつも、ドキドキしたこの気持から始まる。<br /><br />軽い食事を終えたら<br />私達もこのスクリーンの中で<br />登場人物として、この時間を共有するのです。<br />さて、私達が乱入するこのドラマ、<br />一体どのように展開するのかな?<br /><br />今回の旅行も楽しくなりそうだ。<br /><br />Part2 (2011/3/4〜3/10)<br />

2011年3月 バリ・ウブド Part2

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2011/02/28 - 2011/03/10

881位(同エリア16678件中)

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18

shique

shiqueさん

屋台の骨組みの向こうに現れたスクリーン。
祭りを直前に、街は活気に溢れている。

これから何が起こるのだろうか・・・。
全てのことはいつも、ドキドキしたこの気持から始まる。

軽い食事を終えたら
私達もこのスクリーンの中で
登場人物として、この時間を共有するのです。
さて、私達が乱入するこのドラマ、
一体どのように展開するのかな?

今回の旅行も楽しくなりそうだ。

Part2 (2011/3/4〜3/10)

旅行の満足度
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
5万円 - 10万円
旅行の手配内容
個別手配

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  • 2011年3月4日 バリ5日目<br /><br />昨日、宿をプネスタナンからアンドンへ移動。<br /><br />本日はバリ最大のイベントの一つニュピの前日。<br />各地でオゴオゴの大会が開かれる。<br /><br />本日はウブド王宮前の交差点付近で行われる<br />オゴオゴを観戦予定。<br /><br />その前に、ニュピに備えて食料調達。<br />ニュピの日は外出一切禁止で<br />食料は各自の自己完結が基本となります。<br /><br />午前中、買い物ついでに少し足を伸ばし<br />スカワティのパサールまでドライブ。<br /><br />ウブドから30分程の距離ですが<br />お祭りによる渋滞、通行止めで<br />思ったより時間をとってしまいました。<br />さらに、アートマーケットは全面定休(涙。<br /><br />パサールにも人影は少なく<br />時折、お祭り気分の地元人がバイクを飛ばす<br />閑散としたパサールでした。<br />

    2011年3月4日 バリ5日目

    昨日、宿をプネスタナンからアンドンへ移動。

    本日はバリ最大のイベントの一つニュピの前日。
    各地でオゴオゴの大会が開かれる。

    本日はウブド王宮前の交差点付近で行われる
    オゴオゴを観戦予定。

    その前に、ニュピに備えて食料調達。
    ニュピの日は外出一切禁止で
    食料は各自の自己完結が基本となります。

    午前中、買い物ついでに少し足を伸ばし
    スカワティのパサールまでドライブ。

    ウブドから30分程の距離ですが
    お祭りによる渋滞、通行止めで
    思ったより時間をとってしまいました。
    さらに、アートマーケットは全面定休(涙。

    パサールにも人影は少なく
    時折、お祭り気分の地元人がバイクを飛ばす
    閑散としたパサールでした。

  • パサールで見かけた、田ウナギ。<br /><br />バリではリンドゥンと呼びます。<br />パダン屋の店先にカリカリの揚物になって<br />真っ黒な小枝状で、異彩を放っているのはこの魚です。<br /><br />この魚、特殊な魚で生態が実に面白い。<br />興味のある方は調べて見て下さい。<br />日本にも生息しているようです。<br /><br />

    パサールで見かけた、田ウナギ。

    バリではリンドゥンと呼びます。
    パダン屋の店先にカリカリの揚物になって
    真っ黒な小枝状で、異彩を放っているのはこの魚です。

    この魚、特殊な魚で生態が実に面白い。
    興味のある方は調べて見て下さい。
    日本にも生息しているようです。

  • パサールの魚屋で出会った、<br />イトヨリの様な小さな魚。<br /><br />この状態、<br />良しとするか、<br />腰が引けるか、<br />気にしないか、<br />ワクワクするか、<br />見なかったことにするか、<br />美味そうに感じるか<br />嫌悪感を感じるか、<br />・・・・・<br />この感じ方如何でアジアの旅行は<br />かなり違ったものとなるのでしょうね。<br /><br />ちなみに、私は「小骨が多くて食べにくそう、<br />〆れば結構いけるかな。」と思いました。<br />

    パサールの魚屋で出会った、
    イトヨリの様な小さな魚。

    この状態、
    良しとするか、
    腰が引けるか、
    気にしないか、
    ワクワクするか、
    見なかったことにするか、
    美味そうに感じるか
    嫌悪感を感じるか、
    ・・・・・
    この感じ方如何でアジアの旅行は
    かなり違ったものとなるのでしょうね。

    ちなみに、私は「小骨が多くて食べにくそう、
    〆れば結構いけるかな。」と思いました。

  • プリアタンの有名バッソ屋の<br />隣のバッソ屋からのワンシーン。<br /><br />オゴオゴの前に軽く腹ごしらえと<br />プリアタンのバッソ屋に飛び込む。<br /><br />後片付けを始めるお兄ちゃんに<br />ミーアヤムを注文すると、「無い」とつれない。<br />という事でバッソを注文。<br />祭りの前で早仕舞らしく、仕方ないですね。<br /><br />この日は街中どこに行っても祭り一色。<br /><br />普段はどちらかと言えば<br />排気ガスが気になる店前のメイン通りでも<br />正装した人々が溢れかえっている。<br />写真や本の中で見た風景が目の前で展開している。<br /><br />その小窓から見える景色は<br />日本の日常とはあまりにもかけ離れた世界。<br />まさに映画のワンシーンを見ているよう。<br />でも、まわりに漂う匂いも<br />肌に粘り付くこの空気感も<br />全てしっかり、五感で感じえる現実。<br /><br />この先のメインイベントに否が応でも<br />テンションは上がってくる。<br />

    プリアタンの有名バッソ屋の
    隣のバッソ屋からのワンシーン。

    オゴオゴの前に軽く腹ごしらえと
    プリアタンのバッソ屋に飛び込む。

    後片付けを始めるお兄ちゃんに
    ミーアヤムを注文すると、「無い」とつれない。
    という事でバッソを注文。
    祭りの前で早仕舞らしく、仕方ないですね。

    この日は街中どこに行っても祭り一色。

    普段はどちらかと言えば
    排気ガスが気になる店前のメイン通りでも
    正装した人々が溢れかえっている。
    写真や本の中で見た風景が目の前で展開している。

    その小窓から見える景色は
    日本の日常とはあまりにもかけ離れた世界。
    まさに映画のワンシーンを見ているよう。
    でも、まわりに漂う匂いも
    肌に粘り付くこの空気感も
    全てしっかり、五感で感じえる現実。

    この先のメインイベントに否が応でも
    テンションは上がってくる。

  • パフォーマンスを行うために<br />各オゴオゴチームが待機しているサッカー場の風景。<br /><br />この写真ではあまり伝わりませんが<br />この風景本当に度肝を抜かれます。<br /><br />まず人の数、ウブドにこんなに人がいるとは・・・。<br />さらにその半分以上が外国人!<br />私もその一人ですが、こんなに多くの観光客が<br />ウブド周辺に宿泊しているとは。<br />普段はどこに潜伏しているのでしょうか?<br /><br />メインのオゴオゴよりインパクトあります。

    パフォーマンスを行うために
    各オゴオゴチームが待機しているサッカー場の風景。

    この写真ではあまり伝わりませんが
    この風景本当に度肝を抜かれます。

    まず人の数、ウブドにこんなに人がいるとは・・・。
    さらにその半分以上が外国人!
    私もその一人ですが、こんなに多くの観光客が
    ウブド周辺に宿泊しているとは。
    普段はどこに潜伏しているのでしょうか?

    メインのオゴオゴよりインパクトあります。

  • サッカーグランド内で商売しているバッソ屋も大繁盛。<br /><br />まさに人種のるつぼ。

    サッカーグランド内で商売しているバッソ屋も大繁盛。

    まさに人種のるつぼ。

  • 辺りが薄暗くなってきて<br />いよいよ王宮前で各チームの<br />オゴオゴのパフォーマンスが始まる。<br /><br />各チームは、大中小三つのオゴオゴをそれぞれ乗せた三つの神輿と<br />先導する奇麗処の聖火隊、ガムラン演奏隊で構成されている。<br /><br />このガムラン隊はチームによって<br />演奏スタイルが違いかなり面白い。<br />歩きながら演奏できる楽器による演奏ですが<br />迫力満点のアレンジは、思わず引き込まれます。<br /><br />祭りがどんどん盛り上がってくると<br />観客と神輿の距離はどんどん縮まり<br />オゴオゴが迫ってくるごとに<br />観客は悲鳴を上げながら移動する。<br /><br />王宮前の道路は人で溢れ返った、<br />まさに祭りそのものです。<br />きっと、ケガ人は出ているはずです。<br /><br />最前列で観戦していた私は<br />何度か神輿や担ぎ手にぶつかりましたが<br />何とか無事に観戦できました。<br /><br />祭り自体の盛り上がりに比例して<br />雨足も強くなり、途中で退散。<br /><br />機会があれば是非最前列で経験して頂きたい。<br />本当に興奮します。<br />

    辺りが薄暗くなってきて
    いよいよ王宮前で各チームの
    オゴオゴのパフォーマンスが始まる。

    各チームは、大中小三つのオゴオゴをそれぞれ乗せた三つの神輿と
    先導する奇麗処の聖火隊、ガムラン演奏隊で構成されている。

    このガムラン隊はチームによって
    演奏スタイルが違いかなり面白い。
    歩きながら演奏できる楽器による演奏ですが
    迫力満点のアレンジは、思わず引き込まれます。

    祭りがどんどん盛り上がってくると
    観客と神輿の距離はどんどん縮まり
    オゴオゴが迫ってくるごとに
    観客は悲鳴を上げながら移動する。

    王宮前の道路は人で溢れ返った、
    まさに祭りそのものです。
    きっと、ケガ人は出ているはずです。

    最前列で観戦していた私は
    何度か神輿や担ぎ手にぶつかりましたが
    何とか無事に観戦できました。

    祭り自体の盛り上がりに比例して
    雨足も強くなり、途中で退散。

    機会があれば是非最前列で経験して頂きたい。
    本当に興奮します。

  • 自分のチームの演技を応援している聖歌隊。<br /><br /><br />

    自分のチームの演技を応援している聖歌隊。


  • 今夜も夜は宿でマッタリ。<br /><br />つまみはパダンのブンクス。<br />今日はサユールがキャベツで<br />ウダン(エビ)が売り切れのためツナにしました。<br />このキャベツ、かなりいけます。

    今夜も夜は宿でマッタリ。

    つまみはパダンのブンクス。
    今日はサユールがキャベツで
    ウダン(エビ)が売り切れのためツナにしました。
    このキャベツ、かなりいけます。

  • バリ6日目<br /><br />ニュピです。<br /><br />幹線道路からも全く車の音がしません。<br />何一つすることも無く、何一つ騒音もしません。<br /><br />予定が何もない、予定を何一つ考えなくて良い。<br />旅行なのにもったいないと言えばそうですが<br />本当に贅沢な時間の過ごし方の一つであることは確かです。<br /><br />しかし、夜は宿に居合わせたお客さん同士で<br />宿のキッチンを借りて夕食を作り、<br />スタッフを巻き込んで深夜まで静かに宴会・・・<br /><br />神様ごめんなさい。<br />

    バリ6日目

    ニュピです。

    幹線道路からも全く車の音がしません。
    何一つすることも無く、何一つ騒音もしません。

    予定が何もない、予定を何一つ考えなくて良い。
    旅行なのにもったいないと言えばそうですが
    本当に贅沢な時間の過ごし方の一つであることは確かです。

    しかし、夜は宿に居合わせたお客さん同士で
    宿のキッチンを借りて夕食を作り、
    スタッフを巻き込んで深夜まで静かに宴会・・・

    神様ごめんなさい。

  • バリ8日目<br /><br />マルディカのナシアヤム・クデワタン。<br />私はイブ・マンクウのナシアヤムの方が好みかな。<br /><br />昨日はニュピ深夜の飲みが効いて<br />ニュピに続いてノープランでグズグズしてました。<br />

    バリ8日目

    マルディカのナシアヤム・クデワタン。
    私はイブ・マンクウのナシアヤムの方が好みかな。

    昨日はニュピ深夜の飲みが効いて
    ニュピに続いてノープランでグズグズしてました。

  • バリ9日目<br /><br />宿は再びプネスタナンに移動。<br /><br />遅めの朝食を食べ終わってマッタリしていると<br />オーナーから実家で闘鶏があるとの情報ゲット。<br /><br />急いで支度し、バイクを走らす。<br /><br />家寺のお祭りという事でしたが<br />すでに50人以上の人が集まり、<br />中庭には大量のお供え物。<br /><br />雨季の青い空に白い雲、<br />その大空に向かって立つバユン(バリ傘)。<br />時よりさわやかな風が吹き抜ける。<br /><br />日陰に腰かけ、ぼんやりと過ごす。<br />バリで過ごすこの贅沢な時間が<br />私は一番好きです。<br /><br />

    バリ9日目

    宿は再びプネスタナンに移動。

    遅めの朝食を食べ終わってマッタリしていると
    オーナーから実家で闘鶏があるとの情報ゲット。

    急いで支度し、バイクを走らす。

    家寺のお祭りという事でしたが
    すでに50人以上の人が集まり、
    中庭には大量のお供え物。

    雨季の青い空に白い雲、
    その大空に向かって立つバユン(バリ傘)。
    時よりさわやかな風が吹き抜ける。

    日陰に腰かけ、ぼんやりと過ごす。
    バリで過ごすこの贅沢な時間が
    私は一番好きです。

  • 家ごとにその家の先祖を祭った寺があり<br />そのお祭りも盛大に行われるのだそうです。

    家ごとにその家の先祖を祭った寺があり
    そのお祭りも盛大に行われるのだそうです。

  • 闘鶏<br /><br />男たちが本当に楽しそうに、しかも真剣に興じます。<br />掛け方は解りませんが、相当の金額が動きます。<br /><br />試合はどちらかの鶏が致命傷をおって<br />動けなくなるまで戦わせます。<br />負けた鶏はその場でさばかれます。<br /><br />残酷です。<br />しかし自分自身も幼い頃から<br />似たようなことをやっていたような・・・<br />今でも形を変えてやっているような・・・<br /><br />闘鶏をやる民族、クジラを食べる民族・・・<br />今後このような伝統文化はどうなっていくのでしょうか。<br />

    闘鶏

    男たちが本当に楽しそうに、しかも真剣に興じます。
    掛け方は解りませんが、相当の金額が動きます。

    試合はどちらかの鶏が致命傷をおって
    動けなくなるまで戦わせます。
    負けた鶏はその場でさばかれます。

    残酷です。
    しかし自分自身も幼い頃から
    似たようなことをやっていたような・・・
    今でも形を変えてやっているような・・・

    闘鶏をやる民族、クジラを食べる民族・・・
    今後このような伝統文化はどうなっていくのでしょうか。

  • ブサキ寺院ナイトツアー。<br /><br />今回の旅行で唯一参加したツアーです。<br />ブサキ寺院に深夜にお参りしようと言うものです。<br /><br />時期が時期だけに当たると大変な賑わいらしいのですが<br />残念ながら、今回は外れました。<br /><br />本堂脇の寺院で小規模のオダランが<br />秘かに行われていた程度でした。<br />写真はそこでのワンショットです。<br /><br />本堂への参道には全く人影は無く、<br />当然全く明かりの無い石段を登りました。<br />これはこれで貴重な体験だったと思っています。<br /><br />登り詰めて、本尊の門をくぐった瞬間、空気が変わります。<br />体にまとわり付いていた湿気が<br />ひんやりとしたものに変わった感じです。<br />恐怖感や違和感ではなく、<br />何かの中に入り込んだような<br />何かに包み込まれたような感覚なのです。<br /><br />残念ながら雨模様でしたが<br />天気が良く満点の星空だったら<br />そこには曼荼羅の宇宙がきっと広がっていたことでしょう。<br /><br />何度も深呼吸し、お祈りを捧げ、このツアーは終了しました。<br /><br /><br />ちなみに、バリでは良くあることなのですが<br />ブサキではスチールカメラもデジカメも<br />途中から調子がおかしくなり<br />最終的に撮影できなくなってしまいました。<br />

    ブサキ寺院ナイトツアー。

    今回の旅行で唯一参加したツアーです。
    ブサキ寺院に深夜にお参りしようと言うものです。

    時期が時期だけに当たると大変な賑わいらしいのですが
    残念ながら、今回は外れました。

    本堂脇の寺院で小規模のオダランが
    秘かに行われていた程度でした。
    写真はそこでのワンショットです。

    本堂への参道には全く人影は無く、
    当然全く明かりの無い石段を登りました。
    これはこれで貴重な体験だったと思っています。

    登り詰めて、本尊の門をくぐった瞬間、空気が変わります。
    体にまとわり付いていた湿気が
    ひんやりとしたものに変わった感じです。
    恐怖感や違和感ではなく、
    何かの中に入り込んだような
    何かに包み込まれたような感覚なのです。

    残念ながら雨模様でしたが
    天気が良く満点の星空だったら
    そこには曼荼羅の宇宙がきっと広がっていたことでしょう。

    何度も深呼吸し、お祈りを捧げ、このツアーは終了しました。


    ちなみに、バリでは良くあることなのですが
    ブサキではスチールカメラもデジカメも
    途中から調子がおかしくなり
    最終的に撮影できなくなってしまいました。

  • バリ10日目<br /><br />アンドンの地元の人に超人気のワルン<br />チャンドラのナシチャンプル。<br />これ、安くて本当に美味しい。<br /><br />マイ・ベスト・ナシチャンプルの2位です。

    バリ10日目

    アンドンの地元の人に超人気のワルン
    チャンドラのナシチャンプル。
    これ、安くて本当に美味しい。

    マイ・ベスト・ナシチャンプルの2位です。

  • バリ11日目<br /><br />いよいよ最終日。<br />残念ながら、お土産を買いまわる日がやって来ました。<br /><br />まずは腹ごしらえでプリアタンへ<br />バッソソロのミーアヤム・バッソ。<br />最終日限定の大贅沢です。

    バリ11日目

    いよいよ最終日。
    残念ながら、お土産を買いまわる日がやって来ました。

    まずは腹ごしらえでプリアタンへ
    バッソソロのミーアヤム・バッソ。
    最終日限定の大贅沢です。

  • 扉。<br /><br />自分の中の一つのキーワードです。<br /><br />重く漆黒の扉の向こうには、<br />目にも眩い輝く光の世界が見える。<br />その光は希望であり、<br />また、誘惑であり<br />また、全てを消し去る魔法である。<br />幼い頃から、幾つもこんな扉を見て来た。<br /><br />時間の軸がこの扉のこちら側から<br />向こう側に向かって伸びている。<br />その時間の軸にそって爽やかな風が流れ<br />ゆっくりと背中を押す。<br /><br />「行くんだろ?」<br /><br />時間が風となって流れて行く。<br /><br />「・・・・・・うん、行くよ。」<br /><br /><br />一歩踏み出した瞬間目が眩む。<br /><br />目を細めながら、<br />ゆっくりと振り返って、<br />その扉に視線を向ける。<br />それは、扉の向こうに置き忘れて来た<br />もう一人の自分を捜すためではなく<br />思いの外小さく見えるその扉を<br />自分の目に焼き付けるためにです。<br /><br />「さあ、行くか。」<br /><br /><br />今回の旅行は短い期間のものでしたが<br />色々な人に会え、楽しい時間が過ごせました。<br />また、色々なものと出会え、貴重な体験が出来ました。<br />そのような機会を与えてくれた<br />バリに感謝しています。<br /><br />ありがうございました。<br /><br /><br />最後までお付き合い、ありがとうございました。<br />

    扉。

    自分の中の一つのキーワードです。

    重く漆黒の扉の向こうには、
    目にも眩い輝く光の世界が見える。
    その光は希望であり、
    また、誘惑であり
    また、全てを消し去る魔法である。
    幼い頃から、幾つもこんな扉を見て来た。

    時間の軸がこの扉のこちら側から
    向こう側に向かって伸びている。
    その時間の軸にそって爽やかな風が流れ
    ゆっくりと背中を押す。

    「行くんだろ?」

    時間が風となって流れて行く。

    「・・・・・・うん、行くよ。」


    一歩踏み出した瞬間目が眩む。

    目を細めながら、
    ゆっくりと振り返って、
    その扉に視線を向ける。
    それは、扉の向こうに置き忘れて来た
    もう一人の自分を捜すためではなく
    思いの外小さく見えるその扉を
    自分の目に焼き付けるためにです。

    「さあ、行くか。」


    今回の旅行は短い期間のものでしたが
    色々な人に会え、楽しい時間が過ごせました。
    また、色々なものと出会え、貴重な体験が出来ました。
    そのような機会を与えてくれた
    バリに感謝しています。

    ありがうございました。


    最後までお付き合い、ありがとうございました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • cha-chanのママさん 2012/06/29 10:37:33
    shiqueさん、こんにちは。
    初めまして。cha-chanのママです。

    旅行記に訪問&投票くださいまして有難うございます。

    この旅行記、興味深く拝見させていただきました。
    ニョピを体験された事、そして、夜のブサキ寺院。

    残念ながらニョピの時期にはまだ行けそうにないので、10年後くらいの楽しみにしたいと思います。
    それまでに、地元密着の旅行を出来るだけ体験したいなと、そうでないと本当のバリ島を味わえないのでは?と、思うので、行く度に少しずつ体験してみたいと思っております。

    ブサキ寺院も一度行きました。
    GWの天気の良い時期のはずが、雲も多く、たまに小雨。
    きっとブサキ寺院だからなのでは?と、思っておりました。
    何か、形の見えないものがあるように感じられました。
    また、足を運んでみたいと思いました。

    なかなかウブドには足を向く事ができないのですが、スペアリブは色々な方が美味しいと仰っているので、食い意地が張っている私は何とか食べてみたいな〜と、思っております。

    素敵な旅行記有難うございました。

    cha-chanのママ

    shique

    shiqueさん からの返信 2012/07/01 23:48:56
    RE: shiqueさん、こんにちは。
    はじめまして、cha-chanのママさん。

    旅行記ご覧頂きありがとうございました。

    私がバリのニョピを経験したのは
    たまたまその時期にしか
    休暇が取れなかったからののですが
    次回もニョピの時期に行きたいと思っております。
    有名な観光地だけを回るツアー以外で
    バリの生活感を劇的に味わいたい人に
    格好のイベントがニョピだと思います。

    ニョピの数日前から街の雰囲気が変わり始めます。
    前日のオゴオゴは祭り好きの日本人には
    心躍る最高のイベントの一つです。

    移動や交通、観光面で不都合は生じますが
    ニョピはバリの一年に一回見せる素顔ですね。
    是非とも経験してみて下さい。
    百聞は一見にしかずです。


    遅くなりましたが、旅行記への投票ありがとうございました。


                      shique


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