2011/05/26 - 2011/05/30
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Zoffyさん
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ローマをあとにしてドイツはミュンヘンに移動しました。ミュンヘンでは待望のビールと肉料理。ミュンヘンは大変きれいで素敵な街でした。
ミュンヘンで2日間滞在したあと、レンタカーを借りていよいよロマンティック街道沿いの中世の街やノイシュバンシュタイン城を目指して出発。実際にはロマンティック街道は通らず、アウトバーン(高速道路)を使ってフランクフルトまで北上しました。ミュンヘン → ホーエンシュバンガウ → ギーゲン → ディンケスビュール → ローテンブルグ → ヴュルツブルグ → フランクフルト というルートです。
ドイツ語表記の通りの名前は読めないものの、道路標識のデザインはほとんど日本と同じなので問題なし。最高速度制限が120キロのところを、まるでそれが最低速度制限かのように120キロ以上の猛スピードで走ってる車がたまにいます。今回は大きめのパワーのある車を借りたので、自分も自己最高速度に挑戦してみました(良い子は絶対にマネしないで下さいネ)。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ミュンヘンに到着したのが夕方だったので、ホテルにチェックインしたあとすぐに夕食に出かけました。早速、本場ビールの街のビアホール、ホーフブロイハウスです。
ちなみにホテルはHoliday Inn City Center。地下鉄駅Rosenheimer Platzと直結していて便利です。空港からはSバーン8号線に乗ればRosenheimer Platzまで乗り換えなしで行けます。このホテルはロケーションは便利ですが、ネット接続料が高いのが唯一の難点。部屋の中のWi-Fiは1分30セント(1時間も繋げていると18ユーロも)。部屋内のWi-Fiではなくロビー付近のWi-Fiの方は料金体系が別で、少し安いです。 -
色が濃くてくせのあるビールが苦手な人は、ピルスナー(ピルス)かヘルス(ヘル)、または白っぽい色のヴァイスビアがおすすめです。
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プレッツェルはビールのおつまみなんですね(正直、アメリカのAntie Anneのプレッツェルの方が柔らかくておいしいと思います)。
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Schweinshaxe(シュヴァインスハクセ)というバイエル地方の郷土料理。豚の骨付きスネ肉をじっくりと炭火で焼きあげたもの。皮の部分は硬いおせんべいみたいで食べづらいですが、中の肉はほくほくでおいしかったです。凄いボリュームなので妻とふたりでシェアしました。
ホーフブロイハウスの場合、付け合せにKnodel(クネーデル)というじゃがいも団子がついていました。これはちょっと味付けが微妙。茹でただけのジャガイモのほうが良かった。 -
Marien Platzにあるゴシック様式の市庁舎。時間が来ると仕掛け時計が動き出し、音楽を奏でます。
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市庁舎の仕掛け時計。
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ミュンヘン二日目のお昼に食べたホットドッグ。これは文句なし。
Marien Platz界隈でよく見かけますが、Vinzenzmurrというお店。イートインもテイクアウトもできるお惣菜屋さんです。店先で焼きたてのおいしいソーセージを各種販売しています。 -
ドイツといったらこれでしょう、バウムクーヘン。
Marien Platzから歩いて5分くらいのところにあるKreutzkamm(クロイツカム)というお店でコーヒーとのセットを頂きました。生地は固め。日本のコンビにで売っているバームクーヘン(もどき?)のほうがふんわり柔らかいな(笑)。 -
Marien Platzから歩いて5分のヴィクトアリエン市場(青空市場)周辺にはソーセージ屋さんが多いです。さすが本場ですね。
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ヴィクトアリエン市場内にあるSuppenkuche(ズッペンキュッヒェ)というスープ専門店。
バイエル地方のレバー団子のはいったビーフスープを頼んでみました。レバー団子はあまり臭みはなかく食べやすかったですが、スープが少々塩っ辛かったです。味は決して悪くありません。妻が頼んだチキンスープのほうが丁度いい塩加減でした。 -
前述のスープ屋さんの看板。
ドイツ語は読めないので日本語併記はありがたいのですが、でも外国で日本語見ちゃうとちょっと興醒め。 -
二日目(ミュンヘン最終日)の夕食は、前日ホーフブロイハウスで食べたシュヴァインスハクセがおいしいと評判のHaxnbauer(ハクセンバウアー)にて。
先ずはビールで乾杯。 -
お得なスペシャルプレート(名前忘れました)。ソーセージ、ベーコン、レバー団子(さっきのスープにはいってたやん!)、サワークラウトにマッシュトポテト。ドイツをまとめて一皿にのっけちゃいましたって感じのお料理。どれもまいうー。
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調子にのって二杯目は大きめのジョッキで。
ちなみにこのお店のジョッキは500mlで、一杯目は確か400ml弱のグラス。一方、前日のホーフブロイハウスのジョッキは1リットル。でかすぎて飲みきれないと思ったので小さいグラス(500ml)を頼みました。 -
ドイツ3日目は、前日夕方に借りておいたレンタカーでHohenschwangau(ホーエンシュバンガウ)を目指します。ここには、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなったといわれる美しいノイシュヴァンシュタイン城があります。
城内見学はあらかじめ日本でオンライン予約をしておきました。朝10:45までにチケットを引き換えないといけないので、ミュンヘンを7時半頃に出発。ホーエンシュバンガウには約2時間で到着しました。 -
予定より早く到着したのでチケット引換所の係りの人が10:15のチケットに変更してくれました。
先にホーエンシュバンガウ城を見学して、次にノイシュヴァンシュタイン城を見学します。城内は写真・ビデオ撮影禁止です。
ホーエンシュバンガウ城はチケットセンターから徒歩で上って10分くらいですが、ノイシュヴァンシュタイン城は歩くと40分くらいかかるそうです。ほとんどの人は、馬車か巡回バスでノイシュヴァンシュタイン城まで行きます。
ホーエンシュバンガウ城内の見学は30分くらいですが、外で写真を撮っていたりすると更に30分くらいかかります。それが終わったら、すぐにバス乗り場へ行ってノイシュヴァンシュタイン城まで行くことをおすすめします。私たちの場合、バス乗り場がけっこう混んでいて、バス2〜3台来たあと、やっと乗れました。 -
こちらがホーエンシュバンガウ城。1853年、当時のバイエルン国王マクシミリアン2世が息子ルートヴィヒ2世の為に築城したものだそうです。
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向こうに見えるのがノイシュヴァンシュタイン城。
この日はあいにくお天気が悪くて朝のうちは曇ってただけなのですが、ノイシュヴァンシュタイン城を見学する時間には雨が降ってきてしまいました。 -
ノイシュヴァンシュタイン城
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ノイシュヴァンシュタイン城から見たホーエンシュバンガウ城。
曇り過ぎ! -
ノイシュバンシュタイン城
曇ってるけどなんとなく幻想的・・・? -
Fussenという街の郊外にあるWieskirche(ヴィース教会)。18世紀に建てられたロココ様式の建物で世界遺産に登録されています。
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教会内部
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教会天井画
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この日の夕食は宿泊先のホテル、Alpenstubenのレストランで。
画像はWeiner Schnizelというドイツ風とんかつ(カメラの露出がうまくいかずキレイに撮れなくてすみません)。まいうー。スーツケースの中に日本から小袋にはいったウースターソース持って来てたのに、レストランに持ってくるの忘れた! -
こちらはソーセージ盛り合わせ。
ドイツでもタコさんウィンナーにするんだ(笑) -
ホテルは朝食付き。ドイツのホテルの朝食は基本的にパンとハムとチーズ。場所によってゆで卵やヨーグルトなども付いてきます。
セルフサービス形式なので、余分にランチ用のサンドイッチも作ってジップロックに入れて持ってきちゃいました。
ホテルAlpenstuben↓
http://www.alpenstuben.de/en/hotel-neuschwanstein -
朝食後、ホテルをチェックインしてGiegen(ギーゲン)という街に向かいました。
ここにはドイツで一番最初にぬいぐるみを作ったSteiff(シュタイフ)のミュージアムがあります。ここに来るのは妻のたっての願いで、私の趣味ではございません、念のため。
ちなみにこの会社の創始者が一番最初に作ったのはクマではなく象のぬいぐるみだったそうです。 -
これがミュージアムの建物。近隣には別にアウトレットショップもありますが、お店の中を覗いたらあまり品数は多くなかったです。
ミュージアムの中には、限定のぬいぐるみも売っていました。 -
シュタイフのぬいぐるみ
このメーカーのぬいぐるみはひとつひとつハンドメイドで作られており、毛がモヘヤを使っているものはお値段がけっこうするんです。30cmくらいの大きさのもので100ユーロくらいはします。
合成繊維を使っているぬいぐるみは比較的お値段は安いですが、本来のシュタイフのぬいぐるみっぽくないですね。 -
ギーゲンをあとに、次はディンケルスビュールという街へ。ロマンティック街道沿いの小さな町ですが中世のかわいらしい建物がたくさんあります。この日の宿泊地はローテンブルグですが、小さくて1時間くらいで歩いて回れてしまうというディンケルスビュールに立ち寄りました。
左から2軒目のピンク色の建物はドイチェス・ハウスという有名なホテル。ドイツ・ルネッサンス建築の代表作だそうです。 -
聖ゲオルク大聖堂(カトリック教会)。ゴシック様式とロマネスク様式が混在したハレンキルヒェスタイルというのだそうです。
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街は城壁に囲まれており、人口は1万人あまりだそうです。
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ディンケルスビュールから1時間くらいで今夜の宿泊地、ローテンブルグへ到着。ここもおしゃれな石畳の通りで、中世の建物が立ち並んでいます。
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今回泊まった宿はSpitzwegという朝食付きのホテル。写真はホテルの部屋からの眺めです。
ここはエレベーターが無いので、3階の部屋までスーツケースを持って上がるのが大変でした。 -
ホテル正面。
従業員は常駐していないので、チェックインの際はブザーを押して別の建物から出てくるのを待ちます。チェックインしたら、渡される部屋の鍵は玄関の鍵と共通なので、自分で鍵を開けて出入りします。
朝はオーナーのおじさんが朝食を用意してくれ、チェックアウトの応対もしてくれました。 -
屋根裏部屋みたいなホテルの部屋。
ホテル情報↓
http://www.tripadvisor.com/Hotel_Review-g187319-d620818-Reviews-Hotel_Spitzweg-Rothenburg_ob_der_Tauber_Romantic_Road_Bavaria.html -
ホテル近くの路地。ただの路地なんですが、なんか絵になりますね〜。
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この日の夕食は宿から歩いてすぐのレストランで。ガイドブックがオススメするところではなく、自分達で選んではいりました。たいていのレストランは入口にメニューがでているので、お料理の内容と値段は事前にわかります(但し、メニューは全てドイツ語ですが)。
ここのお店の日替わり(?)メニューには、Spargelと出ていました。これは今が旬の白アスパラガスのことなんですが、このレストランへ行く前に寄った日本人の奥さんがいるお土産物屋さんで白アスパラ料理をすすめられたんです。
パリで自炊していた際にも、マルシェで白アスパラを買って自分で調理したのですが、どうもおいしくできませんでした。白アスパラはグリーンアスパラよりも手間がかかる食材なんですね。
それで、ちゃんとした白アスパラの料理を食べてみたいと思い、このお店に決めたってわけです。
写真は妻が頼んだポークソテーと茹でた白アスパラ。白アスパラはほんのり甘い味付けですが、これがやわらかくてとてもおいしんです。
写真はありませんが、白アスパラのスープもオススメです。ポタージュみたいでやさしい味でした。 -
こちらは私の豚肉いろいろプレート。正式な名前は忘れました。
お肉もいんげんも、ポテトも全部おいしかったです。味付けも変なスパイス使ってないし、日本人の口に合う味でした。 -
これは茹でただけのジャガイモ。黄色くておいしそうな色でしょ。
実際においしいんです。 -
お店の外観です。
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聖ヤコブ教会
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ドイツ4日目。ローテンブルグからフランクフルトへの移動日。
途中、ヴュルツブルグという、やはりロマンティック街道沿いの街に立ち寄り世界遺産の庭園と宮殿のResidenz(レジデンツ)に行ってきました。
館内は撮影禁止なので写真はありませんが、世界最大のフレスコ画(壁に直に描いた絵)は見ごたえあります。 -
レジデンツの庭園。
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聖キリアン大聖堂。11世紀建造(1967年に復元)のロマネスク様式の教会。
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さて、いよいよフランクフルトに到着しました。ドイツはどの都市も清潔感があって好きです。お店の店員さんも皆、丁寧。
写真はレーマー広場。 -
右手の建物はニコライ教会。ゴシック建築のプロテスタント教会。
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旧市庁舎レーマー。
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マイン川はライン川の支流でフランクフルトの中心部を東西に流れています。
この季節はちょうどいい気候で、川岸の散策は気持ちが良かったです。 -
大聖堂。1562年以降、10人のローマ帝国皇帝の載冠式が行われた場所だそうです。
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Ebbelwei Expressというリンゴ酒電車。のんびりと市内を1時間かけてまわってくれますが、あまり見どころの場所を通らないので、時間が余った人向けですね。
大人ひとり6ユーロ。乗り降り自由。 -
リンゴ酒電車にのって運賃を支払うと、車掌さんがリンゴ酒かリンゴジュースのどちらかひとつくれます。
リンゴ酒の場合2種類あって、ひとつは薄めてないもの、もうひとつは水で薄めたもの。最初、薄めてないものを頼んだら、「すごくすっぱいよ」と言われたので薄めたものを貰いました。薄めた方で正解でした。
妻が貰ったリンゴジュースの方もおいしかったです。スナック菓子(プレッツェル)もひとり一袋ずつ貰いました。 -
EUの金融政策を担当する欧州中央銀行本店。
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カタリーナ教会。ここでゲーテが洗礼と堅信礼を受けたそうです。
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5日間に渡るミュンヘンからフランクフルトへ北上する旅も終わりました。レンタカーで移動したので自由にいろいろな街を見て歩くことができました。
ドイツのレンタカーはほとんどがマニュアルシフトだったので、最近はすっかりオートマしか運転していない自分はナビ付きのオートマ車を選びました。そうしたら、こんな大きなクルマを渡されてしまいました。アウトバーンをぶっ飛ばすにはある程度のパワーがある車が必要だと思いますが、街中で運転する場合、特にロマンティック街道沿いの古い町は道路が狭いので、あまり大きな車だと不便です。大きな車だとガソリンもすごい勢いで消費しますし。
ドイツのアウトバーンで自己最高の200キロを出しましたが、何の自慢にもならないと思うので、あまり参考にはしないでください。ちなみに今回レンタルしたのはSixtというレンタカー会社です。他社といろいろ比べて一番安いと思いました。車種は豊富ではありませんが、ドイツ国内にはたくさん営業所があるようです。
http://www.sixt.com/
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