アルメニアに行ってきました。　その2（アルメニア到着・エレバン散策）

2011/04/24 - 2011/05/04

「アルメニアに行ってきました。その１」の続きです。
（４月２５日・月曜日）

月曜日は博物館、美術館と言った見所が軒並み休館している日で
しかもこの日は前日の日曜日がイースターだったので
さらに休みの場所が多いという日でした。。。
そのため？か、イースター関係で今日も礼拝を行っている教会に
何度か遭遇しました。

また前日はオスマントルコによる「虐殺記念日」ということで
国内外からたくさんの人々がエレバンに来ていたそうで
この日に虐殺記念モニュメントに行った人から聞いた話では
前日に捧げられた花々がまだ残っていて
記念式典を写している絵はがきと同じ光景だったとそうです。

エリア エレヴァン(アルメニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 旅工房

宿泊したエンボイホステルです。
エレバン滞在時はずっとここに宿泊しました。

実はこの４travelの口コミを見て、ここを予約しました。

ホームページの他に、ブログ、Facebook、ツィッターでも
情報発信しているホステルです。

エンボイホステル
http://www.envoyhostel.com/

人気宿泊場所ということで予約していきました。
これが正解でした。
一度ここをチェックアウトして郊外へ行き
またここの宿に戻ってきたのですが
予約していたので私は宿泊できましたが
断られていた方もいたと同室の人から聞きました。

エレバンで宿泊したエンボイホステルの朝食。
ちなみに毎日同じ朝食。
コーヒーか紅茶が選べます。

朝８時〜１０時までですが、朝８時に行くと
まだ朝ご飯を出してくれるおばちゃんが来ていないので
８時過ぎに行くのが良さそう。
逆に１０時過ぎてもおばちゃんがいたら出してくれます。

４人部屋です。
１階のシャワールーム前。
男女同室。
でも一応上段は女性、下段は男性と分けているよう？でしたけど
満室の時はおかまいなしでした＾＾；

私は３日間だけ、２月に予約していたので
その３日間分は７０００ＤＡＭでした。
４月から値上がりしたようで
（オンシーズン・オフシーズン料金共に）
４月にＨＰ見たときには値段あがっており、
当然その時予約した日数はその新料金支払いました。

ちなみにここの部屋の窓が
２階への外階段沿いにあるので
窓開けていると階段を歩いている人の足が見えます(；´･ω･)

この部屋は各個人のロッカーがない部屋でした。
他の部屋は自分が南京錠を持っていたら
鍵がかけられる個人ロッカーがある部屋がほとんどのようです。
この部屋も個人ロッカーがある部屋だったら良かったのに。。。

「４人スタンダード」の部屋にしたので
常時満員というわけではない部屋なので
まれにベッド空いてるときありましたけど
人の出入りが多く人気ホステルなので
「４人ベーシック」の部屋でも同じだったと思います。
（値段が５００ＤＡＭだけ違います。）

ホステル近くで。

キティちゃんも国際的に！


ちなみに私がなまはげキティのストラップを小銭入れに
つけていたのですが
ホステルで支払時に
「おお、ローカル！」
と言われました。

キティちゃん人気かなｗ

ホステルから近いオペラ座公園内にあるオープンカフェでビール。
１本６００ＤＡＭ
エレバン市内で公園があるところには、必ずと言って良いほど
飲み物のスタンドやこういったオープンカフェがありました。
（座って飲んでるのは男の人ばっかりだけど・・・）

ちなみにこのオペラ座近くは観光価格なのか
ちょっとはずれた他のオープンカフェのが少し安いようで
もう一回り大きな瓶で同じ６００ＤＡＭでした。
（ただしビールの種類は違いました。それで？）

日本メーカーの冷蔵庫！

もちろん日本メーカーの車、ばんばん走ってました。

バザールです。（シュカNo.1）

シュカNo.1の内部。

八百屋さんとドライフルーツ屋さん、香辛料屋さんが多く
一番奥にはかご屋さんと魚屋さん。
両端の通路沿いは空きスペースが目立ってましたが・・・

ドライフルーツ屋さんは観光客をメインにしているのか
通りかかるとすぐに声をかけ、
かつ声をかけたと同時に試食を切って渡してくれます。
歩けば歩くほどくれるので＞＜逆に困惑。
（二度目行ったとき素早く歩けば渡さないとわかりましたが＾＾；）

なので１件で干し杏を買いました。
一緒にいたイギリス人女性は
「観光地価格だ。（＝高い）」
「（猫がウロウロしていたので）あまり衛生的ではない」
と言うので、それ以上買いませんでしたが、
（私が買うと言ったときもいい顔しなかった＾＾；）
後日スーパーで確認したところ
このシュカの方が少し安いくらいでした。

あと、アルメニアの特産品？である大きめのドライフルーツの中に
他の小さなドライフルーツやナッツをいろいろ詰めているものは
ここが一番種類が多かったです。
ここに来たときには「後で食べないだろうな」と思って
買わなかったのですが
帰国前日になって「やっぱりお土産に・・・」と思い
スーパーや高級ナッツ屋さんをうろつきましたが
１種類くらいしか種類が無く、
結局買わずじまいでした。。。

オペラ座。

かっこいい建物ですが、
近づくと「いかにもコンクリ」だったので
このくらいが一番良い距離？（爆）

毎日何かしら夜に演目が行われているようで
１８時半くらいになると入り口が人であふれていました。
一度くらい何かのオペラを見てみたかったけど
結局入らず。。。

カスケード。

この日、月曜日だったので内部には入れず
ひたすら階段を上りました。

月曜日だからかお水は出ていませんでした。

カスケード頂上？から見たエレバン市街地。

そして先ほどの頂上？から後ろを振り返ると・・・
工事中です(；´･ω･)

先にどう見ても展望台らしきものがあるのですが
そこまで階段が続いていません。。。

昔は続いていたのかな。

というわけで？先ほど見えた展望台まで
住宅街を横目に歩きました。

景色が良い＝一等地ということからか
やたらお金持ちっぽい家々が続いてました。

鳩の糞のにおいがする（苦笑）高架下をくぐりぬけ・・・

展望台真ん中にあった石碑。

そしてこの石碑の横にはもれなくカップルがいました。

ちなみにこの旅行中、
町中で堂々といちゃついているカップルは見かけず、
また町中で手をつないでいる若いカップルもほとんど見かけなかったのですが、
ちょっと繁華街から離れて景色が良い場所に来ると
もれなくいちゃついているカップルをやたら目にしました（笑）
町中の公園ではなく、高台にある公園でも同様。

繁華街じゃなければ良いってものなのか
もしくはこんなところ普通アルメニアの地元民は来ないから
外国人旅行者の目に触れるのは
空気と一緒だから別に関係ないってことかな。

鳩のふんのにおいをくぐり抜け（苦笑）
先ほどの展望台らしき建物を上ると
工事現場も丸見えです（笑）

展望台にある柱

カスケードの下から見えていたのはこれだったのか・・・
と思いつつ近づいてみるとでかい。。。


この後、ここから歩いてナゴルノ・カラバフ大使館へ行きましたが・・・
メッチャ遠かったorz
ホステルでもらった観光地図は、中心地を大きく書いていて
「この距離ならさっき歩いた距離とかわらなぁ」
と思ったのですが、
縮尺が中心地と周辺では違うらしく（デフォルメされている）
それに気がついたのは半分くらい歩いてからorz

マルシュルートカ

超高級ホテル

大通りから地図の指す方向に向かって住宅街へ。

ビルが迫ってきてますが、
首都の中心地にこのようなまだのどかな町が。

で、さっきの古い？小さな家の真横が
このようなきちんと整備された高級住宅街になってました・・・

さきほどの小さな家とは通り一本挟んで真向かいなんですけど
こっちはそびえ立つ壁で小さな家とは全く関わりない様子・・・
かつ、ここの高級住宅街入り口には
ガードマン？のような人がたっていました。

日本でお花見できなかったけど
こちらでたくさんお花見ました♪

日本車はたくさん走っています。
カーディーラーもありました。

エレバン市内あちこちにあるチェーンスーパー「ＳＡＳ」
その読み方もそのまんま
「サス」
で良いようです。

ホステルの近くにもあり、
かなりお世話になりました。

電柱にあった広告。

そしてようやくナゴルノ・カラバフ大使館に到着！
事前に他の方のブログの写真を見ていたのと、
旗がかかっていたのでわかりました。

ちなみにホステルを１３時に出発して
オペラ座→カスケードをまわってから
ここに到着した時間は１４時４５分頃でした。
（なんか自分のメモ書きに書いてありました＾＾；）

門が閉まっており、呼び鈴を見ると
「ご用の方は○○番を押せ」
というようなことが書いてあったので
押すと・・・
アルメニア語？らしき返答があり。

「ビザの申請に来ました〜」と言うと
奥からおじいさん？がでてこられて
身振り手振りで「今日はダメ。明日」と＞＜

ガイドブック付属のロシア語単語を広げつつ
筆談でなんとかわかったことは
今日はイースター翌日の月曜日だから開いていないとか。
ぐは＞＜
（普段は開いているようです・・・）

「明日来い。明日１０時〜開いているから、
　明日おいで。」
と何度も親切に言ってくれてるんですけど
明日はホステルのツアー申し込んでいるので
これない(T_T)

仕方がないので繁華街に戻ることにしました。
オペラ座へ行くマシュルートカがないか
その大使館のおじさんに聞いたのですが
ここからはなく、地下鉄しかないとのこと。


ナゴルノ・カラバフ大使館近く〜地下鉄駅の路線に
マシュルートカ走っていますが
月曜日なので博物館は全部閉まっているし
とくにする予定もないので
なんかないかなぁと
また徒歩で地下鉄へ。。。
これも遠かったorz
地図で見たら余裕で歩ける距離に見えるんだけど
やっぱ観光地図は見所だけデフォルメされてるのね。。。

ちなみに大使館あたりは観光中心地ではないからか
アルファベットによる道路標記はなく、
アルメニア語の道路標記のみ。
中心地は通り名はアルメニア語とアルファベットの両方書いてるんですが
離れるとアルメニア語だけになるので
それもまた地図と照らし合わせに苦戦する一つの要因でした。

写真は途中にあった車修理屋？さん。


ちなみに地下鉄は中心地なら？一律５０ドラムのようですが
お客さんの窓口のおばちゃんに渡している金額が
バラバラに見えたので
（先ほどから使用している）ホステルでもらった地図で
駅を指して切符を買おうとしたら
おばちゃんはアルファベットが読めなかったので＞＜
結局他のお客さんを呼び止めてくれて
どうも私が地下鉄の乗り方・その場所への行き方が
わからないと判断したらしく、
一緒に連れて行ってやってくれと頼んでくれたようで
その方が一緒に乗ってくれました(；´･ω･)
スミマセン＞＜；；；

英語の話せるご夫婦で、旦那さんは日本に旅行に行ったことがあると言ってました。
そしてここでも東日本大震災のことに触れられました。
のうのうと旅行をしている私は本当に申し訳ない限りですが
遠い国である日本のことを気にかけてくださっている方々が
この旅行中本当にたくさんいたので温かい気持ちになりました。

中央広場まで戻ってきました。

中央広場から大聖堂へ行ってみようと
南下していくと、小さな路地にたくさんの人の出入りがあったので
なんだろう？と思って入ってみると
バーサールでした。

衣類・靴・鞄の市場のようです。

歩き疲れた上にのどがカラカラだったので
市場を出た後、すぐに目についた公園にあったカフェへ。

お客は男性しかいないし、
目立つアジア女としてはちょっとためらったのですが
それよりものどの乾きがMAXでした。

キリキリアビールです。
６００ドラム。

先ほどの公園を進んでいくとカフェが増えてきて
さらに賑やかになり、
大聖堂の横まで出てきました。

かなり近代的な建物でした。

入ったときは祈りの最中だったようです。

かなり失礼ですが、司祭さんの祈りが終わってから
こっそり写真を。。。

大聖堂横には小さな遊園地もありました。

大聖堂真向かいにある建物。

この下が地下鉄の駅であり、
この周辺がバスターミナルになっていました。

ちなみにこの建物の（大聖堂から見て）裏手側を
少し南下したところが、
ゴリス行きのバス停でした。

ゴリス行きのバス乗り場だけ少し離れていますが
建物裏手のバスがたくさんいるところで
「ゴリス？」と聞くと
たくさんの人々が「あっちだよ、あっちだよ！」
と親切に教えてくれました。

のどの渇きは癒されましたが、
よく考えると歩きづめでお昼ご飯食べてないしorz

というわけで？夕食です＾＾；

こちらのレストランはmixiの「リダの家コミュ」の口コミで
書かれていたので、近くまで来ているしと思い行ってみました。

先ほどの建物の裏手の通りである「Movses Khorenatsi」通りを
北に進むと右手にあります。
（緑色のスーパーの真向かいです。）

店内です。

まだはやい時間だったからか
お客さんはチラホラ。

地下は厨房で、２階は宴会が出来るところのようでした。

こちらのメニューはテーブルに常時置いてある物でした。
持ち帰りもやっているようです。

きちんとした立派なメニュー表は持ってきてくれます。
外国人だとわかると（見たら速攻わかりますが＾＾；）
写真付き英語メニューを持ってきてくれます。

内容・値段共にどちらのメニューも同じでしたが。

スープとパン。

ビールはさっき飲んだのでグラスワインをチョイス。

スープは中にお米が入っています。
（これはチキンスープだったかな）
これはなんかほっとする味でうれしい〜

ヒンカリと一緒のページに載っていた水餃子のようなもの。

ワイン　　　　　　　６００
パン　　　　　　　　２００
スープ　　　　　　１０００
水餃子のようなもの　７００
　　　　　＋サービス料５％
合計２６３０ドラムです。
１人でこれだけ食べるとおなかいっぱいです！
（１品の量がかなりある）
しかも安い！


ここのご飯おいしかったので
実は後日もう１回来ました（笑）

お土産物屋さんを探そうと
歩行者天国になっている目抜き通り？を歩いていると・・・

オペラ座に到着。
こんなに近いのか！
やっぱり無料観光地図の縮尺は中心地とそれ以外で全く違いすぎる・・・

ちょうど１９時前で
１９時から毎日何かしら上演しているようで
入り口にはものすごい人であふれてました。

オペラ座のチケット売り場。

アルメニアの伝統舞踊とかだったら
観光客である私が見ても興味深いかなと思ったのですが
今日の演目はストーリーのあるもののようだったので
アルメニア語がわからない私には・・・
とやめました（苦笑）

伝統舞踊の日もあるようです。
アルメニアにいる期間中でもあったのですが
（上演日の書いたでっかい看板が
　たくさんオペラ座周辺に掲げてあるので
　わかりやすいです。）
１９時にエレバンには戻ってこれない日だったので
結局オペラ・舞踊は見に行けずじまいでした。

オペラ座周囲の上演演目広告看板。
たっくさんあります！
ホントに毎日しているんだなぁ〜すごい！
だいたい１９時〜のようです。


ちなみに外はメッチャ明るいですけど
夜の７時くらいです。
隣国グルジアと経度同じような気がするのですが
時差があるらしいです。
アルメニアは夏場、サマータイムを導入しているとは言え
朝８時に外へ出ると、朝靄がまだあり、
どっこも開いてないし＞＜しかも道路は閑散としていて
日本で言う朝５時くらいの風景でした・・・
夜は夜で９時くらいまで明るいし。

ホステル近くのスーパー・ＳＡＳに寄って
戻ってきたのが７時半。
まだまだ外は明るいですが
歩き回って疲れていたので
この後はホステルで旅の荷物を出したり
パソコン見たりしていました＾＾；

ホステルの洗濯機は自分では使えません。
フロントに出すと（値段忘れた・・・）洗濯機で洗濯・乾燥して
返ってきます。
しかも６kg単位だったかでかなりの量！
「少量も出来るよ」と言ってくれましたが
自分の靴下だのなんだのを出すのに抵抗があり
利用しませんでした＾＾；
（コインランドリーみたいに自分で洗濯機が使えると思っていました＞＜）

バスタオルも貸してくれます。
５００ドラム
バスタオル持ってきていましたが、
前半エレバンにいる間は借りておこうと借りました。



月曜日は市内観光をしてもほとんどが閉まっているので
しょうがないと気がついたため
今週木曜日に申し込んでいたホステルツアーを
来週月曜日に変更してもらいました。
（ホステルのＨＰには私の申し込んだ内容のツアー開催日が
　月・木になっていたので。）

これがちょっと失敗だったということに
参加日に気がついたのですがorz