徒歩で半日カイロ　～主にイスタンブールの旅１～

2010/09/18 - 2010/09/19

秋の連休に休暇が取れ、もう一度ゆっくり行きたいと思っていたイスタンブールへ出かけました。シルバーウィークの混雑を甘く見ていて手配を始めたのは一月前を過ぎていて直行便はとれませんでしたが、カイロ経由のエジプト航空に滑り込みで間に合いました。
そのため初日にカイロに一泊して、翌日も半日カイロで時間が取れたのでした。カイロの街も十分見たとは言えないところなので、むしろラッキー。半日でしたがカイロを歩き回りました。

＜全体行程＞
１日目　成田→カイロ
２日目　カイロ市内観光　カイロ→イスタンブール
３日目～５日目　イスタンブール滞在
　３日目　市内（エユップ・カーリエ博物館他）
　４日目　日帰りでエディルネへ
　５日目　市内　海峡周辺
６日目　イスタンブール→カイロ→
７日目　→成田

エリア カイロ(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

いざ、エジプトへ。成田空港内でこういう乗り物で移動っていうのがあることを知りませんでした。
カイロの空港では、予約した宿からの迎えを頼んでいたのですが、行き違いがあってドライバーを会えず。仕方なくやや割高ですがタクシーで向かいました（20＄）。９時半くらいに空港を出ましたが、夜のカイロは結構渋滞が激しく、思ったより時間がかかりました。宿に着いたときには１１時近くになっていました。

２日目、半日しかないので時間は大切です。朝食を取ると早速カイロの街へ。前回時間がなくて行けなかったシタデルへ向かいます。宿はタフリール広場に程近い場所。シタデルへは４-５０分というところでしょうか。

ガーマ・イッサイーダ・ゼーナブ。カイロの賑やかな一角にあるモスクで、ムハンマドの孫娘にあたる方をまつっているのだとか。

通勤、通学の人たちで賑やかです。バスはドアを開けたまま。カイロらしい。

何気ないところに歴史ありげなモスクがちらほら。

シタデルに入るには、ぐるっと坂道を周って入らなければなりません。結構時間がかかりました。

見たかったガーマ・ムハンマド・アリー。オスマン朝支配の時代に建てられたトルコ様式のモスクで、堂々としたものです。色は全体的に土色。このへんでエジプトのモスクという感じがします。

中庭をぐるっとめぐる回廊も取るこのモスクそのもの。

内部ではシャンデリアが美しく光っています。ドームの内壁は黒ですね。

モスクを堪能して、外へ。シタデルのテラスからはカイロを一望できました。気持ちいい場所です。

すぐ近くにあったガーマ・イナースィル・ムハマド。

こちらは様式が異なりますね。

シタデルの中には軍事博物館のようなものもありました。庭にもいろいろ展示がされていて、それだけでも中々に面白いです。

時間もそんなにないので、そろそろシタデルをあとに。

次に見たのはガーマ・スルタン・ハサン。かなりの規模のモスクです。

建物に入り、通路を抜けると、

中庭に出ます。これはスケールが大きい！

ミフラーブのある一角。中庭側は全体的にあいてます。壁はありません。ほとんど雨の降らないカイロにあるから、これだけ開放的な構造にできるんでしょうね。

奥にある霊廟（でしょうか）。神秘的な雰囲気。

今度は隣にあるガーマ・リファーイーへ。偉人の眠っている部屋。

内部は相当に大きく、天井も高い、とても広々とした空間。外は暑いので中で寝ている人もいました。そういう実用的な安らぎの場所でもあるのですね。

だんだんお昼に近づいてきました。宿のほうへ戻りつつ、ガーマ・アフマド・イブン・トゥールーンへ。靴のまま入れますが、写真のような布を巻いてくれます。有料。

外の喧騒が嘘のように静かな空間。

寝てます。

モスクの塔へ登ってみます。頼んでないけど案内人がつき、当然のように金を払わされますが。

塔の上からの眺めは素晴らしいです。

カイロの街も一望のもと。

宿へ戻ります。途中の一角。露店がにぎわってます。
宿へ戻ると日本の方がいて、昼食を一緒にとることに。コシャリというエジプト料理を食べました。安くてまあまあ美味いのですが、量を間違えて食べ切れませんでした。

空港へ向かいます。次はいよいよイスタンブールです。
飛行機はかなり遅れ、イスタンブールで空港から地下鉄、トラムに乗って宿についたのは１１時をまわっていました。