2011/05/03 - 2011/05/08
713位(同エリア1795件中)
目黒警部さん
今回の旅の目的地は、7107を数えるフィリピンの島々の中でも、秘境中の秘境といわれるパラワン諸島エルニド。
パラワンは、1,788の島々を所有し、フィリピンで最も豊かな観光資源に恵まれた地域で、国際的にも第一級の価値を持つ風光明媚な所である。
エルニド(El Nido)はエルニド村とその沖合に浮かぶ島々の総称である。
パラワン島の北端に位置し、約50の無人島からなり、そのほとんどが大理石でできた島。
500m級の岩山が海面からそびえ、あちこちに白いパウダーサンドのビーチが広がる。
ココナツ林と熱帯樹が海岸までせまる景観は野趣にあふれている。
エルニドのリゾートは何と言っても1島1リゾートホテル。
フィリピン最大の秘境であり豪華リゾート地である。
きらきら輝くエメラルド色の海、海から突き出した無数のごつごつした島々、そして人影のない島々の間を小さな海燕だけが飛び交う、エルニドを訪れた人はまずその風景に心を奪われることだろう。
17世紀にこの地に足を踏み入れたスペイン人たちも、その神々しい光景に手を触れることさえためらい、「エルニド(海燕の巣)」という名前だけを残して、静かに立ち去ったと伝えられている。
- 旅行の満足度
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2011年5月3日
旅の始まりは、いつものように関西国際空港からである。
18時、すでに3階のセブパシフィック航空のチェックインカウンター前は長蛇の列である。
ほとんどがフィリピン人そして観光目的?の日本人親父たちである。 -
Flight Details
OSAKA ( Kansai International Airport ) to
MANILA ( NAIA Terminal 3 )
Departure: Tuesday, May 3, 2011 , 2040H
Arrival: Tuesday, May 3, 2011 , 2350H
Flight No.: 5J 827 -
Payment Details
Base Fare: JPY 13,299.00
Web Admin Fee Fee: JPY 300.00
Total: JPY 16,249.00
GWのフライトとしては超格安である。
もちろん税チャージ込のマニラ行き片道の値段である。
マニラ発の帰り便はもっと安い。
ネット予約されるときは、往復にて予約しないで片道ずつ別に予約された方が安くなる。 -
フィリピンと日本の時差は1時間である。
携帯の時刻を1時間遅らす。
約4時間のフライトとである、映画を見れない4時間は長い。
格安航空なので前後の座席間隔は、かなり狭い。
難波の高島屋のデパ地下で買ったチラシ寿司そして難波駅の売店で買った大阪名物・蓬莱の豚まんをほうばることにした。 -
食事中、前に座っていた小太りの日本人親父が、目いっぱいシートを倒してきた。
目の前のシートとの間隔は30cmほどになった。
たまらん!
後ろを見ると赤ちゃんを抱いたフィリピーナが座っていた、私はシートを倒すわけにはいかない。
飛行機は大きくなく、左右に3列のシートがあるのみ。
深夜便なので窓際に座っても何もみえない、トイレに行くたびに2名を通路に立たせることになるので、席は通路側の席がいい。
チェックインの際、リクエストされるといいだろう。 -
30分遅れでフライトした、セブパシ 5J 827 便は、定刻にMANILA ( NAIA Terminal 3 ) に到着した。
ジェット気流の関係だろうか、日本から東南アジアへの便は早く着く。
帰り便は、そうはいかないのだが・・・ -
入国審査を終え、エスカレータを降りてきた。
私は、機内持ち込みの手揚げバック1つのみなので預けた荷物を受け取るターンテーブルには、ようはない。
そうそうに出口へ向かう。 -
出口近くに両替所がある。
JPYEN5055の看板(1万円で5055ペソ)の奥には、腕組みした両替所の女性が、待ち構えていた。
ここで今回の旅に使うお金をペソに両替することにした。
両替レートは、もちろんマニラ市街地にあるエドゼン等の両替商のほうがいい。
深夜到着そして明日の早朝には国内線にてパラワン島のプエルトプリンセサへ行きエルニド行きのバスに乗り込む予定である。
両替のタイミングは、今しかなかった。 -
深夜0時前、多くの出迎えの人たちがいた。
ターミナル3は、綺麗な空港ターミナルだ。
床はピカピカである。 -
早々にターミナルの外に出る。
出て右側にタクシー乗り場がある。
手前に白色のメータータクシー乗り場がある。
初乗り35ペソ(最近40ペソにかわりつつある)の普通のメータータクシーである。
さらに奥にイエロータクシーの乗り場がある。 -
深夜一人でのタクシー乗車、私はイエロータクシーを利用する。
空港専用のメータータクシーである。
普通のタクシーよりも、トラブルは少ない。
トラブル時に利用できるタクシーのナンバーなどを控えた紙がカウンターにて渡される。
初乗り料金が、70ペソするのだが、日本円で普通のタクシーとの差は約70円、私は安心を小銭で買うことにしている。 -
イエローメータータクシー
初乗り料金70ペソ、300Mごとに4ペソ。 -
私は日記替わりに旅の思い出として、まめに写真を撮るのだが、乗車タクシーも撮る。
これはナンバー等を後日確認できるためだが、又タクシー運転手へのけん制にもなっている。
メトロマニラは残念ながら、ぶっそうな街である。
ささいな注意は、怠らない方がいい。 -
タクシーに乗り込み、エルミタ!ボリバード・ホテル(Boulevard Mansion Hotel)と告げた。
深夜のマニラの通りは、空いていた。
タクシーは見覚えのある、バクラランの罵声のバー街を通り抜けてロハス通りへと走った。 -
タクシーの運転手が、バクラランのバー街を眺めていた私をバックミラーにて覗き込み、笑った、好きだな、てな ぐあいだろう。
タクシーはロハス通りに入り信号で停車した。
すかさず、路上生活の子供(女の子たち)達がタクシーめがけて走ってくる。
黄色のタクシーは観光客が乗車しているのをよく知っている。
窓の向こうから、お金を要求してくる。
悲しい大都会マニラの現状である。 -
停車中、振り返り(人相悪いですね、いや失敬チャーミングな顔立ちです)あそこのバーはいかん、ミスユニバース(マニラで有名なお持ち帰りできるナイトクラブ)は美人ぞろいと話しかけてきた。
そして行くか?と誘ってくる。
今からホテルへ行く途中なので行くはずないだろうに・・・
きっと連れて行くとマージンが入るのだろう。 -
イエロータクシーは、20分ほどで エルミタの中心、ロハス通りのマニラ湾沿いに建つ Boulevard Mansion Hotel に到着した。
ホテル前にあった住所表示を確かめて降りる。
(住所: 1440 Roxas Boulevard )
メーター料金は、180ペソになっていた。
小銭がない、財布より100ペソ札を2枚取り出すと、運転手がニヤリとした。
そうか・・・この時点で分かった。
おつりはないと言うことを。
もちろん20ペソのおつりは運転手は、持っているだろう。
案の定、20ペソもチップとして渡すことになった。 -
歓楽街エルミタの中心にある、長期滞在型ホテルBoulevard Mansion Hotel 深夜の1階玄関前には、銃を腰に備えたガードマン2名がいた。
セキュリティーは万全の様だ。
エルミタは歓楽街とあって、あまり治安はよくない。
過去発砲事件が繰り返されている。
特に深夜になると、観光客は一人歩きしない方がいい地域である。
不良少年も集団で、観光客を取り囲みポケットに手を入れてくる。
昼間でも日本人だとわかると、日本語で俺はやくざだと言い、金をせびる輩もいる。 -
フロントにてチェックイン
Agoda.com にて予約していたバウチャーを提出。
ちなみに、1泊朝食なしにてクレジットカード請求額: JPY 3,870.00 (USD 46.25) (獲得ポイント数: 925) である。
フロント嬢は、日本人だとわかるとツナミは大丈夫でした?
と心配そうに話しかけてきてくれた。
大阪は大丈夫でしたと答える。
出会ったほとんどのフィリピン人が、日本のことを心配してくれていた。
感謝。 -
フロントの奥にあるセーフティーボックス(貸金庫)。
室内には、セーフティボックスはないので貴重品はフロントで預けるのがいいだろう。
金庫の上の時計を見ると、午前 0時15分になっていた。
日付けが変わり5月4日である。 -
ボーイさんに荷物を持っていただき、エレベーターに乗る。
前には子供ずれの、フィリピン人家族がいる。 -
7階ぐらいだったろうか、部屋へと案内される。
-
部屋タイプは、 Studio Standard を予約したのだが、 室内は長期滞在型のホテルなので広い。
-
一人では、十分なスペースである。
-
若干古さは感じさせるが、清潔である。
-
ミニキッチン部屋もある。
食器にフォークにスプーンなども備え付けている。 -
トイレ・バスルーム
アメニティーは用意されていない。 -
バスタブはない、シャワーのみだがお湯がでるので問題ない。
明日は早いので寝るか? (嘘)
寝るはずはない、エルミタの中心に宿をわざわざとったのだから、深夜のパトロ〜ルに行かねば・・・(笑)
もしかのときに、とられてもいいお金(飲み代)のみジーパンのポケットに突っ込む。
ということで深夜のエルミタの写真はない。
狙ってくださいと言わんばかりに深夜のエルミタでデジカメを撮るほど、あほ ではない。 -
5月4日 早朝
ホテルの窓からエルミタの高級ホテルダイヤモンドホテルが見える。
深夜のダイヤモンドホテルはネオンにて美しく輝いていた。 -
下を眺めるとトタン屋根の飲食店にバーなどの店が無数に見える。
-
右側には、ロハス大通りそしてマニラ湾が見える。
天気は曇り。
気温は朝から夏日だが汗ばむまでは、いかない。 -
Boulevard Mansion Hotel 正面玄関。
朝の6時過ぎにチェックアウト。 -
ロハス通りの一つ手前のホテル前の通り、6時過ぎの朝から人通りがある。
-
ジープニーも走っている。
眠らない街・エルミタ。 -
通りにて流しのタクシーを捕まえ、エアポート!オールド・ドメステックターミナルと告げた。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- josanさん 2011/05/15 11:48:27
- 今日はマニラの危険地区の巡回ご苦労様です。
- 今日は目黒警部さん、空港を出た途端から、緊張感が漂うマニラは
聞きしに勝る様ですね、タクシー移動も夜はマジ怖いですね。(汗)
タイはこれ程酷くは有りませんが、外国では注意は怠らない方が良い
ですね!。(マジ)
これでは夜遊びより早く、地方の綺麗な島に行きたくなりますねー、
しかしデジカメがヤバイとは驚きです。(笑)
目黒警部さん続きの素敵な島への旅行記、お待ちして居まーす。(祝)
ウドンよりJOSAN。
- 目黒警部さん からの返信 2011/05/15 18:51:34
- RE: 今日はマニラの危険地区の巡回ご苦労様です。
- JOSANさん
メトロマニラは、刺激的な街です。
エルミタの深夜、一人でデジカメを撮って散策すると観光客とすぐにわかりますので、間違いなくターゲットになるでしょう。
貧困層の多いフィリピンの諸悪の根源は、這い出せない貧しさなのでしょう。
ただ治安が悪いのは、マニラ等の都市部のみにて、大半の田舎町はおおらかにてのんびりとしていました。
ではエルニドの美しい景色を今後、お楽しみください。
-
- 熟年ドラゴンさん 2011/05/14 10:52:42
- 警部殿お帰りなさい。
- エルニド行かれたのですね。これからの旅行記楽しみにしています。
エルニドならぬエルミタのパトロールはベイカフェあたりでしょうか?
熟年ドラゴン
- 目黒警部さん からの返信 2011/05/15 18:41:56
- RE: 警部殿お帰りなさい。
- エルニドの海は、よかったですよ。
ダイバーの熟年ドラゴン さんにもオススメです。
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