2011/05/09 - 2011/05/09
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にゃんこ姫さん
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「東日本大震災」の余震が続いておりますが、
こちら東京近郊では、どうやら頻度が少なくなって
きました。
そこで、日本経済の活性化を側面から支援すべく、
GWの連休が終わって、観光客が落ち込んだ
所へ出かけてみることにしました。
といっても、オットの休みがとれないので、
近場への日帰りです。
「龍王峡」では、気ままな散歩のつもりでしたが、
岩がゴロゴロ、木の根が張り出していたり、と、
思ったより険しい山道で、
ハイキング・コースに設定されていました。
※PCが立ち上がらなかったり、頻繁に
フリーズしたり、ダウンしたり、と、何度も
中断しています。
果たして、この旅行記、無事に完成するのでしょうか??
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- その他
-
野岩(やがん)鉄道・会津鬼怒川線「龍王峡」駅下車。
東武線の「鬼怒川温泉」駅から、3つ目です。
(日中は、1時間に1本くらい。)
とっても小さな駅で、エレベーターもエスカレーターもない
急な階段を上って外に出ます。 -
駅前広場。
正面の塔は、龍王峡のシンボル・
モニュメントです。
鬼怒川をはさんだ峡谷の形をモチーフに
しているそうです。 -
「五龍王神社」へ通じる鳥居。
この道から龍王峡へと向かいます。 -
鳥居への道に、自然の木をくり抜いた
ような小さなお堂が。 -
中には小さな観音像が。
「龍王観音」とか。
フラッシュをたくのを遠慮したので、
見えにくいのですが。 -
鳥居のそばの八重桜の木。
-
花盛りです。
桜とはまた違った優美さで、これも
いいですね。 -
歩き出してまもなく「虹見の滝」が
あります。
名前の通り、滝の下のほうに虹が見えましたが、
写真には写りませんでした。
滝の向こうに見えるのが「虹見橋」です。 -
木が茂っているので、正面からだと逆に
滝が見えにくくなります。 -
滝の傍らにある「五龍王神社」。
これも小さくて可愛らしい神社です。 -
神社の説明。
「お願い事は言葉に出して参拝して
下さい」
とのことですが、そばのベンチで休んでいる
人もいたし、ちょっとね〜。 -
木々の間から、鬼怒川の流れが
見下ろせます。
青緑色というのでしょうか。
神秘的な美しい色をしています。 -
瀬があったり・・・。
-
急流や淵があったり、と、起伏に
富んだ景色です。
蛇行したその流れが、まるで龍がのたうつ姿のような
迫力なので、「龍王峡」と名づけられました。 -
むか〜し、ここを歩いた時には、なんの
説明もありませんでしたが、今では
こんな表示板が随所にあったり、駅で
わかりやすい「龍王峡ハイキングMAP」を
くれたり、と、観光地として整備されて
います。 -
「やしおつつじ」。
県内いたるところで見られ、
栃木県の県花に指定されています。
これは「アカヤシオ」で、他に白や
紫などの花を咲かせる種類もあります。 -
「竪琴(たてごと)の滝」です。
落差が少なく、竪琴の弦のように
清らかな水が、幾筋にも分かれて
流れ落ちています。 -
先ほどの「虹見の滝」とは違った
風情で、優しい雰囲気の滝です。 -
ははぁ、「自然研究路」ですか。
その下に「ハチに注意」だって!
こんな自然の中ですから、ハチも
いるでしょうね。 -
このあたりでは、ほとんど人に
会いませんでした。
月曜日だからでしょうか?
静かで、シジュウカラなどの野鳥の
声だけが聞こえます。 -
「龍王峡」は、その地質から3つの
部分に分かれます。
このへんは『白龍峡』と呼ばれています。 -
両岸の岩石が白色をしています。
-
ほら、ねっ!
-
「流紋岩の割れ目」。
対岸の岩石の途中に、川に平行した
長い割れ目が見られます。
これを「板状の割れ目」といい、火山から
流れ出した熔岩が急に冷えて収縮したり、
海底から隆起した時の運動によって
できたりしたものです。
鬼怒川温泉や川治温泉では、こうした割れ目から
温泉が湧き出ている所もあります。 -
遙か下に鬼怒川の流れを見ながら、
上流へと歩いています。 -
こんな葉っぱがたくさんあり、
何かなあ、と思っていたら、
「水芭蕉群生地」だそうです。
もっとたくさん生えている場所も
ありました。
花が咲くのは7月上旬だそうで、
今は緑一色です。 -
「むささび橋」の標識がありました。
出発点から「むささび橋」まで約2km、
往復でおよそ1時間のコースだそうですが、
あちこちで立ち止まって、のんびり風景を
眺めたり、写真を撮ったりしていたので、
ここまでで、すでに1時間近くを費やして
います。
いいんです。
べつに時間を競っているわけではないし、ね。 -
「むささび橋」が見えてきました。
足元の地面は、こんな具合です。 -
橋のたもとにある「むささび茶屋」。
ここまで歩いてきて、唯一のお休み処
です。 -
店先にあった色紙。
「元ジャイアンツ」の「水野」「宮本」「橋本」
の各選手のサインです。
「2005.10.24」ですって。 -
色紙の下には、「当店自慢のみそおでん」の
宣伝。 (笑)
「TVでも紹介された」と書いてあって、
好奇心にかられました。
で、誘惑に負けて(?)注文して
しまいました。(笑) -
甘辛い味噌味が、なかなかイケます。
1皿300円なら、まあ、妥当かな。
缶ビールの400円のほうが高めかと
いう気がしましたが、かきピーのおつまみ付きで、
こんな場所柄だから、悪くはないか。
あんまり飲むと歩けなくなりそうなので、
オットと2人でシェアしました。
一応、灰皿もあるので、タバコが
手放せない人は、ここで吸っておいたほうが
いいかも。
ハイキング・コースでは、吸えません。
茶屋のそばに、トイレもあります。 -
「むささび橋」は、吊り橋です。
ここは「龍王峡」でもっとも眺めの
いい場所だそうです。 -
橋の上から見た上流の景観。
たしかに、眺望絶佳という印象です。 -
この付近の青っぽい色の岩は、凝灰岩
です。
岩石は、その成因によって火成岩・変成岩・
堆積岩の3種類に分類されています。
凝灰岩は、火山爆発の時の火山灰などが
堆積してできたので、堆積岩に入ります。
これに対して下流の流紋岩や上流に見られる
安山岩は、火山活動の時の噴出物(マグマ)が
固まってできたので、火山岩に入ります。
(立て札の「岩の分類」の説明より)
このあたりは『青龍峡』と呼ばれます。 -
「むささび橋」を渡って、少し下流に
向けて歩いた道ばたに咲いていた
野生のすみれ。
このまま駅まで戻るのも、なんとなく
物足りないので、もう少し上流まで
歩いてみることにして、引き返します。
でも、こちら側からは上流に行く道が
ないことが判って、ふたたび橋を
渡って、「むささび茶屋」のところまで
戻る羽目になりました。 -
気を取り直して、さらに上流を目指します。
木々の緑と清流の碧(みどり)の調和が
絶妙です。
大自然の奇跡。 -
しばらく行くと、「大観」という
立て札が。
大観は、全国観光地百選の渓谷の部で
第5位に輝く絶景とのことです。 -
かなり荒々しい景色です。
「むささび橋」から見たのと
同じ川とは思われないほど。 -
波しぶきの繊細な動きは、
一幅の日本画を見ているようです。 -
緑色をした崖は、「大谷緑色凝灰岩(だいやりょくしょく
ぎょうかいがん)」。
今から約2200万年前の海底火山の爆発で、流紋岩が
噴出した時の火山灰が堆積してできたものです。
何回もの火山活動による噴出物が重なったため、
その厚さは数百メートルにもなっています。
この岩は、宇都宮の大谷でとれる大谷石(おおやいし)
と同質のものです。
大谷石は石塀や石壁などの建築材料として有名です。
この色のせいで、この付近は「青龍峡」と呼ばれています。
(「大谷緑色凝灰岩」の説明板より。) -
「五光岩」。
目の下の河床に見られる直径10m
くらいの大きい岩塊。
写真ではよく見えませんが、丸い岩の
下部は流水の浸食で、アーチ形にえぐられています。
かつては穴の中にたまった水が天候の状態などで
五色の光に変化して見えたとのことですが、現在では
見られないそうです。 -
道沿いの岩が、柱のような層を成している
場所がありました。
「柱状節理」といって、地球内部のマグマが
上昇してきて、地下の浅いところで冷却され、
固まる時に収縮してできたものだそうです。
北陸の「東尋坊」の崖にも、同じ地層が
見られます。 -
歩いていると、いろいろな草花を見かけますが、
こんな小さな白い花も咲いていました。
ちょっと「馬酔木(あしび)」にも似ていますが、
名前がわかりません。 -
「兎(と)はね」です。
河床が幅4mくらいしかなくて、ウサギでも
跳ねて渡れそうだという意味です。(笑)
このあたりが緑色凝灰岩の分布する『青龍峡』の
最上流になります。 -
対岸の安山岩に穴があいています。
「かめ穴」(おう穴、大釜とも)と呼ばれて
います。
(一番右の岩の水面近くです。
わかりますでしょうか?)
昔、ここがまだ河底だった頃、岩の
柔らかい部分が水や石によって浸食されて
できた穴です。 -
『紫龍峡』に入ってきました。
岩(安山岩)の色が緑紫色をしています。
これも火山岩の一種で、約2200万年前(!)
の海底火山の活動により、最初に流出した
ものです。
この付近で一番古い地層であると考えられます。 -
こんな急流があるかと思えば・・・。
-
静かな流れになったり・・・。
千変万化というのでしょうか。 -
ずいぶん歩いたつもりだったのに、
たったこれだけ!?
ずっと上流には「川治温泉」がありますが、
「5.5km」って!?
うわあぁ! -
地図によると、ここが「白岩バス停の分岐点」
らしいですね。
いわゆる「龍王峡」は、ここまでのようですので、
ともかくも、バス停まで行ってみることに
します。
この時間にバスがあるか、不安ですが・・・。 -
この美しい清流ともお別れです。
-
ところが・・・!
ここから延々と上り坂が続いて、
行けども行けども、道路にたどり
つけません。 -
いいかげん足が疲れるので、途中で見つけた
花を撮ったりして、道草を食っています。 -
これは、野生の蘭の一種でしょうか。
-
山吹は、たくさん咲いていました。
-
鬼怒川は、すでに遙か下のほうになって、
木に隠れて見えなくなりました。
それでも、まだ上りが続いています。 -
ようやく平らな所に出ました。
でも、まだ登りきってはいなかったのです。
結局、この部分の道が一番つらかったかも
・・・。 -
山吹がきれいですが、早くバス停に
着きたいよ〜! -
「白岩」バス停到着っ!!
少し先に着いていたオットが、
道路を渡って時刻表を確認していました。
なんと、
「あと2分でバスが来る。」
って!?
お〜、ラッキー!
もしバスがすぐになかったら、
どうなったことやら・・・。
「龍王峡駅」まで歩いて戻る元気は
皆無だし、ここで待つにしても、
喫茶店はおろか、ベンチひとつない
のですから。 -
幸い、ほぼ時刻通りにバスが来たので、
さっそく乗り込んで、ほっとひと息。
車窓から見た八重桜が、なんときれいに
見えたことか・・・。
このまま「鬼怒川温泉」駅まで乗って
行くことにしました。
ーつづくー
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