2010/08/29 - 2010/09/02
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りゅーちんさん
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ブログを移転し、こちら↓に日記の改訂版ございますので、
ぜひご覧ください。
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ブルガリア編です。
東欧を概して語れるほど東欧を詳しくないし、決め付けてしまうことは出来ないですが、
それでもブルガリアは(おそらく)他の東欧の国のように、共産主義が崩れて20年そこそこで、
ところどころに共産主義の残り香が見え隠れし、それを覆そうと、町のいたるところにTHE資本主義とも言うべき商品のどでかい看板、広告がある。
このことは前回のギリシャとは決定的に違うことでした。
そしてギリシャではとりあえず先に進んでおかなきゃというある種の小さい尚早観念に駆られていたように思うが、
ブルガリアでは少し気持ちも落ち着き、現地の人たち、他国の旅人たち、もちろん日本人の旅人たちとたくさん出会い、
よく喋った気がした。
31日には日本の友人天川さんとソフィアの寺院前で待ち合わせを試みました。
ブルガリアでの目標は、
世界遺産、初カジノ、初ドミトリーでした。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩
-
ギリシャ後半には少しずつギリシャ文字も読めるようになっていたが、
イミグレを過ぎた瞬間、急に車窓からまたもや見慣れぬ文字の看板が。
これがキリル文字か。
こんなに空が鉛色で、肌寒い状況で、
ドストエフスキーを読むのにぴったりだ。
そんなこんなでソフィア駅に到着。
中に一歩入ったとき、人々の顔のつくりが明らかに異なっているのが分かった。
色は予想外に浅黒く、目鼻立ちも特にくっきりしているという印象は受けない。
イメージとは違ったが、だからといって俺が市内に行きたいことを防ぐ要因には一切ならない。
半地下のようなうらぶれた場所で少量のユーロをレバに両替し、
まずは路面電車に乗ろうとさまよっていると、日本人男女二人に会った。
男のほうは、よく海外で逗留などをして放浪している人にいがちな身なりだ。
最初恋人か何かかと思ったが、
「すいません。歩き方見せてもらえます?」と言われる。 -
ガタガタの路面電車に揺られ、違うところで降りてしまった。
外の空気は涼しく、秋の訪れすらうっすら感じる。
そこから少し歩き、目印となる聖ネデリャ教会を発見。
近くのマックの隣にあるインターネットホステルソフィアに投宿。
シングル25ユーロ。 -
歩き方に載っているレストラン、トロップスカシュタでランチ。
これで4.37レバ。(約220円)
店員さんも英語こそ話せなかったが、俺が指差しで「これ何?」と聞くと、
店員さんはめんどくさがらずに壁にある表のひとつを指差し、値段はこれねといった感じ。
正直旨くはなかったが、応対が優しかったから記憶に残っている。
ちなみにこれだけを全部食べるのもこの時期の俺には結構きついのだ。 -
ソフィアの中心部は、本当に首都かというくらい小さい。
さっきのレストランは聖ネデリャ教会の裏手すぐだし、
レストランの前の建物は大統領官邸で守衛も二人ちゃんといた。
その官邸の前にある美術館にこれまた学割を使って入場。
これはそのとき見た絵。
30年後のベッキーに見えるのは俺だけか? -
窓も含めての作品だと思う。
かんかん照りよりも曇り空である。 -
ネデリャ教会の前のレストランで、駅であった日本人二人組に会う。(そりゃ会うよな。)
特にすることもなかったのでお喋りタイム。
女性はなんと自分の大学のOGさん!
祈りの意味を求めてヨーロッパを半年ほど周遊している途中だという。
男性のほうはたっちゃん。
旅好きで、日本で働いては旅に出ているらしい。
どちらも自分より8つほど年上だ。
この二人はソフィア行きの電車(多分俺のと同じだ)でたまたま乗り合わせたらしく、
もう一度言うがカップルではない。
ちなみにOGさんの彼氏さんはこの後行くクロアチアのドブロブニクで落ち合うらしい。
自分が駅で2人に会ってから今までの時間にこれこれこれのとこに行ってこれこれこれを見て・・というと、脱帽していました。
やっぱ俺歩くの速いのか。。
ここから俺は付け焼刃の知識でソフィアの俄かガイドに命ぜられ、
ソフィアを更に歩く。 -
広告がデカイ。
映画『グッバイレーニン』を髣髴とさせる雰囲気だ。 -
ネデリャ教会で結婚式に遭遇。
-
OGさんはアマチュアのカメラマンで、デジイチでカシャカシャとまめに撮っていた。
-
ブルガリア最大で最も美しいアレクサンダルネフスキー寺院。
実はここで友人天川さんと待ち合わせることになっている。 -
壁2面を使い、1面のように見せる広告。
うまいなぁ。 -
その二人。
一緒にご飯を食べ、イツカの再会を願いまた。 -
次の日、同じ宿にまた別の日本人二人が泊まっていたことに気付く。
ノブさんとキコさん。 またもやカップルではない。(日本人はカップルで旅をしてはいけないのだろうか。)
どちらもヨーロッパを周っているらしい。
この日の夕方に一緒にハンガリーに向かうという。
それまでは暇だということで、ちょっと行ったところにある世界遺産、ボヤナ教会に行くことに。
その前に最初のうちにシングルばかり泊まっていたので、お金が異様なスピードでなくなっていた。
そこで、宿を近くのホステルソフィアに変更。
初のドミトリー(男女混合)。20レバ。 -
路面電車。
共産主義だった反動が、現在の資本主義の原動力になっているように感じる。 -
ホステルソフィアにて朝食。
俺と同じデロンギのエスプレッソマシーンが置いてあった。
管理人のおじさんは表情はむすっとしているが、話すと面白いし、
何より不器用な優しさが嬉しかった。
同じ宿にはカリフォルニアから来たおばあちゃんと3人組のフランス人女性がいた。
3人組に「ブルガリアでどこがおすすめ?」と尋ねると、
「ヴェリコタルノヴォがオススメよ。あそこのハイカーズホステルがもう最高!!」とのことだったので、行ってみることに決定。
ずばりこれが個人旅行のよさなのである。
いつだって自由なんだ。
それにしても蚊が多くて気になった。 -
同日、小雨。
11時半にネフスキー寺院前にて待ち合わせ。
この旅初の雨は次第に強まり、気付けば12時になるも、天川さんは来ない。
試しに国際電話を試みるが、ブルガリア語の機械オペレーションのため断念。
その時、寺院の裏から、ガラガラを引きずる東洋人らしき人物が。
ようやく会えました。
天川さん曰く、ブルガリアの空港からここに来るタクシーですでにボられたと嘆いてました。 (20ユーロやったかな。)
まぁ何はともあれ、
この日はリラの修道院に行くため、アフトガーラオフチャクペルというバスターミナルに行くが、
僧院直通はすでになく、リラ村行きもあったが、ブラゴエフグラッド(かっこいい名だ)経由のほうが接続上早そうだったのでそっちにした。
整った道路をひた走り、まずはブラゴエフグラッドに。
歩いて近郊用のバスターミナルに行く。ほとんどがローカルばかりだったが、日本人女性二人組もいた。
そこから再び少し整った道路を走り、
バスの頭上にぶどうの木が生い茂る民家の間をかいくぐる。
ふと民家を見ると、窓辺ににんにくと唐辛子を交互にくくりつけた一回り二周りほど大き目の首飾りが飾ってある。
お守りか魔よけみたいなものだろうか。
バスは次第に整っていないガタガタの道路を走ってリラ村に到着。
僧院の宿に泊まろうと思ったのだが、残念ながらやはり僧院行きバスはなく、
仕方なく村で目立っていたホテル、オルビタにする。 -
ツインルーム。一人18レバ。(朝食付き)
村を少し徘徊するが、山間にあるごく普通の小さな村という感じで、
とても僧院の観光の拠点と言えるような様相ではない。
目に付くのは子どもと年配者ばかりだ。
坂道が多く、鶏が目の前の道路を横断している。
そしてなぜか道路に遊戯王のカードが落ちていたw
昼飯のピザと(ブルガリアと言えば)ヨーグルトを買って宿へ。
宿を少し探検するが、俺ら意外に客がいる気配はなく、ひっそりしている。
幽霊が出るには丁度良い条件のホテルだ。(さすがに出なかった)
翌朝、朝飯よりも早くバスが出るため、夏木マリ似のオーナーにチェックアウトをしてもらおうとすると、
オーナーのおそらく母であろうお婆さんに、バターとイチゴジャムを塗りたくって挟んだトーストをティッシュにくるんでポケットに入れてくれた。
そして始発のバスで僧院に行く。
思いのほかバスは満席になり、
山道を揺られて到着。
外に出ると息が白い。 ずいぶんと高いところまで来たもんだな。
中に入ると、さっきの乗客はおもいおもいに散っていき、鍵のかかった木戸を開けて土産屋を開ける。
「来るのが早すぎたな。」と天川さん。
そこから帰りのバスまでの間、
しこたま十分に僧院を観光した。 -
-
レストランリラでレインボートラウトを食す。
これはうまい。
特別の味付けもしていないのだが、妙に冷え切った体にうまみが染み渡った。
帰りのバスまでここで過ごし、直接ソフィアへ。
それからすぐに(例の)ヴェリコタルノヴォ行きのバスに乗る。
もうすでに天川さんとの会話もなくなってきていたが、
流れる車窓が段々と暗くなってきたとき天川さんが、
「もし何の目印もないこのだだっ広い平原に一人取り残されたらどうする?」と言われた。
ぎりぎりかろうじて外の景色が分かるほどの暗さだったので、その状況を想像したとき、
何か世界の終末に放り出された気分になった。
こんなことしかすることがないのだ。 -
ヴェリコタルノヴォに到着。
ブルガリアでも人気の観光地らしく、なるほどどうりでお店もいっぱいあって発展している。
フランス人オススメのハイカーズホステルにとりあえず行って荷物を置く(これが遠かった。しかも坂がきつい。)。
そこそこテンション高めの女性オーナーにおいしいレストランを聞いて、再び坂を下って晩飯を食べる。
また坂を登って宿に戻る。
ガチャガチャの石畳がさらに疲労となってふりかかる。 -
宿に戻ると、いつのまにか宿泊ゲスト全員で酒盛りをやっていたので参加することに。
ラキヤというスモモの自家製蒸留酒を飲んだ。
度数が40%ほどだったので、すぐにポカポカだ。
三重県民なので酒に弱いのはある意味当然だと自分を納得させることにしている。
ブルガリア、日本、フランス、カナダの多国籍な宴会は楽しかった。
ここで教えてもらったことは、
フランス人はアニメオタクだということ。
日本人は概して酒に弱いということ。
そしてトロントからイエローナイフまで車で行くことはファックだということだ。 -
10ユーロの快適なドミから跳ね起き、
バス出発まで町を歩く。
サモヴォドスカタチャルシャという職人市場や、ツァレヴェッツの丘という高台にある教会に行った。 -
高台からの眺め。
-
ソフィアのフランス人のオススメ通りに俺もオススメする。
ハイカーズホステル。 -
国境の町ルセ経由で、一路ルーマニアの首都ブカレストへ。
ブルガリアとルーマニアの国境は美しく青きドナウで隔てられているはずが、
実際は、『ひどく汚く茶色きドナウ』だった。
下流だからしょうがないよな。
ルーマニア編へ続く。
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